Horizon Zero Dawn(ホライゾン ゼロ ドーン)のネタバレ解説まとめ

『Horizon Zero Dawn』とは、ゲリラゲームズ開発のオープンワールド・アクションRPG。2017年PlayStation 4で発売された。その後DLC『Horizon Zero Dawn:凍てついた大地』リリース。2020年には本編とDLCが含まれたPC版をWindows向けに配信。
舞台は人類の文明が崩壊した1000年後の未来。世界は機械の獣たちに支配されていた。プレイヤーは熟練ハンターとなり、旧文明の遺物や建造物が存在する世界を探索し、世界の秘密と自らの出自を解き明かす。

『Horizon Zero Dawn』の概要

『Horizon Zero Dawn』とは、ゲリラゲームズ開発、ソニー・インタラクティブエンタテイメント発売によるPlayStation 4ソフトである。2017年3月2日に本編『Horizon Zero Dawn』が発売され、2017年11月7日には拡張コンテンツ『Horizon Zero Dawn:凍てついた大地』がリリースされた。その後、2017年12月7日に本編と拡張コンテンツが同梱された『Horizon Zero Dawn Complete Edition』が発売された。また、2020年8月7日には、本編と拡張コンテンツが含まれたPC版が、Windows向けにSteam・Epic GAmesストアにて配信された。2019年の2周年時点で、全世界公式販売本数が1000万本を超えたことが、ゲリラゲームズ代表取締役により公表されている。
また2020年6月12日に開催された、PlayStation 5のタイトルを紹介するイベント「THE FUTURE OF GAMING SHOW」では、『Horizon Zero Dawn』の続編となる『Horizon Forbidden West』(日本語訳:ホライゾン 禁じられた西部)が発表された。2020年9月17日にはソニー・インタラクティブエンタテインメントから『Horizon Forbidden West』のPlayStation 4対応とPlayStation 5版と同時リリース予定というアナウンスがあった。

「地球はもう私たちのものではない」――
人類の文明が崩壊した、1000年後の未来。栄えていたテクノロジーは失われ、人類は原始時代のような狩猟生活に後退していた。しかし、世界はなぜか動物の姿をした機械の獣たちが闊歩している。プレイヤーは女性狩人「アーロイ」としてこの機械獣たちを狩りながら、広大で美しいオープンワールドを探索し、自らの出自やこの世界の謎に迫っていく。アーロイは機械をオーバーライド(ハッキング)することが可能で、機械獣の情報を得ることはもちろん、オーバーライドした機械に乗って移動したり、味方にして共闘することもできるようになる。

動物を模した機械獣は精巧で美しいデザインをしている。この世界の人類に、ここまでの技術はないはずにもかかわらずだ。彼らは種類ごとに特性がありさまざまな攻撃をしかけてくる。プレイヤーはその都度敵にあった武器や攻略法を考え、機械獣を狩っていく。武器は弓や槍のほか、スリング、キャスター、ラトラー、粉砕砲などがある。また、機械獣を破壊して彼らの落とした武器を使用することも可能。

広大な雪原、高い山々、凍てつく雪原など、大自然の美しさのなかに、1000年前の文明の遺跡が残されている世界。原始時代のようなのに、高度な文明のあとが垣間見える、不思議な世界。この世界を探索することで、いにしえの時代におきた謎の断片を知ることができる。なぜ人類は滅びたのか? なぜ機械獣が生まれるのか? なぜ自分は異端者なのか? いったい自分は何者なのだろうか? やがてアーロイは、世界の謎の核心へと迫っていく。

『Horizon Zero Dawn』のあらすじ・ストーリー

舞台は一度文明が滅んだ1000年後の世界。1000年後の世界は、動物の姿をした機械獣たちに支配されていた。滅びを免れた人類の末裔は、世界の各地で小さな部族を形成し、狩猟や採集をして生活をしていた。

『Horizon Zero Dawn Complete Edition』ローンチトレーラー

過去からの贈り物

出典: ring-labo.biz

アーロイは迷い込んだ遺跡で過去の遺物を見つける

主人公アーロイはノラ族という部族のひとりだが、生まれたときから母がおらず、ノラ族からは「異端者」と呼ばれ、部族の人々からは離れた場所で、同じく異端者のロストに育てられていた。
ある日アーロイは遺跡へと迷い込み、そこで「フォーカス」という過去の遺物を手に入れる。フォーカスを右耳の上に装着すると、他の人には見えない情報が見える。アーロイはフォーカスを通じて、フォーカスが使われていた時代に録音された音声データを再生したり、ホログラムの映像を見ることで、1000年前の世界の記憶に触れることができるようになった。

