妄想代理人(Paranoia Agent)のネタバレ解説まとめ

『妄想代理人』とはマッドハウス製作の今敏監督によるテレビアニメ作品で2004年2月2日からWOWOWにて全13話放送された。癒し系マスコットキャラクター・マロミを生み出した事で一躍脚光を浴びたクリエイターの鷺月子は、次のヒットキャラクターを期待する周囲にプレッシャーをかけられていた。ある日月子が通り魔・少年バットに襲われ、その後も次々と被害者が出る。少年バット事件を担当する刑事の猪狩慶一と馬庭光弘は、捜査を進める中で被害者が他人に言えない秘密や心の闇を抱えているという共通項に気付く。

蛭川はピンクのストッキングで覆面し、ママチャリを漕いで強盗を繰り返し、なんとか100万かき集める。それを真壁に献上すれば、半田が怪我で入院したからとさらに200万の見舞金を要求される。拒めばまた焼きを入れられる。
追い詰められた蛭川は、愛読している漫画の主人公と自分を次第に重ね合わせていく。1人で敵陣へ殴りこもうとする主人公に泣いて縋るヒロイン。
「お願いやめて、アイツらは絶対諦めない!あんた殺されるわ!」
「後戻りはできない、それが男の道」
そのセリフは今の蛭川の心境にぴったりはまった。
蛭川は昼は交番勤務、夜は自分の管轄外の隣町で強盗を働く。真壁には金を払わねば酷い目に遭わすと脅迫されている為仕方ない。
「男の道筋はつけるつもりさ」
新築のマイホームを見上げる蛭川の耳に、「男道」の主人公のセリフが響く。
隣町で連続する強盗事件はニュースになっていた。真壁は立て替えた500万を払えと強請る。蛭川は「俺には女房子供がいる、娘は来年受験なんだ」と泣き落としに出るも、真壁は容赦せず「誰かの幸せの為には誰かが犠牲にならないとね」と嘯き、弱気の虫が吹き飛ぶクスリを蛭川に渡す。
公園のトイレの個室で真壁から貰ったクスリを吸った蛭川は、躁状態で隣町のマンションにに押し入り、中年夫婦を縛り上げて金庫を破る。
「お願いやめて、それは20年かかって貯めたマイホーム資金なの!」
そう泣き叫ぶ夫婦に背を向け金庫を漁っていると、女子高生の娘が帰宅する。猿轡を噛まされて転がされた両親に血相を変える娘。そこへ蛭川が忍び寄り、懐中電灯で顔を下から照らす。
「俺のことはお父さんと呼べ!」
蛭川は敵陣に殴り込みをかけた「男道」の主人公と自分を完全に混同し、ヒロイックな全能感に酔っていた。
夫婦から奪った書類鞄を抱えた蛭川が、深夜の公園でブランコに腰掛けて発作のように笑っていると、捜査帰りの猪狩が通りかかる。2人はそのまま居酒屋へ行く。蛭川が抱えた鞄を、彼の娘の忘れ物だと誤解する猪狩。蛭川と猪狩は酒を飲み交わし、互いの仕事の愚痴を零す。猪狩は足を使ってホシを追跡する自分は時代遅れの刑事かもしれないと自嘲するが、だからこそ時代に食い付いてやると抱負を語る。
「男道」のラストページでは、白い波頭が弾ける断崖絶壁にて主人公とヒロインが抱擁する。
「これから私達の時代がくるのね」
「ああ、もう誰にも止められないぜ」
猪狩と別れて夜道で転んだ蛭川。落とした書類鞄からは大量の札束とクスリが零れ出る。
「誰か俺を止めてくれえ!」
ヤクザに大金を脅し取られ、不足分を補うために強盗を犯し、遂にはクスリにまで手を出した蛭川は追い詰められていた。このままでは家庭崩壊、夢のマイホームまで失ってしまうと嘆く蛭川の背後に少年バットが迫り、曲がった金属バットで彼をぶん殴る。
されど頑丈な蛭川は死角からの一撃に怯まず、酒とクスリをちゃんぽんした勢いに任せ少年バットを組み伏せる。
少年バットを逮捕した蛭川は一躍ヒーローに祭り上げられマスコミの取材が殺到する。旧友に手柄を横取りされた猪狩はそのニュースを面白くなさそうに眺めていたが、蛭川へのインタビューが始まる前にテレビを消し、馬庭を連れて少年バットの取り調べに赴く。

