獣王・クロコダイン(ダイの大冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

クロコダインとは、『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』の登場人物。魔王軍六大軍団の百獣魔団の長を務めるワニ顔のリザードマンで、ロモス王国攻略を担当していた。主人公ダイとその仲間たちに敗れ、その際に彼らが見せた勇気に感服。以後は味方として活躍した。
作中でも屈指の怪力とタフネスを誇り、敵からも武勇を称賛される高潔な武人。主人公ダイにとって重要な仲間の一人で、若者が多い彼の仲間たちの中では貴重な大人として彼らを支えた。体を張って敵の攻撃を食い止めるシーンが多いことで有名である。

真の勇気と獣王の敗北

友情のために、人としての誇りのために戦うポップを見て、激しく狼狽するクロコダイン。

あとはダイにトドメを刺すのみとなったその時、逃げ隠れていたポップが参戦。なけなしの勇気を振り絞って自分に挑み、命懸けでブラスを正気に戻した彼に衝撃を受ける。
ブラスさえ正気に戻ってくれれば、ダイは思い切り戦える。ダイならきっとお前を倒してくれる。もはや立ち上がる力も無いポップはそう言い切り、満足したように笑みを浮かべる。最初からダイのために命を捨てるつもりだったのかとクロコダインが問うと、ポップは「そんなカッコいいもんじゃない」と言いつつ、こう続けるのだった。
「仲間を見捨てて自分だけぬくぬくと生きてるなんて、死ぬよりカッコ悪いと思っただけさ」
命を惜しみ、必死で逃げ回っていた少年が、仲間のために勝てるはずもない戦いに臨んでいるという事実に、クロコダインの中でずっと燻っていた葛藤が再燃する。
(こんな未熟な少年までもが友情にすがり、命を張ってまで戦っている。それに引き換えこの俺は、己が身のかわいさに誇りを捨てて卑劣な手段を用いてしまった…!)
本当にいいのか、このままで。男の誇りを失ってまで得る価値のある勝利なのか。クロコダインが悩む中、重傷を負っていたダイが立ち上がる。額に竜のような紋章を輝かせた彼の力はそれまでの比ではなく、迷いを抱えたままのクロコダインは圧倒される。
今度こそダイを打ち倒そうと獣王痛恨撃を放たんとするも、一瞬早くアバンストラッシュを叩き込まれ、致命傷を負うクロコダイン。潔く敗北を認め、卑劣な手段に頼ったことを悔い、友を救うがため勝ち目のない戦いに挑んだポップの勇気を称賛すると、クロコダインは城壁の大穴から身を投げたのだった。

新たなる友、新たなる仲間

獣王の意地

死んだと思われたが、かろうじて生きており、魔王軍の拠点で蘇生処置を受ける。危ういところで息を吹き返すも、ダイの次の相手が不死騎団長ヒュンケルであることを知る。居ても立ってもいられず、重傷の身を押してダイ、ポップ、そしてマァムのいるパプニカ王国に駆け付け、まさにヒュンケルにトドメを刺されようとしていたダイとポップを逃がすことに成功する。
それは「自分が敗れた相手が誰かに倒されるところを見たくない」という武人の意地と、ダイたちとの戦いの中で目の当たりにした“人の心が生む強さ”に惹かれたがゆえの行動だった。
個々が弱いからこそ力を合わせ、心を通わせて強大な存在に挑む人間の素晴らしさに感服し、感銘し、だからこそクロコダインはヒュンケルのことを気に病んでいた。自分にさえ理解できた人間の素晴らしさが、同じ人間であるヒュンケルに理解できないはずがない。このまま魔王軍に身を置き、憎しみのまま刃を振るい続ければ、彼の行き着く先は恐らく破滅しかない。
ダイたちのみならずヒュンケルをも救おうと必死に呼びかけるクロコダインだが、死の淵から戻って来たばかりの身でできたのはそこまでだった。ヒュンケルに腹を刺し貫かれ、マァムを助けられなかったことを悔やみながら、今度こそ倒れ伏す。

不死騎団の終焉

ダイによって胴を半ばまで切り裂かれて命拾いし、深手を負ったまま今度はヒュンケルに腹を貫かれ、それでも生き延びた上に「(武士の情けとしてヒュンケルが施すよう命じた)不死騎団の治療が良かった」らしく、数日の間に完全回復する。
不死騎団が拠点としていた地下迷宮が、氷炎魔団の長であるフレイザードによって溶岩に飲み込まれる中、意識を失って倒れているヒュンケルを救出。彼が自分にしてくれたように治療を施す。
しかし目覚めたヒュンケルは、自身が復讐の相手を見誤ったまま無数の人々を殺めたことに完全に絶望し、果てしなく深い後悔に囚われており、「死ねば罪を精算できたのに生き恥を晒しているとは」と涙する。そんな彼に、クロコダインは静かに語り掛ける。
「ヒュンケルよ。俺は男の価値というものは、どれだけ過去へのこだわりを捨てられるかで決まると思っている」
たとえ生き恥を晒し万人に蔑まれようとも、己の信じる道を歩めるのならそれでいいではないか。この言葉にヒュンケルも「死んで終わりにできるほど俺の罪は小さくはないはずだ」と奮起し、二人は共にダイたちのために戦うことを誓い握手を交わす。
不死騎団長改め、アバンの使徒の長兄ヒュンケルと獣王クロコダインが盟友となった瞬間だった。

