サウスパーク(South Park)のネタバレ解説・考察まとめ

『サウスパーク』とは、アメリカで制作され、コメディ・セントラルなどのメディアで主に放送されているコメディ中心のストップモーション・アニメ、またはその舞台作品。アメリカ合衆国コロラド州に所在する架空の町・サウスパークを舞台とし、主人公の少年4人組やその周辺人物が騒動を巻き起こす、または騒動に巻き込まれる様子を通じて、様々な社会情勢を痛烈に風刺する内容となっている。過激な描写も多く、日本ではR18作品に指定されている。トレイ・パーカーとマット・ストーンの2名で原作から制作までほぼ全てを手掛けている。

本名はケネス・マコーミックだが、作中では基本的にケニーと呼ばれている。
常にオレンジのフードで頭と顔を覆っているので容姿を確認することが難しく、口元も覆われていて何を言っているのか聞き取りづらいが、下品な言葉や過激な発言をしていることが多い。
問題発言が多い者同士だからか、比較的にカートマンと仲が良いようで、馬が合う様子がたびたび描かれている。
映画版では一度素顔を見せたことがあり、その時には彼の金髪碧眼の美形な素顔が描かれた。
アルコールに入り浸る父や母・兄・妹らとサウスパークのスラム街にある極貧家庭で育つが、ハングリー精神旺盛なため自費で海外留学するなどの凄まじい行動力を見せることがある。
テレビで「金のためなら何でもする小学生」と紹介されたこともあり、またパソコンやロボットなどのハイテク機器を持っていてお金の使いどころが変なところも。
また貧乏ながら多趣味で流行にも敏感なため、そのためにお金を工面して買ったものや手に入れたものを存分に楽しむ。
それ故に猫の尿を顔に浴びて幻覚をみる行為に熱中したりするなど、重度の中毒症状になりやすい。
彼の特徴は「よく死ぬ」ことであり、放送初期はケニーが死んでから「なんてこった!ケニーが殺されちゃった!」「この人でなしー!」とスタンやカイルが言うのがお決まりだった。
しかし次回には何事もなかったかのようにケニーが復帰しているので、いつしか公式でも彼の死をネタに笑いを取るエピソードも作られるようになる。
ただし一時期本当に病で亡くなり、その死が言及されたり遺灰として登場したものの、しばらく出番が無かった。
この不死の能力には謎が多いものの、仕組みとしてはケニーが死ぬと彼の母が「新たなケニー」を産み落とし、そのケニーは瞬時に記憶と身体が元通りになる。
ケニーは死んだ事実を覚えているが理由は忘れており、またケニーの死を目撃した人々から「ケニーの死んだ記憶」は消えるため、自分の死を認知してもらうべくケニーが死に続ける回もある。
最近は他の同級生であるバターズの出番が増えたことで、主人公4人組の1人だが準レギュラー的に扱われつつある。
ヒーローごっこ時の名前は「ミステリオン」、普段と同じく素顔を見せないが口元が覆われていないので何を言っているかは聞き取りやすい。
またゲームでは「プリンセス・ケニー」として登場することもあり、その時にはお姫様のような姿で現れる。

スタン・マーシュの家族

左からスタン、父のランディ、母のシャロン、姉のシェリー

ランディ・マーシュ

スタンの父で、典型的なアホ親父。
スタンとは違って諸問題を起こしがちで、最近のエピソードでは積極的に問題を起こすトラブルメーカー。
職業は地質学者で博士号を持っており、アメリカ地質調査所の非常勤職員としても勤務している。
歌手・警備員・調理士や最近では大麻農場の経営などで家計を支えている。
芸達者で数々の特技があり、またかつてヒッピーだった事もあってマリファナには特に詳しい。
政治的には左派・リベラルな言動が多く、町で政治的な衝突が起こるときは左派の旗振り役になることが多い。
ジンボとは異母兄弟にあたり、妻のシャロンとは子供の頃からの付き合いで若い頃は一緒にヒッピーをしていた。

シャロン・マーシュ

スタンの母親で、作中では「最高の美乳」の持ち主という設定でもある。
基本的に常識人なのでマーシュ家では理性的な振る舞いをしている。
日中は形成外科の受付をしているため、両親が共働きで日中にいないスタンの家が子供たちの遊び場になりがちである。
なお初期はキャロルという名前だったが、後にシャロンに変更され、キャロルという名前はケニーの母であるマコーミック夫人が受け継いだ。

シェリー・マーシュ

歯に巨大なヘッドギア型の矯正器をつけたスタンの姉。
スタンに暴力を振るったりひどい扱いをする姉で、スタンのことは嫌っているが、一方で彼が本当に困っている時には助けてくれるという中途半端な優しさを持つ。
ラブコメドラマを観るのが日課で、スタンらがテレビを見ているとチャンネルを奪うために殴る蹴るの暴行を加えたりする。
生理時は、家中が血で染まるほどの月経血が出る。

カイル・プロブロフスキーの家族

左からカイル、父のジェラルド、母のシーラ

ジェラルド・プロブロフスキー

カイル・アイクの父親で、鈎鼻にキッパーとステレオタイプなユダヤ人像の男性。
毛深く胸毛に禿げ頭の男性で、ユダヤ人らしく金儲けに目が無かったり、インテリ故の傲慢さで、しばしば暴走しがち。
ユダヤ教徒として息子達を立派なユダヤ人にしたいと考えているが、妻のシーラが教育で暴走しがちだが一方で相対的な価値観をもってカイルらに理解を示すことが多い。
スタンの父・ランディとは息子達と同様に幼少時からの親友である。
ケニーの父・スチュワートとも親友だったが大学時代に疎遠となった後、お互いの経済的な格差が理由で避け合っていた。

シーラ・プロブロフスキー

カイルの母親で典型的なアメリカ人クレーマー。
躾に厳しく教育や差別問題などに熱心だが、結構自己満足的な面が強く迷惑になることが多い。
映画版サウスパークでは、アメリカとカナダが戦争するが発端は彼女のクレーム(カナダ出身のコメディアン『テレンス&フィリップ』が教育に悪いのでカナダにクレームをつけた)が原因。

アイク・プロブロフスキー

女装してパフォーマンスする、カイルの弟・アイク

カイルの弟だが、カナダ人でブロフロフスキー家では養子として育てられている。
出生時の本名はピーター・ギンツで、一度カナダから実の両親が迎えに来たが、カイルが取り返しに行って一緒にサウスパークへ帰った。
初期は兄のカイルに蹴っ飛ばされる描写など暴力的な扱いをされていたが、回を追うごとにそれは無くなっていった。
ある程度の言葉を話すのは年相応だが、イスラエル問題に関するニュースを見たり、幼稚園の先生と駆け落ちしようとしたりする。
他にもソマリアで海賊になったり、死んだ有名人の霊が見えたりと色々と特殊な子供。

エリック・カートマンの家族

エリック・カートマンの母リアン(右)

リアン・カートマン

カートマンの母親で、息子とは違っておっとりした女性。
しかしポルノに出演したりする尻軽で、サウスパークの住人は男も女もほとんどが彼女と経験があると言われていたりする。
息子を甘やかすことが多いが時に厳しくしつけることもある、ただし大抵は結局甘やかして無駄に終わる。
だが息子に手を焼いているのは事実で、合法的に息子を殺すために政治家と寝たりしたこともある。
実はスコット・テナーマンの父との間にエリックを産んだので、エリック・カートマンはスコット・テナーマンの異母弟にあたる。

ケニー・マコーミックの家族

左から父のスチュワート、兄のケビン、ケニー、母のキャロル、妹のカレン

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