第5話「聖戦士」

逮捕されて取り調べを受ける狐塚。手前は証拠品の黄金のローラースケート。

少年バットの正体は中学2年生の狐塚誠だった。猪狩と馬庭は狐塚の取り調べにあたる。狐塚は「すべて僕が悪かったんだ」と反省するが、それは自分の犯行を悔い改めたのではなく、RPGの聖戦士としての役目を果たせなかった悔恨からくるものだった。狐塚は大のゲームオタクで、自分の好きなRPGの世界と現実を混同し、自分こそゲームの主人公で世界の命運を託された聖戦士だと信じ込んでいた。
取調室で聖戦士を自称しポーズを決める狐塚に猪狩は唖然とする。馬庭は猪狩にRPGのルールブックを渡す。
「お告げがあったんだ」
犯行動機をそう語る狐塚。馬庭に促され猪狩が登場人物紹介ページを開くと、「老師キートゥルのお告げを聞き漏らすな!意味不明な言葉に多くのヒントが隠されているぞ」と聖戦士を導く賢者が紹介されていたが、それは何故だか川津がはねた老人にそっくりだった。
猪狩は現実と虚構の区別が付かない狐塚を激しく非難するが、狐塚はあくまで聖戦士になりきって話を進める。
狐塚の妄想の世界では尚吾は業魔というバケモノに憑依されており、その特徴としては瞳が苦痛に赤く光るのだそうだ。

妄想の中でRPG世界の主人公・聖戦士になりきる狐塚。

ゴールデンソード(金属バット)を構え、ゴールデンシューズ(ローラースケート)に力を込めた聖戦士の前で、尚吾は業魔の本性を表し、凶暴なクリーチャーとなって村を襲おうとする。猪狩はいちいち訂正を入れて狐塚を現実に引き戻そうとするが、狐塚は全く取り合わず、聖戦士の務めとして尚吾を退治したのだと言い張る。
入院中の尚吾と優一の証言でも狐塚が少年バットだと裏付けがとれた。
尚吾を倒した聖戦士だが、業魔は隣にいた村人(優一)に乗り移っていた。狐塚の妄想の世界の優一は二足歩行の巨大な鯛のバケモノとなり猪狩と馬庭を追いかけ回すが、聖戦士の活躍によって倒される。聖戦士に助けられた猪狩は思わず礼を言ってしまうが、「誰が村人だ!」と直後に我に返る。しかし馬庭はすっかり狐塚の妄想に感化され、緑の衣装に身を包んだ吟遊詩人・マニストンに変身していた。マニストンの役目は聖戦士の活躍を歌にして語り継ぐことで、聖戦士のパーティーメンバーだった。
聖戦士によると業魔のボスはどこかよそに潜伏してるらしい。聖戦士・マニストン・猪狩は、業魔のボスを倒すのに必要な宝石・ムーンサファイアを求め、高い塔へ上る。このゲームの世界では伝説のムーンサファイアとスタールビーの輝きが重なる時、閉ざされていた時空の扉が開くと言われていた。ブルーサファイアとスタールビーを揃えることが次のステージに進む条件らしい。気球に乗って上昇する聖戦士とマニストンにおいていかれた猪狩は、気の遠くなるように長い階段を息せき切って駆け上る羽目になる。
塔の最上階に辿り着いた猪狩は「俺達の仕事はなんだ?」とマニストンを問い詰めるが、彼は「事実を突き止めることじゃないですか」とあっけらかんと返す。
聖戦士は塔の最上階で老師キートゥルに謁見する。キートゥルは「緑の蛙ががーん!」と意味不明なことを言い、「はい、その者は助けました」と答える。猪狩は困惑するが、マニストンはそれが被害者の川津をさしていると気付く。蛙(かわず)=川津という言葉遊びだ。川津を救った聖戦士をキートゥルは言祝ぐ。
「ん~蝶々」
「まさか今度は姫にまで業魔の魔の手が!?」
