落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『落第騎士の英雄譚』とは、海空りくによるライトノベル作品またはそれを原作とするアニメ作品である。
ジャンルとしては相対的に魔法要素等が少ないとされるロー・ファンタジーの学園物で、ライトノベルよろしく多数の女性キャラが登場する。
しかし本作の特徴として女性キャラは多数登場するものの、あくまでメインヒロインは一人である。
能力者としては最低ランクかつ、その能力の低さと大人達の汚い関係性故に一度落第している主人公が文字通り一生懸命頑張る姿とメインヒロインとの恋仲の様子が描かれる。

伐刀者(ブレイザー)

己の魂を固有霊装として扱い、魔力をもって異能を操る存在。極々希に動物なども能力に目覚める。

固有霊装(デバイス)

伐刀者の魂を具現化した装備。「霊装」と略される事が多い。
魔力でできているため出し入れ自由で基本的に壊れることはない。
また、人体に物理的な損傷を与えない「幻想形態」であつかうこともできる。

伐刀絶技(ノウブルアーツ)

固有霊装を使用して発動する能力の総称。

魔力

この世界に自らの意思を反映する力と言われている。
魔力量は努力などで総量が変わることがなく、その量はその人間が持った運命の重さによるといわれる。

黒鉄家

かつて第二次世界大戦を勝利に導いた大英雄、黒鉄龍馬をはじめ、数多くの優秀な伐刀者を輩出している日本で最も発言力のある一族。

魔導騎士制度

国際魔導騎士連盟の認可を受けた学校を卒業したものにのみ「免許」と「魔導騎士」という立場を与え、能力の使用を許可する制度。
これに外れた者は多くが犯罪者となるため除籍されることはかなり稀。
日本には認可を受けた学校は7校あり、各校に在籍している生徒は「学生騎士」として扱われる。
学生騎士は特別招集として実戦に赴くこともある。

解放軍(リベリオン)

世界で最も有名な犯罪集団。伐刀者を新人類としており、非伐刀者は伐刀者に支配されるべきと考えている。
しかし構成員のほとんどは非伐刀者である。

KOK(king of knights)

抜刀者同士の格闘競技。
世界で一番人気のスポーツで一年の放送権料が三兆円を超える。

『落第騎士の英雄譚』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

一輝「僕の最弱を以て、君の最強を打ち破る!」

第一話の一輝とステラの決闘で一輝が初めて一刀修羅を発動させる直前の台詞。
撤退的に才能のない一輝がせめて一分間だけは誰にも負けないようにしようと稀代の天才であるステラとの決闘に決着をつけるシーンはこの作品の根幹さえ見えるような熱い展開だ。

一輝「僕たちが憧れたあの偉大な剣客は、今の僕らのように笑えていたかい?」

第八話の倉敷蔵人との決着のシーン。
命の掛け合いを楽しみ決闘を長引かせていた一輝と蔵人だったが、そろそろ双方体力の限界に迫っていたため最後に一輝が確認しておきたかったこと。
蔵人は「こんな死合いを楽しめねぇヘタレがラストサムライなんざ呼ばれるわけねぇだろうが!」と答えている。

一輝・刀華「僕は(私は)、己の全てを賭けて、この誇り高き騎士に勝ちたいだけ!」

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