コーチ・カーター(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『コーチ・カータ』とは、弱小高校バスケ部が、スパルタコーチであるカーターの指導によって成長し、活躍する姿を描いた青春映画。落ちこぼれの集まりであるリッチモンド高校バスケ部に、OBであるケン・カーターが新コーチとして赴任してくる。カーターは、バスケの技術を教えるより先に、まず選手たちと契約を交わす。契約を守らない者は試合に出さないというカーターに対し選手たちは反発するが、徐々にカーターの真意を理解し耳を傾け、相互に信頼しあうようになる。

『コーチ・カーター』の概要

『コーチ・カータ』とは、弱小高校バスケ部が、スパルタコーチであるカーターの指導によって成長し、活躍する姿を描いた青春映画。主演のカーターをサミュエル・L・ジャクソンが演じ、脚本はマーク・シュワーンが担当している。

バージニア州リッチモンド市にあるリッチモンド高校は、落ちこぼれ生徒たちの集まりで、卒業した生徒の半分以上が逮捕される現状だった。同校のバスケ部オイラーズも例外でなく、ほとんど試合に勝ったことがないありさま。そのオイラーズに、高校OBであるケン・カーターが新コーチとして赴任してくる。カーターは、バスケの技術を教えるより先に、まず選手たちと契約を交わす。それは、「学業で決められた成績以上を残すこと」「授業には必ず出席すること」「試合の日には正装すること」というもので、この契約を守らない者は試合に出さないという内容だった。はじめ選手たちは反発し退部する者も出たが、徐々にカーターを信頼するようになる。カーターのスパルタ指導を経て、オイラーズは試合で勝利する。また、卒業後はそれぞれが大学等に進学し、進学後も活躍する。

『コーチ・カーター』のあらすじ・ストーリー

バスケ弱小オイラー高校と、ケン・カーターへのオファー

舞台はアメリカのバージニア州リッチモンド市(以下、リッチモンド)。リッチモンドは所得格差の激しい地域である。主人公であるケン・カーターは、リッチモンドでスポーツ用品店を営む黒人。リッチモンド高校出身で、現役である1972年には、全米高校代表でもあったバスケプレーヤーだった。学生時代に築いた記録は、未だ破られていない。

そんなカーターのもとに、リッチモンド高校からコーチのオファーが届いた。報酬は4ヶ月で1,500ドル(1ドル100円換算だと15万円)。月額4万円程度と、仕事内容に見合わない安さだ。カーターは妻と話をし、妻も断る方が良いという雰囲気で話をすすめるも、最後は「で?いつから行くの?」と後押しする。結局、カーターはバスケコーチのオファーを受ける。その後、前任者へのあいさつと引き継ぎのため、選手のシャワールーム・ロッカールームと隣接したオフィスへ行く。すると、選手たちは取っ組み合いのケンカをしていた。直前に負けた試合のミスを責め合った結果、ケンカに発展したのだ。カーターはため息をつく。

カーターと高校生の出会い、そして契約

リッチモンド高校のバスケ部「オイラーズ」。オイラーズの面々とカーターが初めて会った時、カーターは生徒に対して「君づけ」で話をする(英語では Mr. そして sir を使っている)。そして逆に、生徒たちからも粗野な話し方ではなくて、「です、ます」を使うなどの丁寧語を強く求める会話を始めた。日頃から同級生だけでなく、周囲に対しても粗野な言動をしている生徒は反発の色を示す。そして、カーターは高校生それぞれに書類を手渡す。「契約書」だ。

契約書の主な内容は、「学業で決められた成績(2.3ポイント)以上を残すこと」、「授業には必ず出席し最前列に座ること」、「試合の日には正装(ジャケットとネクタイ着用)すること」。どれも特段おかしな内容ではないが、リッチモンド高校生にとっては、常日頃は意識しない異常な内容だった(ちなみに、成績2.3ポイントであれば大学進学テストで有利になるという事が、後ほどのカーターのセリフでわかる)。この時点で、数名の生徒が退部する。中にはポイントゲッターもいたが、カーターは意に介さない。難色を示す生徒に対して「残ったメンバーで点を取れるようにするだけだ」と至って冷静に対処する。

