可愛ければ変態でも好きになってくれますか?(変好き)のネタバレ解説まとめ

『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』とは花間燈によるライトノベル作品。2019年7月にアニメ化される。
この作品の魅力は何といっても個性的な5人のヒロイン。巨乳でドMの痴女の先輩やドSで女王様気質な後輩、ストーカーロリ少女から腐女子の幼馴染。どのヒロインも個性があり、変態な彼女たちは根強い人気がある。
主人公の桐生慧輝は部室で見つけた差出人の名前が無いラブレターとパンツを見つける。それからラブレターとパンツの差出人を見つけるため桐生慧輝は捜索を始めることになる。

『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』の概要

『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』とは花間燈によるラブコメハーレムのライトノベルである。花間燈は青森県出身で2013年に第9回MF文庫Jライトノベル新人賞にて佳作を受賞後、同作でデビューを果たす。以後はMF文庫にて活躍をしている。代表作は『猫耳天使と恋するリンゴ』や『魔術楽譜の盾』などである。
『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』は2017年2月にKADOKAWAより刊行されており、現在の累計発行部数は75万に上る。ライトノベル以外にもメディアミックスとして「月刊ドラゴンエイジ」(KADOKAWA)にて2017年12月より漫画が連載されている。アニメは2019年7月から9月に放映された。
「変好き」という略称での数多くのファンを持つ本作ではコラボカフェも開催されるほどの人気で、この作品の魅力は何といっても5人の美少女とのラブコメストーリーである。巨乳でドMな変態痴女の朱鷺原紗雪、幼く天使のような見た目とは裏腹にドSで女王様気質な古賀唯花、幼馴染でツンデレな性格だがBL好きの腐女子の南条真緒、生徒会副会長でマジメな性格だが男性の臭いに目がない藤本彩乃、主人公の妹で理想の妹を彷彿とさせるが正体は露出狂の桐生瑞葉の変態な5人の美少女との少しエッチなシーンが特に魅力的である。
舞台はとある高校の書道部の部室。書道部に所属している桐生慧輝は部室に向かうと部長の朱鷺原紗雪が汚してしまった部室を掃除する羽目になる。部員が二人しかいないため人手として図書委員で一緒の古賀唯花と幼馴染の南条真緒と妹の桐生瑞葉に手伝ってもらい、掃除をなんとか終えた。
先に四人に帰した後に、掃除の後片付けのため一度部室を出て帰ってきた桐生慧輝は机に見覚えのない手紙を発見する。中身を見ると名前のないラブレターと一緒になぜかパンティーも入っていた。謎のラブレターを置いたシンデレラを探すために桐生慧輝のラブコメストーリーが始まる。

