遙かなる時空の中で1(遙か1)のネタバレ解説まとめ

『遙かなる時空の中で1』とは、2000年4月6日に発売されたPlayStation用恋愛アドベンチャーゲーム。コーエーテクモゲームズのルビーパーティ原作で、キャラクターデザインを水野十子が担当した。平安時代の京都を舞台にした「京」と呼ばれる異世界に引き込まれてしまった女子高生、元宮あかねが活躍する。2018年2月22日に本作のリニューアル版である『遙かなる時空の中で Ultimate』がPlayStation Vita、スマホとタブレットに対応したiOS、Android版が発売されている。

『遙かなる時空の中で1』の概要

『遙かなる時空の中で1(遙か1)』とは、コーエーテクモゲームズのルビーパーティ原作、キャラクターデザインを水野十子が担当、2004年4月6日〜2018年2月22日まで、初代PSからゲームボーイアドバンスやPS2、PlayStation PortableとニンテンドーDS、2018年2月22日に本作のリニューアル版である『遙かなる時空の中で Ultimate』がPlayStation Vita、スマホとタブレットに対応したiOS、Android版が発売。アニメも2004年10月から『遙かなる時空の中で〜八葉抄〜』として放送、2006年8月19日『アニメ劇場版 遙かなる時空の中で 舞一夜』が映画化、2008年から2009年にかけて舞台化もされ、長きにわたり女性からの高い支持を得ている。

本作の特徴は、主人公が「八葉」と呼ばれる8人の男性との会話、怨霊との戦闘シーンによって生まれる絆と、イベントによる選択肢の豊富さにある。八葉たちは序盤に「鬼」によって「心のかけら」を失っており、八葉と共に怨霊によって穢された土地を巡り、その中で起こる事件やイベントを解決し、心のかけらを取り戻すことによって二人の仲は深まり、エンディングを迎えるというシナリオになっている。また、八葉には「想う心」と「信じる心」があり、心のかけらを手に入れるにはそれらが上がっていないと発生しないイベントもあり、重要なバロメーターである。

本作は、平安時代の京都を舞台にした「京」と呼ばれる異世界に引き込まれてしまった女子高生、元宮あかねが龍神の神子となって活躍する戦闘シーン必須の恋愛アドベンチャーゲームで、登場人物も帝や検非違使、武士や貴族、平民や安倍晴明の弟子と呼ばれるメインキャラクターが存在しているところから、平安時代の京都と似通った部分はある。主人公が迷い込んだ京という世界は、鬼の存在が身近にあり、宮中では怪奇が起こり、街の中でも異形のものを見たりすることが日常で、退廃した空気が漂い、人々は救いを求めるように神仏に祈り、平穏な暮らしを切望していた。そんな中に龍神の神子として召喚された主人公は、人々からヒーローのように見られることとなる。現代に戻るには首領の鬼を倒さなければならず、慣れないながらも自分に出来ることをしていくうちに前向きになっていく姿は世の中の女性達から高い支持を得ている。

普通の学生として暮らしていた主人公は、高校の入学式の日、使われていない古井戸に立ち寄ったことで「京」に引き込まれてしまい、「龍神の神子」として鬼の一族と戦うことになる。主人公に仕える「八葉」とともに失った「心のかけら」を求めて絆を深めていく。主人公と八葉が迎える結末とはーー。

『遙かなる時空の中で1』のあらすじ・ストーリー

京の全体MAP。主人公がいるのは洛中の藤姫の館。

本作のストーリーは全十章になっており、八葉ごとに場面と選択肢が用意されている。エンディングは八葉との恋愛エンドが2種類、サブキャラとの友情エンドや遙かなる時空の中で〜八葉抄〜以降は隠しキャラのアクラムともエンドを迎えることが出来るようになった。ここでは八葉とアクラムの各章の主要な出来事を紹介する形であらすじ・ストーリーを掲載する。八葉とのエンドを迎えるためには心のかけらを4つ集めなければならず、それは章ごとに各キャラの好きな場所に行くと手に入れることが出来る。同時に想う心と信じる心を上げる必要があり、最初にプレイする時は登場人物紹介を参考に、第一章から攻略キャラを決め一緒に行動した方が想う心と信じる心は上がりやすい。