バルジ島の決戦

武人の誇りを取り戻させてくれたことへの礼として、バルジ島の決戦にダイたちの味方として参戦。窮地に追い込まれたダイとパプニカ王国の老騎士バダックを救い、獣王痛恨撃で敵を蹴散らす。
その威力に驚嘆しながらも「痛恨撃とは名前が物騒で良くない、会心撃に改名してはどうか」とアドバイスするバダックに、「それはいい」と呵々大笑しながら応じる。
その後の戦いにも参加し、フレイザードの命懸けの猛攻に苦戦を強いられるも、身を挺して仲間を庇う。最終的にアバンストラッシュを完成させたダイによってフレイザードは撃破され、氷漬けにされていたレオナ姫が救出されるまでを見届けた。

生涯随一の美酒

戦勝を祝うパフニカ王国の人間たちから離れた場所で一人酒を飲んでいたところを、彼を探していたというバダックに発見される。「怪物が人間と一緒に酒を飲むわけにもいくまい」と自嘲めいたことを口にするが、「勝利の立役者に怪物も人間もあるものか」と笑い飛ばされ、共に飲むよう勧められる。
彼が持参した樽を受け取って直接酒を飲み、クロコダインは「こんなに美味い酒は初めてだよ…」と感慨深そうに語るのだった。

その後ヒュンケルと共に魔王軍の本拠地である鬼岩城に偵察に赴くが、元六大軍団長である彼らがこの場所を知っていることは魔王軍の側も承知しており、そこはもぬけの殻となっていた。
城という巨大な建造物が動く、動かす力を持つ者が魔王軍にいるということに驚愕。ヒュンケルに追跡調査を任せ、自身はダイたちを援護するために彼らとの合流を目指す。

竜の騎士たちの戦い

竜に怯える獣王

クロコダインがテラン王国に駆け付けた時、ダイ、ポップ、そしてレオナは六大軍団長の一人である竜騎将バランと交戦中で、ちょうど大ダメージを受けたダイが倒れたところだった。「あんたが来てくれれば百人力だ」と喜ぶポップ。しかし、クロコダインは腹の底から恐怖していた。
バランは魔王軍の中でも隔絶した力の持ち主である。何しろ“世界の安定を崩す者を討つため神々が作り出した最強の生体兵器”、伝説の「竜の騎士」なのだ。戦えば、自分は死ぬ。
それでもなお、クロコダインはバランの前に立ち塞がった。バランがダイの父であることも、彼を己の下に連れ戻そうとしていることも承知の上。自分とヒュンケルの目を覚まさせてくれたダイを“太陽”と称し、生きとし生ける者に不可欠なそれを奪う者がいるのなら、力及ばずとも戦うまでと言い切って。
しかしバランの力は圧倒的だった。腕を折られ、右目を潰され、倒れ伏すクロコダイン。バランは彼に降伏するよう告げるが、かつてロモスでポップが自分を相手にやってみせたように、クロコダインは仲間のために命を掛けると言い切って立ち上がる。回復したダイとの連携攻撃で、ようやくバランにダメージを与えた。
ダイを中心とした彼の仲間たちの力を警戒したバランは、その源である絆を断ち切ることを決意。全精力をかけてダイの記憶を封じ、一時撤退していくのだった。

獣王最大の戦い

記憶を失ったダイの精神は幼い子供同然で、戦うこともできない状態だった。数日後には再びバランが来襲し、ダイを連れ去ってしまう。しかし圧倒的な力を持つバランに対して有効な手立てはない。
静かに絶望に耐えていたクロコダインたちだったが、バランが直属の精鋭部隊竜騎衆までをも引き連れて再度進軍してくることが判明した時、ポップが突如「打つ手が無いから自分は一人で逃げる」と言い出す。かつてダイのために命を懸けて自分に立ち向かった少年の言葉とは思えず、驚愕するクロコダイン。しかし彼が真意を問う前に、ポップは自らの宣言通りその場を走り去ってしまうのだった。
しかし、ポップの真意はその直後に判明する。彼はダイのために捨て石になり、バランたちの戦力を削るために単身で彼らに戦いを挑んでいたのだ。ポップの相手を竜騎衆たちに任せてダイを連れ戻しに来たバランからその事実を聞かされ、「ポップは本当に逃げた」と考えていたクロコダインは己の愚かさを笑う。
自分が憧れた人間は、仲間に恨まれてでも友のために命を懸けていた。全ての迷いを振り払い、クロコダインは敢然とバランに挑む。
「バラン…ギガブレイクで来い…!!」
生中な技ではこの獣王は倒せない。自分を倒したいなら、最強の技でかかってこい。そう挑発するクロコダインにバランは応じ、彼の必殺の一撃で一気に勝負を決めにかかる。
成熟した竜の騎士が、最強の雷撃呪文と共に放つ究極の剣。しかし全精力を防御に注いだクロコダインはそれを耐え凌ぎ、レオナの回復呪文を受けて立ち上がる。
「何発でも放ってこい!俺の命とお前の力、どちらが先に尽きるかの勝負だ!!」
ダイを目前にしながら邪魔され、勝負にもなっていない勝負を挑まれ、激昂するバラン。二度目のギガブレイクを放つ。しかしクロコダインはそれにすら耐え抜き、バランを驚嘆させる。
クロコダインの目的は、そもそもバランを倒すことではなかった。いずれ必ず駆けつける仲間たちが少しでも楽に戦えるよう、バランの力を“削って”おく。そのためだけに命を懸けたのだ。
そこに竜騎衆を打ち破ったポップと、彼と合流したヒュンケルが現れ、バランが魔王軍に参加することになった経緯を語り始める。