『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』のあらすじ・ストーリー

第1話 「パンツを落としたシンデレラ」

主人公の桐生慧輝は書道部の部長・朱鷺原紗雪から部室に呼び出される

ある日、書道部の部長の「朱鷺原紗雪」(以下紗雪先輩)に部室に呼び出された桐生慧輝(以下慧輝)。部室へ向かうと紗雪先輩が失敗した半紙が散乱している惨状になっていた。そんな惨状を片付けるために3人の女子生徒が部室に集まる。慧輝と同じ図書委員の「古賀唯花」(以下唯花ちゃん)と幼馴染の「南条真緒」(以下南条)、慧輝の妹の「桐生瑞葉」(以下瑞葉)である。5人で懸命に清掃をしてなんとか片付けを終える。
その後、先に彼女たちを帰して掃除の後片付けの為に1度部室を出る慧輝。後片付けを終え部室に戻ると机に見覚えのない手紙が置かれていた。中身を見ると差出人の名前が書かれていないラブレターが入っていた。それを見た慧輝は大声をあげて喜ぶ。彼女いない歴=年齢の彼にとっては衝撃的な出来事となる。ラブレターの横にはなぜかパンティーも置かれており、謎ばかりのラブレターであった。
親友の秋山翔馬(以下翔馬)に相談をする慧輝。ポーカーをしながら話し合う彼らはガラスの靴を落としたシンデレラならぬパンツを落としたシンデレラを探すために推理を始める。シンデレラは当日に一緒に掃除をした4人のうち妹の瑞葉を除いた3人に絞られる。その後、紗雪先輩と唯花ちゃんと南条と接触を試みる慧輝。紗雪先輩は膝枕をしてあげてもいいと言ってきたり、唯花ちゃんは「知ってますか先輩?女の子は興味のない男の子に意地悪はしないんですよ?」と思わせぶりな言葉を言ったりする。南条はバスケの授業中にケガをして気絶してしまった慧輝のために遅くまで保健室に残ったり、好きな人はいないのかと聞いてきたりする。3人が思わせぶりな態度を見せるおかげで犯人が絞り込めない慧輝。悩みながら帰っていると犬に戯れている紗雪先輩と出会う。紗雪先輩は見るからに肉食な顔付きの犬にベジタリアンと名付ける天然ぶりを見せる。飼い主が見つかった犬がいなくなると羨ましそうな顔をする。突然頭をなでてほしいと言い出す紗雪先輩の頭を撫でるとお礼にほっぺにキスをされる慧輝。
先日の行動からシンデレラは紗雪先輩だと予想し、なんとか自然な雰囲気で質問するために紗雪先輩とデートをすることになる。慧輝のおごりでパフェをほおばる紗雪先輩。慧輝が入部したことで廃部せずに済み、感謝していたことを明かす。良い雰囲気になったところで慧輝は紗雪先輩に隠し事をしていないか質問をする。それを聞いた紗雪先輩は突然走り出してその場から逃げてしまう。
次の日も慧輝から距離を置いて逃げてしまう紗雪先輩。そんな状態を打開するために南条に相談をする。壁ドンをしてみては?と提案された慧輝は仲直りをするため下校中の紗雪先輩を追いかける。紗雪先輩に追いついた慧輝は壁ドンをして捕まえる。「俺は紗雪先輩の秘密を知ってます」とカマをかけてみると紗雪先輩は否定せず、「明日部室に来て」と言葉を残し、立ち去ってしまう。
次の日、部室へ向かった慧輝。「私は前から慧輝くんのこと良いと思っていたの。あなたなら、私のすべてを受け入れてくれるのではないかって。ねえ、目を閉じて?」と紗雪先輩に言われ目を閉じる慧輝。
「いいわよ」と言われ目を開けるとそこにはYシャツを脱いで、下着姿になった紗雪先輩だった。首を見るとそこには首輪が着けられていた。「私を慧輝くんのペットにしてください!」と告げられてしまう。

