ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』とは1997年に製作されたアメリカ映画で、1993年に製作された『ジュラシックパーク』の続編である。イスラ・ヌブラル島で起きた事件から4年、その島とは異なるサイトB呼ばれる場所で恐竜の存在が確認された。新たに社長になったハモンドの甥のルドローはサイトBにいる恐竜を捕獲し、サンディエゴに新たな「ジュラシックパーク」を建設しようとしていた。マルコムたちがその計画を止めようとするも捕獲は成功し、サンディエゴへと運ばれるがそこで悲劇が再び起こってしまう。

ピーター・ルドロー(演:アーリス・ハワード)

出典: pbs.twimg.com

日本語吹き替え:牛山茂
ハモンドの甥で、ハモンドに代わりインジェン社の社長となる。4年前のジュラシックパーク事件で傾いてしまった会社の経営を立て直すため、サンディエゴにジュラシックパークの再建を計画し、サイトBの恐竜を捕獲しようと画策する。ハモンドとは対照的に恐竜をビジネスの商品としか考えておらず、ハンターたちとの信頼関係は乏しい。貨物船の中で親のティラノサウルスに重傷を負わされ、子供ティラノサウルスの狩りの練習台になるといった悲惨な最期を遂げた。

ローランド・テンボ(演:ピート・ポスルスウェイト)

出典: pbs.twimg.com

日本語吹き替え:麦人
ルドローに雇われたハンターの隊長。ティラノサウルスの捕獲に執念を燃やしている。一見、冷徹なイメージではあるが、服が血まみれのサラを気遣うなど優しい一面もある。夜営地を襲撃したティラノサウルスを麻酔銃で仕留め、捕獲に成功する。しかし、相棒であったアージェイがヴェロキラプトルに襲われ、他にも多くの仲間を失ったことで、傷心し「これ以上仲間を失いたくない」とルドローの雇用を断り、ヘリで島を去っていった。

アージェイ・シドゥ(演:ハーヴェイ・ジェイソン)

日本語吹き替え:小島敏彦
ルドローに雇われた恐竜ハンターの一人。ローランドとは長年連れ添った相棒であった。サラの服に着いた子供の血の匂いを追ってきたティラノサウルスに襲われた際、仲間を連れて避難しようとするが、ヴェロキラプトルの群れに襲われ死亡してしまう。アージェイの死を知ったローランドはこれが大きなきっかけとなり、ルドローと袂を分かつことになる。

ディーター・スターク(演:ピーター・ストーメア)

出典: pbs.twimg.com

日本語吹き替え:神谷和夫
ルドローに雇われた恐竜ハンターの一人。ローランドから副隊長を任されるなど優秀なハンターであるが、スタンガンでコンプソグナトゥスをいたぶるなど冷酷な一面もある。用を足すために一行から離れる時、荷物を預けることをカーターに伝えたが、彼はヘッドフォンをしており聞いていなかった。そのため置いてきぼりにされてしまい道に迷っているところを、コンプソグナトゥスの群れに襲われてしまう。後に、ディーターがいないことに気づいたルドローらに発見されるが、無惨に食い殺されていた。

ロバート・バーク(演:トーマス・F・ダフィ)

日本語吹き替え:塩屋浩三
ルドローに雇われた恐竜ハンターの一人で古生物学者。キャンプを襲ったティラノサウルスに追われ、くぼみに逃げ込むが、蛇が服の中に入ったことにパニックになり、サラが制止するのも聞かず、外へ飛び出したところをティラノサウルスに食べられてしまう。

カーター(演:トーマス・ロサレスJr.)

ルドローに雇われた恐竜ハンターの一人。恐竜の島にいるにもかかわらず、ヘッドフォンで音楽を聞くといった能天気な性格。ディーターが用を足すことを告げたが、それに気遣ず置いてきぼりにしてしまう。キャンプを襲ったティラノサウルスから逃げようとするが踏みつぶされて、死亡する。

ジョン・ハモンド(演:リチャード・アッテンボロー)

かつてジュラシックパークを建設した実業家でインジェン社の元社長。4年前の事件により社長の座を解任され、ルドローが後任となる。恐竜たちの生態を野生のまま研究することが過去の償いになると考え、マルコムたちの調査隊を派遣する。終盤では、恐竜には人間の手など加えることはできないと考えを改め、島の無干渉保護を訴えている。

アレクシス・マーフィー(レックス)(演:アリアナ・リチャーズ)

ハモンドの孫でティムの姉。4年前の事件でその現場にいた。物語冒頭でマルコムと再会する。

ティモシー・マーフィー(ティム)(演:ジョゼフ・マゼロ)

ハモンドの孫でティモシーの弟。ティモシーと同じく4年前の事件でその現場にいた。

執事(演:イアン・アグロンビー)

ハモンドの屋敷の執事。マルコムが訪れた際、ハモンドの元まで案内した。

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