ダイヤのA(エース)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ダイヤのA(エース)』は、高校野球を題材にした、寺嶋裕二によるスポーツ漫画である。『週刊少年マガジン』にて2006年第24号から2015年第7号まで第1部が連載され、同年第38号から第2部『ダイヤのA actII』(ダイヤのエース アクトツー)が連載されている。投手としての才能を見出されて野球の名門校に入学した主人公・沢村栄純が、チームメイトとともに甲子園を目指しながら成長する姿を描く。各社の漫画賞を受賞し、累計発行部数4000万部を突破した人気作である。

財前 直行(ざいぜん なおゆき)

学年:高校3年→OB
ポジション:代打
投打:右投右打
身長/体重:174cm/65kg
CV:寺島拓篤

財前直行は、結城世代の黒士館高校の選手である。東京都出身で、9月30日生まれのAB型である。乱暴な口調で一見すると性格は悪そうだが、実はチームメイト思いで信頼も厚い。 かつてシニア時代にクリスと鎬を削った投手であり、当時の彼には結城や伊佐敷でも太刀打ちできなかった。 高校入学後も1年生のときからすでにエースと4番に抜擢されていたが、2年夏の東東京大会予選で試合中のアクシデントによって左ヒザ靭帯断裂の大怪我をし、戦線離脱することになった。現在も完治しておらず、試合では代打での出場を余儀なくされた。青道の二軍との試合ではリハビリ明けのクリスを狙った作戦で沢村とクリスのバッテリーを苦しめたが、粘った末に沢村に三振に打ち取られた。最後の夏は地方大会序盤で敗れることとなった。その後のクリスとの会話で、本格的に野球をやるのは高校で終わりにすると宣言している。

帝東高校(ていとうこうこう)

岡本 一八(おかもと いっぱち)

CV:後藤哲夫・斎藤志郎
岡本一八は、帝東高校の監督である。これまでに二度の全国大会制覇の実績があり、名監督として知られている。選手の守備範囲ギリギリに打ち込む通称「神ノック」を得意とし、自ら参加して練習を重ねることで、帝東の鉄壁の守備を築き上げている。野球は「炎」だという考えを持ち、選手の火を燃え上がらせることが監督の役割だとインタビューで語っている。威勢の良いべらんめぇ口調でしゃべるのが特徴である。

向井 太陽(むかい たいよう)

学年:高校1年→高校2年
ポジション:投手
投打:左投左打
背番号:1
身長/体重:175cm/63kg
CV:斉藤壮馬

向井太陽は、沢村世代の帝東高校の選手である。東京都出身で3月20日生まれのO型である。1年生ながら甲子園でレギュラー投手として出場しており、奥行きを含めた9分割以上を投げ分けることができる。だが、自身の絶妙な制球力に酔うところが見られ、ムダ球が多い。 サイドスローから放たれる「奥スミ」と呼ばれるボールとスクリューが持ち球である。自身が世代No.1投手であるという自負があり、監督や乾の降谷・沢村に対する評価を過大評価だと考えている。シニア時代には金丸、東条の所属する松方シニアと対戦したことがあり、お互いに面識がある。 特に東条とは同じポジションだったとして思うところがある様子である。

乾 憲剛 (いぬい けんご)

学年:高校2年→高校3年
ポジション:捕手
投打:右投左打
背番号:2
身長/体重:181cm/75kg
CV:杉田智和

乾憲剛は、御幸世代の帝東高校の選手であり、主将と4番打者を務める。東京都出身で8月1日生まれのO型である。日米親善試合のための東京選抜ではキャプテン、および第1試合の捕手を務めた。 他の選手を評価する時や衝撃的な事が起きた時に「雷が打たれた」と形容し、背景によく雷が落ちている。 かなりの老け顔であり、明らかに学生に見えないキャラの一人である。
強肩強打で、捕手としては御幸をもってして「かなりのキャッチング技術」と評されるほどの実力をもつ。エースである向井を活かすために腕にダンベルをぶら下げるという練習法を行っているが、作中には「※この練習の効果には個人差があります」とあり、かなりハードな方法であると考えられる。打者としても秀でていて、長打力が高く、好調の成宮の決して甘くないボールをホームランにする程の強打者である。

鵜久森高校(うくもりこうこう)

梅宮 聖一(うめみや せいいち)

