おしりたんてい(アニメ・本)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『おしりたんてい』とは、NHK Eテレで放送されているテレビアニメ。顔が、「おしり」のようなかたちをしている名探偵おしりたんていが事件をププッと解決していく。2011年に、FLAMAから子ども向けiPad専用本アプリ『おしりたんてい』として初登場。幼児や小学校低学年向けの書籍は、シリーズ累計700万部を超える人気作。参加型の謎解きアニメなので視聴者も一緒に楽しめるようになっている。「しつれい こかせていただきます」という決め台詞で放たれる「オナラ」のような必殺技も必見だ。

『おしりたんてい』名場面

おしりたんていが必殺技の悪臭を放つと本人も相手も劇画タッチになる。

おしりたんていが「しつれいこかせていただきます」と言うと、本人が劇画になる。悪臭の被害に遭ったキャラクターたちも臭いを嗅いだ瞬間を劇画で表現されている。

『おしりたんてい』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

おしりたんていが出す気体には2つの特殊な使い道がある

怪盗Uと共に空へ上がっていくブラウン。(TVアニメ第39話 『ププッ かいとうU たい かいとうU!?後編』)

おしりたんていの顔から出るオナラのような気体は、犯人を追い詰めるためだけでなく他にも使い道がある。

1. 鞄などに長時間密封でき、犯人の鞄の中にオナラのような気体を入れておいて開けた犯人をその臭いで倒すことができる(TVアニメ第39話 『ププッ かいとうU たい かいとうU!?後編』)。その際は「しつれいこかせていただきました」と過去形になる。
2. 風船状のものに入れると浮力を持っている。怪盗Uと一緒に空に浮き上がったブラウンを助けるために、手に持っていたマスクにオナラのような気体を入れて膨らませて飛ばした。マスクはぶつかって破裂し悪臭が放たれた(TVアニメ第26話 『ププッ かばんをとりもどせ』)。

おしりたんていとおしりダンディの親子関係は良い距離感

ブラウン・おしりたんてい・おしりダンディ(下から)

一緒には暮らしておらず、良い距離感のある親子関係。「父上」「息子よ」と呼び合っている。

デスクの後ろの家族写真

ダンディのセリフの中に「母さんに伝えとこうか、まだ辛いものはダメだって」とあるので母親もいるようではあるが、まだ登場したことはない。登場はしたことはないが事務所のデスクの後ろに飾ってある家族写真をみると母親も似たようなフォルムをしているようである。

ブラウンは食べ過ぎるとパンパンになる

はりこみ中にあんぱんを食べ過ぎてパンパンになったブラウン。

ブラウンは、食いしん坊なので食べ過ぎてパンパンになることがある。犯人を捕まえようとするが、張り込みで睡眠不足のおしりたんていは必殺技の悪臭が少ししか出なかった。しかし近くにいたブラウンが悪臭の被害に遭い、臭さのあまり転がって犯人にぶつかってしまう。その際に犯人が口の中に隠していた宝石が飛び出てきて犯人逮捕に一役担った(TVアニメ第24話 『ププッ はりこみのよる』)。
ちなみに太ると声質まで太くなる。

おしりたんていがブラウンに教える推理のための3か条

おしりたんていが、ブラウンに教えている推理のための3か条
1. 覚えて:変化に気づくためにも、名前や部屋の配置などなんでも覚える
2. 調べて:重要な手掛かりになるかもしれないから現場ではすみからすみまで調べる
3. 理解する:覚えたり調べたことを推理する

視聴者がおしりたんていたちと一緒に推理をできる参加型の謎解き

おしりをさがせ!

『おしりたんてい』の人気の秘密のひとつは、参加型であるということだ。おしりたんていやブラウンと一緒に迷路、証拠探し、間違い探しなどをして謎を解いていくのだ。毎回お決まりであるのがアニメの途中で「〇〇色のおしりをさがせ!」というおしり探し。後半の様々な場面に指定された色のおしりが隠れているのを見つけるのだ。このようにみている側を最後まで飽きさせない工夫が凝らされているのも特徴的である。

『おしりたんてい』の主題歌・挿入歌

主題歌:伊勢大貴『ププッとフムッとかいけつダンス』

主題歌「ププッとフムッとかいけつダンス」

作詞:藤本記子/作曲:小杉保夫/編曲:高木洋/歌:伊勢大貴/ダンス振付:TEMPURA KIDZ
『おしりたんてい』の人気のひみつの一つでもある主題歌 「ププッとフムッとかいけつダンス」は、子どもから大人まで人気だ。令和元年の紅白歌合戦の企画内では、おしりたんていが仲間たちといっしょに『おしりたんてい』の主題歌「ププッとフムッとかいけつダンス」を披露。子どもたちの大好きなワード「おしり」を連呼するおもしろ歌詞と真似しやすいダンスが特徴である。また歌詞がおしりたんていの自己紹介のようにもなっているので、初心者の方は歌詞を読むとおしりたんていのことを知ることができる。

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