Ori and the Blind Forest(オリとくらやみの森)のネタバレ解説・考察まとめ

『Ori and the Blind Forest(オリとくらやみの森)』とは、Moon Studioが2015年に発売したXbox one、Windows向けのアクションゲーム。「ニブル」と呼ばれる森に命を吹き込む大樹「精霊樹」の力が弱まり、死に瀕した森を救うため、精霊の少年「オリ」と精霊樹の小さな化身「セイン」が強大な敵に立ち向かいながら冒険を繰り広げていく。Golden Joystick Awards 2015やThe Game Awards 2015にて数々の賞を受賞した。

オリとセインの前に立ちはだかるクロ

クロの巣を抜け、火の精霊が眠る場所へとたどり着いたオリたちは、火の精霊の光を取り戻し、その力を復活させる。火の精霊が一気に力を解放したために、周囲の木々に火がつき、瞬く間に山火事へと発展していく。倒れる木々や燃え盛る炎からなんとか切り抜けたオリとセインは、最後に、精霊樹に光を灯すために向かおうとする。しかしそんなオリとセインの前に、突如としてクロが現れる。クロはオリに襲い掛かり、セインをオリから引き剥がす。オリは力なく、その場に倒れてしまう。後ろからは炎が迫り、前にはクロが立ちはだかる絶体絶命のピンチだった。そこへ現れたのは、オリを迎えに来たナルだった。ナルは倒れているオリに駆け寄り、しっかりと抱きしめる。その様子に、クロはかつて子供を殺された自分を思い出す。クロは、今自分がやっていることは、あの時自分がされたことと同じなのではないかと気が付き、心の中で迷いが生まれる。葛藤の末、クロは放り出されたセインを掴み、単身精霊樹のもとへと向かった。すでに炎は森全体に広がろうとしており、一刻の猶予もなかった。精霊樹へたどり着いたクロは、セインを精霊樹の頂上へと置く。その瞬間、セインは精霊樹と一体化し、新たな光を生み出した。激しい光が周囲に放たれ、次第にそれは雨となって森全体に降り注ぐ。クロは、至近距離で強い光をまともに受けてしまったために、体は焼かれ、消滅してしまうのだった。

精霊樹に光が取り戻され、新たな命が芽生え始める

オリとセイン、そしてクロの活躍により、森は再び命を育み始めた。光を取り戻した精霊樹により、新たな精霊たちが生まれ、森の中で生活を始める。ナルとグモも、お互いに協力し合い、新たな生活を始めるのだった。オリは、そんなナルとグモとともに、今まで以上に楽しい日々を過ごしていくのだった。

そんな3人の住処である洞窟の奥には、一つだけ、あるものが置かれていた。それは、クロの巣に残されていた最後の卵だった。ほどなくして、その卵にも小さなヒビが走る。ここでもまた、新しい命が産まれようとしていた。

『Ori and the Blind Forest』のゲームシステム

概要

実際のゲーム画面

『Ori and the Blind Forest(オリとくらやみの森)』は、精霊の男の子、オリを操作して、「ギンソウ樹」、「忘れられた廃墟」、「ホルー山」の三つのエリアを攻略していくゲームである。広大なマップを探索していく中で、随所に「長老樹」と呼ばれるエリアを見つけることができ、そこでは新たな「スキル」と呼ばれるものを習得することができる。マップの中にはこれらのスキルがなければ突破できないようなギミックが各所にあるため、長老樹の発見は最優先である。
また、道中でオリに襲い掛かってくる雑魚敵を倒すと経験値を手に入れることができ、一定数以上の経験値を獲得するとスキルポイントが1つ手に入る。これは長老樹で習得するスキルを、「能力ツリー」と呼ばれるものから強化することができる。強化されたスキルは威力が上がったり、別の能力を付与されたりと多岐にわたる。

また本作では、一部のスキルを使うための必要なリソースとして「エナジー」というものがあるが、このエナジーを消費することで任意の場所に「セーブポイント」を作ることができるという特徴を持っている。敵の近くなど一部の条件下ではセーブポイントを作ることはできないが、基本的にはどこでもセーブポイントを作ることができる。しかしそれに比例してオートセーブポイントが著しく少ないため、こまめなセーブポイントの作成が必要になる。

本作では明確なボス戦というものが存在せず、代わりに「ギンソウ樹」、「忘れられた廃墟」、「ホルー山」それぞれからの大脱出というものが存在する。迫りくる大量の水や、建物の崩壊から逃れるためにオリの持つスキルを駆使して脱出するというものだ。このスキルを使用するタイミングがかなりシビアに設定されており、一筋縄ではいかないよう設計されている。また、その道中にもパズルのようなギミックがあり、時間制限や緊迫したBGMも相まってプレイヤーを焦らせる。何度も失敗し、何度も挑戦していくことで攻略への道が見えてくる絶妙なバランス設計がされている。

スキル

習得できるスキルは全部で9+2個

能力ツリーで、スキルの強化を行える

スキルは、本来用意されている9つのスキルと、拡張版である『Ori and the Blind Forest: Definitive Edition』で追加された2つのスキルの合計11個が存在する。攻略のためには9つのスキルは必須だが、追加された2つのスキルがなくともゲームは楽しむことができる。

精霊の炎

精霊の炎

セインが周囲の敵を追尾し、攻撃する。能力ツリーによって、攻撃の威力を上げたり、一度に攻撃できる敵の数を増やすこともできる。

壁面ジャンプ

壁面ジャンプ

壁に向かってジャンプをすることで、高い壁を駆けあがることができる。

チャージフレイム

チャージフレイム

ボタンを長押しすることでチャージし、話すとセインを中心に広範囲を爆破することができる。チャージしながら移動することも可能。一部の壁を壊すこともできる。能力ツリーによって、爆破範囲の拡大や威力の上昇を行える。

二段ジャンプ

二段ジャンプ

ジャンプ後、空中でもう一度ジャンプすることができる。能力ツリーによって、三段ジャンプにすることもできる。

keeper
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