キートゥルの予言に聖戦士が気色ばむ。今度は姫まで出てきたと猪狩はあきれるが、マニストンはすぐにそれが蝶野晴美の事だと察する。
その時、塔の最上階に晴美の姿をした姫が現れる。彼女は現実とは違い眼鏡を外し、露出度の高い衣装で蝶の翅を生やしていた。姫は業魔のボスに取り憑かれており、マニストンが持っていた予言書(ルールブック)を奪い、姫の身柄を返して欲しければスタールビーを持って来いと聖戦士に命じる。ムーンサファイアは既に業魔のボスに手に落ちていた。
取り調べ津室のマジックミラー越しに晴美と狐塚を引き合わせた猪狩は、彼女に狐塚との面識の有無を問うが、晴美は全く心当たりがないと述べる。もちろん狐塚の妄想世界で自身が姫扱いされていることも知らない。
狐塚の独白はまだまだ続き、すっかり彼の妄想に巻き込まれた猪狩はRPGのフィールドを駆けずり回りながら、「こんな馬鹿げた聴取があるか!」と憤慨する。聖戦士は消えた姫をさがしていたが、彼女が拠点にする魔法の城は常に移動していた。マニストンが持っていた予言書に場所を特定するヒントがあったのが、それも奪われてお手上げ状態。聖戦士とマニストンを追いかけていた猪狩は川津そっくりの蛙を踏む。
現実の川津もまたマジックミラー越しに狐塚と引き合わされ、彼こそが少年バットに違いないと断言した。
狐塚の妄想の世界にて、川津そっくりの蛙は聖戦士に以前助けてくれた礼を述べる。狐塚の頭の中では聖戦士が川津を殴ったのは、川津に憑依した業魔を追い払う為と正当化されていた。
川津が扮した蛙の発言で姫が東の草原にいると知った聖戦士一行はそちらへ赴く。
遂に聖戦士と姫を乗っ取った業魔のボスとの最終決戦が始まる。蝶の翅で飛行し、火球で攻撃してくる姫に苦戦する聖戦士。猪狩はそれをウンザリ傍観し「いつから世の中はガキのものになっちまったんだ」と嘆く。聖戦士を劣勢に追い込んで高笑いする姫。
「業魔の力には屈しない!」
聖戦士はそう宣言し、空中の姫にゴールデンソードを投げる。その拍子に姫の手から予言書が落ち、マニストンの手に戻る。そこにはスタールビーとムーンサファイアの出会いが死中に活路を見出すと記されていた。聖戦士は「いちかばちかだ」と呟き、自らが持ったスタールビーを姫がぶらさげたムーンサファイアに投げる。2つが衝突すると姫の頭上に次元の裂け目が穿たれ、業魔のボスはその裂け目に吸い込まれて消滅する。
聖戦士は姫を抱き止め、物語は無事ハッピーエンドを迎えるかに見えたが、その時裂け目から蛭川の老顔をしたバケモノが現れ、聖戦士をあっけなく踏み潰す。聖戦士はぺちゃんこになり、「もう少しで蝶野晴美の事件の供述がとれたのに!」と激怒した猪狩がバケモノを殴り飛ばす。
「奴はこの世のものじゃないという、どこから来たのかそれを知れば倒す方法もきっとわかるはずなんだ」
聖戦士はそう悔しがる。この後聖戦士が行くはずだったステージはミジョット族の村で、ミジョット族の老婆が業魔の正体を知っているらしい。
バケモノに踏み潰された聖戦士は元の狐塚に戻り、マニストン改め馬庭は「お前にリプレイの機会はないよ」と冷たく告げる。狐塚の長い妄想話に突き合わされた馬庭は、業魔と少年バットを結び付け、事件を解く手がかりを握るミジョット族の老婆こそ、最初の事件現場の近くにいたホームレスの老婆ではないかと推理する。
猪狩と馬庭は老婆の足取りを辿り、ホームレスのテントが密集する公園へと足を運ぶ。

