Thousand Foot Krutch(TFK、サウザンド・フット・クラッチ)の徹底解説まとめ

Thousand Foot Krutchとは1995年に結成されたカナダのロック・バンドで、ジャンル的にはクリスチャンロックだ。
Thousand Foot Krutchの楽曲は、1つ1つがバラエティ豊かで、最後まで飽きさせない魅力がある。
ビルボード200でも初登場14位という快挙成し遂げた凄いバンドである。
クリスチャンロック部門のバンドとしてかなり人気がある。

Thousand Foot Krutchの概要

Thousand Foot Krutchは、日本では知名度がまだそれほどあるわけではないが、知る人ぞ知るバンドだ。
カナダ出身のこのロックバンドは1995年に結成され、通算9枚のアルバムを出している。
さらに、リミックスアルバムを3枚、ライブアルバムを1枚リリースしている。

メンバーは3人で、シンプルなバンド構成だが、バンド名の由来が面白い。
Thousand Foot Krutchを直訳すると、「千本の松葉杖」という意味だ。
"Krutch=Crutch"という意味で、聖書でも「助け」や「支え」というニュアンスがある言葉だ。
人は一人では何もできないという意味合いが込められている。

Thousand Foot Krutchというバンド名は最初は「Oddball」というバンド名だったが、その後、ボーカルのTrevor McNevan(レバートレバー・マクネバン)の友人も加わって4人組バンドとなった。
この「Oddball」というバンド名のときには一枚だけ「Shutterbug」というアルバムを出している。

Thousand Foot Krutchの活動経歴

Thousand Foot Krutchの活動状況はどうなっているのだろうか。
結構、古いバンドのようだが、ライブ活動をしながら音楽活動は続けている。
1995年結成なので、ベテランバンドの域に入る彼らだが、バンドの生み出す楽曲の変化がその時々で顕著である。
どのような方向性を持ってバンド活動を続けてきたのだろう。
デビュー当時は、「Rhime Animal」というちょっとジャズっぽい曲を発表していたが、その後、ラップ調やポップな要素を取り入れた、いわゆる、ミクスチャーロックという曲調に変わった。
ミクスチャーロックはもう死語になっているとのことだから、オルタナロックと呼ばれることが多い。

ファーストアルバム『That's What People Do』は彼らの自主制作である。
しかし、ラジオで人気が出たのは、「Rhyme Animal」という曲で、某ラジオ局で賞をもらったこともある。

さらに、次の自主レーベルアルバムは『Set It Off』だが、レーベル「Tooth & Nail」からのファーストアルバム『That's What People Do』の6曲を追加してリマスターされ、リリースされたものだ。

この『Set It Off』の中にも「Rhime Animal」が入っている(但し、RhymeがRhimeに変わっている)。

3枚目アルバムの『Phenomenon』からは「Rawkfist」という代表曲がある。
このアルバム以降、彼らの独特なセンスが光る。
彼らならではのメロディーラインや演奏スタイルが他とは違うバンドに仕上げている。

2012年にリリースされた『The End Is Where We Begin』(通算7枚目)は全体的に歌詞もメロディもよくできている作品の1つ。
「War of Change」という曲もいかにも彼ららしいナンバーで、この曲を聴いてThousand Foot Krutchを好きになったという人も多い。
この曲は特に男性からの評価が高く、「カッコいい」と言われることも多いナンバーである。

「The End Is Where We Begin」、「War of Change」、「Red」、これらの曲はメロディが覚えやすくファンの間で評判である。
中でも「The End Is Where We Begin」は楽曲の構成とバランスに優れ、「War of Change」はカッコいいという声が多く聞かれる。

Thousand Foot Krutchを好きというロックファンは世界中でも多く、大変人気があるバンドであるのは確かだ。
しかし、残念なことに、日本ではまだあまり知られていない傾向があるので、このバンドのファンだという人がいればかなりの通なのだ。
日本でもこれから、今までどうしてこんないいバンドを知らなかったのだろうと改めて自問自答する人が増えてくるだろう。

Thousand Foot Krutchのメンバー

メンバー

Trevor McNevan(トレヴァー・マクネヴァン)

Vocals、Guitar(Studio)(1995-)
ボーカルのTrevor(トレバー)はかなり個性的というか、張り切りボーイだ。
見た目は優しそうなお兄さんで、口角がきゅっと上に上がっているので、口元に目が行く。
いつもにこやかで元気いっぱいでエネルギーを持て余している。
感情表現がうまく、かつ高音の出し方もうまい。
曲の9割がた彼が書いている。
ボーカルとしてだけでなく、コンポーザーとしても才能ある人物である。

現在は夫であり、父であり、何事にも信念の人。
Songs、 Music、People、Faith、Familyをモットーとしている彼は、音楽以外にも人付き合いや信仰心、家族を大事にするタイプだ。
勿論、バンド活動(ツアー活動)は現在も続けている。

Steve Augustine(スティーヴ・オーガスティン)

Drums(2001-)
Steve Augustine(スティーブ・オーガスティン)は、タイプ的にはTrevor McNevan(トレヴァー・マクネヴァン)と対照的だ。
ドラムの腕は特に評価されている記事が見当たらなかったが、Thousand Foot Krutchの音楽の要であるドラムを担当している。

現在はグリムスビー(オンタリオ州)で不動産仲介の仕事もしているという記事があった。
不動産関連の資格を取得したという記事もあったので信憑性がある。
カナダでは不動産投資は根強い人気があるとのことだ。
また、オンラインによるドラムのインストラクターをやっているという記事もネット上で見つかった。

Joel Bruyere(ジョエル・ブライア)

Bass Guitar、Backing Vocals(1999-)
Joel Bruyere(ジョエル・ブライア)は「The Drawing Room」というソロプロジェクトの創始者である。
Thousand Foot Krutchのサイドプロジェクトである「FM Static」というバンドのメンバーでもあり、2009年にアルバム制作を開始させている。

Joel Bruyere(ジョエル・ブライア)は見た目が物静かで、知的な感じがするメンバーだ。
フロントマンのTrevor McNevanとは幼馴染みで、いつしか一緒にバンドをやることとなった。

独身(42歳)のベーシスト。
彼を資産評価すると、1千万から1億円にも相当すると、あるサイトで記載されていた。

また、過去に付き合った女性は1人とのことだが、婚約には至らなかった。
現在、デートをするような相手はいないとのことだ。

結婚して子供も生まれたボーカリストのTrevor McNevan(トレヴァー・マクネヴァン)とは違い、一生シングルを通すと見られる。

旧メンバー

Neil Sanderson(ニール・サンダーソン)

Drums (1995-1996)
Thousand Foot Krutchから離脱後、3 Days Graceのドラム担当となったNeil Sanderson(ニール・サンダーソン)。
Drums、Percussion、Backing Vocalsと幅広くこなす。

3 Days Graceとはモダン・ヘヴィ・ロックの新星と謳われる人気ロックバンドのことで、ベース担当はMy Darkest DaysのリードボーカルだったMatt Walst(マット・ウォルスト)の兄であるBrad Walst(ブラッド・ウォルスト)である。
MattもMy Darkest Daysを脱退後、3 Days Graceに加わり、第2のボーカリストとして活躍している。
Walst兄弟が2人揃って3 Days Graceに参加したことになる。

Matt Walst(マット・ウォルスト)(3 Days Grace)

Thousand Foot Krutchのディスコグラフィー

1995:『Shutterbug(Oddball名義)』(インディーズ)

keeper
keeper
@keeper

目次 - Contents