野生の教え

出典: ameblo.jp

ロストによって狩りやサバイバルの技術を学んでいく幼いアーロイ

ノラ族には異端者とは話をしてはいけないという掟があり、自らの出自によって部族からつらくあたられた幼いアーロイは、もちろん納得ができなかった。
「なぜ私は異端児なの?」
必死にたずねるアーロイに、ロストは教えた。ノラ族では毎年義勇兵になるための試練が行われていて、そこで一番優秀な成績をとった者は、長老がなんでも願いを聞き入れてくれるのだと。それからアーロイは、ロストとともに試練を突破するための訓練を重ねるようになった。

試練

出典: godeaterlove.blog.fc2.com

唯一の家族との別れ

大人になったアーロイは、試練の前日にノラ族の集落へと入ることを許される。そこにはメリディアンからの使者がノラの地へとやってきており、その護衛としてやってきていたエレンドとオーリンという男たちとアーロイは出会う。オーリンはアーロイと同じフォーカスを耳につけていた。
翌日アーロイは試練に挑み、最高成績で突破する。しかし、そこでカルト集団の襲撃にあい、義勇兵の仲間たちは何人も命を落としていく。アーロイ自身も謎の襲撃者によって殺されそうになるが、育ての父であるロストに庇われたおかげで一命を取り留める。しかし、ロストはアーロイを庇ったために大爆発に巻き込まれ死んでしまう。
襲撃者のひとりであったオーリンが残したフォーカスには、アーロイそっくりの、髪の短い女性の記録が残っていた。彼女に似ているからアーロイが襲撃者に狙われたのだろうか?
長老ティルサはアーロイを、アーロイが生まれたといわれる『大いなる母』と呼ばれる山へとつれていく。その奥にはハッチがあり、アーロイがハッチの前に立つと機械音声が流れた。「IDをスキャンします。エラー、アルファ・レジストリの破損、IDの確認に失敗しました。入室拒否」
長老は機械の音声を「女神のお告げ」だととらえた。大いなる母は、アーロイに託した運命があるのだろうと。そして世界の謎を解き明かすために、アーロイはノラ族の地を出て、旅をすることになる。

太陽の街

出典: gogonohonda.blog58.fc2.com

道中で初めて目にする恐ろしい機械獣・サンダージョー

アーロイはオーリンの手がかりを求めて、カージャ族の首都メリディアンを訪れる。メリディアンは「サン王」と呼ばれるカージャ族の王を頂点とする王政の国で、狂王と呼ばれた前サン王が殺され、新しいサン王アヴァードに代わったばかりだった。メリディアンにあるオーリンの家はもぬけの殻になっている。調べてみると、襲撃者はオーリンのフォーカスを通じてアーロイを狙ってきたこと、また、オーリンは妻と子どもを人質にとられ、襲撃者の命令に従わされていたことが判明する。
オーリンを追い発掘現場までやってくると、試練の日にアーロイたちを襲った襲撃者と同じ集団が、古代の機械を掘り起こし、ふたたび動かしている場面を目撃する。彼らはその機械を使い、メリディアンの地を取り戻そうと話していた。どうやら彼らは前サン王の支持者で、新しいサン王アヴァードに国を追放された者たちのようだ。また、集団はフォーカスを使って連絡を取り合っているようだった。そのとき、アーロイのフォーカスに謎の人物からの通信が入る。アーロイの協力者だと名乗る謎の人物は、カルト集団の通信を切ってアーロイに襲撃のチャンスを作ってくれる。
集団を制圧したアーロイは、オーリンを追い詰め問いただした。するとオーリンは、襲撃者のカルト集団は「エクリプス」という団体であること、シャドウ・カージャという悪魔(ハデス)崇拝の集団だということ、ハデスはアーロイを見つけたときに「システムが脅威を検出」とオーリンらに語ったということなどを話した。オーリンも以前、『創造主の落日』という場所で髪の短い女性の画像を見たことがあるといい、それはたしかにアーロイによく似ていると言った。また、試練の際にアーロイを襲った男は「ヘリス」という名で、エクリプスを率いている者だという。ヘリスはサンの死神と呼ばれ、メリディアンの前王の戦士だった男だった。

