Horizon Zero Dawn(ホライゾン ゼロ ドーン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Horizon Zero Dawn』とは、ゲリラゲームズ開発のオープンワールド・アクションRPG。2017年PlayStation 4で発売された。その後DLC『Horizon Zero Dawn:凍てついた大地』リリース。2020年には本編とDLCが含まれたPC版をWindows向けに配信。
舞台は人類の文明が崩壊した1000年後の未来。世界は機械の獣たちに支配されていた。プレイヤーは熟練ハンターとなり、旧文明の遺物や建造物が存在する世界を探索し、世界の秘密と自らの出自を解き明かす。

プロジェクト:ゼロ・ドーン

ファロ・ロボットの暴走により、もはや絶滅を免れなくなった人類の最後の希望として、エリザベト・ソベックが発案・実行した計画。一度絶滅し破壊された地球をテラフォーミングし、何年も経ったあとに新人類を新たに生み出すことで、文化や知識の継承を目的とした。
16ヶ月で地球上の動植物はスワームに食い尽くされるが、スワーム停止のための暗号解読には50年がかかるとされた。このまま人類を存続させることは不可能と判断され、スワームの機能停止から、地球環境の再生、人類や動植物の復活、文明の復興まで、すべて自己判断で推敲できる高度なAI「ガイア」を作りだし、未来へ希望の種を残すこととした。
世界中からさまざまな分野の有識者を招集しチームを組んだ。

不屈の勝利作戦

プロジェクト:ゼロ・ドーン完了までの時間稼ぎを目的とした軍事作戦。ゼロ・ドーンは一般的にはスワームを一掃するための超兵器開発だと説明されており、それを希望に人類はスワームに対抗した。膨大な犠牲を出したものの、ガイアの完成までスワームの信仰を送らせることに成功した。

ガイア

CV:高乃麗

エリザベト・ソベックとプロジェクト:ゼロ・ドーン参加者が開発したAI。
それぞれの機能に特化した副次機能を持っているが、本編の20年ほど前に、ガイア・プライムの施設が発信元不明のウイルスに侵され、副次機能は自我を持つ独立体へと変貌する。このときハデスが暴走をはじめ、地球上の生物を殺戮しようとしたため、ガイアはハデスとともに自爆した。
そのときに、冷凍ストレージ内にあるエリザベト・ソベックの遺伝子素材を使って彼女のクローンをつくるように「ゆりかご施設」に命令し、アーロイを生み出した。アーロイはエリザベトと同じ遺伝子情報を持つため、他の施設にも自由に出入りができるようになるため、そこにある技術を使い、ガイア自身をリブートしてもらうことを望んだ。ガイアはエリザベトとそのクローンであるアーロイに不可能はないと信じていて、いつか見つかるだろうとメッセージを残していたのだった。そしてアーロイは、その信頼に応えた。

ミネルヴァ(MINERVA)

スワームのプログラムを解読し、停止コードを生成する機能。

ヘファイストス(HEPHAESTUS)

テラフォーミングに必要な機械の生産する機能。
「導きの塔」・機械獣・機械炉などの設計をした。また、凍てついた大地にて「魂」を支配した。

アイテール(AETHER)

大気を浄化する機能。

ポセイドン(POSEIDON)

海洋を浄化する機能。

デメテル(DEMETER)

植物を再生する機能。

アルテミス(ARTEMIS)

生物圏を再生する機能。

エレウシス(ELEUTHIA)

人類の再生・育児・教育をするための施設、機能。
保存された遺伝子情報をもとに人間を誕生させる子宮的なユニット、育児や世話を行うロボット「サービター」、食料庫、学校や幼稚園のような施設、またその教育システムで教えるべき知識ベースのアポロなどを備える。
エリザベトの計画ではこのエレウシスとアポロで人類と文明の再生ができるはずだったが、ファロがアポロを消去してしまったため、生まれた子どもたちは教育年齢になっても教育ができず、ゆりかご施設はほとんど牢獄と化していた。

アポロ(APOLLO)

新しい人類に警鐘するための文明や知識を保存したデータベース。
しかし、テッド・ファロが「新しい人類は無垢であるべきだ」ととアポロを消去したため、文明や知識が新しい人類に受け継がれることはなく、文化は原始時代ごろまで後退した。

ハデス(HADES)

CV:麦人

もし地球の環境が適切でなくなったときに、ガイアのテラフォーミングシステムに干渉して工程を逆行する機能。
「絶滅プロトコル」とも呼ばれ、地球再生を目的としたガイアは、それに逆らうハデスの行動を承認しないため、ハデスが稼働するさいには一時的にガイアを凍結させる設定がなされている。
このハデスが謎のウイルスデータにより暴走し、テラフォーミングシステムを支配して地球上の生命の消去を目的とするようになった。

mimiyy7
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