グリーンマイル(The Green Mile)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『グリーンマイル』とはホラー小説家スティーヴン・キングのファンタジー小説が原作で、1999年にアメリカで公開されたフランク・ダラボン監督の映画。トム・ハンクスなどの豪華キャストで製作された感動傑作で、2000年度のアカデミー賞で4部門にノミネートされている。物語は1935年のある刑務所の死刑囚棟が舞台で、主人公は看守主任のポール。そこに死刑囚として送られてきた不思議な力を持つ大男の黒人ジョンと、他の看守や死刑囚、ネズミのMr.ジングルスたちとの交流を描いたファンタジーヒューマンドラマである。

『トップ・ハット』

アメリカのミュージカル映画。アカデミー主題歌賞にノミネートされた『Cheek to Cheek』を、映画内でフレッド・アステアが歌っている。白黒映画で、映画を見たことのないジョンのために刑務所内で上映された。

ネズミ園

看守のポールとブルータルが、死刑囚のデルのために作った架空のネズミ園のお話。ネズミ園はネズミのオールスター・サーカスを楽しめるフロリダの遊園地で、園内のテントではタルを転がすネズミや空中ブランコをするネズミなどを見られる。

『グリーンマイル』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

ポール・エッジコム「グリーンマイルで起こったことは口外しない。絶対に」

死刑囚のワイルド・ビルに牢屋越しに捕まり、新人看守のパーシーが失禁。「誰かにこのことを言ったら、クビにしてやる」と州知事の親戚がいるパーシーが言った後に発言した、ポールの言葉。この言葉通りポールは、グリーマイルで起きたすべてのことを、60年以上過ぎてエレインに話すまでは誰にも話さなかった。

ポール・エッジコム「おれは人生において、いくつか胸を張って言えないことをしたことがある。しかし地獄へ落ちるんじゃないかと思ったのは初めてだ」

自分の尿路感染症やメリンダの脳腫瘍を治してくれたジョン。彼が実は無実と知ったポールはどうにかしてあげたいと思ったが、無実を証明する方法はない。そんな時に悩んだポールが妻のジャンに話した言葉。「最後に何をしたいのか、ジョンに聞いてあげたら」と妻はアドバイスした。

ジョン・コーフィ「私の名前はジョン・コーフィです。飲みもののコーヒーのスペルとは少し違います」

ジョンが死刑囚棟に送られてきて、看守のポールに名前を聞かれているシーン

ジョンが映画の中で初めて登場するシーンに、大男のジョンを看守たちが見上げる映像がある。ジョンは巨大で恐ろしい感じに見えるが、彼の自己紹介を聞いて彼の印象がガラリと変わる。ジョンの子供のような純粋さがわかるセリフで、彼は名前を聞かれる度に同じように自己紹介をする。

『グリーンマイル』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

Mr.ジングルスの演技はほぼ100%本物のネズミ

映画『グリーンマイル』に重要な役で登場したMr.ジングルスは、99%のシーンが本物のネズミを使って映画撮影されている。当初は登場シーンの約3割がCGの予定だったが、本物のネズミが予想以上の演技をしたため、CGを使ったのは約1%だけになった。Mr.ジングルスの登場シーンは、天才ネズミが登場するコメディ映画『マウス・ハント』のブーン・ナールがアニマル・トレーナーを、子豚のベイブを主人公にした映画『ベイブ』のチャールズ・ギブソンが第二班監督として演出を行った。この映画の監督のフランク・ダラボンは、「経験豊富なふたりはネズミの考え方がわかるからこそ、ネズミにしてほしい演技をやらせることができる」とふたりを大絶賛した。

『トップ・ハット』は『グリーンマイル』に欠かせない重要な映画

『グリーンマイル』の原作では回想シーンは1932年だが、映画では1935年に変更されている。変更になった理由はポールが看守時代の記憶を思い出させるきっかけに、どうしても映画『トップ・ハット』を使いたかったため。1935年の大恐慌時代、ミュージカル映画の『トップ・ハット』は夢の象徴だったことから、フランク・ダラボン監督は「物語の導入としてこれ以上にぴったりな映画はない」と思ったと言っている。