第6話「直撃の不安」

公園のテント村で第1の事件の現場近くにいた老婆の話を聞く猪狩と馬庭。

猪狩と馬庭は公園のテント村で老婆を発見、彼女の話を聞く。
折しも東京には台風が直撃していた。ラジオやテレビは都民に警戒を呼びかける。暗雲立ち込める空の下、蛭川の娘・妙子は、1人で街を歩いていた。彼女はある事情から家出してきたのだった。
少年バットの情報を得ようと躍起になる猪狩に対し、ホームレスの老婆は「孫に会いたいなあ」と関係ない事を繰り返す。どうやら老婆と孫は音信不通の状態であるらしい。会社が倒産後に父親が失踪、叔母の家に預けられた孫とはそれきり会っていないそうだ。馬庭は老婆の幸薄い境遇に同情するが、猪狩は辛気くさい身の上話に付き合わされたくないと鼻を鳴らす。
妙子は小学生時代の思い出を回想する。
妙子は真面目で正義感が強く、同級生の男子が学校にゲームを持ってきたと先生に言い付けたのだが、そのせいで男子に逆恨みされ絡まれていた。
「お前んちゲームも買ってもらえないんだろ?だから告げ口したんだろ!」
と男子に囃し立てられ、悔しさに唇を噛む妙子。
とぼとぼと帰り道を辿っていたところ、行く手に父親が現れる。妙子は「お父さん!」と泣きながら大好きな父親に抱き付く。夕焼けの土手を父親と手を繋いで帰る妙子と父親。「大きくなったらお父さんのお嫁さんになる」と宣言するほど、その頃の妙子は父親に懐いていた。
一方、老婆は猪狩にいかに自分の孫が父親と仲睦まじかったと語る。身の上話にじれた猪狩は老婆の胸ぐらを掴んで揺さぶり、老婆は「誰も見なかったさ」「あの女1人だけさ」と、犯行現場の周囲に誰もいなかった事を教える。
ゲームセンターのクレーンゲームでマロミのぬいぐるみをとろうとする妙子。無表情にクレーンを操作しながら、父親にクレーンゲームのリベンジをねだった楽しい思い出を反芻する。優しい父親は娘の願いを聞き入れ、再挑戦を許してくれた。しかも来年受験の妙子の為に、マイホームを建てようと母親と相談していたのだ。親思いの妙子は「無理しなくていいよお父さん、私この家好きだもん」と告げる。
台風で荒れ模様の街を妙子は1人歩き続ける。その携帯に父親がかけてくるが、「よくかけてこれたね」「そこは私の家じゃない」「そんな家なくなっちゃえばいい」と妙子から飛び出す言葉は辛辣だ。妙子が家を飛び出した原因は、父親との確執だった。
台風はますます激しくなり、猪狩たちが事情聴取を行っていたブルーシートのテントが風で飛ばされる。テントが薙ぎ払われた時には、既に老婆はどこかへ消えていた。
テントの跡地に呆然と立ち尽くす猪狩と馬庭。第1の事件は月子の自作自演の狂言であり、少年バットなどどこにも存在しなかった。狐塚誠は第2の事件から犯行を引き継いだ、ただの模倣犯だったのだ。馬庭は署に戻ってもう1度狐塚を叩くと士気を上げるが、猪狩は外堀から埋めると慎重だ。向かった先は月子の自宅だった。
妙子は人っ子1人いない工場のガレージの片隅で膝を抱え雨宿りをしていた。高校に合格した時、妙子と母親は校門の前で写真を撮った。カメラを構える父親に嬉しそうにVサインをする妙子。この時が彼女の幸せの絶頂だった。
高校入学から暫くたった放課後、妙子は友達の遊びの誘いを断り一路家路を辿る。家に帰った妙子は自室のパソコンを使い、父親の誕生日祝いと新築祝いとを兼ねたサプライズメッセージを作成する。
「お父さんびっくりしてくれるかな?」
喜ぶ父親の顔を想像してはしゃぐ妙子。ふとパソコンの液晶に目をやれば、ゴミ箱のアイコンの蓋が開き、サムネイルが重なって表示されている。妙子の前にパソコンを使った家族が、ゴミ箱に捨てようとして操作を誤ったらしい。妙子が興味を覚えてサムネイルをクリックすると、自分の部屋の写真が表示される。それは妙子の着替えを盗撮した画像だった。
まさか同性の母親が盗撮などするはずない。妙子はマウスをパソコンに叩き付け、部屋を滅茶苦茶に引っ掻き回す。カメラは本棚の奥に仕掛けられていた。ずっと盗撮されていたことを知った妙子はカメラを壊すが、自分を性的対象として見ていた父親への生理的嫌悪と、そんな父親を何も知らず慕っていた己への自己嫌悪が止まらずに嘔吐する。
猪狩と馬庭は月子を署に連行して追及、狂言の裏付けをとろうとする。第1の事件で少年バットを見たと証言しているのは被害者の月子1人しかいない。「社内でも孤立し次回作の目途も立たない、ひと思いに通り魔にでもあってしまえばどんなに楽か」と月子の本心を見透かす猪狩。通り魔に襲われれば納期は先送りになり世間の同情も買える。そう指摘された月子は、「この子も見てました」とマロミを抱き締める。
妙子は暴風雨が吹きすさぶ橋の上で父親に電話をかけていた。
「覚えてる、子供の頃?楽しかったよね……全部壊してあげる」
父親への嫌悪が憎悪にまで高まった妙子は、思い余って橋から身投げしようとする。自分が死ねば父親は後悔するはずだ。いざ欄干を掴んで飛び越えようとした妙子の目に、杭に引っかかって濁流に埋もれる自分自身の姿が映る。その自分は大きく目を見開き、橋の上の妙子を誘うように両手をさしのべる。
それは妙子の錯覚で、実際に杭に引っかかっていたのはホームレスの老婆だった。成す術なく見守る妙子の眼前で老婆の服が破れ、濁流に揉まれて流されていく。それを見送った妙子は、老婆を見殺しにした罪の意識ともう少しで死にかけた恐怖に駆られ、二の腕を抱いてへたりこむ。
再び妙子の携帯が鳴る。また父親からだ。妙子は携帯を握り締めて振り上げるが、叩き壊すこともできず「どうしたらいいの」と嗚咽する。
猪狩は事件当夜の月子の行動を再現する。老婆を追い越した月子だが、老婆は彼女が事件にあった駐車場の近くで一部始終を見ていた。少年バットは強迫観念に駆られた月子の捏造で現実には存在しない、月子は自分で自分の脚を傷付けたのだと猪狩が看破した途端、月子は見えない何者かに殴られたかのように昏倒する。
同時刻、妙子もまた見えないバットで殴られたかのように倒れ込む。蛭川のマイホームは土砂崩れに巻き込まれて潰れ、間一髪脱出した妻が「私の家、私の家ぇえ!」と泣き叫ぶ。蛭川は娘が応答しなくなった携帯に縋り付いて必死に呼びかけるが、その頃妙子は病院に担ぎ込まれていた。
後日、無事川から救助され入院していた老婆のもとへ孫娘のみどりが訪ねてくる。彼女はとっくに成人しており、妙子とはまるで似ていなかった。
蛭川もまた入院中の妙子を見舞い、「お前の言う通りになったよ。おうちなくなっちゃったよ」と告げるが、目が覚めた妙子は記憶喪失になっており、父親の事はおろか自分の事さえわからない状態だった。

