SOPHIA(ソフィア)の徹底解説まとめ

SOPHIA(ソフィア)とは、1995年にメジャーデビューした日本のヴィジュアル系ロックバンド。
メンバーはボーカル松岡充、ギター豊田和貴、ベース黒柳能生、キーボード都啓一、ドラム赤松芳朋の5人グループ。
1995年にミニアルバム『BOYS』でデビューをし、「街」や「青い季節」と言った名曲を生み出すも、2013年に全国ツアー「SOPHIA TOUR 2013 未来大人宣言」の最終公演を東京・日本武道館で開催し、そこで活動休止を発表。未だ活動再開について明確にされていない。

SOPHIAの概要

SOPIHA(ソフィア)は松岡充(Vo)、豊田和貴(Gt)、黒柳能生(Ba)、赤松芳朋(Dr)、都啓一(key)の5人で結成された日本のロックバンド。
SOPHIAという名前はボーカルである松岡充がつけたもので、由来はphilosophyからきている。
この言葉は、philosophia(「philo-(愛する)」+「sophia(知)」)から派生した言葉で、「知を愛す」という意味も持っているが、松岡は間違えて「愛を知る」と訳しており、これを気に入ってバンド名にしようと考えたが、このままでは長いと思い、philosophyの後半部分を取って「sophy(ソフィー)」にし、さらに「sophy」だと言いにくいということから、現在のバンド名である「SOPHIA」となった。

1994年に結成され、わずか1年後の1995年にミニアルバム『BOYS』をリリースしメジャーデビュー。
3rdアルバム『Kiss the Future』で初のオリコン初登場10位を獲得した。
デビュー当時はビジュアル系を意識したバンドであったが、多くのビジュアル系バンドのボーカルが長髪であったのに対し、ボーカルの松岡は短髪のボーカルとして既存のビジュアル系バンドの概念を壊したバンドであった。
「街」や「黒いブーツ〜oh my friend〜」など多くのヒット曲をリリース。
SOPHIAの曲の歌詞はすべてボーカルの松岡充が手掛けており、そのメッセージ性が高い歌詞もまた魅力の一つである。
また、2002年度の全国高校サッカーのテーマ曲を歌ったりと数々のタイアップ曲も生み出している。
2010年にキーボードの都啓一の病気療養のため一時活動休止。
翌2011年、都が病気から回復したことを機に活動を再開するも、結成20周年を目前とした2013年に突然の活動休止を発表。
活動休止の理由は名言されていないが、現在も復活はしておらず、活動再開を心待ちにしているファンが多いバンドの一つである。

SOPHIAの活動経歴

1990~2000年

同じ音楽専門学校で出会った、ボーカルの松岡充とギターの豊田和貴が1990年から1993年まで「Lünätic Mödë(ルナティックモード)」というバンドで活動。
松岡はこの時「神巳(かむい)」と名乗ってボーカルをしている。
1993年にLünätic Mödë解散後、松岡と豊田はヴィジュアル系バンドである「Rose-Noir(ロゼノアール)」を結成。
名古屋や関東にも進出を果たすが、音楽性の違いを理由に1年ほどで解散をする。
大阪の西九条にあった「ヤンタ鹿鳴館」で行われた解散ライブはチケットが即完売するほどの人気があるバンドであった。
Rose-Noir解散後、松岡は同じ音楽専門学校にいるキーボードの都啓一を誘い、1994年2月にSOPHIAを結成。
1994年6月には別のバンドに所属していたベースの黒柳能生と、ドラムの赤松芳朋が加わり、現在のSOPHIAとして東京進出を目指し上京することとなる。
上京後、1995年3月、インディーズ時代にアルバム『SOPHIA』を5000枚限定でリリースをすると、即完売。
1995年6月に5000枚を再販売するもこちらも即完売となる。
この4カ月後の1995年10月2日にメジャーデビューをはたす。
デビュー曲はシングルではなくミニアルバムである『BOYS』であった。
この1カ月後に対のミニアルバムとなる『GIRLS』をリリースする。
1996年4月22日、SOPHIA初のシングル曲『ヒマワリ』をリリース。
この年には、2ndシングル『Early summer rain』、3rdミニアルバムである『Kiss the Future』もリリースしている。
1997年には、SOPHIAとして初の10万枚超えをはたしたシングル『little cloud』をリリース。
さらに、「little cloud」を収録したアルバム『little circus』を発売。こちらはSOPHIAとして初めてのフルアルバムとなっている。
また、こちらのアルバムに収録されている、「街」をシングルカットして、7月にリリース。
この曲はSOPHIAを代表する曲の一つとなった。
『街』発売から約一か月後、日本武道館でのライブを行う。
SOPHIAとしてデビューしてからわずか2年での偉業である。
また、9月には初のミュージッククリップ集『philosophy-I』をリリース。オリコン初登場1位を獲得した。
この勢いのまま、11月にシングル『君と揺れていたい』を発売。
この曲はオリコンシングル初登場トップ10入りを初めて果たした。
1998年には、SOPHIAの代表曲であり、松岡の友人の死を歌ったシングル『黒いブーツ〜oh my friend〜』をリリースし、オリコン初登場2位を獲得した。
1999年には初の全都道府県ツアー「beautiful MAN」を開催。
この公演は一般発売日当日に全公演が完売するほどの人気ぶりであった。
また、SOPHIAの夏の風物詩である大規模ライブ「獅子に翼」を東京都立川市の昭和記念公園で開催。
この時の模様は2000年1月1日に発売されたライブアルバム『1999』に当日のライブ音源を収録している。
2000年には元旦に大阪城ホールでライブを行う。
また、2度目の全都道府県ツアー「大夜総曾」を行い、大成功。
このツアーには香港公演も組み込まれており、グループ初の海外公演となった。

