アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!(ミラちゅー)のネタバレ解説まとめ

『アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!』とは、「ガールズ×戦士シリーズ」の第1作目で少女向け特撮テレビドラマである。魔王に支配された「音楽の国」を救うため、少女達は「アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!」となり、ダンスや歌の力で悪を倒していく。戦いを通して、彼女達の成長や友情も描かれている。キャッチコピーは「ライブスタート!悪いハートをチューニング!!」。主題歌はドラマ内に出てくるアイドルユニット「miracle2」が担当し、ファミリー層から支持を得ていた。

『アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!』の概要

『アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!』とはテレビ東京系列全6局で放送されていた、少女向け特撮テレビドラマである。全51話で、2017年4月2日から2018年3月25日まで放送されていた。次世代発掘メディア企画「ガールズ×ヒロインシリーズ!」の第1作である。
人間界とは別の世界「音楽の国」が、世界征服を企む魔王に支配されてしまう。音楽の国の宝物である「サウンドジュエル」は魔王に奪われ、「ネガティブジュエル」に変えられてしまった。音楽の国を救うため、妖精リズムズ達は人間界の3人組アイドルユニット「miracle2(読み方:ミラクルミラクル)」と一緒に「アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!」を結成する。ダンスや歌の力で、人々を悪に染める「ネガティブジュエル」を浄化し「サウンドジュエル」へと戻していく。キャッチコピーは「ライブスタート!悪いハートをチューニング!!」
総監督は三池崇史が務め、OLM(日本のアニメ・映画製作会社)が制作。主人公である3人は、少女向け漫画「ちゃお」、女の子向け雑誌「ぷっちぐみ」に応募し、オーディションによって選ばれた。オープニング・エンディングともに、ドラマ内に出てくるアイドルユニット「miracle2」が実際に担当している。
「miracle2」は現実の世界でも、2017年6月にデビューしており、デビュー以来約50回のリリースイベントを行い、ファミリー層を主なターゲットとした観客動員数は累計10万人を超えた。会場中の子供達が、大合唱とダンスで盛り上がり、さらに、その子供達の保護者まで巻き込み、人気が爆発していった。ファンになる年齢層が3歳から8歳くらいの子供だったため、イベントに行く際は必ず保護者が同行していた。その時、一緒に親子でイベントに参加しているので、親子でハマってしまう現象が起き、社会現象にまで発展するほどの人気だった。
本作品は「アイドル×戦士」がテーマとなっており、アイドルが歌やダンスの力で敵を倒し世界の平和を守る、今までになかった形の少女向け特撮テレビドラマとなっている。VFX技術(ビジュアル・エフェクツ(英: visual effects)の略で視覚効果という意味)を使用した作りとなっている。総監督の三池崇史氏は子供向けのアニメーション映画やジャンルを問わずたくさんの作品を発表し、幅広い世代からの支持を得ている。
歌とダンスの監修はEXPG(EXILE PROFESSIONAL GYM)が務めており、原作のタカラトミーからは各種のアイテムや玩具が発売されている。また、企画の小学館からは「ぷっちぐみ」「ちゃお」にて漫画連載され、各メディアで展開された。

『アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!』のあらすじ・ストーリー

オーディションを受けるカノン(左から3人目)

一ノ瀬カノンはおっちょこちょいな小学6年生。ツインテールがトレードマークの明るく元気な女の子。アイドルになることを目指し、オーディションへと参加する。
カノンはオーディション会場で、アリスという女の子と知り合いになり、2人は最終審査へ進んだ。
しかし、アリスのママがアリスを連れ帰ろうとする。カノンのママは、魔王の手によってサウンドジュエルから変えられてしまったネガティブジュエルを拾ってしまい、ネガティブジュエラーという悪者になってしまっていたのだ。カノンは、2人の後を追いかけるが、引き止めることができなかった。
アリスのことを気に掛けるカノンの前に、ある人物が現れる。それはカノンが憧れているアイドル神咲マイと、音楽の国の妖精ポップンだった。
驚くカノンにマイは「『アイドル戦士×ミラクルちゅーんず!』になって一緒に戦って」と言い、アイドル戦士に変身するために必要なサウンドジュエルとミラクルポットを渡す。カノンは戸惑いながらも、アリスとアリスのママを助けたいと思い、「アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!」になることを決意する。

ミラクルちゅーんず!に変身したマイ(左)とカノン(右)

カノンとマイはアリスの家を訪ね、ネガティブジュエラーとなってしまったアリスのママを元に戻すため、「アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!」へと変身する。
ダンスで音楽の力を、武器であるミラクルタクトにためて、必殺技「ミラクルチューンアップ」でネガティブジュエラーになってしまったアリスのママをチューンアップ(ネガティブジュエラーとなった人間を浄化)することに成功した。
マイは再度、カノンに「アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!」として一緒に戦ってほしいと伝えると共に、オーディションに合格するようにとエールを送る。
カノンは改めてオーディションに合格すること、「アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!」になることを強く決意する。

オーディションを受けるフウカ

カノンは最終審査に進んだオーディションで、誰よりもダンスの上手い橘フウカと出会う。オーディションの結果、選ばれたのはカノンとフウカだった。
「miracle2」としてアイドル活動と並行して、「アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!」として戦ってほしいと、マイはカノンとフウカに話をした。だが、フウカは2人と一緒に戦うことを断るのだった。
そんなある日、フウカの小学校の先生がネガティブジュエルを拾い、ネガティブジュエラーになってしまう。クラスは大騒ぎとなり、フウカも驚きを隠せない。そこへ、カノンとマイが駆け付け「アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!」へと変身する。そして、フウカも「アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!」に変身し、3人はネガティブジュエラーをチューンアップするのだった。