第2話 「優柔不断な王子様!?」

慧輝に脱ぎたてのパンツを差し出す唯花ちゃん

紗雪先輩に「私を慧輝くんのペットにしてください!」という告白をされ驚きを隠せない慧輝。ドMの痴女の正体を現した紗雪先輩に迫られるが思わぬ告白に慧輝は断ってしまう。
次の日、書道部の顧問の沖田先生に呼び止められる慧輝。先日の掃除の後に部室の鍵がかかっていなかったことを注意される。その事実から慧輝がラブレターを見つけたときにシンデレラはまだ部室に隠れていたことが推測される。
その後、図書委員の仕事をする慧輝と唯花ちゃん。そこに紗雪先輩が乱入する。先日の告白からスキンシップが増えた紗雪先輩。イチャイチャする二人を見て注意する唯花ちゃん。そんな唯花ちゃんに紗雪先輩は慧輝とデートをしたことでマウントを取り始める。
紗雪先輩の言葉を聞いた唯花ちゃんは嫉妬した顔で慧輝に様々な質問をし始める。デートをしたのか?壁ドンをしたのか?紗雪先輩と付き合っているのか?などである。そんな彼女の機嫌を直すためどうすればよいか慧輝が聞くと、唯花ちゃんからデートのお誘いをされることになる。
デート前日、慧輝は紗雪先輩とのデートは「デートとは言えないものだった」と言って瑞葉に女の子が喜ぶデート法の教えを聞いていた。瑞葉からのアドバイスを基にデートに挑戦する。デート当日、デートの基本その1「待ち合わせ場所には余裕を持って」を守り、慧輝は朝早くに待ち合わせ場所へ向かう。デート基本その2「服装や髪形は必ず褒めること」を守り、慧輝は唯花ちゃんの私服姿を褒める。慧輝の褒め言葉を聞いた唯花ちゃんは顔を赤らめる。その後、デートの基本その3「相手の事をしっかりリードすること」を守り、唯花ちゃんの手をしっかり握って2人は映画館へ向かう。映画館では唯花ちゃんがずっと好きで読んでいた物語の映画を観ることになる。映画鑑賞後、デートの基本その4「お昼ごはんは背伸びせずファストフード店で食べて緊張をほぐすこと」を守り、昼食ファストフード店へ向かう。ファストフード店で見た映画について語り合い、お昼ごはんを食べた後にショッピングモールでデートを楽しむ二人。デートの基本その5「女の子のショッピングにはとことん付き合うこと」を守り、2人は様々なお店へ向かう。デートの途中、トイレへ向かうため慧輝から離れた唯花ちゃんは道中に悪い男たちにナンパされてしまう。帰りが遅い唯花ちゃんを探す慧輝は唯花ちゃんを発見するなりダッシュで彼女の元へ向かいナンパ男たちから助け出す。そんな慧輝の行動を見た唯花ちゃんは助けたお礼におでこにキスをする。帰りの電車の中で慧輝は唯花ちゃんとの出会いを思い出す。クォーターで碧眼の唯花ちゃんは周りから近寄りづらい人間だと思われていた。唯花ちゃんもそんなことを意に返さない態度で一人で本をずっと読む少女だった。慧輝は唯花ちゃんに何度も話しかけ、彼女の氷を解かすように仲良くなっていたことを思い出していた。
次の日、翔馬との食事中に唯花ちゃんから図書室に呼び出しの連絡を受ける。ついに唯花ちゃんがシンデレラであることを告白するための呼び出しだと考え、図書室へ向かう慧輝。「大切な話があります」と口を開く唯花ちゃん。唯花ちゃんは慧輝のことをずっと良いなと思っており、優しくて、頼りがいのある素敵な人だと思っていた。そんな慧輝を独り占めできたらいいなと思って告白をする唯花ちゃん。「慧輝先輩、唯花の奴隷になってください!」と告白する。聞き間違いだと思った慧輝だが、唯花ちゃんはそのまま意味の分からない告白を続ける。「可愛い女の子に罵られるのはご褒美なんじゃないですか?」、「唯花の奴隷になってくれたら唯花の大事なものをあげます!」そう言うと唯花ちゃんは突然パンツを脱ぎだし慧輝に差し出す。慧輝は拒もうとするが、唯花ちゃんに押し倒されて無理矢理パンツを咥えさせられてしまう。そのまま慧輝は気絶してしまう。

