ジュラシック・ワールド（Jurassic World）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

CV：大塚芳忠（劇場版）／江原正士（日本テレビ版）
マスラニ・グローバル・グループの設立者で、ジュラシックワールド・パークとインジェン社両方の実質的なオーナーである。自らヘリを操縦するなど、自信家な側面があるが操縦はかなり未熟で同乗した乗組員も心配する様子があった。利益よりも企業倫理を優先し、人間的な器量の大きさを持ち合わせているが、部下を信頼しすぎる一面もある。インドミナス・レックス掃討作戦に自ら出向くが、翼竜の群れにより、搭乗していたヘリを撃墜させられ、爆死してしまう。

1970年代初期に設立されたインドの通信ネットワーク会社マスラニの設立者サンジェイ・マスラニの息子。1992年に父親が亡くなり、その後マスラニ社の後を継ぐ。通信ネットワーク以外にも石油発掘を始めるなど様々な産業を成功させている。1997年に財政難に陥っていたインジェン社を買収し、傘下においた。

ヴィック・ホスキンス（演：ヴィンセント・ドノフリオ）

CV：石塚運昇（劇場版）／玄田哲章（日本テレビ版）
インジェン社のセキュリティ部門幹部。オーウェンと同じく元軍人で恐竜を兵器利用しようと企む。マスラニが死亡した後は代わりにインジェン社の幹部としてジュラシックワールドを支配しようとした。終盤には、インドミナス・レックスの掃討作戦に失敗したため、証拠隠滅を図り逃走しようとしていた。そこに避難してきたオーウェンらを懐柔しようとインドミナス・レックスの兵器利用の有用性について語りかけるが、デルタに襲われ噛み殺されてしまう。デルタに襲われる前、オーウェンのようになだめようと手を伸ばし「Easy,boy（落ち着け、ボーイ）」と呼ぶが、ヴェロキラプトル達が雌であることも理解していなかった。

ヘンリー・ウー（演：B・D・ウォン）

CV：近藤浩徳（劇場版）／堀内賢雄（日本テレビ版）
1作目である「ジュラシック・パーク」にも登場していた元遺伝子科学者。ジュラシック・パーク事件の1年後、様々な生物のDNAを組み合わせることで新しい種をつくることができると主張し、後に世界中で注目を集めることなる。それがきっかけとなり、マスラニはインジェン社を買収し、ウーを昇進させ、「ジュラシック・ワールド」の重要な遺伝子学者として活躍させた。インドミナス・レックスを誕生させたウーだが、その過程で数々の生物の遺伝子を独断で組み合わせたことにより、今回の惨劇の一因を担った。裏ではホスキンスと繋がっており、恐竜を軍事利用することで金儲けをしようと企んでいたが、計画は失敗に終わり、パークの混乱の中ヘリで脱出をした。

ザラ・ヤング（演：ケイティ・マクグラス）

CV：川庄美雪（劇場版）／土井真理（日本テレビ版）
クレアの秘書。パークを訪れていたクレアの甥達の世話を押し付けられていた。電話で友人に彼氏の愚痴を話している最中にザック達に逃げられてしまう。翼竜がメインエリアに飛来し、パークがパニックと陥る中、二人を見つけ叱るが、プテラノドンに襲われ、空を漂いながらモササウルスの潜む湖の上でプテラノドンと共に丸呑みにされてしまう。シリーズ史上初の女性死亡者である。

ロウリー・クルーザース（演：ジェイク・ジョンソン）

CV：小川剛生（劇場版）／岩田光央（日本テレビ版）
パークで働くオペレーター。大学卒業後にマスラニ社の「ジュラシック・ワールド」の仕事へと就いた。旧パークの「ジュラシック・パーク」のTシャツを着て、デスクには恐竜のフィギュアを何体も飾っているなど恐竜オタクである。職務に対して誠実で、インドミナス・レックス脱走によりスタッフが避難することになっても、「誰かが残らなければ」と言い、一人コントロール・ルームに残った。同僚のヴィヴィアンに恋心を抱きキスを迫るも、「彼氏がいるの」と断れ失恋してしまう。

ヴィヴィアン・オキアミ（演：ローレン・ラプカス）

CV：たかはし智秋（劇場版）／栗田エリナ（日本テレビ版）
パークのオペレーター。気弱な性格であり、インドミナス・レックスの脱走、サイモン・マスラニの死亡時にはあまりの動揺に泣き出してしまう。避難時にロウリーからキスを迫られるも、「彼氏がいるの」と断った。

バリー・センベーヌ（演：オマール・シー）

CV：安元洋貴（劇場版）／星野貴紀（日本テレビ版）
オーウェンの友人で、ヴェロキラプトルの調教師を務めている。オーウェンほどヴェロキラプトルと信頼関係は築けていないものの、敬意を払って接している。インドミナス・レックス討伐作戦時にはオーウェンらと共に同行するが、インドミナス・レックスに寝返ったヴェロキラプトル達に襲撃を受け、朽木の中に隠れていたものの、ブルーに襲われてしまう。ブルーへの愛着から攻撃ができなかったものの、オーウェンが囮になってブルーを引き付けたため、難を逃れた。パーク撤退後は負傷した観客の手当てをしていた。

若いラプトル調教師（演：コルビー・ブースマン・シェパード）

オーウェンの部下として働く、新人のヴェロキラプトル調教師。ヴェロキラプトルに餌をやる際、誤ってヴェロキラプトルの飼育エリアに転落してしまうが、オーウェンの助けにより無事脱出する。その後のヴェロキラプトルによるインドミナス・レックス討伐作戦では、ヴェロキラプトル達の檻を開ける作業をしている。

ジャイロスフィアのオペレーター（演：マーティ・カルバロプリー）