食卓を囲む3人(左からフウカ、カノン、マイ)

「miracle2」に選ばれたカノンは両親と離れて、マイ・フウカと共に寮で生活しながらアイドル活動をスタートさせた。
3人は「miracle2」の活動と並行して、「アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!」としても、ネガティブジュエラーを浄化していく。
そしてついに「miracle2」のデビューイベントが決まり、カノン・マイ・フウカは期待と不安で胸をドキドキさせていた。そこへ音楽の国から連絡が入る。音楽の国の妖精アルムとソプラから「アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!」としての使命を教えられる。
闇の帝王である魔王は、破滅の歌を完成させ、世界征服を企んでいた。それを阻止して、「アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!」はネガティブジュエルをチューンアップしサウンドジュエルへと戻すこと。サウンドジュエルを集めて、祝福の歌を完成させることだった。
3人は決意を新たに、ネガティブジュエラーへと立ち向かい、「miracle2」のデビューイベントも成功させるのだった。

テレビ番組に出演する「miracle2」(左からフウカ、カノン、マイ、リョウ)

「miracle2」は毎日ダンスのレッスンに励んでいた。カノンはレッスンが辛く大変だったが、1人で練習をしていた。フウカはその様子を見て、普段甘えているカノンを見直していた。
順調に活動が進み、ついにテレビ番組への出演が決まった。人気の子役、栗原リョウの番組で、3人は張り切っていたのだが、収録当日にカノンとフウカは驚いてしまった。マイのお菓子の作り方がめちゃくちゃだったのだ。何でも完璧に出来るマイだと思っていた2人にとって、衝撃的な事実だった。
そんな時、栗原リョウのファンがネガティブジュエラーになってしまった。3人は「アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!」に変身し、必殺技「ミラクルチューンアップ」でチューンアップするのだった。

待ち合わせに現れたコジロー

小学生アイドルとしてカノンが密着取材を受けるまで、人気を獲得した「miracle2」。
さらにオシャレなアイドルになるため、「miracle2」の3人はメイク担当のコジローと共にショッピングへ行く。
そこで、魔王の手下の毒毒団がコジローの知り合いである美容師をネガティブジュエラーにしてしまう。3人は「アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!」に変身し「ミラクルチューンアップ」でチューンアップし、サウンドジュエルの一種でミラクルちゅーんず!に新たな力を与えるものである、スペシャルジュエル「ヒップホップジュエル」を手に入れた。

寮で話をするマイとマイの父

ある日、世界的指揮者であるマイの父が、突然日本に戻ってきた。マイは驚きながらも喜ぶ。父のコンサートへ行くことが決まったマイは、とても楽しみにしていた。
しかし、ネガティブジュエラーが現れたと音楽の国女神様から知らせが入る。カノンとフウカは2人だけで向かい、「アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!」に変身して戦うが苦戦する。
そこにマイがやってきて、手に入れたスペシャルジュエル「ヒップホップジュエル」使い、3人はパワーアップをし、チューンアップすることが出来た。そして新たなスペシャルジュエル「ロックジュエル」を手に入れた。

「ロックジュエル」でパワーアップした3人(左からフウカ、カノン、マイ)

「miracle2」はラジオの生放送に出演することとなり、カノンは張り切っていた。家族にも知らせラジオの生放送が遂に始まった。しかし、カノンの父の友人がネガティブジュエラーにされてしまった。そこへカノンの父の友人を助けるため、「miracle2」のマネージャー柚原真弓が生放送に乱入し、3人はその間に抜け出すことが出来た。
「アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!」に変身した3人は、スペシャルジュエル「ロックジュエル」を使いパワーアップする。ロックモードにチェンジした3人は、チューンアップに成功し、3つ目のスペシャルジュエル「テクノジュエル」を手にした。そして、無事生放送に戻ることが出来たのだった。

「カリカリ」の2人(ヒカリ:左、アカリ:右)

「miracle2」の3人は、アメリカで大人気の姉妹ユニット「カリカリ」が日本でデビューすることをテレビで知った。「カリカリ」の歌とダンスのクオリティの高さに、マイとフウカは焦るばかり。カノンが通う小等部でも、「カリカリ」の話題で持ちきりだった。
そんな時、ジュピター和夫という占い師がネガティブジュエラーにされてしまった。占いに来ていたカノンの友達は、ネガティブジュエラーにとなったジュピター和夫から、悪い結果の占いを聞かされて落ち込んでしまう。カノンはみんなを助けるために、マイとフウカと共に「アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!」へと変身する。スペシャルジュエル「テクノジュエル」を使いパワーアップした3人は、歌とダンスでハーモニーエネルギーをミラクルタクトに込めて、必殺技を繰り出すのだった。ネガティブジュエラーは浄化され、カノンの友達も元に戻り、ほっと胸をなでおろす3人だった。

「アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!」に変身したヒカリ(左)とアカリ(右)

「miracle2」は「カリカリ」とTV番組で対決することとなり、記者会見で「カリカリ」からライバル宣言をされる。
対決の当日、「miracle2」と「カリカリ」は互いに火花を散らしていた。そんな中、「アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!」の正体が「miracle2」であることに気づいた毒毒団は、対決の本番中、外にいた女性をネガティブジュエラーにしてしまう。今まさに本番をむかえる「miracle2」は助けに行くことが出来ない。そこで「カリカリ」の2人が外へと走り出す。アカリとヒカリは、アルムとソプラに出会い「アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!」へと変身し、カノン・マイ・フウカの代わりにチューンアップすることが出来た。
「miracle2」と「カリカリ」の対決は両チームが勝者という形で幕を閉じた。

新曲ライブの会場で変身する5人(左からヒカリ、マイ、カノン、フウカ、アカリ)

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