学年:高校2年→高校3年
ポジション:投手
投打:右投右打
背番号:1
CV:森久保祥太郎

梅宮聖一は、御幸世代の鵜久森高校の選手である。東京都の足立ロケッツ(リトル)出身で8月19日生まれのAB型である。仲間からは「梅ちゃん」と呼ばれている。リーゼントヘアーに左目の下に傷というヤンキー風の外見をしているが、普段はかなりフレンドリーな性格である。試合になるといっきに熱くなり、よく「怒羅亜!(どらぁ!)」という特徴的な叫び声をあげている。球速100km/h未満の超スローカーブとストレートの球速差、縦スライダーの軌道に見える強カーブといった持ち球で相手を翻弄するスタイルである。打撃センスも高く、常に4番打者を務めている。重圧のかかる勝負どころの場面を力に変えるクラッチヒッターである。リトルリーグの頃から野球をやっていたが、中学時代に先輩部員との折り合いが悪くなったことが原因で乱闘沙汰を起こして退部し、野球を離れて非行に走っていた。しかし、かつてのチームメイトだった松原南朋が交通事故に遭い、半身不随となった彼の「マネージャーとして甲子園を目指す」という決意を形にするために再び野球をやること決意した。

松原 南朋(まつばら なお)

CV:鈴村健一
松原南朋は、御幸世代の鵜久森高校のマネージャーである。東京都の足立ロケッツ(リトル)出身で、11月8日生まれである。足に障害があり、車いす生活をしている。
リトルリーグ時代から野球をやっており、センスに溢れ統率力もあったため、将来を有望視されていた。しかし、中学2年の時に交通事故に遭い、選手としての道を絶たれた。その後、マネージャーとして甲子園へ行くことを目標とし、鵜久森高校の選手の原動力となっている。分析能力に長け、練習、試合時ともにチームメイトに的確なアドバイスを送っている。優しげな容貌をしているが、「これ以上失点したら1点につきグランド10周」など厳しいことを笑顔で言うような鬼教官的な一面も見せる。

王谷高校(おうやこうこう)

荒木 伊知郎(あらき いちろう)

CV:羽多野渉
荒木伊知郎は王谷高校の監督である。学校の制度が厳しく練習量が確保しづらい環境で選手達を育て、7年前には甲子園出場を果たした実績を持つ。選手それぞれの特性にあったやり方を模索することで、練習の少なさを効率で補う指導を実現している。歳は40手前であるが、記者の大和田が羨む美肌である。

go-1023920864911069650606
go-1023920864911069650606
@go-1023920864911069650606

Related Articles関連記事

ダイヤのA(エース)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

ダイヤのA(エース)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

『ダイヤのA』は、寺嶋裕二によるスポーツ漫画である。『週刊少年マガジン』にて2006年第24号から2015年第7号まで連載された。田舎を出て野球の名門校に入学した主人公・沢村栄純(さわむらえいじゅん)が、甲子園を目指しながら成長する姿を描く。各社の漫画賞を受賞し、累計発行部数4000万部を突破した人気作である。野球部の少年達の青春を描く作中には、人々の心に響く数多くの名言・名セリフ、名シーン、名場面が登場する。

Read Article

【ダイヤのA】かっこかわいい小湊春市君の実力&性格徹底調査

【ダイヤのA】かっこかわいい小湊春市君の実力&性格徹底調査

週刊マガジンにて大人気連載中【ダイヤのA】。物語の主軸人物の一人である小湊春市君。ピンク色の髪をして、赤面症な可愛らしい一面とここぞで決める男らしい一面。とにもかくにもかっこかわいい。でも、実はそれだけではないみたいです。actⅡにて新しい一面を見せる彼の実力&性格を徹底調査!

Read Article

【ダイヤのA】熱闘甲子園!高校野球が題材の名作漫画10選【おおきく振りかぶって】

【ダイヤのA】熱闘甲子園!高校野球が題材の名作漫画10選【おおきく振りかぶって】

スポーツ漫画でパッと思い付く題材といえば、やはり野球でしょうか。中でも、甲子園を目指す高校球児たちの青春を描いた作品はかなり多く、数々の名作が生み出されてきました。この記事では、そんな野球漫画の名作についてまとめています。蘇る球児たちのアツき戦い…思い出しただけでも涙が出てきますね。

Read Article

【ダイヤのA】青道高校青心寮クリスマスパーティー出演者のツイートまとめ【蒼井翔太など】

【ダイヤのA】青道高校青心寮クリスマスパーティー出演者のツイートまとめ【蒼井翔太など】

人気アニメ『ダイヤのA』のイベント、「青道高校青心寮クリスマスパーティー」に出演した声優たちのツイートをまとめました。島崎信長や蒼井翔太、大石昌良といった声優たちのイベントにかける意気込みや、終了後のお礼ツイート、イベントに参加したファンの喜びの声を紹介しています。

Read Article

目次 - Contents