ダイヤのA(エース)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ダイヤのA(エース)』は、高校野球を題材にした、寺嶋裕二によるスポーツ漫画である。『週刊少年マガジン』にて2006年第24号から2015年第7号まで第1部が連載され、同年第38号から第2部『ダイヤのA actII』(ダイヤのエース アクトツー)が連載されている。投手としての才能を見出されて野球の名門校に入学した主人公・沢村栄純が、チームメイトとともに甲子園を目指しながら成長する姿を描く。各社の漫画賞を受賞し、累計発行部数4000万部を突破した人気作である。

真木 洋介(まき ようすけ)

学年:高校2年→高校3年
ポジション:投手
投打:右投右打
背番号:1
身長/体重:195cm/87kg
CV:江口拓也

真木洋介は、御幸世代の仙泉学園の選手である。神奈川県出身で、12月31日生まれのB型である。1年生の頃からエースナンバーを背負っている。2m近い身長を誇り、「大巨人」と評される。長身を活かした威力があるボールを武器とし、カーブは日本一の高さから放たれると言われている。中学時代に青道高校に憧れて入学を望んでいたが、スカウトが来ることはなく、結果的に鵜飼のスカウトを受けて仙泉に入った経緯がある。そのため、当初は青道高校に対して逆恨みともとれるような強いライバル心をもっており、戦って勝つことに尋常ならぬこだわりを見せていた。

桜沢高校(さくらざわこうこう)

菊川 早苗(きくかわ さなえ)

CV:小室正幸
菊川早苗は桜沢高校監督であり、外見と周りの反応からすると比較的年配の女性教師であると考えられる。選手および生徒からは教授と呼ばれている。選手一人一人に課題を書いたノートを渡すなどきめ細やかな指導を見せる。

長緒 アキラ(ながお あきら)

学年:高校3年→OB
ポジション:投手
投打:右投右打
背番号:1
身長/体重:177cm/65kg
CV:近藤隆

長緒アキラは、御幸世代の桜沢高校の選手で、エースを務める。東京都出身で、7月9日生まれのA型である。右目の隠れた長髪が特徴である。視力が悪いらしく、再登場時は眼鏡を着用していた。作中で唯一のナックルボーラーであり、超高精度のナックルボールだけを極めている。高校生活のすべてをこのボールの習得に捧げ、稲実打線をも抑えるほどの高い精度を誇るまでになった。ナックルボールは無回転の繊細なボールであるため、常に「禅のマインド」で投球を心掛け、一球ごとに自身の心と向き合っている。自らのボールに対する自信と信頼は非常に大きく、盗塁も気にせずナックルを投げ続けて相手の攻め急ぎから自滅を誘うスタイルをとっている。
日所、稲本と同学年で、中学時代は同じチームの補欠だった。 先輩選手が野球に無頓着である中で彼らは本気で甲子園出場を目標に掲げており、結果、弱小校であった桜沢を準決勝に駒を進めるまでに成長させた。

成孔学園(せいこうがくえん)

熊切 仁(くまきり じん)

CV:稲田徹
熊切仁は、成孔学園の監督である。春先の練習試合中にベンチの選手を蹴り上げたことで、夏大会後に次の春までの謹慎処分を言い渡された。しかし、選手達からは変わらず厚い信頼を得ている。「筋肉の量=パフォーマンスの向上」という考えをもち、ウェイトトレーニングに重点を置いてパワー溢れるチームを作っている。秋大会の青道VS成孔戦を、ニット帽にサングラスで変装したうえで密かに見に来ていた。だが、周りの観客たちにはその変装は簡単に見破られており、その際の声掛けからは、選手以外の人間からも人気があることが伺える。

枡 伸一郎(ます しんいちろう)

学年:高校2年→高校3年
ポジション:捕手
投打:右投左打
背番号:2
身長/体重:166cm/58kg
CV:福山潤

枡伸一郎は、御幸世代の成孔学園の選手で、主将を務める。4月7日生まれのB型である。プロレスラーレベルに屈強な体格の選手が揃った成孔学園の中で、唯一身長も体も小さい。だが、それでもその実力は劣ることがなく、成孔学園の切り込み隊長でありリードオフマンである。

小川 常松(おがわ つねまつ)

学年:高校1年→高校2年
ポジション:投手
投打:左投右打
背番号:11
身長/体重:193cm/95kg
CV:木村昴

小川常松は、沢村世代の成孔学園の選手である。2月6日生まれのB型である。同世代をはじめ、本人が「自分と被る」と認識する選手に対して強いライバル心を抱いている。重い球質とスクリューを武器とし、成孔の実質的なエース候補である。しかし、ビジュアルを意識して眉毛を剃ったために先発させてもらえていない。夏の大会後、無気力状態に陥ってしまったが、偶然テレビで放送していた「アンパンマンたいそう」に感銘を受け、やる気を取り戻した。そのため、アンパンマンを「彼」と呼んでリスペクトしており、試合中にも曲をよく口ずさんでいる。 野球選手としての潜在能力は高いものの、メンタル面にはまだまだ未熟なところが見受けられる。青道高校との試合中に野球の楽しさに目覚めたが、点を取ることに執着した結果、自らの得点を阻もうとした御幸にタックルをかますというラフプレーを見せた。

長田 翔平(ながた しょうへい)

CV:三宅貴大
長田翔平は、御幸世代の成孔学園の選手である。ポジションは一塁手で、四番打者を務める。成孔学園一の主砲であり、コース関係なく常にフルスイングがモットーである。甲子園のバックスクリーンに放り込むようなホームランバッターになることを目標にしている。「根が怠け者」という自覚があったことから練習の厳しい成孔学園に入る決意をしたが、バットを振りつづけたり、トレーニングに精を出したりと、実際には向上心を持ってストイックに取り組める性格である。

黒士館高校(こくしかんこうこう)

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