映画のキャスティングは脚本執筆時から決まっていた

フランク・ダラボン監督は『グリーンマイル』の脚本を書いていた時に、無意識に登場人物をどの役者にするのか当てはめながら書いていた。主人公のポールにはトム・ハンクス以外にはいないと思ったフランク・ダラボン監督は、脚本を書きあげてすぐにトム・ハンクスに話を持ちかけた。フランク・ダラボン監督の脚本を読んだトム・ハンクスは、「今まで読んだ脚本の中で最高の脚本」と言い、すぐに主人公を引き受けた。

『グリーンマイル』の主題歌・挿入歌

挿入歌:『Cheek to Cheek』

映画『トップ・ハット』の中でフレッド・アステアが歌っている歌。映画の中で使われている重要な歌で、作中では3回登場する。一つ目はポール老人が老人ホームのテレビで白黒映画の『トップ・ハット』を見た時、二つ目はジョンに人生初の映画『トップ・ハット』を見せた時、三つ目はオールドスパーキーに座ったジョンが歌を口ずさんだ時である。

サウンドトラック

8zTOROROgohan
8zTOROROgohan
@8zTOROROgohan

Related Articles関連記事

トイ・ストーリーシリーズの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

トイ・ストーリーシリーズの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『トイ・ストーリー』シリーズとは、ピクサー・アニメーション・スタジオが1995年から作成した『トイ・ストーリー』をはじめとする長編アニメシリーズ。1999年に『トイ・ストーリー2』。2010年に『トイ・ストーリー3』、2019年に『トイ・ストーリー4』が公開された。人格があるおもちゃを主人公としたストーリーで、1作目である『トイ・ストーリー』は世界初のフルCGアニメーション作品として注目を集めた作品。ここでは、そんな『トイ・ストーリー』シリーズに登場する数々の名言を紹介。

Read Article

ミスト(The Mist)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ミスト(The Mist)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ミスト』とは、スティーブン・キング原作フランク・ダラボン監督・脚本の2007年のアメリカ映画。 嵐が来た翌日突然正体不明の濃い霧が町を覆い、デヴィッドと息子ビリーは買い物先のスーパーから動けなくなってしまう。スーパーの倉庫で霧の中の“何か”と遭遇したデヴィッドは他の客に危険を知らせ、店のものを使いバリケードを施した。しかしその夜再び“何か”が店内まで侵入し皆パニックに陥る。正体不明の霧とその中に潜む“何か”、そしてスーパーに取り残された客たちの心理状態を描いたホラーサスペンス映画である。

Read Article

ショーシャンクの空に(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ショーシャンクの空に(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ショーシャンクの空に』とは、1992年にアメリカ合衆国で制作されたヒューマン・ドラマ映画である。1940年代のメイン州ポートランドを舞台に、妻とその愛人を殺したとして逮捕されたアンドリュー・デュフレーンと、刑務所で出会った囚人のエリス・ボイド・レディング。寡黙で真面目な銀行員だったアンドリューは、ショーシャンク刑務所へ収監された後も自らの力で希望を切り開き、エリス・ボイド・レディングも、アンドリューとの出会いで人生が大きく変わることとなる。ラストシーンでの大どんでん返しが話題を呼んだ人気作だ。

Read Article

ウォーキング・デッド(海外ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ウォーキング・デッド(海外ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ウォーキング・デッド』とは2010年に放送された、ある日を境にアメリカ中がゾンビで溢れかえってしまった世界で生きる人間たちのサバイバルドラマである。主人公のリックとその仲間たちがゾンビと闘いながら生きる術を探していく。ゾンビの蔓延により迎えた世界の終末後が舞台。崩壊したアメリカ合衆国で安息の地を求め常に襲い来るウォーカー(ゾンビ)や略奪をしてくる生存者から逃れつつ旅を続ける人間たちを描いている。登場人物がそれぞれ恐怖と闘い、心も身体も成長していく。別れもあり、絶望の世界で育まれる恋も描かれる。