第3話 「恥ずかしがりやのシンデレラ!?」

自ら手錠を着けて抜け出せなくなる紗雪先輩

とある夜、慧輝は悪夢を見てしまう。悪夢の内容は「恥ずかしがりやのお姫様」という童話だった。あるところに恥ずかしがりやのお姫様がいて、お姫様のお城でパーティが行われることになる。パーティ会場に王子様が招かれる。その王子様にお姫様が一目ぼれしてしまう。しかしお姫様は恥ずかしがりやなので自分から告白することが出来ないでいた。そしてお姫様は考えた挙句、王子様を監禁することにする。抵抗する王子様だったがお姫様の躾けによって一緒に暮らしていくことになる、という悪夢であった。
そんな悪夢を見た慧輝はベッドから飛び起きてしまう。
その朝、慧輝は登校後に下駄箱を開けるとなぜか青いブラジャーが入っていた。ブラジャーと一緒に手紙が添えられており、それは「意外と胸、あるんですよ?」と唯花ちゃんからのメッセージだった。
朝の事件を問い質すために唯花ちゃんを呼び出した慧輝。慧輝に避けられていることを気にした唯花ちゃんは構ってもらうために仕向けたことだった。慧輝は唯花ちゃんがノーブラじゃないかと勘繰るがさすがにノーブラは恥ずかしいとのことだった。
唯花ちゃんの夢は絵本作家である。慧輝は新しく作品を作ったので見てほしいと唯花ちゃんに頼まれ朗読を聞くと内容は王子に一目惚れした恥ずかしがりやの王女が王子を地下室に監禁して王子を飼い犬のようにしてし幸せに暮らすという物語だった。
その物語を聞いた慧輝はまるで自分がそのようになってしまうのではないかと不安になりその場を逃げて出してしまう。
その帰り道、慧輝が下駄箱を開くとそこには一枚の写真が入っていた。写真には慧輝と紗雪先輩がはだけた状態で寝ている姿だった。部室に来ないと写真をネットにばら撒くという脅迫だった。
急いで部室へ向かうとそこには手が手錠で縛られたメイド姿の紗雪先輩がいた。早く手錠を解いて着替えるように促すも、紗雪先輩は鍵を胸の谷間に落としてしまったという。胸をまさぐって取ってほしいという紗雪先輩に慧輝は恥ずかしさに耐え切れず、女子を呼んで助けてもらおうとする。
しかし、早く取らないとお漏らししてしまうと言う紗雪先輩を助けるために慧輝は意を決して谷間に手を入れることになる。
再び、紗雪先輩は飼い主になってくれるように慧輝に迫る。ご主人様になってくれるなら身も心も捧げて普通の女の子がしないようなこともすると慧輝に告白する。
その告白を聞き、気持ちが傾き始める慧輝。しかし愛がないとそういう関係はダメだと思いなおし、その場から逃げ出してしまう。
翔馬に相談をする慧輝。翔馬いわく、南条が慧輝を見る目は恋する乙女のような目をしているという。紗雪先輩も唯花ちゃんもシンデレラでないと考え始め、最後の一人の南条がシンデレラでないかと考え始める。
携帯には紗雪先輩から放課後、部室に来るようにというメッセージが届いていた。拒否すると後がめんどくさいと考え部室へ向かう慧輝。その途中、突然目を塞がれてしまう。
「だーれだ?」その声の主は唯花ちゃんだった。手を放すように伝えるも、唯花ちゃんはなぜか裸であるため恥ずかしいと言いだす。「空き教室で服を着るので付いてきてください。」と言われた慧輝は教室へ向かう。
教室へ着いた慧輝を椅子に座らせると唯花ちゃんは慧輝を縄で縛ってしまう。そのまま唯花ちゃんは足にキスをするか、ファーストキスを奪われるか選ぶように慧輝に選ばせる。体を縛られて動けない慧輝はキスをされそうになる。
「そこまでよ!?」そこへ紗雪先輩が教室へ乱入する。紗雪先輩と唯花ちゃんの慧輝の取り合い合戦が始まる。お互いそれぞれの性癖を知っていた二人は以前から険悪の仲であった。
紗雪先輩と唯花ちゃんが言い合いをしているとそこへ南条がやってくる。無理矢理慧輝を引っ張り連れ出してしまう。南条は「桐生は他の女の子と仲良くしちゃだめ!」と怒った声で慧輝に話し始める。
なぜ、南条が怒っているのか慧輝は聞くと「桐生が他の子と一緒にいると私が嫌なの!」と言い始めてしまう。