第7話「MHz」

台風一過の夜、取り調べ室で突如昏倒した月子は署内で寝かされていた。猪狩と馬庭は彼女に付き添っていたが、そこへ警官が現れ、頭部を強打された被害者が病院に運ばれた事、それが少年バットの一連の事件と酷似していることを報告する。狐塚が拘留されているにもかかわらず、少年バットの犯行が起きた事に当惑する猪狩と馬庭。
目が覚めた月子は自分を心配する馬庭に対し、「来たんです、少年バット」と呟く。彼女は取り調べ室で少年バットに殴打されたのだと言うが、猪狩と馬庭には犯人の姿が見えなかった。
病院に妙子と老婆を見舞った猪狩と馬庭は、また模倣犯が出たのかと話し合うが、妙子の事件は2人が所属する署の管轄外で起きておりどうする事もできなかった。猪狩は狐塚が逮捕された事で事件はもう終わったと結論付けるが、馬庭は浮かない顔だ。
猪狩は署に戻り、取り調べ室に狐塚を呼び出して「月子の事件はどうやったんだ」と詰問する。しかし狐塚は月子の事件には関与しておらず供述できない。「僕は聖戦士なんだあ!」と叫ぶ狐塚を突き飛ばし、「自分1人では何もできない、せいぜい人のマネが関の山の、ただのちっぽけな模倣犯なんだよ」と、徹底的に彼を否定して追い詰める猪狩。
そんな猪狩と狐塚の様子を観察していた馬庭は、少年バットの被害者の共通点は追い詰められて逃げ出したがっていた事だと見抜く。
猪狩の一喝ですっかり気持ちが折れた狐塚は、自分の犯行は第3の尚吾と第5の蛭川だけで、他は違うととうとう認める。他の被害者も一様に狐塚が少年バットだと証言したが、馬庭の目にその態度は、早くこの事件を片付け忘れたがっているようにも見えた。

少年バットを追い求めるうちに、人々の妄想を代理するようなその存在を次第に信じ始める馬庭。

馬庭は精神的に追い詰められた人間の救世主として現れる、少年バットの存在を次第に信じ始める。狐塚はメディアを騒がす少年バットに憧れて犯行を模倣したと告白するが、他の犯行まで彼の仕業で片付けるには無理がある。実際妙子は狐塚の拘留中に襲われているのだ。
馬庭はアマチュア無線マニアで、自宅に機材をそろえていた。彼が機材をいじっていると聖戦士の幻覚が現れ、「老師のもとへ……」と促す。馬庭は聖戦士がいう老師をさがし、無線で情報を集め続ける。
捜査が暗礁に乗り上げた馬庭も我知らず少年バットに感化され、現実と妄想の境目があやふやになりはじめていた。
老師キードゥルは無線の機材が大量におかれた聖堂にいた。キートゥルと再会した馬庭はディナーに招待される。富士山をバックにし、道路のど真ん中におかれたテーブルに着席する2人。タキシードで正装した馬庭とキードゥルが食べていたのはそれぞれ鷺月子の鷺、川津明雄の蛙、鯛良優一の鯛を食材にしたディナーであり、最後の料理である黒アゲハのソテーは蝶野晴美の隠喩だった。
唐突に拍手喝采が聞こえる。馬庭が振り向くと無数の鳥居を背にしたキートゥルがステージに立ち脚光を浴びている。
「これから壁抜けの妙技をご覧にいれます、とくと御覧じろ!」
キートゥルが見事壁をすり抜けると会場が沸き、馬庭も一緒に拍手する。続けてキートゥルは世紀の大魔術と銘打って分身する。馬庭がぎょっとして見回せば、周囲の観客席にも無数のキートゥルがいた。
朝、ソファーで寝ていた馬庭は飛び起きる。馬庭は夢でキートゥルと邂逅したが、相変わらず事件の手がかりは得られない。
翌日馬庭は病院を訪ね、蛭川に妙子が何か思い詰めていなかったか聞くが、マイホームの喪失と娘の記憶喪失でショックを受けた蛭川はニタニタ不気味に笑うばかり。彼も心を病んでしまっていた。妙子はベッドに正座したまま、能面のような笑みを貼り付けている。さらに馬庭が問い質せば、蛭川は椅子を蹴倒して痙攣し、白昼夢を見ているようにもがきだす。遂には妙子のベッドに突っ伏して号泣してしまった。
その様子を見ていた馬庭は、「妙子も思い詰めていた、彼女も少年バットの被害者なんです!」と猪狩に電話で訴える。月子と妙子が倒れたのは同時刻。即ち少年バットは何人もいる、悪夢の中のキートゥルのように無数に分身しているのだ。
しかし猪狩は取り合わず、「休め」と一言告げる。彼は捜査に行き詰った馬庭がおかしくなったと思ったのだ。
家に帰った馬庭は無線をいじり、あるいは夜の街を徘徊し、少年バットの被害者の条件である追い詰められた人間を必死にさがす。次に襲われる被害者さえわかれば少年バットを待ち伏せできるのだ。
そして馬庭は少年バットの模倣犯である事がバレ、署に拘留されている狐塚こそその条件に該当すると見抜く。
馬庭は大急ぎで署に向かうが、既に少年バットは狐塚を殺害していた。
留置所の廊下で、猪狩と共に少年バットと対峙する馬庭。馬庭はすかさず銃を構えるが、そんな彼らを嘲笑うように少年バットはローラースケートで滑って行き、なんと壁をすり抜けて消えてしまった。
署内で殺人事件が起きた事態を重く見て猪狩と馬庭は処分され、少年バット事件は被疑者死亡のまま書類送検された。
「係長も気の毒にな。馬庭と組んだのがいけなかったんじゃないか」
デスクの資料を段ボールに詰め、警察を辞める猪狩に同情し、警官たちが呟く。馬庭の証言は上層部にまともに取り合ってもらえず、彼は不祥事の責任をとらされ刑事をクビになった。
退院した妙子と一緒に公園のベンチに腰掛け、呆けた薄笑いで虚空を見詰め続ける蛭川父子。
馬庭はまだ少年バットの検挙を諦めず、無線に張り付いて追い詰められた人間を捜していた。自分がその「追い詰められた人間」の1人になり下がっている事にも気付かずに。
「少年バットはまだどこかにいる」
少年バットが狐塚の殺害直後に消えるのを目撃した馬庭は強く確信し、少年バットを捕まえる執念を燃やすのだった。