Read Article

フォレスト・ガンプ/一期一会(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

フォレスト・ガンプ/一期一会(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『フォレスト・ガンプ/一期一会』とは、1985年に発売されたウィンストン・グルームの『フォレスト・ガンプ』を原作とした、1994年公開のアメリカ映画である。監督はロバート・ゼメキス、脚本はエリック・ロス、主演はトム・ハンクス。第67回アカデミー賞作品賞、第52回ゴールデングローブ賞ドラマ部門作品賞などを受賞した。人より知能指数は低いが心優しい主人公フォレスト・ガンプは、持ち前の純粋さと才能を活かし様々な記録を作る。そして一途に1人の女性を愛し起こした行動が、人々に幸福をもたらす物語。

Read Article

アポロ13(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アポロ13(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アポロ13』とは、1995年にアメリカで制作されたSF映画。『フィラデルフィア』と『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー主演男優賞を2年連続受賞したトム・ハンクス、『パトリオット・デイ』で知られるケビン・ベーコン、『バーティカル・リミット』で知られるビル・パクストンが出演した。 アポロ13号が宇宙空間で未曾有の事故に遭遇しながらも奇跡の生還を果たした実話が壮大なスケールと感動のドラマを交えて描かれる。 『バックドラフト』や『シンデレラマン』などで知られるロン・ハワードが監督を務めた。

Read Article

トイ・ストーリー3(Toy Story 3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

トイ・ストーリー3(Toy Story 3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ピクサーによる生きたおもちゃの物語3作目です。おもちゃで遊ばなくなったアンディと、遊んでほしいおもちゃたち。大学に同行するカウボーイ人形のウッディ以外は、捨てられたと思い込んで保育園に寄付される道を選びます。そこが、おもちゃの楽園に見せかけた地獄だとも知らずに。容赦ない展開と冒険に手に汗握る、それでいて爽快にして感動の物語です。ジョン・ラセター製作総指揮、リー・アンクリッチ監督。

Read Article

トイ・ストーリー2(Toy Story 2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

トイ・ストーリー2(Toy Story 2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ジョン・ラセター監督による、生きたおもちゃたちの冒険を描くアニメ映画の2作目。アンディ少年の親友、カウボーイ人形のウッディは、実はプレミア人形。おもちゃ屋の社長にビジネスの道具として持ち去られた上、オフィスのおもちゃ達からいずれ持ち主から忘れられると聞き、帰るべきか迷います。一方、アンディの部屋では捜索隊が組まれてウッディの救出に向かうのでした。前作以上に見せ場もメッセージも盛り込まれています。

Read Article

ダンサー・イン・ザ・ダーク(Dancer in the Dark)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ダンサー・イン・ザ・ダーク(Dancer in the Dark)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』とは、2000年公開のデンマーク映画。監督はラース・フォン・トリアー。世界的に知られる歌手・作曲家のビョークが主演を務めた事で話題になった。どこまでも救いようの無いストーリー展開とショッキングなラストも相まって、公開後10年以上経った今も尚「後味悪い系、鬱映画」の代表として君臨し続けている。また、作中の楽曲もビョークが手掛けており、その中でも「I've Seen It All」はゴールデングローブ賞、アカデミー賞ともにノミネートされるなど高評価を得た。

Read Article

トイ・ストーリー(Toy Story)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

トイ・ストーリー(Toy Story)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ピクサー製作、ジョン・ラセター監督による長編アニメ映画。人間の目がない所でおもちゃが動くという設定に、独自の味付けが成されています。古いカウボーイ人形のウッディは、新しくやって来た宇宙飛行士人形バズにより持ち主の「一番のお気に入り」の座を奪われます。その逆恨みが元で様々な困難に見舞われるのでした。厳しい現実をユーモラスに描きつつ、友情や冒険の要素も盛り込んだ、大人も子供も楽しめる作品です。

