ホビット 決戦のゆくえ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ホビット 決戦のゆくえ』とは、『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』の60年前が舞台となる『ホビット』3部作の最終章で、2014年に公開された映画。原作はJ・R・R・トールキンの小説『ホビットの冒険』。ホビット族のビルボが仲間と共にドワーフ王国の再興を目指す冒険物語で、壮大な世界観や臨場感溢れる映像、圧倒的スケールの戦闘シーンが観る者を魅了する。町を襲う竜や闇の勢力との壮絶な死闘に加え、ビルボとドワーフら旅の仲間の絆、エルフの女性とドワーフの若者の切ない恋の行方も魅力の作品。

元々天から遣わされた精霊でサルマンら魔法使いよりも格上の存在。映画では生年月日は不明だが、原作によれば誕生は少なくとも第一紀以前。20個の「力の指輪」を生み出し、それらを統べる「一つの指輪」を自分自身で魂を込めて作り上げた。そのため「一つの指輪」があれば強大な力を持つが、無くすと力が弱くなる。世界を支配するために、捉えたエルフを拷問し、妖術で邪悪なオークを大量に作り、指輪の力で堕落させた人間の王(ナズグル)を配下とするなどして、闇の勢力を拡大し、各地で残酷な殺戮を行い、世界を恐怖に陥れた。しかし、約3千年前に、エルフと人間の同盟軍との戦いで、人間の王イシルドゥアに指を切り落とされ、「一つの指輪」を失ったことで肉体が消滅し、死んだと思われていた。
少しずつ力を取り戻し、指輪の幽鬼ナズグルを集め、密かに闇の勢力の再興を進めている。正体を隠し、闇の森の南西部にあるドル・グルドゥアという砦に潜んで、再度強大な力を持つために、力の指輪や「一つの指輪」の行方を探している。死んだ人間を生き返らせると噂される死人遣い(ネクロマンサー)と呼ばれていたが、ドル・グルドゥアに来たガンダルフにその正体を暴かれた。オークの首領であるアゾグが捕まえたトーリンの父スラインに妖術をかけ、ドル・グルドゥアに幽閉しており、そこに来たガンダルフがスラインを正気に戻して逃げようとすると、スラインを殺し、ガンダルフを捕まえた。「力の指輪」のうち、エルフに与えられた「三つの指輪」を得ようとガンダルフを捕まえたが、まだ完全に力を取り戻しておらず、助けに来たエルフの国ロスローリエンの奥方ガラドリエル、裂け谷の領主エルロンド、白の魔法使いサルマンに追い払われた。

アゾグ(演:マヌー・ベネット)

出典: arda.saloon.jp

からすが丘の上で指揮を執るアゾグ

モリアのオークの首領。元々グンダバドのオークで、他のオークと比べて巨大で、極めて卑劣な「穢れの王」と呼ばれている。映画でも原作でも年齢は不明。グンダバドはドワーフの父祖であるドゥリンが目覚めた場所で、ドワーフにとって神聖で崇拝する土地であったが、オークが奪った。そこで生まれたアゾグはドゥリンの血を根絶やしにすることを誓っていた。
かつて、はなれ山を追われモリアにやってきたトーリンの祖父スロールを殺したが、トーリンに左腕を斬り落とされ重傷を負う。トーリンには死んだと思われていたが、斬り落とされた左腕に鉤爪をつけて姿を現した。闇の森の南西部にあるドル・グルドゥアを拠点として、トーリンの首に懸賞金を懸けて追っていたが、冥王サウロンに命じられ、オークの軍団を指揮することとなり、トーリンの追跡を息子のボルグに任せた。ドル・グルドゥアの軍勢を引き連れ、はなれ山を襲い、トーリンとの死闘の末、死亡。

ボルグ(演:ローレンス・マコール)

出典: blog.livedoor.jp

からすが丘に到着したボルグ

オークの首領アゾグの息子。トーリンの首に懸賞金を懸けて追っていたアゾグが、冥王サウロンに命じられ、オークの軍団を指揮することとなったため、トーリンの追跡を任せられた。アゾグと同様に他のオークより戦闘能力が高く、通常オークを簡単に倒している闇の森のエルフの王子レゴラスにも傷を負わせた。グンダバドのオーク軍を引き連れ、はなれ山へ向かい、そこでキーリを殺し、タウリエルも殺そうとするが、レゴラスに討ち果たされた。

スマウグ(演:ベネディクト・カンバーバッチ)

出典: arda.saloon.jp

バルドに向かってくるスマウグ

第三紀で最大最強の竜で火を吐く火竜。翼と赤みがかった金色の鱗を持つ。鱗は非常に硬く、普通の剣や矢も全く歯が立たない。唯一、第三紀2770年に谷間の町デイルの領主ギリオンの放った黒い矢のみが胸の鱗を一枚剥がした。知能が高く、複数の言語を話し、一国を滅ぼしてしまうほど強大な力がある。聴覚・嗅覚も優れており、ごく小さい音も聞き取り、眠っていても近くに来るものの気配に気づき、一度嗅いだドワーフや人間の匂いを嗅ぎ分ける。また、寿命がなく、殺されない限り命がつきることはない。性質は邪悪で財宝に目がないため、はなれ山の財宝を狙って飛来し、デイルやはなれ山を襲い、町を荒廃させ、多くの人間やドワーフを殺した。はなれ山の広間で奪った財宝に埋もれて眠っていたが、トーリンたちに、王家の証であるアーケンストーンという宝石を探すよう頼まれたビルボが広間に忍び込んだことに気づき、目を覚ます。トーリンたちを追いかけ、彼らに高温で溶けた黄金をかけられるが、それを物ともせず、トーリンたちと共謀したとしてエスガロスの町を滅ぼそうと町に向かった。自らが吐く炎で町を火の海としたが、バルドの黒い矢が命中し、死亡。

