炎炎ノ消防隊(Fire Force)の特殊消防隊まとめ

『炎炎ノ消防隊』とは、『少年週刊マガジン』にて連載されている大久保篤による漫画作品である。
世界中で人体が発火し、「焔ビト」と呼ばれる怪物と化す事件が相次ぐようになって数十年。東京皇国は、専門の対策班である「特殊消防隊」を結成して焔ビトによる大規模火災に対応していた。かつて火災によって母と弟を失った少年「森羅 日下部」は、自身がヒーローとなって焔ビトから人々を守ることを志して消防士になる。幾多の現場で焔ビトと相対する中、森羅は弟が生きていることを知り、それを追う過程で世界の謎にも迫っていく。

東京軍の軍人を中心に構成された部隊。しかしそれは建前で、実際は灰島重工が実権を握っている。
焔ビトを捕らえて非道な実験を行っているなど、黒い噂には事欠かない。そのため最初に第8特殊消防隊が調査する対象となった。
噂は半分は真実だったものの、実際は第3特殊消防隊に疑惑が向かないようにするためのスケープゴートだったようである。

プリンセス 火華(ぷりんせす ひばな)

CV:Lynn
第5特殊消防隊の大隊長。20歳。炎を自由に生み出す「第三世代能力者」だが、ピンポイントで人体を熱に晒して気絶させたり、花の形にした炎を操ったりと、生み出した炎を制御する力にも長ける。
妖艶な雰囲気を漂わせた苛烈な女性で、目的のためには手段を選ばない。「この世に神も救いも存在しない」、「悪に対抗する為には自分も悪にならなければならない」という信念を持ち、焔ビトに対抗するためにこそ彼らに対して非人道的な実験を繰り返し、得られたデータを灰島重工に渡す見返りとして現在の地位を手に入れた。
過去にアイリスと同じ修道院で暮らしており、そこで起きた集団人体発火事件で共に修行していた少女たちが焼け死ぬところを目の当たりにする。この衝撃的な経験が現在の彼女の土台となっており、普段の悪辣な態度も「焔ビトという脅威に対抗するためには自身も強くあらねばならない」との思いが行き過ぎた結果である。
アイリスからは未だに“義姉さん”と呼ばれ、家族だと認識されている。しかしすでに自分でも止まることができなくなっており、案じて訪ねてきた彼女を監禁。取り戻しに来た森羅らと交戦する。何度倒れても立ち上がり、ヒーローたらんとする彼に敗北するも、同時に彼のその姿勢に希望を見出す。森羅が「ヒーロー」として最初に救った人物である。
以降は己の所業を改め、第8に協力するようになる。森羅にはすっかりぞっこんで、何かにつけては彼に言い寄っている。

5thエンジェルス3(ふぃふすえんじぇるすすりー)

CV:石上静香、森なな子、大地葉、東内マリ子
第5特殊消防隊の女性隊員のみで編成されたチーム。「エンジェルス3」の名の通り、基本的にはスリーマンセルのチームだが、どう見ても3人以上のメンバーがいる。これは森羅などからも指摘されているものの、気にしていないのか開き直っているのかまったく意に介さない。
メンバーは第二及び第三世代の能力者であり、見た目と言動はふざけているが戦闘力は決して低くない。何かこだわりがあるのか、「5thエンジェルス3 3on3 三枚おろしスラッシャーver2.3」などやたらと数字を多用するコンビネーション技を得意としている。

トオル 岸理(とおる きしり)

画像左の男がトオルである。

CV:河西健吾
第5特殊消防隊の隊員。炎を自由に生み出す「第三世代能力者」で、いつも噛んでいるフーセンガムに可燃性のガスを封入し、それによってバックドラフト現象を発生させる「バックドラフトバブリッシュガム」という技を持つ。
見た目も軽ければ中身も軽く、「第三世代能力者で消防士なら女にモテる」という想いから消防士を志した。火華の非道な実験に意見することもなければ、後に彼女が第8特殊消防隊と協力することを決めた際も(少なくとも表面上は)素直に従うなど、基本的に流されやすいタイプのようである。
第8特殊消防隊と第5特殊消防隊が衝突した際は、アーサーと交戦。上記の技で彼を攻め立てるが、結局はそれを打ち破られて敗北した。

第6特殊消防隊

特殊消防隊の中でも、医療に特化した部隊。本拠地からして消防署ではなく「第6特殊消防医院」という形を取っており、ここでは能力者の治療も行っている。

火代子 黄(かよこ ほぁん)

CV:大原さやか
第6特殊消防隊の大隊長にして、第6特殊消防医院の院長。炎を自由に生み出す「第三世代能力者」であり、炎の熱エネルギーを変換して患者の治療や体力の回復に利用する「アスクレピオスの杖」という特殊能力を持つ。ただしこの際患者が炎に包まれるため、“火葬されている”ように見えやすいのが難点。
その役職柄火災現場の最前線で活動することはほとんどないものの、負傷した特殊消防士たちの命を守る非常に重要な存在。森羅も象を追う中で重傷を負った際、彼女の治療を受けて一命を取り留めたことがある。

アサコ・アーグ

CV:金元寿子
第6特殊消防隊の中隊長。周囲の炎を自由に制御する「第二世代能力者」。
第4特殊消防隊の大隊長である蒼一郎 アーグの孫であり、彼と同じく丸眼鏡をかけている。
おっとりとした優しい性格の女性で、何かにつけては「なんと~」と口にする。

第7特殊消防隊

浅草地区担当の特殊消防隊。もともとはこの地区の自警団だったが、実力を買われて特殊消防隊へとそのまま組み込まれた。
人物の名を「名前・姓」ではなく「姓・名前」の順で呼称するなど、隊員たちばかりかこの地区の住民全てが、原国主義と呼ばれる「東京国が現体制となる前の“日本の文化”を重視する」思想の持ち主。そのためか他の特殊消防隊のような消防服を着ておらず、町火消しのような装束を制服代わりとしている。
焔ビトの鎮圧の際も聖陽教会式の鎮魂の儀式を行うのではなく、たとえ結果として多少町を破壊することになったとしても、可能な限り派手に倒すことで供養とする独特の風習を貫いている。

新門 紅丸(しんもん べにまる)

CV:宮野真守
第7特殊消防隊の大隊長。22歳。第二世代と第三世代の力を併せ持つ「煉合能力者」で、制御できる炎の規模も精度も桁外れ。作中では着火した纏(まとい)をミサイルのように撃ち出し、それに乗って空をも飛ぶ姿を見せた。さらには体術にも優れており、焔ビトが現れるたびに町を破壊しながらそれを鎮圧する様も合わせて「浅草の破壊王」や「最強の消防官」などと称される。
第7特殊消防隊の先代大隊長である火鉢が生きていた頃は、自身のあまりにも傑出した才能を持て余してケンカを繰り返していた。しかし紺炉や浅草の人々に見守られ、次第にその期待に応えたいと考えるようになり、火鉢の後を継いで浅草の町を守ることを決意。原国主義者であるため皇国と太陽神に忠誠を誓っておらず、そのため上層部からは睨まれているが、浅草では「焔ビトになるなら紅丸に派手に送ってもらいたい」とまで言われるほどの絶大な人気を誇る。
普段のテンションは低いが典型的な江戸っ子気質で、義理人情に厚く権力に頭を下げることを嫌う。森羅とは焔ビトの鎮圧方法を巡って一悶着あったものの、根っこのところでは似通った部分があり、和解した後は稽古をつけてやるなど兄貴分として振る舞っている。

相模屋 紺炉(さがみや こんろ)

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