2001~2010年

2001年には大阪万博記念公園で「獅子に翼II」をおこなう。
2002年には、松岡がフジテレビ系月9ドラマ『人にやさしく』で初のドラマ出演をはたす。
さらに、3度目となる全都道府県ツアー「HARD」を開催。
また、2002年度の全国高校学校サッカー選手権大会のテーマソングとして「理由なきNew Days」が起用された。
2003年には初のカウントダウンライブを大阪厚生年金会館で行っている。
SOPHIAは2007年12月30日のライブにてバンドによる大阪厚生年金会館の最多公演記録を取得している。
2004年にはデビュー以来所属していたトイズファクトリーから東芝EMIに移籍をする。
移籍後に3週間連続で『旅の途中』、『please,please』、『花は枯れて また咲く』のシングルを発売。
こちらのシングルは各30000枚限定でのリリースとなっており、3枚すべて購入した全員を西武ドームで行われた「獅子に翼III」に無料招待する企画を行った。
このライブは招待制ライブにおいては国内最大規模をほこるものである。
8月にシングル『青い季節』を発売、9月にはフルアルバム『EVERBLUE』を発売。このアルバムを引っさげツアー「BLUE BLUE BLUE」を開催。
この時期からSOPHIAや松岡充のイメージカラーとして青を押し出すことになる。
この年の大晦日から2005年1月1日にかけて「三都物語」と名付けたライブを、一夜で京都・大阪・神戸の3か所で行った。
2005年にはSOPHIAはデビュー10周年となり、記念のベストアルバム『10th ANNIVERSARY BEST』を発売。
このアルバムに収録された曲はファン投票で決まったものである。
また、8月には夏の恒例となった「獅子に翼IV」を昨年に引き続きインボイスSEIBUドームで開催する。
11月19日から12月3日にかけて東京6公演、大阪3公演にわたるツアー「TOUR 2005 a piece of blue sky 〜遥かなる宝島〜」を開催。
これは総制作費に2億円をかけ、海賊をテーマにしたシナリオに沿って進行する芝居仕立てのライブで、従来と異なる形であった。
2006年には4年ぶりとなる日本武道館で「THE DAY OF NEXT STAGE」と名付けたライブを行ったり、全国ツアー「W+e」を開催、さらに11年ぶりとなるスタンディングツアー「Dear…brother&sister」を全国のZepp系ライブハウスで行うなど、ライブ活動を多く行う1年となった。
2007年にはシングル『君と月の光』をリリースし、各地で購入者限定の握手会を行った。
また、9月に発売したシングル曲「青空の破片」は、TBSで放送されたドラマ『ひまわり〜夏目雅子27年の生涯と母の愛〜』のテーマソングに起用。
この楽曲の収益は全額「夏目雅子ひまわり基金」に寄付された。
また、SOPHIAのライブでは定番のアイテムとなっているヒマワリの造花をライブグッズとして発売するようになり、こちらの収益もすべて「夏目雅子ひまわり基金」に寄付されている。
2008年に開催した2度目のZeppツアーでは来場者に限定CD『BANDAGE』を会場別で配布した。
7月にはSOPHIAとして初めて神戸メリケンパークにてライブを行った。
2009年には結成15周年記念公演を両国国技館にて開催。
また、9月には日比谷野外音楽堂、大阪城野外音楽堂でもライブを行なった。
2010年、結成15周年となり、セルフカバーアルバム『15』をリリース。
このアルバム初回盤を購入した中から抽選で選ばれた500人を招待したフリーライブを渋谷O-WESTにて開催。
このライブの模様はニコニコ動画にて完全生中継された。
3月に、都啓一が悪性リンパ腫に罹患していることが判明。抗がん剤治療のために療養生活に入るために、グループとしてのライブ活動を休止することになる。
これに伴い、この年に予定していた「獅子に翼」の公演が中止となった。
しかし、7月にロサンゼルスにて行われたANIME EXPO 2010には都本人の意向もあり、都を抜いた4人のメンバーでメインアクトとしてゲスト出演をはたした。
同会場で行われたAX2010のイベントの中で最大動員を記録することとなった。

