トランスフォーマー/最後の騎士王(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『トランスフォーマー/最後の騎士王』とは、2017年公開のアメリカ合衆国のSFアクション映画。実写版『トランスフォーマー』シリーズ5作目であり、4作目の『トランスフォーマー/ロストエイジ』の続編でもある。オートボットの総司令官「オプティマス・プライム」が宇宙へ旅立って数年後、ケイドは新たな仲間と共にトランスフォーマーたちを守るため、人類とトランスフォーマーたちの生存競争に身を投じていく。

『トランスフォーマー/リベンジ』のメインプロット「オプティマス・プライムの不在の最中、過去の人類史にまつわるトランスフォーマーのアイテムを巡って、争奪戦が繰り広げられる」を受け継いだのが、本作のメインプロップだ。
そこへ、孤独な戦いを挑んできたケイドが新たな家族を形成してゆく過程や、実写版シリーズのシチュエーションをいくつか組み込んだものとなっている。

本作はプライムたちをアイアコンの騎士、リーダーのマトリクスをマーリンの杖、悪役のフォールンを創造主クインテッサへ置き換えた作品になった。
また、アニメ『超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム』や『トランスフォーマー アドベンチャー』のシーンやシチュエーション、『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』の第30話における「古代の騎士と共に、敵と戦うトランスフォーマー」などというシチュエーションが複数組み込まれている。

エンドクレジットの構成・形式が変わった

前作までの実写版シリーズでは、オプティマス・プライムの語りへ被せるように、エンディングテーマが流れてエンドクレジットが流れる構成だった。
しかし本作では、その構成を変えた。

前作までのエンドクレジットは、下から上へスクロールする形式だったが、本作のエンドクレジットは、スライドショーのように切り替わる形式に変えている。
そのため、エンドクレジットの時間が、これまでの過去作品に比べて最も短い。

「世界一孤独な犬」として話題となった、スタッフォードシャー・ブル・テリアのフレイヤが出演していた

劇中でエドモンドが犬を散歩するシーンが描かれているが、そこで登場する犬は、施設へ保護されて6年も経つのに引き取り手が見つからなかったことで「世界一孤独な犬」として話題になった犬が登場している。
その犬、スタッフォードシャー・ブル・テリアのフレイヤの境遇を知ったマイケル・ベイ監督は、自身のTwitter上だけでなく、本作の出演によって里親を探そうとしたのだ。

『トランスフォーマー/最後の騎士王』の主題歌

主題歌:X・アンバサダーズ『Torches』

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