スパルタ指導の開始

カーターの練習初日。カーターは基礎鍛錬の徹底から始める。オイラーズはオフェンスは並のレベルだが、ディフェンスはザルで、それは体力を含めた基礎鍛錬が不足しているから、と分析していたためだ。選手たちは、自殺ダッシュ(コートの端から端までのダッシュ、折り返す時はラインを手で触る)を限界までさせられる。ディフェンスの練習も同様で、ダッシュの後に実施され、声出しから姿勢まで、徹底的に基本を叩き込まれる。反発したり文句を言ったりした選手は、その場で腕立て伏せをカーターから強要される。例えば、「これ以上ダッシュできない」→「腕立て伏せ200回だ」→「こんなのやってられるか!」→「おめでとう、腕立て伏せ500回のプレゼントだ、いますぐ取りかかれ」といった具合だ。今まで基礎体力づくりを徹底していなかった選手たちは、練習後は筋肉痛で歩くのもままならない状態。そんな選手たちを、退部した元バスケ部メンバーが馬鹿にする。

そんな中、カーターの息子ダミアンは、父に指導してもらいたい一心で、聖フランシス高校を退学して、リッチモンド高校へ転校を決める。親子で言い争いをしたが、カーターはダミアンの気持ちが本気であることを理解して、他の生徒たちよりも厳しい契約内容と、息子だからといって贔屓せずに実力で試合に起用するかどうかを決めるなどといったことを取り決め、転校を許可する。転校初日、ダミアンは転入オリエンテーションがあったためバスケ部の練習に遅刻。言い訳をするダミアンにかぶせるように「練習5分前集合だ。ダミアンくん、君は遅刻だ。ダッシュしろ」とカーターは贔屓なくいつもどおりのスパルタな指示を出す。

初の白星

スパルタ指導を経て最初の試合。「ディフェンスばかり練習していた。オフェンスはどうすれば?」と不安を隠せない選手に対して「ディフェンスはとにかく動け。相手に食らいつけ。オフェンスは試合で学べ」と指導するカーター。カーターの言葉どおり、相手はバテている一方で、オイラーズは体力十分。相手を翻弄しつつ、着実に得点し、試合に勝利する。その後も順調に勝利を重ね、カーターが着任する前は弱小で勝てなかったオイラーズが、連戦連勝を果たす。そして、徐々に選手たちの態度も横柄になっていく。カーターは、そんな生徒たちに対して「相手が無礼をしてきたからと言って、自分たちがしていいとは限らない。チャンピオンのように堂々と対応しろ」と叱りつける。

地区大会での優勝

連戦連勝のオイラーズは、とうとう地区大会での優勝を果たす。弱小高校だったことが信じられないくらい、素晴らしい結果を残した。ブザービートを果たしたダミアンはMVPに選ばれる。優勝の歓喜に沸く選手たちであったが、決勝の相手校の女子高生から秘密のパーティの誘いを受けて、カーターに内緒で全員で参加してしまう。選手が宿から脱走してパーティに参加していることを知らないカーターは、選手を祝おうと部屋に向かうがもぬけの殻であったことから、その事態を知る。選手を探すカーターは、タクシーの運転手から居場所を聞いて会場へ向かった(選手はタクシーで会場まで移動していた)。

会場へ着くと、大勢の高校生がパーティで大騒ぎ。飲酒はもちろん、女子高生ともセックスするなど、やりたい放題。そんな中、カーターと、その女子高生の父親(会場の主、富裕層)が到着し、その場面に居合わせてしまい、パーティは終了。リッチモンドへ戻るバスの中、カーターは選手たちを激怒・説教するのであった。

テストの成績と体育館の閉鎖・試合の棄権

そんな中、カーターの元へ選手たちの成績が届く。日頃「勉強もしっかりやってる、完璧だ」と言っていた生徒たちだったが、実際の成績はほとんどがボロボロ。カーターとの契約である2.3ポイントを達成しているものは少なく、それどころか授業に出ていない者もいた。その現状を知ったカーターは激昂するのであった。翌日、体育館の入り口はチェーンとロックで閉鎖。「図書館へ来い」という貼り紙がされていた。生徒は指示通りに図書館へ。そして、カーターから説教を受ける。「君たちは...いや、我々は契約を守れていない。我々はチームだ。選手全員が契約を満たすまで、試合には出ない」。

そして、選手たちの勉強合宿がはじまった。オイラーズの快進撃で湧いていたリッチモンド地域住民は、カーターのこの指導に対して大反対。もともとオイラーズを応援していたからこそ、快進撃を続けているオイラーズが試合を棄権することは考えられないのだ。選手の親の中には、次の試合でスカウトが自分の息子を見に来たいといっている、と猛反発する者もあった。学校へはマスコミが連日押し寄せ、カーターは記者から質問攻めに合う。そういうカーターを選手たちは冷ややかに見つめるのであった。