創造主の落日

出典: twitter.com

廃墟の奥には1000年前のテクノロジーが眠っていた

髪の短い、自分とよく似た謎の女性と自分が似ているがために狙われているようだと考えたアーロイは、自分に似たその女性について手がかりを探すために、いにしえの都市の廃墟『創造主の落日』へと向かう。到着すると、ここでも謎の人物からフォーカスを通じて通信が入り、「装備を用意した」と協力をしてきた。
遺跡の奥ではエクリプスが大規模な発掘作業をしており、「デスブリンガー」と呼ばれるいにしえの武装機動兵器が掘り起こされたところだった。世界を闊歩している機械獣とはちがい、戦闘機のようなかたちをしていた。
ふたたび謎の人物によりエクリプスのフォーカスが無力化され、アーロイはデスブリンガーを倒すことができた。その後、エクリプス幹部のフォーカスを調べたアーロイは、「やつが生きている。許されぬ、許されぬ……」というハデスの声を聞く。
デスブリンガー発掘現場のさらに奥には、いにしえの施設『ファロ・オートソリューション』があり、『大いなる母』にあった扉とおなじようにID認証制の扉で閉ざされていた。アーロイが扉の前に立つと、「ソベック博士」として認証され扉が開く。中に足を踏み入れると、機械音声が「ソベック博士ですね。ファロ氏との会議は35万5510日前に行われる予定でした」と伝えてくる。
内部には過去のデータがいくつも残っていた。「ファロ・オートソリューション」とは1000年前の2033年にテッド・ファロによって創業された、世界最大の資産を持っていた巨大企業である。あらゆるジャンルのロボットを製造し、世界的に注目を集めていた。アーロイが遺跡で拾ったフォーカスもこのファロ・オートソリューションの製品。エリザベト・ソベックは科学者で、一時期ファロで働いていて、無公害ロボットの設計などを行い、環境浄化面での中心的な役割を果たし、ファロ・オートソリューションをロボット分野の最大手たらしめた。しかし、ファロ社が軍事技術重視の路線になったことで退社している。その後ファロの作り出した「平和維持機」とも呼ばれた、自立型完全自動兵器スワームというロボットは、強力な電子戦機能や生物資源を燃料に変換するバイオマス転換機構、また、自己複製も可能な自動修復機能など、破格の機能を有し、兵器の無人化が進む世界中の軍や企業で採用されていた。そのスワームの自動戦闘システムが誤作動を起こし、制御不能になったことで、テッド・ファロはエリザベト・ソベックに助けを求め、呼び出しているシーンがホログラムに残っている。エリザベトは、このままでは文明の崩壊どころか、絶滅の危機であると告げます。数日後、エリザベトはプロジェクト:ゼロ・ドーンという計画を用意し、ファロに計画を認めるサインを求めた。しかし、計画の詳細は話されなかったため、アーロイにはどのような計画だったのかがわからなかった。いったいどうやって絶滅の危機を乗り越えたというのだろうか?
アーロイが以前見た、髪の短い謎の女性はエリザベト・ソベックそのままだった。エリザベトが自分の母親である可能性に気づくが、1000年前に生きていた人物が自分の母親のわけがないと、認めることができない。ファロ・オートソリューションを出ようとしたとき、またも謎の人物がアーロイのフォーカスへ通信してくる。ホログラム映像で彼は自分の姿と、「サイレンス」という名前をアーロイに明かす。サイレンスはいにしえの時代に起きたことを知るために、何十年も前から遺跡を探索してきた。しかし、サイレンスの入れなかった扉の奥まで、アーロイは一瞬して入ることができる。サイレンスは知識を求め、過去に触れることのできるアーロイの能力のために、アーロイに協力をしていたのだった。
ハデスはエリザベトと関係があったために、アーロイの命を狙っている。ゼロ・ドーン計画の全貌とは? 今も人類は絶滅を免れ生きているのはなぜ? いったいエリザベト・ソベックは何をした? 彼女は自分の母親なのか? アーロイはその謎を解くために、米国ロボット軍司令部の遺跡へと向かった。

弔いの穴

出典: twitter.com

アーロイは、プロジェクト:ゼロ・ドーン計画の秘密を調べるために、米国ロボット軍司令部の廃墟『弔いの穴』へと足を踏み入れる。ここにもエクリプスがおり、デスブリンガーを目覚めさせたところだった。アーロイはエクリプスとデスブリンガーを倒し、司令部のさらに奥で、スワーム暴走に関して行われた、エリザベト・ソベックと、ヘレス将軍をはじめとする軍幹部の会議の映像を見る。
暴走したスワームは生物を燃料に変え、地球上のすべての生命を破壊しつくそうとしていた。エリザベトは、ゼロ・ドーン計画遂行までの時間を稼ぐために、軍に協力を依頼しているようだった。「不屈の勝利作戦」と名づけられたその作戦は、市民にはゼロ・ドーンは未来を救う最高機密超兵器プログラムだと説明をし、時間を稼ぐために戦線へ送る。しかし、実際にはスワームの制御はもはや誰にも不可能であり、このままでは16ヶ月で地球上の動植物はスワームの燃料とされてしまい、スワーム停止のための暗号解読にも間に合わないということがはっきりと予想されていた。
また、エリザベトはゼロ・ドーン計画に必要な候補者をリストアップしたという。候補者はほとんどが外国籍か企業側の被験者だというが、具体的な内容は知ることができなかった。エリザベトはその候補者たちを集め、チームとしてなにかをするつもりであることがわかる。その後、機動衛星基地がゼロ・ドーン計画の拠点として使われていたことが判明したので、アーロイはそこへ向かうことにした。

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