【閲覧注意】有害図書に指定されたヤバい漫画まとめ!マンホールや殺し屋1など

「有害図書指定」とは、青少年保護のために性や暴力等に関する表現があり、販売に制限がかけられます。これに指定された図書は多くなく、中でも「グロい」という理由で指定されることはより稀。今回は『殺し屋1』、『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』、『黒鷺死体宅急便』など「有害図書指定」を受けたマンガをまとめてみました。

インターネットのアンダーグラウンド(通称アングラ)と呼ばれる場所に存在するホームページ「職業・殺し屋。」。そこでは依頼者から提示された依頼料を基準に、最も安い値段で競り落とす「逆オークション」と呼ばれるシステムを使い、依頼者からの殺人依頼を請けていました。主人公がそもそも狂人であり、狂気を明るく描いた作品です。

著:西川秀明

アポロの歌

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主人公・昭吾の母親はふしだらな女で、複数の男と関係しており、誰が昭吾の父親かすらも分からない有り様でした。母親にとって昭吾は、新しい男を作る上で障害となる「いらない子」。母親は昭吾に虐待をするようになります。なぜ自分を生んだのかと泣きながら尋ねる昭吾に、母親は「男と女が交わると勝手に生まれてしまうから仕方が無かった」と答えます。それから昭吾は、次第に「愛」というものを憎むようになります。天才漫画家が真っ向から「愛」について描いた作品です。

著:手塚治虫

けっこう仮面

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長野県の山奥深くにある恐怖の進学校「スパルタ学園」。有名高校への進学率100%のこの学園では、日夜過剰な体罰を行っていました。そこに現れたのは、赤で統一した全頭型マスク・マフラー・グローブ・ブーツを着けているが、それ以外は全裸という謎の少女「けっこう仮面」。教師たちは彼女の魅惑的な姿に「けっこう!」と叫びやられていきます。学園長「サタンの足の爪」は、学園内部に「けっこう仮面」がいると判断し、あぶり出しにかかるのでした。

著:永井豪

To LOVEる -とらぶる-( ダークネス)

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主人公・結城梨斗(リト)は、恋愛に奥手な男子高校生。クラスメイトの女子高校生・西連寺春菜に恋しており、実は彼女とは両想いなのですが、お互いにその事実を知ることはありませんでした。そんなリトのもとに、ララ・サタリン・デビルークと名乗る宇宙人の女の子が出現。彼女はデビルーク星の王女で、婚約者候補との見合いが続く日々にへきえきし、デビルーク星から家出をしてきたというのです。彼女を追っ手から守ったリトは、その後の勘違いからララの婚約者候補となるのでした。その過程でリトはあらゆるハレンチなトラブルに巻き込まれ、ド直球のエロ描写が有害指定となりました。

画:矢吹健太朗
作:長谷見沙貴

傷追い人

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かつては一流のアメリカンフットボール選手だった茨木圭介。最愛の恋人・夏子とともに、有名人を出演させる闇のポルノフィルム制作組織G・P・Xに拉致されてしまいます。圭介と夏子は愛を貫いて出演を拒否し続けるが、彼等の策略の前に夏子は自決、母は殺され、自らは麻薬使用の濡れ衣を着せられました。服役を終えた圭介は、G・P・Xの手が唯一及んでいないブラジルの奥地にてリオ・バラキと名乗り、ブラジルの奥地でガリンペイロとして金の採掘を続けながら復讐のために再起をかけるのです。

作:小池一夫
画:池上遼一

当て屋の椿

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時は江戸時代。春画の仕事がきっかけで猟奇殺人に巻き込まれた浮世絵師・鳳仙は、殺された女からなくなっていたものを探すため「当て屋」を訪ねます。探し物や失くし物を探し当てるという当て屋の主は一風変わった女・椿でした。グロテスクな表現で多くの読者にトラウマを与えた作品です。

著:川下寛次

やけっぱちマリア

父子家庭に育った暴れん坊の「ヤケッパチ」こと焼野矢八の体から、ある日エクトプラズムが産まれます。それはヤケッパチの親父のダッチワイフの身体に宿り、マリアと呼ばれて人間生活を送るようになりました。しかしマリアは、「産みの親」のヤケッパチから、やんちゃな性格を受け継いでいたのです。ダッチワイフがヒロインという異様な設定が話題を集めました。

著:手塚治虫

激烈バカ

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生粋の「激烈バカ」である高校生、団栗光作を中心に繰り広げられる不条理で強烈なあらゆるバカを全て網羅したような作品です。「バカとはいったいなんなのか」。そんなバカな疑問の答えをバカな人たちに送る、強烈バカマンガです。

著:斉藤富士夫

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