BURN THE WITCH(バーン・ザ・ウィッチ)のネタバレ解説まとめ

『BURN THE WITCH(バーン ザ ウィッチ)』とは、久保帯人による日本の漫画及びそれを原作とするアニメ作品。
ロンドンの裏側に存在する街リバース・ロンドンで、ドラゴンと呼ばれる異形の存在への対処を担う組織ウイング・バインド。ニニーとのえるはそこに所属する魔女であり、それぞれ実力は確かながら噛み合わない名物コンビだった。彼女たちの知己でドラゴン憑きでもある青年バルゴが処分対象とされたことを発端に、ニニーとのえるは組織の上層部や伝説の怪物を敵に回して大立ち回りを演じていく。

ニニー・スパンコール

CV:田野アサミ
主人公の一人。ウイング・バインドの笛吹き隊に所属する2等保護官の魔女。ロンドンでは人気アイドルグループ「セシルは二度死ぬ(セシル・ダイ・トゥワイス)」のリーダーを務め、リバース・ロンドンにもファンは多い。
さっぱりした性格の少女で、誰に対しても歯に衣着せぬ物言いを貫く気の強い一面を持つ。(本人的には)地味な笛吹き隊の仕事にうんざりしており、華々しく活躍できる戦術隊への異動を希望している。そのため実績を稼ぐチャンスと見るや途端にやる気を発揮する。
魔女としても優秀だが、咄嗟の判断力と意志の強さが最大の持ち味。腕が折れるほどの重傷を負っても戦いを放棄しないなど、その胆力は並の男のそれを凌駕する。のえるのことは名字から「ニーハ」の愛称で呼んでいる。彼女からは「ニニーちゃん」呼ばわりされており嫌がってはいるものの、「自分をのえるちゃんと呼ぶなら改める」という向こうの出した交換条件を飲むつもりもないようである。
望むものは自分の力で手に入れるべきだという持論を持っており、そのため他人の魔法で舞踏会に出掛けるような類のおとぎ話を「クソでしょ」と断じている。

新橋 のえる(にいはし のえる)

CV:山田唯菜
主人公の一人。ウイング・バインドの笛吹き隊に所属する1等保護官の魔女。ロンドンではサウス・ブラクストン校に通う17歳の高校生で、見た目も名前も日本人風だが日本には一度も行ったことのない生粋のイギリス育ち。
真面目だがローテンションかつマイペースな少女で、滅多に声を荒げない。ニニーと違い笛吹き隊の仕事に不満は無いようだが、魔女として働いている理由は金銭にあり、そのためなら任務を選り好みしない。なぜそこまで金を稼ごうとしているのかは不明である。
学校の先輩であるバルゴに熱烈かつセクハラ気味なアプローチを受けており、それを冷たい態度と武力行使で返り討ちにするのが常。一方でそんなバルゴのことを内心では大切に思っているらしく、彼が討伐指定され捕まりそうになった時は即座に救出に向かい、それが解除された時は顔を見せないようにしながらバルゴに抱き着いて言葉少なに喜びを表していた。
魔女としての力量だけならニニーより上のようで、彼女とは逆に状況から策を立てて有効な手を打つことに長ける。ニニーとは相性が悪いように見えて妙に息の合う、長所と短所が噛み合ったデコボココンビである。そのニニーのことは「ニニーちゃん」と呼んでおり、彼女には嫌がられている。

ビリー・バンクスJr.(びりー・ばんくす・じゅにあ)

CV:平田広明
笛吹き隊の主任で、ニニーとのえるの上司。いかにも無能な昼行燈といった雰囲気の男で、実際に覆面竜二体を退治した功績で戦術隊に異動になった際は「何もしない」という理由で元の役職に戻されていた。
しかしそれでいて相当な実力を隠し持っているらしく、バルゴの剣を見て動きを止めたシンデレラを超長距離からの魔法による狙撃で撃破。ただものではないところを見せつけた。自身がシンデレラに致命傷を与えたことは周囲には秘密にしているが、スクワイアにだけは勘づかれており、彼女から「英雄の息子」と称された。

