【BTTF2】バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2に隠された小ネタ・伏線・パロディまとめ【Back to the Future Part II】

『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』とはアメリカのSF映画で、1985年公開の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の続編作品である。
1989年公開で原題は『Back to the Future Part II』。監督は前作と同じロバート・ゼメキスが務めた。
主人公マーティは、親友であるドクから未来で息子に危険が迫っているといわれ、デロリアンで30年先の未来へタイムスリップする。Part2に焦点をおいて、細かく小ネタを紹介。
『バック・トゥ・ザ・フューチャーPart2』の概要
『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 』は1989年公開のアメリカ映画。
前作で過去の1955年からやっと現代に戻って来たマーティ。
タイムスリップの冒険も終わりだと思っていた彼のもとに、未来へと旅立ったドクが現れる。
ドクはマーティに、マーティの子どもが危ないので、一緒に未来へ来てほしいと告げる。
マーティの彼女であるジェニファーも一緒に2015年の未来へタイムスリップをするのであった。
前作では、過去への旅しかなかったが、今作では2015年や前作の舞台であった1955年にも戻ったりと過去も未来も楽しめる作品となっている。
『バック・トゥ・ザ・フューチャーPart2』の登場人物・キャラクター紹介
マーティン・シェイマス・マクフライ(演:マイケル・J・フォックス)

ヒル・バレーの高校に通う17歳の高校生。
愛称はマーティ。
part2では、自分とジェニファーの息子を危険から救うために2015年の未来へ向かう。
息子の危機を救うことはできたが、2015年のアンティークショップで見かけたスポーツ年鑑を出来心で購入したことがきっかけで、未来から戻った1985年の様子が大きく変化してしまう。
1985年を自分のいた世界に戻すため、ドクと共に再び1955年にタイムスリップ。
そこで、1985年に変化をもたらした原因となったビフと奮闘する。
彼は、人から「チキン」と言われるとかっとなってしまい、それが原因で交通事故を起こし、2015年ではギタリストになる夢をあきらめてしまい、さらには会社の不正行為にも手を出してクビになってしまっている。
好きなものは、ロックとペプシコーラとスケボー。
エメット・ラスロップ・ブラウン(演:クリストファー・ロイド)

ヒル・バレーでは有名な変人であり、発明家。
通称はドク。
マーティとは年の離れた親友で、短気なマーティを理詰めで諭すことがある。
2015年にタイムスリップした際に、マーティの息子に起こる危機を知り、マーティとジェニファーを連れて、マクフライ家の危機を救う。
2015年に行った際に、若返りの整形手術を受けており、皺を伸ばし、髪の毛を増やし、血液を入れ替えるなどして、寿命が30~40年ほど伸びた。
どんな時代でも対応できるように、あらゆる年代に流通している紙幣をデロリアンに入れている。
2015年についたときも、マーティにも時代に合った服を買うよう勧めている。
小説や西部劇が大好き。
過去の自分に現在の自分を気づかれてしまったら世界が爆発してしまうが、1955年に若かりし頃の自分に声をかけられており、若い時のドクが気が付かなかったため、世界が爆発することがなかった。
ジェニファー・ジェーン・パーカー(演:エリザベス・シュー)

マーティの恋人。
2015年ではマーティと結婚して、マーティ・ジュニアとマーリーンの母親となっている。
息子の危機を救うために、ドクに理由もわからず2015年に連れてこられるも、ドクの発明品である催眠装置で眠らされてしまう。
寝ているところを警察官に発見され、2015年の自宅に連れてこられるが、未来の自分と遭遇し、気絶してしまう。
このように、物語の大半は眠っているシーンばかりである。
というのは、脚本家であるボブ・ゲイルがジェニファーの存在が邪魔だと思っていたため。
「最初は続編制作の予定はなかったため、事前に続編が決まっていたらジェニファーは未来に行っても特にやることがなかったからデロリアンに乗せなかった。考えたけどどうしようもなかったからほぼ全編気を失っている。」とコメントをしている。
マーティ・マクフライ・Jr.(演:マイケル・J・フォックス)
マーティとジェニファーの息子。
グリフにそそのかされ、窃盗事件を起こし、逮捕される。
この事件がきっかけとなりマクフライ家は崩壊する運命となっていたが、その未来を変えるために、ドクとマーティとジェニファーが過去からかけつける。
父親の若い頃とうり二つであるが、性格は正反対で気弱で弱虫。
父親と目の色が異なっており、息子の目の色は茶色である。
ビフ・ハワード・タネン(演:トーマス・F・ウィルソン)

2015年では老人となったビフが、スポーツ年鑑を手に入れたことで、1985年を変えてしまう。
デロリアンがタイムマシンであると気が付いた唯一の人物。
スポーツ年鑑がきっかけで変わってしまった1985年ではヒル・バレーを牛耳っており、マーティの義理の父親になっている。
しかし、歴史を変えたことにより、1985年でロレインに殺されてしまった過去が誕生してしまった。
そのことにより、2015年に戻った際タイムパラドックスが起こり、一度消滅しかけたこともある。
ずる賢いが頭が悪く、1955年のビフは、言葉の使い方を間違える事が多い。
1985年を牛耳っているビフのモデルは、ドナルド・トランプと言われている。
グリフ・タネン(演:トーマス・F・ウィルソン)
ビフにそっくりなビフの孫。
性格もビフに似ているが、ビフ以上に頭が悪く、手加減も知らない。
ドクが脳に移植した回路がショートしていると言うほど。
マーティの息子に窃盗をそそのかした本人であるが、変化した未来では、マーティの息子の代わりに、裁判所に突っ込み、器物破損の罪で捕まることとなる。
偉そうで威張り散らし、子分をいつも引き連れている。
『バック・トゥ・ザ・フューチャーpart2』の小ネタ・伏線・パロディまとめ
Part2を作る予定はなかった

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の最後に出たテロップ。
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- 『バック・トゥ・ザ・フューチャーPart2』の概要
- 『バック・トゥ・ザ・フューチャーPart2』の登場人物・キャラクター紹介
- マーティン・シェイマス・マクフライ(演:マイケル・J・フォックス)
- エメット・ラスロップ・ブラウン(演:クリストファー・ロイド)
- ジェニファー・ジェーン・パーカー(演:エリザベス・シュー)
- マーティ・マクフライ・Jr.(演:マイケル・J・フォックス)
- ビフ・ハワード・タネン(演:トーマス・F・ウィルソン)
- グリフ・タネン(演:トーマス・F・ウィルソン)
- 『バック・トゥ・ザ・フューチャーpart2』の小ネタ・伏線・パロディまとめ
- Part2を作る予定はなかった
- 意外な有名人が出演している
- イライジャ・ウッド
- レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリー
- 前作と役者が変わった登場人物がいる
- ジェニファー・ジェーン・パーカー
- ジョージ・ダグラス・マクフライ
- 同じシーンでも撮りなおしたところがある
- part2オープニングのシーン
- part2エンディングのシーン
- 作中に使われた道具が再登場する
- 目覚まし時計
- 時計台
- はく製
- 構図が同じ
- 2015年10月21日
- スポーツ年鑑
- part3への伏線がちりばめられている
- ドクの美容整形
- ドクの服
- 射撃の名手
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- ビフが見ていた映画
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- お約束のシーン
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