竜魔人の暴威

バランの妻ソアラは人間で、同じ人間の手によって命を落とした。人間のために死力を尽くして戦い続けながら、人間によって最愛の女性を奪われたバランは絶望し、大魔王バーンの「まず滅ぼすべきは人間ではないのか」という言葉に賛同。魔王軍に参加しつつ、生き別れの息子(ダイ)を探し続けていたのだという。
人間への憎しみのまま暴走していたバランに、かつて自身も同じく人間を憎み抜いていたヒュンケルは「それは間違いだ」と告げ、父親であるのならまずは人の心でダイに接するべきだと説く。真摯な言葉はしかしバランには届かず、かえって彼を逆上させるに終わってしまうのだった。心の古傷に触れられたバランは完全に人の心を捨てて、竜の騎士の最強の戦闘形態「竜魔人」へと変貌。それまでとは比較にならぬ暴威となって荒れ狂う。
それまでさんざんタフネスぶりを見せつけたクロコダインは特に容赦なく攻撃され、得物である真空の斧を打ち砕かれた上に素手で胸板をブチ抜かれる。一瞬で一行を叩きのめしたバランは彼らにトドメを刺そうとするが、そこに匿っていたはずのダイが現れる。表の騒ぎに気を引かれて抜け出してしまったのだ。
今度こそダイを手に入れんとするバランの前に立ち塞がったのはポップだった。クロコダインもヒュンケルももはや動けぬ中、呪文が使えないほど消耗したとはいえ動けるのは自分だけ。自分がなんとかするしかない。なんとかダイを守り抜くべく考え続けたポップは、バランに対して全生命力を爆発力へと変換する自爆呪文メガンテを敢行するのだった。

竜の親子

親友が死ぬ瞬間を目の当たりにし、その衝撃で記憶を取り戻すダイ。なおダイを我が物にしようとするバランに、彼は本来額に現れる竜の紋章を右手に移動させることで記憶封じに対抗。空前前後の竜の騎士同士の対決が始まる。
ポップの死に涙し、そうさせたバランに激怒し、致命傷に等しい深手を負いながらもクロコダインは起き上がり、同じく奮起したヒュンケルと共にダイを援護。連戦の消耗で力の弱まったバランを相手に、一行は実質的には痛み分けに近い薄氷の勝利を手にする。クロコダインを含め、全ての仲間が死力を尽くした上でのギリギリの結果だった。
誰もがポップの死を悼む中、人の姿に戻ったバランがその場に現れる。もはや彼に戦う意志も力も残っておらず、同様に消耗し尽くしたダイたちを尻目に、ポップに自身の血を分け与える。竜の騎士の血にはその者の精神力に応じて生命エネルギーを活性化させる力があり、これによってポップは息を吹き返す。バランはいずれダイと改めて決着をつける旨を告げ、「敵に塩を送るのはこれが最後だ」と言い残して去っていくのだった。

魔軍司令ハドラーの終焉

バランを退けたその日、満身創痍のクロコダインはヒュンケルと共に眠り伏す。しかしそれはただ消耗したというだけではなく、ザボエラが撒いた毒の効果のためでもあった。彼らが弱っているところを狙って、ハドラーが襲撃を仕掛けてきたのだ。
ポップ、ダイ、そして駆け付けたマトリフが協力してこれを退け、今度こそ脅威は去る。クロコダインとヒュンケルが物音に気付いて目覚めた時には、すでにハドラーたちはダイたちの攻撃で吹き飛ばされていた。

しかし、下半身を失いながらもハドラーは生きていた。同じくなんとか生き延びたザボエラにつかみかかり、ハドラーは彼が研究している超魔生物という生体兵器への改造を自身に施すよう命じる。それは力と引き換えに寿命を著しく縮める禁断の技術だった。
もはや地位も、名誉も、命さえも不要。魔軍司令としてのハドラーはこの世から消え、恐るべき戦士へと生まれ変わる。

新たなる魔王軍

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