Read Article

エイリアン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

エイリアン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『エイリアン』とは、1979年に公開された『ブレードランナー』や『ハンニバル』などで知られるリドリー・スコット監督の、SFホラー映画の元祖ともいえる作品だ。監督の出世作でもあるが、主人公のリプリーを演じたシガニー・ウィーバーの名を、世界中に広めた映画でもある。 宇宙船に入り込んだ姿を見せないエイリアンが、次々と乗組員を襲っていくホラーSF映画で、エイリアンという名称を定着させたことでも知られる。 その後もシリーズ化されるなど、映画界に衝撃を与えた作品だ。

Read Article

トイ・ストーリー4(Toy Story 4)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

トイ・ストーリー4(Toy Story 4)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『トイ・ストーリー4』とは、ピクサー・アニメーション・スタジオ製作、ディズニーの大人気シリーズ『トイ・ストーリー』の第4作目である。ある少女のおもちゃ・ウッディとその仲間たちが新しく加わった、プラスチック製フォークで作られたおもちゃ・フォーキーと一緒に冒険するという物語。キャッチコピーは「あなたはまだ─本当の『トイ・ストーリー』を知らない。」。『トイ・ストーリー2』を最後に登場が無かったボー・ピープとウッディたちの再会なども描かれている。

Read Article

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』とは2011年のアメリカのドラマ映画。監督はスティーブン・ダルドリー。原作はジョナサン・サフラン・フォアの同名小説。9.11のアメリカ同時多発テロで父親を失ったアスペルガー症候群の傾向を持つ10歳の少年オスカーの葛藤と成長を描いたストーリー。オスカーと母が家族の理不尽な死と向き合い、愛情によって親子関係を修復し、絆を強めていく。映画評論家の反応は賛否両論であり、アメリカの有名な賞にノミネートこそしたが、ほとんど受賞を逃した。

Read Article

ターミナル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ターミナル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ターミナル』とはアメリカ合衆国で2004年6月に公開された、ロマンスおよびコメディー映画である。ある目的をもってアメリカ合衆国に入国するビクター・ナボルスキーだったが、母国でクーデターが起き国が消滅してしまう。無国籍状態となり入国ができなくなってしまった。それでも目的を達成するために、空港の乗り継ぎロビーでクーデターが終結することを待ち続ける。空港生活の中で国土安全保障省税関国境保護局との対立、キャビンアテンダントとの恋模様など様々なヒューマンドラマが描かれている作品である。

Read Article

ジュラシック・ワールド/炎の王国(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ジュラシック・ワールド/炎の王国(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』とは、2018年6月22日にアメリカ合衆国で公開された映画。『ジュラシック・パーク』シリーズ5作目の映画である。 日本公開は2018年7月13日。前作での大惨事から3年。放棄されたジュラシック・ワールドを有したイスラ・ヌブラル島には火山噴火の兆候が見えていた。噴火へのタイムリミットが迫る中、主人公オーウェンと彼の仲間たちは恐竜たちの救出チームに参加する。それぞれが奮闘する中、オーウェンたちは救出劇の裏に隠された陰謀にも巻き込まれていく。

Read Article

ベイブ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ベイブ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ベイブ』とは、ユニバーサル・ピクチャー製作のもと、1995年にアメリカで公開された子豚が主人公のファミリー向け映画。のどかな農村を舞台に、主人公ベイブが農場の動物たちと絆を作りながら、牧羊犬ならぬ牧羊豚を目指すストーリー。奮闘する子豚の愛くるしい姿に思わず心が揺さぶられる癒し度マックスのこの作品は、動物達が演じる俳優顔負けの熱のこもった表情や、コミカルな動きなどを撮影した技術が評価され、第68回アカデミー視覚効果賞ほか、第53回ゴールデングローブ賞では作品賞を受賞している。