第4話 「素直になれないシンデレラ!?」

慧輝と翔馬の同人BL漫画を手にイキイキと話す腐女子の南条

前回、南条の突然の告白に慧輝と南条はギクシャクしていた。紗雪先輩と唯花ちゃんに先日のケンカについての謝罪と南条と仲直りできるようにと言われる慧輝。
それから慧輝は机で眠っている南条を起こすと南条からお願いことをされる。前まで幼馴染の慧輝と翔馬と南条の3人で一緒に遊んでいたのに、最近は全然ないからその埋め合わせをしてほしいと言い出す。
放課後、慧輝たち3人はゲーセンで遊ぶことになる。ゾンビゲームで遊ぶ最中に段差に躓いて転びそうになる慧輝を抱きかかえる翔馬を見た南条は興奮した顔でカメラを連写し始める。
それから夜遅くまで遊んだ3人。翔馬は慧輝に南条を家まで送るように言う。帰り道の途中に南条からお願い事を聞いてくれたお礼と「3人で遊ぶのではなく、2人で先に進むのも悪くないんじゃないか?」と言い出す南条。その途中に突然雨が降ってしまう。公園へ急いで雨宿りをすることになる。雨に打たれ、服が透けてしまっている南条を慧輝は凝視してしまう。そんな慧輝を見た南条は怒りだす。その後、南条から紗雪先輩と唯花ちゃんから同時にアプローチされているのか?と慧輝は聞かれる。その話をしたくないと言うもしつこく聞く南条に紗雪先輩と唯花ちゃんはそういう関係ではないということを伝える。
それから南条は慧輝に女の子と付き合いたいのか聞き出す。付き合いたいと答える慧輝にヤラシイと返すと2人は喧嘩をし始める。
くしゃみをして寒そうにする南条を見た慧輝は温かい飲み物を買ってくると伝えその場を離れる。飲み物を買って戻ると南条は携帯に写った翔馬の写真を見ていた。その姿を見た慧輝は南条は翔馬が好きなのだと考え始める。そのことを伝えると南条は「違うの。私が好きなのは秋山じゃなくて…。桐生は勘違いしている」と言い出し慌てふためく。そして突然雨の中走って帰ってしまう。
次の日からまた南条と慧輝は気まずくなってしまう。常にぼーっとする慧輝を見た紗雪先輩と唯花ちゃんは心配をしてくれる。
慧輝は家に帰ると瑞葉に膝枕をしてもらいながら、相談をする。その結果、慧輝は南条の気持ちを聞き出すために気まずい状況を打開することを決意する。
次の日、机で寝ている南条に声をかけると慧輝から逃げるように下校しようとする。南条を追いかけて仲直りするためになんでもすると伝える。その言葉を聞いた南条は興味を示し、「付き合ってよ」と言い出す南条。やっぱりシンデレラは南条なんだと確信する慧輝をよそに、南条はまた口を開いて「付き合ってよ、秋山と」と言い出す。慧輝に翔馬に恋人同士になってほしいと頼む南条に困惑する慧輝。
そんな慧輝に南条は自分が腐女子であることを明かす。そして自身が描いている慧輝と翔馬の生モノ同人誌を見せだす。そして今までの行動の全貌が明らかになる。時折、翔馬と慧輝を見つめていたのもBLネタを落とさないか観察していたこと。雨の日、翔馬の写真を見ていたのも漫画の資料を確認するためであった。慧輝は生モノ同人誌を描くことを辞めるように諭すが、南条の同人誌はすでにシリーズ化されており、たくさんのファンもいることを明かす。そして南条は再度慧輝に翔馬と付き合ってもらうようにお願いするも慧輝は断ってしまう。断られた南条は今後は慧輝の恋路を全力で邪魔をすると宣言し始めてしまう。
南条もシンデレラではないことが分かった慧輝は帰宅のため下駄箱へ向かうとまた差出人のない手紙が入っていた。その中には以前紗雪先輩に谷間に手を入れる慧輝の姿が隠し撮りされた写真が入っていた。

