俺様ティーチャー(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『俺様ティーチャー』とは椿いづみが2007年から『花とゆめ』で連載を開始した、バトルコメディ漫画である。女番長、黒崎真冬が退学・転校を機に緑ヶ丘学園で普通の女子高生として生活を送ろうとしたのだが、担任であり幼い真冬に喧嘩を教えた佐伯鷹臣と再会する。鷹臣は祖父の物であった緑ヶ丘学園を取り戻すために、現理事長ととある賭けをしていた。不良をバラされたくない真冬は鷹臣に弱みを握られ、風紀部に入り学園の不良たちを正す事に。やがて学園全体を巻き込み、生徒会との全面バトルへと発展していく。

出典: tinyurl.com

2月22日生まれ、A型。身長156cm。ツインテールの可愛らしいお嬢様。
小学校の時のトラウマで男嫌いになる。緑ヶ丘学園は共学だが、雅が歌音のために作った女子だけで構成されている特別クラス、女クラを束ねる。
男に対して過剰に攻撃的で、格闘術を身に着けているため強い。王子様に憧れていて、夏男に助けられて少しあこがれを抱いている。

百地瑠奈(ももち るな)

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副会長であり、女子寮の寮長。華房雅とはクラスメイト。
成績優秀、眉目秀麗。また品行方正であることから生徒からも先生からも人気が高い。
幼少期は母親に虐待され、自分よりかわいそうな子をかわいそうと思うことで自分を保っていた。
母親が再婚して落ち着いてからも傷も性格の歪みも治るわけもなく、自分よりかわいそうで不安定な人と短期的に仲良くなっては暗示をかけて操り、人間関係を壊したり退学に追い込んだりするようになった。
緑ヶ丘学園に入ってからは、生徒を守りたい華房に邪魔されてしまう。そのため、華房雅と、風紀部潰しに手助けしたら華房の負け、その間他の生徒に手を出したら百地の負けという賭けをすることに。
自分はかわいそうな人間だと一番思っているのはお前自身だと鷹臣にに自覚され、その後学校には来ていないが鷹臣が説教をしにきてくれるのを待っている。

雪岡小鞠(ゆきおか こまり)

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CV:悠木碧
5月5日生まれ、B型。身長140cm。
喋らなければとても小さくてかわいい美少女。方言が強く、喋ったら残念と幼い頃に周囲に言われて育ったため、元来面倒くさがりなのもあってあまり喋らなくなった。
見た目の可愛さと愛嬌から、言葉を発しなくても周囲の人間とコミュニケーション可能で、かつ相手を自分の思った通りに動かすこともできる。
緑ヶ丘学園に入学したての渋谷に声をかけられ一目ぼれし、真冬達が修学旅行でいない間に生徒会へ引きいれよう、という口実で近づいてくる。
喋らない可愛さと愛嬌は渋谷には通じなかったが、声が聴きたいと言われ喋ると渋谷との距離が縮まった。俺様ティーチャー本編で唯一のラブコメ要員である。
渋谷の特別になりたくて少しずつ会話をするようになり、百地から引き継いで女子寮の寮長となった。

華房藤子(はなぶさ とうこ)

華房雅の妹。兄がいつか迎えに来てくれるんだと信じていたのに、母と離婚を賭けにしているのを聞いてしまい絶望する。しかし、雅は藤子のことだけを思っており、両親のことなどどうでもよいため賭けをしていたのだった。
藤子が東京の高校へ進学すると聞いたから雅も東京の大学を選んだのに、裏をかいて藤子は緑ヶ丘学園に入学した。この時点で兄の自分に対する思いに気づけなかったのかと少し疑問である。
高飛車で口の悪く、少し難のある性格だが、雅と同じく美貌とカリスマ性が高いため人を惹きつけてやまない。そのため、本性をごく一部の人しか知らない。
真木に捕まった真冬をポチと呼び、相手をするが次第に真冬に心を開き、最終的に真冬のおかげで兄と和解する。
真木が執事になった時から妹のように慕っていたが、段々それが恋心だと気づき自分は真木の妹にはなれないと自覚する。
兄と和解した後は、卒業後雅の右腕になるべく突き進んでいくつもりのようだ。

真木清一郎(まき せいいちろう)

鷹臣が辞職した後に入ってきた先生。
人の名前を覚えることができず、何故か真冬の名前だけを憶えている。
実は西校出身で、元ナンバー2だった。夏祭りで泣いている真冬を見つけ、相手をしてやると妹と重なった。そして妹が危篤の時に、鷹臣達の高校と乱闘になり病院に行けず、争いの中立ちすくむ真冬を保護することもできず無力のまま妹は死んでしまう。
そのため鷹臣と不良に並々ならぬ恨みを抱いている。そして鷹臣に捕まった君はかわいそうだから助けてあげなくちゃと言って真冬を軟禁してしまう。
真木は実は藤子の執事で、藤子の屋敷の空いた部屋に真冬を丁重に閉じ込め、妹のように甘やかし可愛がりだす。
鷹臣を潰すため、緑ヶ丘学園の文化祭に荒くれ共を雇い乱闘させようとしたが真冬達に阻止され、最後には鷹臣と殴り合いの一騎打ちになり、負けた。

黄山高校

野上健斗(のがみ けんと)

黄山高校の番長。黄山にしては勉強ができ、喧嘩も武術によるもので、真冬が苦戦した。
歌音のトラウマになった原因なのだが、歌音が気になるらしく事件後勉強を教えてもらったりとしょっちゅうあっているようである。

犬塚

謎の覆面男。
本人は黄山の番犬と言っているが、その正体は鷹臣である。
教師を藤子によってやめさせられた後、学生のフリをして黄山に入り込み裏で動いているのだった。
真冬は最後まで鷹臣であると気づかなかったが、桶川は犬塚が倒れた真冬の顔にした落書きでなんとなく察したようである。

その他の緑ヶ丘学園生徒

河内智広(かわうち ともひろ)

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