Read Article

ジョジョ・ラビット(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ジョジョ・ラビット(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ジョジョ・ラビット』とは第二次世界大戦下のドイツを舞台にした珠玉のヒューマン・ドラマである。 主人公のジョジョは10歳の少年。空想上の友達であるアドルフの助けを借り立派な兵士になろうと奮闘するが、心優しいジョジョは、訓練でウサギを殺すことができず「ジョジョ・ラビット」とあだ名を付けられてしまう。そんなある日、自宅にユダヤ人の少女が匿われていることに気づく。 戦争への辛口のユーモアをきかせたハートフルなコメディの形を取りながら、困難な環境にあっても輝く希望を失わない人々の物語である。

Read Article

ダ・ヴィンチ・コード(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ダ・ヴィンチ・コード(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ダ・ヴィンチ・コード』とはダン・ブラウンの小説を原作に、2006年に公開されたアメリカの映画。監督はロン・ハワードで、脚本は原作者のブラウンとアキヴァ・ゴールズマンである。2006年の映画興行収入は2番目に高いが、批評家からは酷評も目立つ話題作。大学教授のロバート・ラングドンは、友人でルーブル美術館館長のソニエールが死体で見つかったことから警察に呼び出される。ロバートが追っ手を避けながらソニエールの孫娘と一緒に、ダ・ヴィンチの絵画に秘められたキリストの謎に近付いていくミステリーサスペンス映画。

Read Article

クィーン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

クィーン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『クィーン』とは、2006年にイギリスで制作された政治映画である。ダイアナ元皇太子妃の交通事故死を受けて、ただ1人沈黙を貫き通すエリザベス女王の姿と就任間もないブレア首相が国民と王室との和解に奔走する姿が描き出されていく。 『ゴヤの名画と優しい泥棒』のヘレン・ミレン、『フロスト×ニクソン』のマイケル・シーンが共演し、『ヴィクトリア女王 最期の秘密』、『疑惑のチャンピオン』などを手掛けたスティーブン・フリアーズが監督を務めた。

Read Article

ハドソン川の奇跡(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ハドソン川の奇跡(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ハドソン川の奇跡』とは、日本で2016年に公開されたヒューマンドラマ映画。2009年に実際に起きた“ハドソン川の奇跡”と言われたUSエアウェイズ1549便不時着水事故と、その後の知られざる真実を描いている。俳優・監督として活躍を続ける名匠クリント・イーストウッドが監督を、主演を名優のトム・ハンクスが務めている。英名タイトルは、機長の愛称でもある「SULLY」。第40回日本アカデミー賞最優秀外国作品賞を受賞。

Read Article

キャスト・アウェイ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キャスト・アウェイ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『キャスト・アウェイ』とは、2000年に公開されたアメリカのサバイバル映画である。トム・ハンクスが主演を務め、ロバート・ゼメキスが監督を務めた。ストーリーは、国際貨物便フェデックスのシステムエンジニアであるチャック・ノーランドが、飛行中に航空事故に遭い、無人島に漂着してしまうというもの。無人島での生活に適応し、生き延びるために様々な方法を見つけていく。

Read Article

ユー・ガット・メール(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ユー・ガット・メール(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ユー・ガット・メール』とは、1998年に公開されたアメリカ映画。ノーラ・エフロン監督のロマンティックコメディで、主演はトム・ハンクスとメグ・ライアン。1940年に製作された映画『桃色の店』のリメイク作品である。 それぞれ恋人には内緒でメールを交換していたジョーとキャスリーン。顔も名前もわからないからこそ素直になれたのに、実はビジネスライバルだった。 すれ違いながらも、お互いに惹かれ合う男女の恋が描かれている。

