チェンソーマン(漫画・アニメ)のネタバレ解説まとめ

『チェンソーマン』とは、『週刊少年ジャンプ』2019年1号より連載中の藤本タツキによる漫画。主人公・デンジは、チェンソーの悪魔である相棒の犬・ポチタとともに悪魔退治をして死んだ父親の莫大な借金を返済していた。明日をも知れない極貧生活の中、デンジは自分を飼っていたヤクザのボスにハメられて殺されかけるが、ポチタと融合して彼自身がチェンソーの悪魔へ変身しヤクザたちを皆殺しにする。そんなデンジをマキマと名乗る美女が、公安所属のデビルハンターにならないかスカウトにくる。

ヒルの悪魔と対峙したデンジは、ヒルの悪魔に夢を問われて「女の胸を揉むことだ」と堂々答える。それを聞いたヒルの悪魔に馬鹿にされ、キレたデンジの言葉。他のメンバーのように誰かを助けたい、守りたい、復讐したいだのの信念は持たないが、何もなかった自分に漸くできた目標を蔑まれたデンジは、怒り狂ってヒルの悪魔に立ち向かっていく。デンジの痛快なまでのキレっぷりが伝わるセリフ。

デンジ「テメエが俺に切られて血ィ流して!俺がテメエの血ィ飲んで回復……!永久機関が完成しちまったなァァ~!!これでノーベル賞は俺ンもんだぜ~!!」

永遠の悪魔を倒す為にデンジが閃いた方法とは、わざと永遠の悪魔に食われ、その体内で滅茶苦茶に暴れ回ることだった。デンジは三日三晩永遠の悪魔の体内を切り刻み、傷口から噴き出す血を飲んで回復し、自分から死にたくなるまで痛め付ける。デンジのイカレっぷりに痺れるセリフ。

姫野「Easy revenge!」(気軽に復讐を!)

家族の復讐に人生を捧げたアキに、姫野が煙草に書いて送った応援メッセージ。アキは蛇の悪魔と幽霊の悪魔に追い込まれるが、幽霊の悪魔にこの煙草を見せられた事で恐怖を克服し、見事姫野の仇をとる。
その後デンジと合流し、彼が倒したサムライソードの処遇を検討するが、「姫野先輩を弾で撃ったコイツはタマを蹴られるべきだ」とのデンジの発案を受け、サムライソードの金玉を蹴ってどちらがよりデカい悲鳴を上げさせるか勝負を始める。アキが生前の姫野のアドバイスを受け入れ、少しだけ肩の重荷をおろしたことが伝わる名シーン。

マキマ「私も田舎のネズミが好き」

レゼを路地裏に追い詰めたマキマが、飼い馴らしたネズミとじゃれながら放った言葉。
デンジと出会いたての頃、レゼはイソップ童話の『田舎のネズミと都会のネズミ』の話をし、デンジならどちらがいいか尋ねていた。田舎のネズミは安全だけど退屈で、都会のネズミは危険だがいい暮らしができる。デンジは都会のネズミがいいと言い、田舎のネズミを支持するレゼと意見が割れる。
その場にいなかったマキマは何故か2人の会話を把握していた上、田舎に住む友人に頼まれ、畑を荒らすネズミの駆除を手伝った話をレゼに聞かせる。レゼが田舎に逃げても必ず駆除すると暗に仄めかす、マキマの底知れぬ怖さが伝わるセリフ。

クァンシ「私はその番組を見なくなった その子が変わったんじゃなく 変わったのは私の脳みそ」

元相棒の岸辺にマキマの暗殺計画を持ちかけられたクァンシの言葉。
クァンシには好きなニュースキャスターがいたが、ある日そのニュースキャスターが不祥事を犯しメディアが炎上した。その後もニュースキャスターはテレビに出続けたが、クァンシは番組を見なくなった。変わってしまったのはニュースキャスターではない、ニュースキャスターを以前のように見られない自分の脳みそだとクァンシは呟き、岸辺の誘いを断る。
クァンシは岸辺の元バディであり、公安のデビルハンターとして活躍していた。ニュースキャスターのたとえ話をマキマの隠喩とすると、マキマが抱える危ない秘密から距離を取りたがる、クァンシの複雑な気持ちが透けて見える。

デンジvsアキ(銃の悪魔)

銃の悪魔に乗り移られ、破壊の限りを尽くすアキ。それを止めようと、必死に呼びかけ続けるデンジ。一方的に叩きのめされ、何発もの銃弾を浴び、ついに力尽きるデンジを逃げ惑うことしかできなかった人々が助け起こす。
デンジの活躍をテレビで見た、どうか助けてほしい。そういって自身に血を捧げる人々を見て、デンジは彼らを守るためにはアキを殺すしかないことを悟る。
人々の希望を背負って脅威に立ち向かいながら、家族同然の仲間をその手で殺すしかないという絶望に苦しむデンジの姿が、痛々しいほどに印象的なシーンである。

大声で笑うマキマ

マキマの恐るべき一面が明らかとなる衝撃的なシーン。
アキを手にかけ、どうしようもない傷心を持て余すデンジの前で、マキマはパワーを殺害する。呆然とするデンジが絞り出した「これは夢か」という問いを受けて、マキマは爆笑し始める。
全ては“普通の(幸せな)生活をする”という、デンジとポチタが交わした契約を破棄させるため。そのためだけにデンジをアキやパワーと共同生活させ、最悪の形で彼らの死を演出した。
ここに至る数話で描かれた展開は驚愕をもって受け止められ、本作を読み続けていたクリエイターたちもある者はネットで悲鳴を上げ、ある者は更新を一時休止するなど多くのファンに様々な影響を与えた。

『チェンソーマン』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

『チェンソーマン』5巻発売記念としてYouTubeにアップされたプロモーションビデオでは、プロの声楽家が「チェンソーチェンソーチェンソーマン」とひたすら連呼している

5巻発売記念としてYouTubeの「ジャンプチャンネル」にアップされたプロモーションビデオでは、プロの声楽家が本作のテーマソングを唄っているが、「チェンソーチェンソーチェンソーマン」以外の歌詞が一切出てこない内容が話題を呼んだ。アップテンポな曲調とひたすら繰り返されるチェンソーのフレーズが癖になる。

『5等分の花嫁』の作者・春場ねぎが、自身のTwitterでマキマの二次創作イラストを公開した

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