その他

ビヨルン(演:ミカエル・パーシュブラント)

出典: arda.saloon.jp

はなれ山の戦いに大熊の姿で参戦したビヨルン

普段は人間だが、巨大な熊の姿に変わることができる「皮を変える者」。映画でも原作でも生年月日は不明。
熊になっているときは理性を失うが人間の姿の時は話ができる。かつてアゾグに捕まり、慰み者とされ、家族は殺されたため、アゾグやオークをひどく憎んでいる。ゴブリン王国から脱出し、アゾグに追われ闇の森まで行きつけないトーリン一行がガンダルフの導きにより彼の家に逃げ込む。強欲で他種族を見下すドワーフのことを嫌っているが、オークの方をより憎んでいるため、トーリン一行に協力し、闇の森の入口まで自分の飼っている子馬を貸した。はなれ山の戦いでは、茶の魔法使いラダガストと共に大鷲に乗り援軍として向かった。

『ホビット 決戦のゆくえ』の用語

中つ国(なかつくに)

出典: www.pinterest.jp

中つ国の地図

ホビット族、エルフ族、ドワーフ族、魔法使い(イスタリ)、人間、オーク、ゴブリン、ナズグル、トロルなどが住む世界。この中つ国(なかつくに)が物語の舞台となる。なお原書では「ミドル・アース」という名前になっている。中つ国の海を隔てた西方には神々の住むアマンがある。ビルボたちの旅の時代は中つ国第三紀にあたる。ホビット族は、中つ国北西部のエリアドールにあるホビット庄(シャイア)に住む。ホビット庄からほぼまっすぐ東に進み、霧ふり山脈を超え、闇の森を通って北へ進むと、トーリン率いるドワーフたちの故郷である、はなれ山(エレボール)がある。

力の指輪

エルフの金銀細工師達によって作られた指輪で、強大な魔力を秘めている。「一つの指輪」「三つの指輪」「七つの指輪」「九つの指輪」計20個の指輪が存在している。元々は、中つ国の荒廃を癒し、美しく価値あるものを時の流れから保護したいというエルフの願いから作られた。「一つの指輪」以外の指輪が先に作られ、これらの力の指輪を支配する目的で冥王サウロン自身が自分の魂を込めて「一つの指輪」を作った。全ての力の指輪には共通して、時による老いや衰えを遅延させ、またそのものが生来持っている力を高めるという効果がある。「三つの指輪」はエルフに、「七つの指輪」はドワーフに、「九つの指輪」は人間に渡された。金銀細工師のケレブリンボールが独自に制作した「三つの指輪」はサウロンの影響を受けることはない。しかし、それ以外の指輪の製作にはサウロンが関与しているため、指輪の所有者はサウロンの意思に影響されて堕落する。「三つの指輪」の製作にサウロンは関与していないとはいえ、サウロンに教えられた技術により製作されたため、全ての指輪を統べる「一つの指輪」がサウロンの元へ戻れば「三つの指輪」の所有者もサウロンの支配下に置かれることとなる。

一つの指輪

冥王サウロンが所有していた指輪。普段は飾りのない金の指輪にしか見えないが、火で熱すると指輪の表と裏に火文字が浮かび上がる。
サウロンの元を離れてから、人間の王イシルディア、ゴラム、ビルボの手に渡った。指輪はサウロンの意思を宿しているため、所有者はその影響を受けて性格が変貌し、最終的にはサウロンの奴隷となる。強靭な意思を持つ人物であれば指輪を制御することもできるが、指輪は確実に所有者を蝕んでいる。指輪をはめると姿が見えなくなり、指輪を持ち続けると長命を得る。指輪に逆らうことなく意思を委ねれば、サウロンが所有していた能力を使うことができるがよほどの強靭な精神がない限り堕落する。指輪が作られた滅びの山の火口の燃えたぎる火の中に指輪を投げ入れることが「一つの指輪」を破壊することができる唯一の方法である。全ての指輪を統べる「一つの指輪」がサウロンの元へ戻れば、すべての「力の指輪」の所有者はサウロンの支配下に置かれることとなる。

三つの指輪

「力の指輪」のうち、エルフに渡された指輪のことで、「一つの指輪」に次いで力がある。エルフの金銀細工師のケレブリンボールが独自に制作したため、サウロンの影響を受けることはない。しかし、制作にサウロンは関与していないとはいえ、サウロンに教えられた技術により製作されたため、全ての指輪を統べる「一つの指輪」がサウロンの元へ戻れば「三つの指輪」の所有者もサウロンの支配下に置かれることとなる。「一つの指輪」が破壊されると「三つの指輪」の力も消失すると考えられている。
「力の指輪」は共通して、強大な魔力を秘め、時による老いや衰えを遅延させ、またそのものが生来持っている力を高めるという効果がある。「三つの指輪」にはエルフの国ロスローリエンの奥方であるガラドリエルが所持する「水の指輪ネンヤ」、魔法使いガンダルフが所持する「炎の指輪ナルヤ」、裂け谷のエルフの領主エルロンドが所持する「風の指輪ヴィルヤ」がある。

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