バルゴ・パークス

CV:土屋神葉
サウス・ブラクストン校に通う高校生で、のえるの先輩。吹けば飛ぶようにノリの軽い、ちょっとHな少年だが、同時にとても優しい性格。普段はヘラヘラしているが、友のためなら自らが傷つくことを厭わない勇気も持ち合わせている。
好意を隠そうともせずにのえるへのアプローチを繰り返しているが、その言動はややセクハラ気味。冷たい態度と武力行使でいつも返り討ちにされているがめげる気配も無ければ怒ることも無く、バルゴのアプローチは二人にとってもはや日常の一部である。
リバース・ロンドンとは無縁の人間として暮らしていたが、幼馴染のセルビーと拾った子犬のオスシちゃんが共に覆面竜だったことから「ドラゴン憑き」になり、ドラゴンを呼び寄せる特殊体質になってしまう。以後はリバース・ロンドンでウイング・バインドの管理下に置かれ、のえるとニニーに監視される日々を送る。ロンドンにいるだろう身内とどのような関係にあるかは不明だが、愛するのえるの側にいられるため、本人は至って幸せな様子。
シンデレラ討伐中、握った角笛状の魔器から剣を生み出す謎の力を発揮した。

メイシー・バルジャー

CV:早見沙織
アイドルグループ「セシルは二度死ぬ(セシル・ダイ・トゥワイス)」の元メンバー。脱退後は人前から姿を消し、マスコミを騒がせていた。
長身でスタイルが良く、ダンスも上手かったことから“クールなアイドル”として売り出されていたが、実際はかなり女々しく感情的な性格。ニニーにやや依存的な友情を抱き、彼女とのえるが普通に会話しているところを見ただけで激昂し自分の体より大きいロッカーを投げつけていた。画像はまさにその瞬間の姿である。
バルゴ同様リバース・ロンドンのことなどまったく知らない一般人だったが、ごく稀に現れる生まれつき極めて高い魔力を持つ人間「竜を見る者(ウォッチャー)」である。上記のアイドルとしての自分と本来の自分の乖離に悩んでいた頃にドラゴンの赤ん坊を拾い、その世話をする内に“ドラゴンという特別な存在に懐かれるありのままの自分”に酔い痴れていく。結果彼女がドラゴンを飼育していることを知ったブルーノに利用されるも、当初は「やっと特別な場所に行ける」と喜んでいた。
シンデレラ討伐後、彼女もドラゴン憑きになっていたことが判明。笛吹き隊の預かりの身となる。ニニーとずっと一緒にいられるので、こちらも本人は幸せそうな顔をしていた。

トップ・オブ・ホーンズ

ブルーノ・バングナイフ

CV:小林親弘
ウイング・バインドの最高意志決定機関トップ・オブ・ホーンズの一員にして、同組織の魔陣隊の長。前髪にメッシュを入れており、お気に入りなのかこれを貶されると激昂する。
トップ・オブ・ホーンズの中では特に強硬派で、バルゴに惹かれたドラゴンがリバース・ロンドン市街地に現れたことを問題視。約100年ぶり(正確には96年ぶり)の緊急事態として議題に挙げ、原因たるバルゴの討伐を訴えた。
バルゴの討伐指定が内々に確定した後は迅速に行動を起こし、メイシーを利用してニニーやのえるごとバルゴを誘い出し、冤罪をなすりつけて確保しようとした。必要と考えれば卑劣な策も用いる強引な野心家ではあるが、あくまで彼の権限で可能な範囲で事を進め、怪我人が出ないよう配慮し、ニニーとのえるに対しても一応は退くよう告げるなど、作中の描写を拾っていくとそれほど悪党というわけでもない。
カラースプレーのようなものを用いて魔方陣を描き、強力な魔法を行使する。シンデレラ出現後は「そちらを倒す方がよほど手柄になる」と言い放ち、伝説の魔物相手に怯むことなく戦いを挑んだ。これには「街を守る」という意志もあったようで、同様の理由から加勢しようと駆けつけたニニーたちを見た時は心なしか嬉しそうにしていた。
バルゴが魔器から剣を作り出すところと、それを見たシンデレラが動きを止めるところを目撃。シンデレラ討伐後に自ら動いてバルゴの討伐指定を解除させる。バルゴの作り出した剣は「シンデレラを始めとする童話竜の討伐の切り札となりうる」とのことだが、それが具体的にどのような意味を持つのかは不明のままseason1は幕を閉じた。

ウルフギャング・スラッシュハウト

CV:麦人
ウイング・バインドの最高意志決定機関トップ・オブ・ホーンズのまとめ役にして、人事神罰隊(ギャロウズ)の長。
ブルーノの提案を受け、バルゴを保護し続けることの問題を認めその討伐認定を進める。重厚かつ冷厳な雰囲気の老人だが思考は柔軟なようで、ブルーノからの報告と解除申請を受け、自ら発したバルゴの討伐指定を即座に解除した。それによると、「バルゴは童話竜討伐の切り札となりうる」とのことだが、詳細は不明。

サリバン・スクワイア

shuichi
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@shuichi

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