八葉を好みの場所に連れて行くと、想う心が上がる。

第一章

章が始まるごとに、57577の和歌が流れる。第一章は「春ののに わかなつまむと こし物を ちりかふ花に みちはまどひぬ」。この句の作者は紀貫之。この場面から風流である。和歌は第二章からは選んだ八葉によって変わる。

古今和歌集の「春」の和歌。訳:春の野に若い女性を娶ろうと来たのに、散り淫れる男の心に女は戸惑ってしまった。

八葉と藤姫。鬼の脅威に京を守るべく集結した。

オープニングムービーで8人の男性と少女、仮面をつけた男と対峙し、気を失った主人公は貴族の屋敷に匿われる。現代から異世界の京へ引き込まれてしまった主人公は、藤姫という星の一族の少女から「あなたは龍神の神子だ」と告げられ、京の危機を救うために神子に選ばれたのだと聞かされる。主人公を京に呼んだのはアクラムという鬼の首領で、龍神の神子の力を我が物にしようと企んでいる。自分の世界に帰りたいと訴えるが、「龍の宝玉に反応した者が龍神の神子に選ばれた証拠」と突きつけられて、戸惑う主人公に自分に興味を持った橘友雅をはじめ、鬼を嫌うイノリ、主人公と一緒に引き込まれた後輩の詩紋と同学年の天真、武士団に勤める源頼久、陰陽師の安倍泰明が登場する。彼らには身体の一部に小さな玉が埋まっており、それが八葉に選ばれた証で「龍の宝玉(ぎょく)」という。

神泉苑で天真は2年前に行方不明になった妹のペンダントを見つける。

天真を追って、洛中にある神社の神泉苑で主人公はペンダントを見つけた。それは2年前に行方不明になった天真の妹のもので、同時にアクラムと名乗る鬼の一族の首領が現れる。龍神と意思を通わせる事の出来る主人公の力を目当てに呼び出したのは自分で、自分に従えば帰る道を開いてやると言う言葉を主人公ははねつける。アクラムは主人公の目の前で怨霊を呼び出し、京と八葉を穢そうとしたが、主人公は無意識のうちに龍神の力で守った。アクラムは退却したが京は穢されてしまった。龍神の力を取り戻すにはそれを取り除き、アクラムを倒さない限り元の世界には戻れないと、八葉に選ばれた京の治安を守る検非違使の藤原鷹道に告げられる。永泉が笛の腕前を披露して主人公を慰めるが、同時に彼から「心のかけらを失った」とも言われる。星の一族で主人公に仕える藤姫からも、神社や寺に蔓延る怨霊と戦い、京の地を浄化して力を蓄え、京を守護する四神を取り戻してアクラムを倒せば元の世界に帰れると言われ、戸惑いながらも龍神の神子として戦う事を決意する。
ここで北の札、東の札、西の札、南の札の選択肢が表れ、どれを選んでも物語の必須イベントは通常通りに起こるので、好きなルートを選べる。

第二章

和歌は選んだ八葉によって変わる。対する鬼の一族はどの札を選んでもセフルになる。セフルは鬼と人間のハーフのために捨てられ、5歳の頃にアクラムに拾われ部下となっている。残虐な性格でアクラム以外に心を開かない。

第二章のイベント。札を手に入れるには身分の高い貴族を連れて行くと発生する。

セフルとの戦闘に勝利すると札が手に入り、信頼が高ければ天地の八葉と術が使えるようになる。

第三章

和歌は選んだ八葉によって変わる。対する鬼の一族はどの札を選んでもイクティダールになる。イクティダールはイノリの姉であるセリと愛し合って恋仲になったものの、アクラムに対する忠誠心にも背けず、争い合う人間と鬼の狭間で苦しむ。

第三章から始まるアクラムとのイベント。五行の力を上げると発生する。

次回の札を入手するために、事前にヒントの土地に巣食う怨霊と戦うと楽になる。イクティダールとの戦闘に勝利すると札が手に入り、信頼が高ければ天地の八葉と術が使えるようになる。

友海
友海
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