ろくでなしBLUES(ブルース)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ろくでなしBLUES(ブルース)』とは、森田まさのりによる『週刊少年ジャンプ』に連載された学園ヤンキー漫画で、コミック版は全42巻。東京の吉祥寺を舞台に、帝拳高校のヤンキー達が暴れ回る。ギャグをちりばめた短編と、他校の強敵とのバトルがメインの長編ストーリーの組み合わせによって構成されており、特に他校とのバトルをメインにした長編シリーズはストーリーの完成度が高く、本作の人気を不動の物にしている。

演:中野雄介(映画1998年版)、磯村洋祐(ドラマ版)
帝拳高校の生徒でボクシング部所属。金髪がトレードマーク。怪我をした武藤と共に留年することを決意し、前田らと共に卒業している。ボクシングには真面目に取り組んでおり、パンチはなかなかのものを持っている。在学中からスナックにアルバイトで入っている。

渡久地 丈一郎(とぐち じょういちろう)

演:荻島哲也(映画1996年版)、鈴木伸之(ドラマ版)
帝拳高校の生徒であだ名はジョー。札幌享栄中学より転校してきた渡久地兄弟の兄。転校してきた当初は弟の誠二と共に下手に出つつ策略を巡らせて太尊から番長の座を奪おうと試みたが、太尊に倒され、その後は和解している。ケンカっ早いが弟と比べると男らしい性格で、頭脳明晰である。

渡久地 誠二(とぐち せいじ)

演:相沢充(映画1996年版)、町田啓太(ドラマ版)
帝拳高校の生徒で丈一郎の弟。転校当時は兄・丈一郎とともに太尊を陥れて帝拳高を支配しようと目論んでいたが、失敗が続いた上、自身の行いがもとで浜田を退学に追い込んだため、その後は改心し、太尊と和解し、その後ボクシング部に所属した。兄と違い小柄で喧嘩もそこまで強くはない。美術教師の観月先生のことが好きだったが、観月は井岡のことが好きだったために失恋した。

中島 淳一(なかじま じゅんいち)

CV:高戸靖広(アニメ1993年版)
帝拳高校の生徒で写真部所属。鬱陶しい長髪がトレードマークの典型的なオタク少年。性格や外見から周囲に気味悪がられているが、密かに人気者に憧れていたらしく修学旅行では酒を飲んではっちゃける姿を見せ、周囲の笑いをとっていた。写真の腕前は非常に高い。

真冬(まふゆ)

演: 飛鳥凛(ドラマ版)
帝拳高校の生徒で暴走族「ブラウン・シュガー」の元メンバー。三迫工業の赤井武士が恋人であったが交通事故で亡くして以来自棄気味となって周囲に冷たく刺々しい態度をとり敬遠されていた。太尊や原田成吉と出会い、次第に打ち解けて行った。後に成吉とは恋人同士となって卒業後は美容師になる。

大場 浩人(おおば ひろと)

帝拳高校の生徒であだ名はヒロト。外見と名前はTHE BLUE HEARTSの甲本ヒロトをモチーフにしている。米倉中学の番長であり、太尊と知り合ってからは尊敬に変わり、米倉高校ではなく帝拳への進学を選んだ。帝拳入学後は太尊を「殿」と呼んでいる。怯えると高い場所に上る性質がある。ケンカっ早く強気な行動に走りがちだが、実力はあまり強くない方である。しかしながら太尊へのまっすぐな尊敬と信頼の念で、勝利に貢献する事が多い。

松村 純之助(まつむら じゅんのすけ)

演:秦可紀(映画1998年版)
帝拳高校の生徒でヒロトの中学時代からの相方。ヒロトと行動をともにしているため、なにかと面倒に巻き込まれることも多いが常識人で、外見のモデルはTHE BLUE HEARTSの河口純之助。

海老原 昌利(えびはら まさとし)

演:加々美正史(映画1998年版)
帝拳高校の生徒であだ名はマーシー。THE BLUE HEARTSの真島昌利をモチーフにしている。中学時代に留年しており、2学年下だが年齢は太尊達より1つ下。中学時代に不良にタイマンを挑むが、大勢に袋叩きにされた挙句、カッターナイフで額に傷を付けられ、その額の傷痕を隠すために常にバンダナを巻いている。それ以来孤独な一匹狼的スタンスをとっていたが、太尊にタイマン勝負に負けてからは仲間になる。喧嘩の腕もかなり立ち、女子生徒に非常に人気がある。やがて小兵二軍団の一員に加えられることとなり、その後常に小兵二軍団のTシャツを着ている。

石松 徹也(いしまつ てつや)

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『ROOKIES(ルーキーズ)』とは、森田まさのりによる高校野球漫画である。『週刊少年ジャンプ』にて連載されていた。二子玉川学園へ赴任してきた新人教師の川藤幸一が、野球部の顧問になって野球部の不良たちと甲子園を目指すストーリーとなっている。川藤が親身になって不良の部員達と向き合うことで成長していくところがこの漫画の面白さである。2008年には同タイトルでドラマ化されている。2009年には『ROOKIES-卒業-』として映画化された。単行本は全24巻のほか文庫版が発売された。

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