Read Article

ホラーの帝王!スティーヴン・キング原作のホラー・サスペンス映画まとめ【キャリー、シャイニングほか】

ホラーの帝王!スティーヴン・キング原作のホラー・サスペンス映画まとめ【キャリー、シャイニングほか】

ホラー映画界の重鎮である「スティーヴン・キング」をご存じだろうか。アメリカを代表する作家のうちの一人で、特にモダンホラーを得意としていることから「ホラーの帝王」と呼ばれている。彼の真骨頂であるモダンホラーは、アメリカのごく一般的な普通の日常を作品の舞台としていることが多く、距離感の地下さがより恐怖を引き立てる。本記事ではスティーヴン・キング原作のホラー・サスペンス映画を厳選して紹介する。

Read Article

ディズニーキャラクターの声を担当した有名俳優まとめ ウッディの声優はトム・ハンクス!?

ディズニーキャラクターの声を担当した有名俳優まとめ ウッディの声優はトム・ハンクス!?

ディズニー作品の登場人物・キャラクターの声を担当した有名俳優をまとめてみた。『トイ・ストーリー』のウッディはトム・ハンクス、『アラジン』のジーニーはロビン・ウィリアムズが声優を務めている。主人公やメインのキャラクターはもちろん、脇役に思わぬ大物芸能人が起用されていることもあり、これを知ってから該当の映画やアニメを見返すのも面白いかもしれない。

Read Article

トム・ハンクス主演映画インフェルノの評判・感想まとめ!【ネタバレなし】

トム・ハンクス主演映画インフェルノの評判・感想まとめ!【ネタバレなし】

2016年公開の映画『インフェルノ』。トム・ハンクスが主演を務めるミステリースリラー映画です。『ダ・ヴィンチ・コード』と『天使と悪魔』の続編として注目されました。ここでは『インフェルノ』の感想や評判を、インターネット上のコメントを中心にまとめました!ネタバレはないので安心して読んでくださいね。

Read Article

誤訳が多い?字幕翻訳家・戸田奈津子に対する怒りの数々をまとめてみた

誤訳が多い?字幕翻訳家・戸田奈津子に対する怒りの数々をまとめてみた

日本を代表する翻訳家として知られる戸田奈津子。これまで数々の映画の字幕翻訳を手がけ、私たちもそれを当たり前のように視聴してきました。ところが、実際には彼女の翻訳が間違いだらけだとして問題になっているようで、様々な議論が交わされています。この記事では、そんな戸田奈津子の誤訳に寄せられた声についてまとめました。叩くのは簡単だけど、語学って本当に難しいんです。文句ばかり言うんだったら、いっそのことご自分で訳されてはいかがでしょうか。あぁもちろん、細かなニュアンスも完璧に、誰からも批判されないヤツをね!

Read Article

【ウォーキング・デッド】ダリルとキャロルの関係は!?気になる展開をネタバレ解説!

【ウォーキング・デッド】ダリルとキャロルの関係は!?気になる展開をネタバレ解説!

2010年にアメリカで制作されたドラマ『ウォーキング・デッド』。2022年時点でシーズン11までありますから、その人気の高さがわかりますね。作中にはダリルとキャロルという男女が登場するのですが、この2人がシーズンを追うごとにどんどん親密になっており、関係が気になるという声が挙がっています。この記事で2人についてまとめたので、ドラマファンの方はおさらいがてらチェックしてみてください。

Read Article

2000円台で楽しめるおすすめPS4ソフトまとめ!『風ノ旅ビト』など安価だけど面白い名作勢揃い!

2000円台で楽しめるおすすめPS4ソフトまとめ!『風ノ旅ビト』など安価だけど面白い名作勢揃い!