第5話 「『小春ちゃんは一年生だよ☆』大作戦」

盗撮写真を使って慧輝を脅す小春ちゃん

謎の盗撮写真を渡され手紙の中には天文部部室へ来ないと盗撮写真をばら撒くという脅迫文付きだった。急いで天文部部室へ向かうと1人の少女が待っていた。
少女の容姿を見てとても可愛い女の子だと感じる慧輝。そんな可愛い少女は自分の要求に答えてくれれば盗撮写真を消すと提示する。少女の要求に応えると言った慧輝に少女はもじもじしながら自身の要求を話し始める。告白のような雰囲気を出しながら慧輝に向けて小さな声で「好き」と少女は伝える。その言葉を聞いた慧輝はこんな女の子となら結婚をしても良いと思ってしまい、何も考えず「結婚しよう」と言ってしまう。しかし少女は困惑しながら「どうして私が桐生君と結婚しなければならないのですか?」と言われ驚いた慧輝が後ろに倒れた拍子のプロジェクターの電源を押すとそこには翔馬の姿を写した写真が映し出された。それ以外にも部屋全体に翔馬の盗撮写真が張り巡らされていた。少女は小さな声で「私は翔馬君が好きなのです」と言ったつもりだったことを明かす。
次の日、書道部へ向かうと唯花ちゃんがなぜか書道部への入部希望を出していた。唯花ちゃんの入部が気に入らない紗雪先輩は唯花ちゃんを1日バニーガールの姿にさせていた。同時になぜか南条も書道部へ入部していた。なぜ南条をバニーガール姿にさせていないのか紗雪先輩に聞くと、既に対価をもらっていると言う紗雪先輩。対価とは南条が描いている慧輝の生モノ同人誌を紗雪先輩にプレゼントしていたのである。紗雪先輩は南条のファンだったことも明らかになり、書道部は変態の巣窟と化してしまっていた。
放課後、慧輝は天文部の少女の「鳳小春」(以下小春ちゃん)と一緒にカフェで話をすることになる。翔馬に片思いをしている小春ちゃんは慧輝に恋のキューピッドになってもらうようにお願いをする。小春ちゃんが翔馬に恋をしたきっかけは以前木に引っかかってしまった帽子を翔馬が取ってくれたことがきっかけだった。
ロリコンの翔馬だったら小春の幼い見た目を見れば陥落するだろう、なので自分の助けはいらないだろうと伝えるが小春ちゃんは逆にそこが問題なのであると言い出す。
小春ちゃんは自身が3年生であることを明かす。慧輝や翔馬より1歳年上なのである。ロリコンの翔馬とくっつけるのは難しいと判断した慧輝は断ろうとするが、小春ちゃんは盗撮写真を出して有無を言わせず協力するようにしてしまう。
その夜、次の日から夏服へ移行するため瑞葉は夏服を家で用意していた。その姿を見た慧輝は1つの策を考える。慧輝の学校の女子生徒の夏服のリボンは学年ごとに色が変わる。3年生は青、2年生は橙、1年生は緑となっている。その制服の校則を利用して小春ちゃんにパーカーでリボンを隠すことによって年齢をごまかす作戦だった。名付けて「小春ちゃんは一年生だよ大作戦」を敢行したのであった。
そんな小春ちゃんの姿を見た翔馬の心はストライクゾーンに見事ハマっていた。そして今まで翔馬と話すことが出来ず、ストーカー行為しかできなかった小春ちゃんはその日初めて翔馬と会話をし、さらに連絡先も交換することが出来たのであった。
小春ちゃんの恋路がうまくいっている姿を見た慧輝はなぜ自分の前にシンデレラが現れないのか悩み始める。そんな慧輝を見た小春ちゃんは心配して相談に乗ると言い出す。そして慧輝は小春ちゃんにパンツを落としたシンデレラのことを話し始める。慧輝の話を聞いた小春ちゃんは5人目のシンデレラ候補がいるのではないかと推測する。その話を聞いた慧輝はあの日先に帰った紗雪先輩たちに話を聞くために書道部へ向かう。
しかし、扉を開けると暇を持て余した紗雪先輩が唯花ちゃんにメイド服を着せて遊んでいた。そんな光景を見た慧輝は聞き込みは不可能だと考え、書道部顧問に話を聞きに向かった。
その途中、書類を運ぶ生徒会副会長の「藤本彩乃」(以下彩乃さん)と階段で出会う。すると彩乃さんが落とした書類で滑って階段から落ちそうになってしまう。彩乃さんを助けるため慧輝は走り出し、なんとかケガなく助けることに成功する。階段下で不意に抱き合った状態になっているため、慧輝は離れるように促すもなぜか、彩乃さんは離れようとしなかった。

