サウスパーク(South Park)のネタバレ解説・考察まとめ

『サウスパーク』とは、アメリカで制作され、コメディ・セントラルなどのメディアで主に放送されているコメディ中心のストップモーション・アニメ、またはその舞台作品。アメリカ合衆国コロラド州に所在する架空の町・サウスパークを舞台とし、主人公の少年4人組やその周辺人物が騒動を巻き起こす、または騒動に巻き込まれる様子を通じて、様々な社会情勢を痛烈に風刺する内容となっている。過激な描写も多く、日本ではR18作品に指定されている。トレイ・パーカーとマット・ストーンの2名で原作から制作までほぼ全てを手掛けている。

スチュワート・マコーミック

妻のキャロルが基本的に働いて家族を養う一方で、無職で酒浸りになっているケニーの父。
よく妻と喧嘩しており、貧困を嘆くことはあっても具体的に行動はしないことがほとんど。
合法的な薬物を作って売り、小遣いを稼いでいる。
政治的な対立では保守派に付くことが多く、スタンの父・ランディとは逆の立場である。
カイルの父・ジェラルドとは古くからの友人だったが、経済的格差が原因でしばらく距離を置いていた。
妻のキャロルとかつてクトゥルフ教に入信していたことが原因で、息子のケニーは不死の能力を持つことになった。

キャロル・マコーミック

ケニーの母親でよく「I'm with stupid(バカ=旦那と一緒)」と書かれた服を着ている。
たまにヒステリーを起こすが、彼女が家計を一人で支えている。
基本的に貧相な来客のもてなし方をする。

ケビン・マコーミック

ケニーの兄で、あまり作中には登場しない。

カレン・マコーミック

ケニーの妹で、こちらも出番は少なめである。
ただしケニーとは仲が良く、特にケニーがヒーローごっこで「ミステリオン」になる回では、彼を「天使」と呼ぶなど憧れた様子が見れる。

バターズとその家族

レオポルド・スコッチ

バターズことレオポルド・ストッチ(左)

スタンらの同級生で本名はレオポルド、しかし作中では一貫してバターズと呼ばれている。
天然ボケでKYな性格をしていて、子供らしく素直な反面で融通が効かなかったり女々しく鬱陶しい時もあって、よくカートマンにいじめられている。
バターズ自身はカートマンが意地の悪い人間だと認識しているが、普段彼からのいじめには鈍感でしっかり気付いていない。
そのカートマンと共に行動することが少なくないので、一方的にやられているばかりではなく彼の弱みを握ることも。
しかしカートマンばかりか、時に他の友人らからもいじめの対象やモルモットのような被検体にされてしまうことが多い。
例えば彼らがダイエット広告にバターズを無理やり出演させて儲けるため、強制的に太らされたり脂肪吸引されたりもした。
だが純粋さ故に彼らには利用されることがほとんどで、子供たちが経営するキャバクラでは見事に貢がされまくるなどカモにされることも多い。
親のスティーブンとリンダから異常に厳しくしつけられており、傍から見ると虐待としか思えないこともしばしば。
真面目にキメた自撮り写真をみて「ふざけた顔をするな」と叱られる等、理不尽極まりない扱いを受けている。
一方でその可愛らしさから騒動が起こることも多々あり、有名人に拉致されてペットにされたり、YouTubeで人気者になったり、同性愛者に興味を持たれたりと散々な目に合っている。
このように虐げられる役回りが多いものの、時には各エピソードのまとめ役として問題点の指摘と解決方法の提言を行い、各回を締める姿も見受けられる。
また複雑な計算を一瞬で解いたりコンピューターの扱いに長けていること、また性知識も年齢の割に豊富なため頭は良い方であると推測される。
過去のアクシデントにより複数人の死者が出たことで特技のタップダンスがトラウマになっているが、ドラムを叩いたり切り絵を制作するなど手先は器用な方らしい。
放送初期はいわゆるモブキャラであったが、ケニーが死んでから彼の実質的な代役として活躍するようになり、ケニーと同格またはやや上のレギュラー陣に加わった。
総じて損な役割が多いが、カートマンに次ぐ主要なコメディリリーフとしての立場を確立しつつある。
ごっこ遊びをする時は「プロフェッサー・カオス」として悪役の立場で登場することがほとんどであるが、実際の悪事の規模はカートマンのそれに比べると大したことが無い。
バターズはごっこ遊びが好きなので多様なキャラクターを演じるが、多重人格者と勘違いされて精神鑑定を受けさせられたこともある。

左から母のリンダ、父のスティーブン、バターズ

スティーブン・スコッチ

初期の名前はクリスだったが、後にスティーブンと改名される。
常識的に見えるが人格に難があり、理不尽な理由で息子を叱ったり罰を与えるなどしている。
一時期バイキュリアス(異性愛者だが同性愛に興味を持った人)になって、ゲイ同士が出会うハッテン場に通っていたりする。

リンダ・スコッチ

バターズの母で夫に比べると息子への愛情を示しているが、一方で夫の理不尽や虐待を咎める事は少ない。
たまに夫同様に息子を虐げたり陥れて、殺害しようとしたこともある。

サウスパークの住民たち

ウェンディ・テスタバーガー

ウェンディ(左)

スタンのガールフレンドで良識ある家庭に育った優等生。
生徒会長でもあり、クラスの女子の中でも中心的なポジションで振舞っている。
平和主義者だが、自己顕示欲が強く嫉妬深く腹黒い面もあるので、美人で男子の注目を浴びていた先生のもとに兵士を送り込んで殺害したこともある。
回を追うごとに次第に真面目で良識のある性格になり、明らかに相手が悪い状況(差別をするカートマンと決闘して半殺しにするなど)以外では過激な行動はしなくなった。
一度スタンと別れるが、その後よりを戻している。
モデルは作者の1人であるトレイ・パーカーの元妻の日系アメリカ人。

トークン・ブラック

トークン(右)

主人公達の同級生で黒人、親は弁護士と科学者でサウスパーク屈指の大金持ちである
黒人がテーマの回でよく主要な役として扱われ、差別主義者のカートマンからも差別の対象にされることが多い。
トークンの名前の由来は、アメリカで白人が主な番組構成などにおいて「有色人種を冷遇するな」という団体からの批判を避けるべく、端役で登場する黒人「Token Black」。

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