ホビット 決戦のゆくえ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ホビット 決戦のゆくえ』とは、『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』の60年前が舞台となる『ホビット』3部作の最終章で、2014年に公開された映画。原作はJ・R・R・トールキンの小説『ホビットの冒険』。ホビット族のビルボが仲間と共にドワーフ王国の再興を目指す冒険物語で、壮大な世界観や臨場感溢れる映像、圧倒的スケールの戦闘シーンが観る者を魅了する。町を襲う竜や闇の勢力との壮絶な死闘に加え、ビルボとドワーフら旅の仲間の絆、エルフの女性とドワーフの若者の切ない恋の行方も魅力の作品。

出典: gigazine.net

はなれ山で戦に備えるトーリン達を見つめるバルド

はなれ山近くにある湖の町エスガロスの船頭。映画でも原作でも生年月日は不明。息子バインと娘2人がいる。先祖は、はなれ山の麓にあった谷間の町デイルの領主ガリオン。竜のスマウグが町を襲った時にガリオンが放った黒い矢の残りの1本を家に隠している。民が困窮を極めているのに私腹を肥やすことと権力にしか興味のない統領を倒そうと準備をしており、民に慕われている。湖辺で出会ったトーリン一行に頼まれ、町へ密かに入れる。しかし、彼らの話からトーリンが山の下の王を継ぐ者であることを知り、彼らがはなれ山に入り竜を起こせば町が滅ぼされるという予言を思い出して、はなれ山に入ることを反対する。竜のスマウグが町を襲った時には、黒い矢を命中させスマウグを倒した。その後、家を失った民を連れ、デイルの町に行く。はなれ山奪還の暁には民と宝を分けると約束していたトーリンに分け前を求め交渉するが決裂した。エルフの家宝の宝石を取りに軍勢を引き連れてきた闇の森のエルフの王スランドゥイルと共に、一度はトーリンを支持するトーリンの従兄弟ダイン率いるドワーフ軍と戦う。しかし、その直後襲ってきた闇の勢力に立ち向かい、人間軍を率いてリーダーシップを発揮した。

バイン(演:ジョン・ベル)

出典: arda.saloon.jp

スマウグに襲われ町から逃げるバイン

はなれ山近くにある湖の町エスガロスの船頭であるバルドの息子。原作には登場せず『指輪物語』の『追補編』に名前のみ登場している。先祖は、はなれ山の麓にあった谷間の町デイルの領主。竜のスマウグが町を襲った時にガリオンが放った黒い矢はスマウグに命中しなかったと話すドワーフたちに対し、矢は命中していたと主張する。竜のスマウグが襲ってきた時も、黒い矢を父に届けるなど、常に父を助ける勇敢な少年。

統領(演:スティーヴン・フライ)

出典: twitter.com

統領(画像は『ホビット竜に奪われた王国』より)

湖の町エスガロスの領主。映画でも原作でも生年月日は不明。生活に困窮する民を助けようとせず、私腹を肥やし権力に固執する。民から支持を得ているバルドが自分の権力の座を奪うのではと恐れ、理由を付けて逮捕しようと監視している。町の武器庫に盗みに入ったトーリン一行を捕まえるが、はなれ山を奪還したら財産を皆で分かち合うというトーリンの提案を町民が歓迎したためそれを受け入れ、一行に武器や食事を与えた。竜のスマウグが町を襲ってきた時は私財を持ち真っ先に逃げるも、バルドの黒い矢で倒されたスマウグが上に落ちてきて死亡。

アルフリド(演:ライアン・ヘイジ)

出典: twitter.com

谷間の町デイルに逃げて来たアルフリド

湖の町エスガロスの統領の側近でバルドを監視している。原作には登場しない映画オリジナルのキャラクター。
竜のスマウグが襲ってきた時は統領と共に真っ先に逃げたが、途中で船から落とされ、民と共に谷間の町デイルに向かう。そこでは今まで敵対していたバルドを持ちあげるなど、状況に応じて生き残ってきた。男は全員参戦するようバルドに言われると、女装して隠れていたが、闇の軍勢がデイルを攻撃してきた時に死亡。