第6話 「落ちてきたシンデレラ!?」

慧輝に汗が染み込んだパンツをくださいと言い出す彩乃さん

書道部顧問の沖田先生によると先日の大掃除の後に出会った生徒は藤本彩乃だった、という話を聞いた慧輝は藤本彩乃がシンデレラでないかと考え始める。
そんなことを考えていると彩乃さんが後ろから慧輝に話しかける。先日階段から落ちそうになった彼女は慧輝に助けてもらったお礼に手作りクッキーを手渡す。授業のチャイムが鳴り、教室に戻ろうとする慧輝になぜか抱き着く彩乃さん。スキンシップが多いことに疑問を持った慧輝は小春ちゃんに調査依頼を頼むことにした。調査結果から彼女の様々な面を知る。優秀な生徒で意外と抜けているところが多く男子生徒からも人気のある生徒であった。現役ストーカー少女の小春ちゃんのおかげで情報を得た慧輝は行動をとり始める。
放課後、書道部室へ向かう慧輝。部室には唯花ちゃんしかいなかった。紗雪先輩は用事で出かけており、南条は画材を買いに部室に来ていなかった。唯花ちゃんは2人きりであることをいいことに、慧輝の足元に罠を引っかけて転ばせてしまう。倒れた慧輝に馬乗りになり、責任を取ってほしいと言い出す。理由は彼女の夢の中で、慧輝に胸を揉まれたことであった。夢の中のことでも関わらず、責任を問われた慧輝は必死に抵抗をする。もみ合いになっていると慧輝は不意に唯花ちゃんの胸を揉んでしまう。胸を揉まれた唯花ちゃんは恥ずかしさと怒りにもまれて走って部室から出て行ってしまう。
その後、彩乃さんが部室へ監査のためにやってくる。部室を調べている最中に彩乃さんは慧輝にボランティアのごみ拾いに誘う。慧輝は彩乃さんを知るいい機会だと考え、参加を希望する。
そんな2人の様子を廊下から見ていた紗雪先輩。嫉妬した彼女は慧輝の側にいるためボランティアに参加する。
ボランティア当日、3人は川原でごみ拾いをするために集まる。そんな最中も紗雪先輩は彩乃さんに対して離れるように諭すも彩乃さんはわざと胸を腕に寄せたりして慧輝を困らせていた。
そんな2人の様子を見た紗雪先輩は、慧輝を呼び出し、人気のないところへ誘う。紗雪先輩はいきなり、慧輝を押し倒し、頬を舐め始める。まるで犬のようにマーキングをする紗雪先輩を諫めるために慧輝は考え始める。幼い頃、お爺ちゃんの家にいた大型犬に押し倒されていた慧輝。お爺ちゃんに教わった大型犬を諫める方法はお尻を撫でることであった。
お爺ちゃんに教わった方法を試す慧輝。紗雪先輩のお尻を揉むと紗雪先輩は喘ぎだしてしまう。事を終え、やりすぎてしまったと考える慧輝だったが紗雪先輩は逆に気持ちよかったと言い出す。そして恥ずかしさもあったがさっきの慧輝にお尻を揉まれて満足したと言って紗雪先輩は川原から帰って行った。
ごみ拾いに戻った慧輝。彩乃さんに今日はここまでにしようと言われて作業を終わりにしようとしたときに彩乃さんが川に落ちてしまう。川に落ちて濡れてしまった彩乃さんに慧輝は上着を貸し出す。
次の日、彩乃さんは慧輝に借りた上着を返すため生徒会室へ呼び出す。2人きりの部屋で彩乃さんは慧輝の隣にくっつき始める。慧輝の横で寝てしまった彩乃さん。そんな彼女を見た慧輝も一緒に寝てしまう。
妙な音が聴こえ、目を覚めた慧輝は下半身を見るとなぜか彩乃さんが慧輝のズボンを脱がしてパンツまさぐっていた。そんな姿を見られた彩乃さんは告白をする。彩乃さんは匂いフェチで男の子の匂いが大好物で最近のお気に入りは慧輝の匂いであることを明かす。そして慧輝に「あなたのパンツをください」と言い出す。