数字が語る現状、そして身近に起こった射殺事件

地域住民から猛反発を受け、時として唾を吐きかけられたり、自身が営むバスケ用品展に石を投げガラスを割られたりした。また、生徒の一人であるクルーズは、カーターの指導に反発し、退部してしまう。しかし、カーターは頑なに態度を貫く。それは、生徒の将来を案じてのことだった。リッチモンドでは、アフリカ系アメリカ人の18歳から24歳の33%が逮捕されているという統計が出ている。これは、カーターが現役だったころも同じであった。生徒たちを集めたカーターは、生徒に向かって「隣をみろ。そして反対の隣もみろ。このうち数名は将来刑務所に入ることになるというデータだ」と語る。

そんな中、退部したクルーズは従兄弟のレイと麻薬の売買に手をつけていた。ある日、レイは、縄張り争いの口論で射殺されてしまう。クルーズは動転し、カーターの家へ向かう。バスケ部に戻りたいと一心不乱に懇願するクルーズに対して、カーターは抱きしめて落ち着かせるのだった。

学内裁判にかけられるカーター

騒動は収まらず、ボルテージの上がった大勢の保護者によって、学内裁判にかけられるカーター。自分の信念を貫き語ったものの、「自分の子どもはバスケしかない。スカウトからも話があっている。将来を潰すな」といった保護者の意見が多く、反発を食らってしまう。

保護者から「体育館を開放せよ」という提案に対し「開放するなら辞任する」というカーター。結局、陪審員の多数決で「体育館の開放」が決定してしまい、カーターは自ら辞任することとなってしまった。

全選手の目標成績達成、そしてプレイ再開と快進撃

学内裁判で体育館開放が決まり、自らの宣言どおりにリッチモンド高校を去ろうとするカーター。荷物をまとめるためのダンボールを手にオフィスである体育館に向かう。体育館を施錠していたチェーンは切られており、改めて失望の表情を浮かべるカーター。体育館に入ると、そこにはなんと、机とイスを並べ勉強している選手たちの姿があった。選手たち自らで考え、カーターとの契約を達成すべく、勉強に取り組んでいたのだ。「俺たちは勉強で忙しいんだ、出て行ってくれコーチ」と皮肉交じりに発言する選手を、微笑ましい表情で見つめるカーター。そこには、従兄弟が射殺されたクルーズの姿もあった。そして、クルーズが以下のように発言する。

「最大の恐怖は無力と知ることではない
最大の恐怖は自分の計り知れない力だ
恐ろしいのは自分の闇ではなく光
自分の力を隠し、周囲の者たちを不安にさせないよう縮こまっていては
世界を照らすことはできない
小さな子供らと同じように輝こう
すべての人の内に光がある
自分自身を輝かせれば、まわりの者たちも自然と輝きはじめる
恐怖から解き放たれさえすれば、まわりの者達も解き放つことになる」

(この言葉の出典元は、マリアン・ウイリアムソン(Marianne Williamson)が書いた『愛への帰還―光への道「奇跡の学習コース」』という自己啓発本である)

その後、生徒は見事にカーターの契約内容をクリアした。晴れて練習も試合も再開し、連勝の快進撃を果たす。快進撃は続き、リッチモンド高校は州大会出場が決定。相手は、強豪校である聖フランシス高校だった。

聖フランシス高校との試合、そして結果

いよいよ州大会、聖フランシス高校との対戦。「次期のヴィンス・カーターか?」と言われるほど将来を有望視されている選手が活躍している高校で、リッチモンド高校の生徒たちも萎縮していた。試合の序盤は相手高のペース。リッチモンド高校は自分たちのバスケをさせてもらえておらず、点数もリードされていた。そんな選手たちにカーターは檄を飛ばす。後半、勢いづいたリッチモンド高校は怒涛の追い上げを果たす。残り数秒で1点リードとなる。そのまま勝利か、と思われたが、相手のブザービートによって惜しくも1点差で負けてしまう。ロッカールームで消沈している選手たち。そこへ、カーターが現れて選手たちを元気づける。「次のコーチを依頼されたら、私はどの高校にすると思う?」「リッチモンド!」カーターと生徒の力強い声が、ロッカールームに響くのであった。

その後、選手たちはリッチモンド高校へ帰還。体育館で、応援してくれた保護者や地域住民、チアリーダーたちが選手たちを迎え入れる。バスケ部の選手たちは6名が大学に進学。進学先はサンノゼ大学、サンディエゴ大学、フンボルト大学、サンフランシスコ大学、サクラメント大学などだった。選手たちは学士を取得したり、大学バスケチームに貢献したりと、大学でも活躍するのであった。

『コーチ・カーター』の登場人物・キャラクター

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