PS4のゲームソフトは「とにかく値段が高い」という印象を持っている人はとても多いのではないだろうか。作品によっては1万円近いものも多数あり、なかなか購入することができない。しかしダウンロード版のゲームなどを探すと、何と2000円台で楽しめる面白いゲームもたくさんあるのだ。本記事では2000円台で楽しめるソフトの中でも、特に「面白い」と評判のソフトを厳選して紹介する。

Read Article

【タイタニック】今すぐ見るべき「名作映画」ランキングTOP30!【ゴッド・ファーザー など】

【タイタニック】今すぐ見るべき「名作映画」ランキングTOP30!【ゴッド・ファーザー など】

これだけ観ておけば話の種に困ることはない、名作だけに絞った映画ランキングを作りました!タイタニックやゴッド・ファーザーなど、映画好きなら全て観ておいて当たり前の作品ばかりです!もしまだ観たことがない映画があれば、この機会に是非鑑賞してみてください!

Read Article

【バッドエンド】衝撃的な結末!映画「ミスト」の恐怖まとめ【悲惨すぎる】

【バッドエンド】衝撃的な結末!映画「ミスト」の恐怖まとめ【悲惨すぎる】

『ミスト』という映画をご存知でしょうか。「後味の悪い映画」、「悲惨な映画」、「バッドエンドな映画」を1つ答えよといわれたとき、必ず挙がってくるのが本作です。「ホラーの帝王」と呼ばれるスティーヴン・キングの小説を原作としているだけあって、結末は衝撃的…。閲覧する勇気のある方はこのままお進みください。

Read Article

【ウォーキング・デッド】シーズン1~7の登場人物一覧!

【ウォーキング・デッド】シーズン1~7の登場人物一覧!

ゾンビによって崩壊した世界と、その中で懸命に生き延びる人々の姿を描いたアメリカのテレビドラマ『ウォーキング・デッド』シリーズ。2010年に放送開始し、国内外から多くのファンを獲得して11シーズンもの長期シリーズとなった人気作品である。 そんな『ウォーキング・デッド』シリーズの、シーズン1~7の登場人物を一覧で紹介する。

Read Article

覚悟して見て!トラウマレベルの名作・問題作洋画まとめ【セブン、ムカデ人間など】

覚悟して見て!トラウマレベルの名作・問題作洋画まとめ【セブン、ムカデ人間など】

衝撃の結末やグロテスクな描写が大きな話題となった洋画の中で、特に注目の名作・問題作をまとめました。ストーリーが秀逸なサスペンス「セブン」や、発想も描写も衝撃的すぎるホラー「ムカデ人間」、歌手ビョーク主演の感動作「ダンサー・イン・ザ・ダーク」など、様々なジャンルからおすすめ作品を選定。見どころなどを交え、作品の魅力を徹底的に紹介していきます。

Read Article

【ショーシャンクの空に】一度は必ず観たい!ヒューマン系の名作映画まとめ【海の上のピアニスト】

【ショーシャンクの空に】一度は必ず観たい!ヒューマン系の名作映画まとめ【海の上のピアニスト】

映画には様々なジャンルがありますが、中でも人間ドラマを描いた作品は心の琴線に触れるものが多く、映画史上に残る名作がたくさんあります。この記事では、そんなヒューマン系映画の中から絶対に一度は観たいものをピックアップしてまとめました。誰でも知ってる有名なものばかりを厳選しています。映画にあまり馴染みがないという方にこそ観ていただきたいラインナップ!

Read Article

【メメント】そんな結末あり!?ラストが衝撃的な映画まとめ【ショーシャンクの空に】

【メメント】そんな結末あり!?ラストが衝撃的な映画まとめ【ショーシャンクの空に】

映画を観ようと思った時、それが初見の作品だったりすると「どんな結末なんだろう…」と想像するのが楽しかったりしますよね。でも、いざその結末を見てみると、「こんなのアリ!?」と思わずツッコミたくなるような、衝撃的なものが多々あります。この記事では、そんな映画作品を集めてみました。ストーリーの内容にある程度触れているものもあるので、予備知識がまったく無い状態で作品を鑑賞したい方は読まずにご退出ください。

Read Article

目次 - Contents