第8話「明るい家族計画」

マロミのリュックを背負った老人が街を歩いている。目指す先は駅のロータリー広場だ。彼は時期外れの千歳飴を片手にぶらさげており、同じくマロミのリュックを背負ったガタイのいい青年が、それに気付いて近寄ってくる。老人の名前は冬蜂、青年はゼブラ。彼らはマロミのリュックを目印に待ち合わせしていたチャット仲間で、同じ自殺志願者だった。もう1人、かもめという名の仲間がおり、2人は彼女を待ち続けるが「気が変わってもしょうがないか」と冬蜂は呟く。
その時、広場の片隅にマロミのリュックを背負った小学生の少女が視界に入る。まさか小学生ではないだろうと笑い話にしたものの、2人ともかもめの年齢を知らず、まさかと思い直す。まさにその小学生こそかもめであり、ゼブラと冬蜂に大喜びで駆け寄ってくる。事情はどうあれ子供を自殺に巻き込む訳にはいかないと、冬蜂とゼブラは必死に逃げる。
どうにかかもめを巻いた冬蜂は背広から薬を取り出して呷る。彼は心臓が悪いらしい。しかし薬は最後の1錠しかない。これから死ぬのだから関係ないと達観する冬蜂。冬蜂とゼブラの携帯にかもめからかかってくるが、冬蜂は「ごめんね」と彼女に詫びて電話を切る。
その夜、冬蜂とゼブラは廃墟に侵入して火鉢に練炭をくべ、大量の睡眠薬を噛み砕く。練炭自殺と睡眠薬が一番苦しみが少ないとチャットで推奨されていたのだ。「かもめちゃんに悪いことをしたかな」と気にするゼブラを「あとで化けて出て謝ればいい」と丸め込む冬蜂。そこへ「私をおいていくなあ!」と怒鳴り声がし、振り返ると何故かかもめがいる。おいてけぼりにされたかもめは、マロミのリュックを冬蜂に投げ付けて暴れる。
次の瞬間、廃墟の壁をショベルカーが突き破った。取り壊し作業が始まったのだ。死に場所に定めた廃墟を追い出された冬蜂とゼブラは自殺の仕切り直しを図るが、かもめは「絶対死ぬもん」と駄々をこね、しまいには泣きだす始末。冬蜂とゼブラは仕方なくかもめも連れて行く。
狐塚も3人が知り合ったチャットの常連であり、「FOX」のハンドルネームで様々な自殺方法を提案していた。「やっぱり後先考えないなら電車にとびこむのが一番手っ取り早いよね」と生前の狐塚は書き込む。
冬蜂とゼブラに駅に連れてこられ、「おでかけだあ!」とはしゃぐかもめ。3人はホームの最前列に並んで待機する。そこへ電車がやってくるが3人が飛び込む前に、近くの会社員が先を越す。電車に轢かれた会社員の死体を見下ろし、「電車に轢かれるとこうなるんだ……」と引くかもめ。「飛び込みはちょっと美しくないかもですね」とゼブラも同意する。3人は飛び込みをやめるが、その時電車に轢かれたはずの会社員が全身血塗れになりながらホームへ這い上がり、「いたたた……まいったまいった」とぼやきながら去っていく。何故か3人以外の人々は会社員に気付かない。
3人は公園のベンチに移動し次の自殺方法を話し合うが、飛び降り自殺は電車に轢かれたみたいになるから嫌だ、煙草を食べるのはまずそうだから嫌だ、入水自殺は服が濡れてるから嫌だと次々かもめに却下される。
身も蓋もないかもめのわがままにゼブラと冬蜂は笑いだし、3人の間に連帯感が生まれる。
「電車乗りたかったなあ……」
ゼブラと冬蜂はかもめの最後の希望を叶えるため、電車で旅に出る。