ドワーフ族

ダイン(演:ビリー・コノリー)

出典: blog.livedoor.jp

山の下の王に即位したダイン

ドワーフ族。くろがね山のドワーフ王国の王。通り名は「鉄の足」。映画では年齢は不明だが、原作によれば、第三紀2767年生まれで、はなれ山での戦いに参加した時は174歳。勇敢な戦士。映画ではトーリンの従兄弟とされているが、原作では又従兄弟。トーリンの祖父スロールが長髭族の王ダイン一世の長男で、彼の祖父が三男。なお、長髭族はドワーフ7氏族のうち、始祖であるドゥリンの世継ぎを長とするドワーフの氏族である。
ガンダルフによればトーリンに輪をかけた頑固者。竜のスマウグに奪われたはなれ山を奪還するための戦いに、トーリンが参加を呼び掛けた時は不参加の意を表明していたが、その後トーリンがはなれ山に籠っていた時には援軍としてくろがね山のドワーフ軍を率いて来た。猪に乗り、勇猛果敢に敵に挑み、指揮官としても優れる。トーリンの死後、その跡を継ぎ、山の下の王となった。

魔法使い(イスタリ)

サルマン(演:クリストファー・リー)

「サウロンは任せろ」と言うサルマン

魔法使いの長であり、最も叡智に長け、大きな力を持っており、「白のサルマン」と呼ばれている。映画でも原作でも生年月日は不明。5人の賢者がサウロンに対処するために結成した白の会議の議長。人間の老人のように見えるが、実際は人間ではなく、魔法使い(イスタリ)である。冥王サウロンに立ち向かう勢力をまとめてかれらを助ける命を受け、西の海の果ての神々から遣わされた。魔法使いのうち、最初に一人で中つ国にやってきて、アイゼンガルドのオルサンクの塔に住んだ。ガンダルフが、力の指輪の1つである「炎の指輪ナルヤ」をエルフから譲られたことや、白の会議の議長に最初に推薦されたことから、ガンダルフに妬みのような感情を持っている。
裂け谷における白の会議では、ドワーフたちのはなれ山奪還の旅を認めず、ドル・グルドゥアにネクロマンサーがいるというガンダルフの報告も全く受け入れようとしなかった。ガンダルフが闇の森の南西部にあるドル・グルドゥアの砦でサウロンに捕まった際は、茶の魔法使いラダガストの伝言を受け、救出に向かい、冥王サウロンの最強の僕である9人のナズグルを裂け谷の領主エルロンドと共に追い払った。サウロンが逃げた後、エルロンドに止めを刺しに行こうと言われるが、それを断り、「サウロンは私に任せろ。」と言った。

ラダガスト(演:シルベスター・マッコイ)

ガンダルフを救出に来たラダガスト

長いひげを持ち、茶色の帽子とマントを身につけて、茶色の杖を持っている、「茶のラダガスト」と言われる魔法使い。帽子の中には鳥の巣があり、常に鳥が入っている。闇の森のはずれにあるロスゴベルにという土地に住んでおり、ウサギが曳く、そりに乗って高速で移動する。映画でも原作でも生年月日は不明。人間の老人のように見えるが、実際は人間ではなく、魔法使い(イスタリ)である。冥王サウロンに立ち向かう勢力をまとめてかれらを助ける使命を受け、西の海の果ての神々から遣わされた。鳥や獣を愛する非常に変わり者の魔法使いで、サルマンからは軽蔑され、「うつけ者」と呼ばれた。動物や植物が死ぬなど、森の様子がおかしいことに気づき、家を襲った大蜘蛛を追いかけ、ドル・グルドゥアに戻ったことを突き止めた。そこで冥王サウロンの配下である、指輪の幽鬼アングマールの魔王やネクロマンサーと出会い、ガンダルフに伝えた。アングマールの魔王の墓とドル・グルドゥアに行ったガンダルフに同行し、ガンダルフからの伝言を伝えるためにガラドリエルの元に向かった。ガラドリエルに助けられたガンダルフをそりで運び、はなれ山の戦いでは、大鷲を連れ援軍として向かった。

闇の勢力

冥王サウロン(声:ベネディクト・カンバーバッチ)

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