スターオーシャン セカンドストーリー(スターオーシャン2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『スターオーシャン セカンドストーリー』とは1998年にエニックスより発売されたプレイステーション専用ソフト。2008年にはリメイク版をPSPで発売し、2015年にはPS3・PSVita・PS4でもリメイク版が発売されている。ストーリーは主人公クロードがもう一人の主人公レナと出会い、仲間たちと共に冒険をするといったもの。2016年には歴代の『スターオーシャン』シリーズのキャラクターを登場させるクロスオーバーのスマートフォンゲーム『スターオーシャンアナムネシス』も発売されている。

港町ヒルトン、ラクール大陸の港町。クロスで三つ目の男を見るというイベントを発生させていると酒場に三つ目の女性オペラがいる。オペラとのイベントを無視して進めても問題はない。酒場でオペラに出会うと自分と同じように額に三つ目を持つ男を探しており、三つ目の男の目撃情報を問われる。三つ目の男の名前はエルネストということをオペラから聞き、クロード達もクロスで見かけたことを伝えるとオペラはクロスへ向かう。ここでクロスへ向かうとクロス王から三つ目の男に山岳宮殿の調査を依頼した旨を聞く。山岳宮殿でオペラと出会う、しかしエルネストはもう山岳宮殿にはおらず、オペラはエルネストを探すためにクロード達の仲間にアシュトンがいなければクロード達の仲間に加わる。クロード達はエル大陸に渡るため、引き続きラクール王国を目指す。

ラクール城下町・ラクール城(武具大会)

武具大会に沸く、ラクール王国

ラクール王に謁見するために城へ行くが、ラクール国内では武具大会の準備で大忙し。そのため王様に謁見することは難しいといわれる。しかし、武具大会の優勝者になれば謁見することが可能のため、クロードは武具大会に出場し、王様と謁見するために優勝を目指す。武具大会には各国から強者が参加しており、参加者の中にディアスの姿もあった。ラクール内の武器屋から武器や防具を支給され、与えられたもので戦うのがルールなのだが、ディアスの剣が期日になっても届かない。剣がなければ失格になってしまうため、レナは躍起になって剣を作ってくれた職人を探す。剣がなければディアスが棄権すると考えた荒くれが職人を誘拐していたことが判明し、レナとディアスは無事に荒くれから職人を救助。職人と共に剣も戻ってきたため、ディアスも武具大会に参加できることになった。

決勝戦で対峙するクロード(画面右)とディアス(画面左)

クロード、ディアス共に勝ち進んでいき、決勝戦ではディアスVSクロードに。結果クロードはディアスに敗北してしまうが、二人の絆は強くなる。クロードは準優勝のためラクール王に謁見することは叶わず、先にクロス洞穴の古文書の解読をリンガの考古学者に依頼するためにリンガを目指す。

空から降ってくるウェルチ(画面左)

スターオーシャン2Second Edcation版のみ武具大会前にPAを起こしラクール城へ行く途中の橋へ行くとウェルチを仲間にすることができる。

リンガ

科学の町リンガ

リンガにいる考古学者キースのもとにクロード達は古文書の解読を依頼する、しかしキースは知らない人間の依頼は受けないと言われ追い返されてしまう。

キースの友人のボーマン(画面右)

リンガの聖地にある未発見レベルの薬草を持ってくることを条件でキースの友人の薬剤師ボーマンがキースに口添えしてくれるという。クロード達はリンガの聖地に赴き薬草を入手する、「クラリセージ」か「ディルウイップ」を持っていくとボーマンは知っている薬草ではあるが、かなり奥までリンガの聖地に入り探索したことを評価し、口添えしてくれることになる。キースに無事古文書解読を依頼するが時間がかかるということで、今晩はボーマンの家に泊まることになる。古文書の解読に時間がかかることもあるが、ラクール武具大会もそろそろ落ち着いたということで、クロード達はソーサリーグローブの調査のためにラクール王国に戻りもう一度ラクール王に謁見したいという話をボーマンに話す。その話に興味を持ったボーマンが自分もソーサリーグローブの調査に加わりたいと相談してくる。ボーマンを仲間にするかの選択。一晩明けるとクロード達はもう一度ラクールに向けて出発する。

無人くんを持つ発明少女プリシス(画面右奥)

ラクールに行く前にリンガでPAを行うと無人くんというロボットを連れた少女プリシスと出会い、高度な機械技術をもった無人くんに興味をもったクロードにプリシスは惹かれ、プリシスを仲間にするかどうか選択できる。ボーマンかプリシスはどちらかしか仲間にすることができない。クロード達はラクール王と謁見すべく、もう一度ラクール王国へ向かう。