電車に乗って死に場所をさがす旅に出る3人。

冬蜂・ゼブラ・かもめは理想の死に場所を求め、電車に乗って旅に出る。車中の3人は疑似家族のように和気藹藹としていた。車窓を過ぎる山や田園風景、川に大はしゃぎのかもめ。
電車を降りた3人は山奥へ向かい、木の枝で首を吊ることにする。かもめが踏み台にする石を運び、ゼブラが枝に縄を括り付ける。いざ3人並んで首を括るが、最初の合図を誰にするか決めてなかった。

山奥で首吊り自殺を試みる3人。

冬蜂はゼブラに譲ろうとするが、その時ゼブラが踏み台にしていた石が崩れ、首を吊られたゼブラが苦しみもがく。冬蜂も急いで輪に首を入れるが、ゼブラが遊んでると思ったかもめが自分の輪にぶらさがってブランコのように揺すり始めたせいで枝が折れ、ゼブラと冬蜂は縺れあって斜面を転がっていく。
斜面から転げ落ちたものの、なんとか無事だったゼブラ。彼が首元にさげたロケットペンダントが開き、同性の恋人の写真が露わになる。彼はゲイの恋人との破局が原因で自殺を選んだのだ。
1人残されたかもめは泣きながらゼブラと冬蜂をさがす。ゼブラは慌てて戻ろうとするが、「このままでいいんだ。そのほうがあの子の為だ」と冬蜂は引き止める。かもめの呼び声に背を向けてひっそり去ろうとする2人だが、その時かもめが危なっかしく斜面を下りてくる。
「おいてっちゃやだあ、ひとりはやだよお!」
かもめの懇願に負け、結局3人で下山する。冬蜂はかもめをおんぶし、かもめは幸せそうに微笑む。
「やっぱり死ぬ前には身も心もキレイにサッパリとね!」というFOXのアドバイスを思い出した3人は、近くの旅館に宿泊し、露天風呂で汗を流す。すっかり温泉を満喫する冬蜂だが、本来の目的を忘れ、幸せを感じている事に愕然とする。
「僕もそのうち死にますよ、でもその前に世間をアッと言わせてやるんだ」
「社会に復讐してやるんだ!」
生前のFOXはそう書きこんでいた。彼はその言葉通り、少年バットの模倣犯として世間をアッと言わせてから死んだ。
部屋に移った3人は浴衣に着替え乾杯する。話題に上るのはFOXこと狐塚の事だ。既に狐塚が少年バットの模倣犯というのは世間の知るところとなっていた。
「いいなあ……死ねて」とゼブラは本懐を遂げたFOXを羨み、冬蜂とかもめも同意する。自殺したいほど追い詰められているはずなのに、何故か3人のもとに少年バットが来る気配はまるでない。
その夜、3人が布団を並べて寝ていると障子に物騒な影が映る。障子を突き破ったのは曲がった金属バットだ。障子を開け放てば、そこには狐塚の顔をした少年バットがいた。少年バットは3人にもバットを振り上げるか、「少年バット様あ、本物ですか!?」とかもめは歓声を上げ、他2人も喜色を湛えて縋り付こうとする。死にたいのに死ねない3人にとって、自分達を殺してくれるかもしれない少年バットはヒーローだった。
3人のリアクションに当惑した少年バットはローラースケートを駆って逃げ出す。3人は浴衣をはだけて後を追うが、無念にも見失ってしまった。
早朝のコンビニの駐車場にて、3人は途方に暮れる。「また呼んでみる?」「いいかも」と話し合うかもめとゼブラをよそに、最後の1錠だけ残った薬を見詰める冬蜂。その時、コンビニの自動ドアが開いて客が出てくる。冬蜂は驚愕に目を剥く。買い物帰りの客にはちゃんと影があるのに、ゼブラとかもめには影がない。そして冬蜂自身にも、生きてる人間に当然あるはずの影が存在しなかった。彼らは既に死んでいたのだ。
動揺して倒れ込む冬蜂を抱き止めるゼブラ。冬蜂が落とした薬瓶を拾い上げ、「今度は何して死ぬ?」と無邪気に聞くかもめ。
「よし……逝きますか。遠くへ」
冬蜂がそう答えれば、「電車に乗る?」とかもめが期待し、「新幹線に乗ろうか」と冬蜂が応じる。幽霊となった彼らに怖い物など何もない、今なら何でもできるのだ。
仲良く手を繋ぎ、歌を唄いながら歩く3人の手前で、若い女性のグループがインスタントカメラで写真を撮る。仕上がりを見ようと写真を囲んだ彼女達は、3人組の幽霊が映りこんだ心霊写真に悲鳴を上げるのだった。