2011年~

2011年には、SOPHIA初のコンプリートシングルコレクション『ALL SINGLES「A」』、初のカップリング曲集『ALL B-SIDE「B」』、を発売。
このアルバム発売後、6月に、avex traxへの移籍を発表した。
また、この年に行われた仮面ライダーWリターンズ『仮面ライダー エターナル』完成記念スペシャルイベントのステージに、都啓一を含んだ5人としては約1年2ヶ月ぶりにSOPHIAとして登場した。
これを機に、SOPHIAは活動を再開、8月13日、日本武道館にて復活ライブ開催するもチケット発売日当日に完売となった。
また、a-nation大阪にシークレットゲストとして登場、これはSOPHIA初のフェスへの参加となった。
2012年には、河口湖ステラシアターにて「SOPHIA LIVE 2012 陽月ノ光」を昼・夜2部制のライブを1日限定で実施した。
このライブ即日お持ち帰りLIVE DVDを会場限定で販売、ライブ当日に同じ日のライブDVDを購入できるという試みをしたのは日本人初である。
またこの年は初めてイナズマロックフェスに参加したり、長崎ハウステンボスにて大晦日ライブを開催したりした。
2013年3月には、3年半ぶりとなるオリジナルアルバム『未来大人宣言』発売。
このアルバムをひっさげて、全国ツアーSOPHIA LIVE 2013「未来大人宣言」をスタートするも、このツアー中に活動休止を発表。
8月12日、に日本武道館で行われた最終公演をもってSOPHIAは活動休止となった。
活動休止の理由は名言されておらず、翌年の2014年にはSOPHIAは結成20周年を迎えるために、当初はそこを目途に復活するとのうわさもあったが、SOPHIAは活動休止のままである。
しかし、解散ではないとメンバー自身も言っていたため、またSOPHIAとしての活動を楽しみにしているファンも多い。
SOPHIA活動休止後に3カ月で松岡、豊田、赤松はSOPHIAの意志を引き継ぎつつ、SOPHIAではなかった新しい音楽表現や可能性を追求するとして新バンド「MICHAEL」を結成するも、翌年赤松はこのバンドを脱退している。
現在は松岡、豊田でこのバンドの活動を行っている。

SOPHIAのメンバー

松岡充

ボーカル。
1971年8月12日生まれB型。
大阪府門真市出身。
幼少期は転校が多かったと著書の『風の吹く場所』で語っている。
好物はうどん。
趣味は釣り、ゴルフ、カメラ、車、料理等多趣味である。
愛車はシボレーコルベットC31968年型で15年以上所持している。
『にんげんから -NINGEN COLOR-』という 作品は自身で撮った写真を写真集として発売した。
ボーカルだけでなく、SOPHIAの楽曲全ての作詞を担当している。
現在はMICHAELのボーカリストとして活動するほか、舞台や映画等俳優としての活動も行っている。
KinKiKidsや、CASCADEのTAMAに楽曲を提供をしている。
俳優としては、2002年フジテレビ系月9ドラマ『人にやさしく』でドラマ初出演をはたし、2005年には『風のハルカ』でNHKの朝ドラ出演している。
また、2010年に映画『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』で仮面ライダーエターナルを演じて、念願であった「仮面ライダー役を演じる」という夢を叶えた。
2003年5月には、バンド活動だけではなく多岐に渡る活動と表現の場を求として、個人ファンクラブである「7zoo7」 を立ち上げた。
2020年8月、小林幸子とユニット「シロクマ」を結成し、『ニコニコ超会議 2020 夏』のテーマソングとなる「しろくろましろ」を発表している。
また、2009年9月11日から「松岡充の世の中ヲタしい事だらけ!」というインターネット番組を放送している。

豊田和貴

ギター。ベルモアギターズを使用。
1971年9月1日生まれの、A型。
大阪府吹田市出身。
愛称はジル。これはSOPHIAの前に加入していたバンドで名乗っていた名前からきている。
SOPHIAの楽曲の作曲を多く担当している。
合言葉は「ほな」。
好物はカレー。
普段は無口だが、趣味であるバイクのことになると話が止まらなくなる。
「TRIUMP」とホンダの「CB450」に乗っている。
SOPHIA活動休止後は松岡充とともに、MICHAELとして活動をしている。

黒柳能生

ベース。Riverheadを使用している。
1972年3月18日生まれ、O型。
愛称はクロ、クロちゃん。
愛知県知立市出身でメンバー唯一の非関西人。
関西弁は使わないのだが、メンバー4人が関西弁を使うため、「うつった」と言ってMCなどで関西弁が飛び出ることもあった。
デビュー当時は長髪で松岡曰く、当時はクールぶっていたとのこと。
また、上半身にタトゥーを入れている。
猫と仮面ライダーが大好きである。

赤松芳朋

ドラム。使用楽器はPearlのドラム。
1974年5月27日生まれB型。
兵庫県加古郡播磨町出身。
愛称はトモ。
メンバー最年少でいじられ役。
ライブ後にマイク無しで「ありがとー」と叫ぶのが恒例となっている。
SOPHIA活動休止後、2013年に松岡、豊田とともに、MICHAELを結成したが、2015年に赤松のみ脱退している。
脱退理由は、「メンバーの不仲や音楽性の違いではなく、それ以外で納得できないことがあった」と話している。
現在は、マンツーマンで行うドラム指導を長野県や愛知県行っている。

都啓一

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