第7話 「『小春ちゃんは一年生だよ★』大作戦 完結篇」

翔馬と初のボウリングデートをする小春ちゃん

前回の「小春ちゃんは1年生だよ」大作戦を進行中の慧輝。もう一段階上のステップに行くために慧輝はダブルデートを小春ちゃんに提案する。慧輝は誰を自分のデート相手に選ぶか考えるも、唯花ちゃんも彩乃さんも南条も小春ちゃんと翔馬のデートの邪魔をしてしまうと考え、紗雪先輩をデート相手に選ぶ。
次の日、ボウリング場に赴く4人。紗雪先輩は思わず小春ちゃんが3年生であることを話してしまいそうになるがなんとか慧輝がたい焼き1個で口止めをする。
ゲーム開始前、紗雪先輩は罰ゲームを提案する。慧輝たち3人は自身がやったことのないボウリングで勝負をしかけた紗雪先輩にため息をつきながらも罰ゲームに参加する。罰ゲームの内容はビリは顔に落書きをされること、3位は1位の命令を1つ聞くことであった。
背が小さい小春ちゃんはボウリングが苦手だと思い込んでいた紗雪先輩だったが、小春ちゃんは家族とよくボウリングに来ていたためストライクを連発する。
ゲームが終わり、翔馬と小春ちゃんの距離も近づきつつある状態であった。ビリはやはり紗雪先輩で、顔に落書きをされ、3位の翔馬は1位の小春ちゃんに命令をする。命令内容はこれから翔馬のことを先輩呼びではなく翔馬君と呼ばせてほしいと命令をする。
その命令を聞いた翔馬はうれしさのあまり倒れ込みながらも大歓迎する。
次の日、天文部室にて慧輝は小春ちゃんからうれしい報告を受ける。次は翔馬と2人でデートをすること、夜は2人で電話をよくすること、それを聞いた慧輝はもう自分の役目は終わりだと感じ始める。
そして小春ちゃんは翔馬に告白をすることを決意する。本当は3年生であること、そして自分の好意を翔馬に伝えるために。そして告白が成功するように願掛けとしてピンクのパンツを履いて翔馬のもとへ向かう。
翔馬と一緒に下校する小春ちゃんは告白する。パーカーを脱ぎ、自分が3年生であることを明かし、翔馬に告白するも、翔馬は自分がロリコンであるため、小春ちゃんとは付き合えないと伝え、その場を離れてしまう。
公園で佇む翔馬に慧輝は近づく。後ろで告白の様子を見ていた慧輝は自分がキューピッド役になっていたことを明かし、翔馬に問い質す。勇気を出して真剣に告白をしたのに、自分がロリコンであるために付き合えないは違うんじゃないかと話す。その言葉を聞いた翔馬はこのままではいけないと感じ始める。
次の日、天文部室へ向かう慧輝。下を向いて悲しんでいる小春ちゃんを元気づけるためわざと翔馬を罵倒し始める。そんな慧輝の言葉を聞いた小春ちゃんも呼応して罵倒し始める。そんな最中を翔馬は見てしまいショックを受けてしまう。小春ちゃんは本音を隠すために言い訳をするが慌てて本音を漏らしてしまう。
翔馬は「小春ちゃんと一緒にいた時間は楽しかった、ロリコンの自分だけど小春ちゃんとなら大丈夫かもしれない。なので小春ちゃんに協力してほしいことがあるんだ。友達から始めませんか?」と伝える。
そんな翔馬の言葉を聞いた小春ちゃんはまた罵倒してしまう。その言葉を聞いた翔馬は膝から崩れ落ちてしまい、落ち込んでしまう。
小春ちゃんは告白を断ったことへの仕返しだったであるため冗談であることを伝える。その言葉を聞いた翔馬は謝罪をし、2人は晴れて友達から関係を築くこととなる。
そして翔馬は部屋が暗いことを気にして部屋の明かりを点けると部屋中に張り出された小春ちゃんの盗撮写真を目撃してしまい、やはり年上はダメかもしれないとゲンナリしてしまう。

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