ラクール城下町・ラクール城

ラクール王国へ再度到着したクロード達、その頃エル王国が魔物の大群で崩落し、その大群がラクール王国に向かってきているとのこと。王への謁見どこではなく、クロード達も魔物の大群への応戦を依頼される。ここでオペラがいるとヒルトンの港町で三つ目の男の目撃情報を得ることができ、ヒルトンから三つ目の男がホフマン遺跡に向かったと情報を得ることができる。

ラクール研究室にて、レオン(画面中央)とホフマン遺跡にと促されるクロード(画面中央右)

ラクール王国の研究室では12歳の少年だが研究室の責任者という天才博士レオンが作ってる紋章武器最強のラクールホープが完成間近であり、完成のために必要な素材をホフマン遺跡に取りに行くようにと王様に依頼される。クロード達は交換条件として、ホフマン遺跡にいく代わりにエル大陸への船を出してもらうことになった。オペラのイベントを進めているとホフマン遺跡に三つ目の男がいる。三つ目の男の名前はエルネスト、考古学者で遺跡の調査をしているうちに魔物にとりつかれてしまい、クロード達に襲い掛かかる、エルネストを魔物から救うとオペラと共に仲間に加入することができるが、ここでアシュトンがいると仲間にすることはできない。オペラとエルネストの正体はテトラジェネスからきた異星人、未開惑星エクスペルの調査のためにエルネストはテトラジェネスから調査に訪れており、オペラはその後を追ってきた。オペラ、エルネストを仲間にした後、当初の目的通りラクールホープの素材になるエナジーストーンをみつけ、ラクール王国の研究室に戻ると、魔物の大群がラクール大陸の前線まできているため、クロード達はラクールホープが完成するまで、前線で魔物の大群を倒す時間稼ぎをしてほしいと言われ、前線に送り込まれる。

ラクール前線基地にて魔物の大群を率いてくるシン(画面奥)

前線基地には各国から集められた精鋭たちが魔物との死闘を繰り広げている。精鋭の中にディアスもいた。レナからディアスの過去について話を聞く。ディアスの実の妹セシルの親友であったレナのことをディアスは本当に妹のように思っていることを知ったクロードはディアスのことを誤解していたことに気づく。数日後魔物の大群のボス、シンが現れ魔物の大群を引き連れてくる。絶体絶命と思われたときレオンがラクールホープと共に現れる。レオンの期待通り、ラクールホープを魔物の大群に放つと魔物の大群は殲滅、その隙にエル大陸に渡り魔物本部を叩くという作戦にでる。魔物の本部はエル大陸のエルリアにあり、ラクールホープを持って船に乗り、クロード達はエル大陸に渡ることになった。その際、クロード編の場合ディアスは「妹を頼む」とクロードにレナを託し前線基地に残る、レナ編の場合一緒に船に乗る。船でエル大陸に渡ろうとする途中でシンが攻撃を仕掛けてくる。シンにラクールホープを打つが無効化されてしまう。クロードはシンが戦艦カルナスなどで使われる航宙船の防御シールドを使って無効化していることに気づき、シンがエクスペルの生物ではないことに気づく。勝ち目がないことに気づき、ラクールホープを船ごと捨てて、海に飛び込むクロード達。クロード編を選ぶとレオンと二人で浜辺に流れ着き、レナ編を選ぶとエル大陸の集落にクロードとレオン以外の仲間全員と流れ着く。子供らしく取り乱すレオンを正すクロード、二人は集落に向かって歩き出す。

エル大陸集落

集落にて長から敵の本拠地の情報を得るクロード

レナ編の場合、集落で仲間と話をしているとクロードとレオンが集落に現れる。仲間全員の無事を確認し、クロード達は集落の長に会い、話を聞くと、エル大陸にいた人間はソーサリーグローブが落ちてきた際に魔物が狂暴化した影響から全員今いる集落に集まっていて、落下地点のエルリアにはクレーターができ、街の原型はなく魔物が徘徊する魔窟になってしまったという。エルリアに行き諸悪の根源であるソーサリーグローブの破壊を託される。集落の倉庫にいる人からエルリアに入るためのIDカードを入手するが、未開惑星のエクスペルにIDカードという文化はないため、クロードはソーサリーグローブには異星人が関わっていることを確信する。ここでクロード編の場合レオンは冒険に同行するが、レナ編の場合はレオンは集落で別れることになる。クロード達はエルリアにある魔窟、エルリアタワー向かう。

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