第9話「ETC」

団地の公園で奇想天外な少年バットの噂を話し合う主婦たち。

団地に越してきたばかりの専業主婦・鴨原美栄子は近所の主婦らと立ち話をするが、上手く輪に入れない。他3人は少年バットの事件で盛り上がっているが、美栄子は彼女たちがしきりに言う「アレ」がどのことかわからない。てっきり旅館で起きた撲殺事件の事と勘違いし、「無理に知ったかぶらなくていいわよ」と3人に笑われる。
主婦たちが話していたのはC棟の受験生の話だった。彼は受験ノイローゼにかかっており、なお間が悪い事に模試の日に鼻風邪をひいていた。試験中くしゃみをすると、彼の口からアルファベットのかたまりが落ちる。それは彼が徹夜で頭に叩き込んだものだった。その後もくしゃみをするたび数式やアルファベットのかたまりが散らばり、彼の頭からはどんどん回答が零れ落ちていく。彼はトイレの個室にこもり、必死にかき集めたかたまりを口に押し込んでいく。しかし再びくしゃみをし、大量の回答を吐き出す。「せっかく覚えたのに」とトイレの床に跪き、アルファベットや数式を食べていたが、「もうダメだ、だれか助けてくれ!」と頭を抱え絶叫する。
その時、トイレの天井から覗いていた少年バットと目が合った。
戻らない彼を教職員が呼びに来たところ、男子トイレは大量の数式で埋め尽くされており、倒れた受験生の額に「bat」の英単語が降ってきた。
それを聞いた主婦たちは「怖いわねえ」と眉をひそめ、近所で起きた姑殺しも少年バットの仕業だと話しだす。
それは姑と同居する若い主婦の話だった。
姑は嫁が作った料理をひっくり返し、「このマンションの頭金誰が出したと思ってるの?」「こんな嫁じゃ子供もできないはずだわ」と罵る。夜、嫁は仕事中の夫に電話で愚痴り、来週の自分の誕生日の予定を問うが、そこへ姑が現れて受話器をひったくり、「男は仕事が大事、誕生日なんていちいち覚えてるわけがないわよね」と息子に告げる。
嫁の誕生日、姑が嫁に贈ったのは麺棒と擂鉢のセットだった。これを使って料理を作り直せと言われ、キレた嫁は麺棒を振り上げるが、姑は擂鉢を被って頭を守る。一触即発で睨みあっていた2人はピンポンを聞き、嫁は夫が、姑は息子が帰ってきたと思い込む。しかし玄関口に立っていたのは少年バットで、嫁を押しのけてドアを開けた姑にバットを振り抜く。
「怖いわねえ」と頷く主婦たち。本来追い詰められた人間を襲うはずの少年バットが、何故姑の方を襲ったのかと皆は訝しむが、姑が嫁を追い抜いたせいで間違えたのだと結論付ける。
少年バットの人違いの話で、美栄子も他人の体験談を思い出す。
産婦人科に勤めている友人から聞いたと美栄子が前置きして話し始めたのは、卵子と精子、それぞれを取り違えた受精卵を患者の胎内に戻してしまった医者の話だ。何も知らない患者は赤の他人の子供を妊娠してしまった。医者は看護婦の手違いで起こったミスを握り潰し、この事を口外したら殺すとスタッフを脅す。患者の経過は順調だったが、臨月になった時に激しい痛みを訴える。医者がエコー検査を試みると、なんと胎児がバットを持っていた。
美栄子が披露した話を主婦3人は「それは嘘よ」と一斉に否定し、美栄子の夫が脚本家だというのを論い、「だったらもう少しマシな話考えなきゃ」と吊し上げる。落ち込む美栄子。
次に主婦が話したのは療養所に入院した薄幸の女性の話。女性には恋人がいたが、長い闘病生活ですっかり気力が枯れていた。窓の外の葉が落ちるまでが自分の寿命だと諦観する女性を励まそうと、壁に絵の具で葉を描く恋人。壁の葉が漸く完成し、青年が満足げに振り返ると、病床の女性の傍らに少年バットが立っていた。女性を助けようと青年が手をさしのべると同時に脚立が倒れ、哀れ2人も死んでしまったのだった。
それを聞いた主婦3人は「切ないわねえ」と同情するが、美栄子は「今の話変じゃないですか?だってそれ有名な……」とツッコミかける。しかし主婦3人に気圧されて口を閉ざす。

甲子園の打席に立った少年バット。

別の主婦が話し出したのは甲子園に出場した球児の話だ。決勝戦の9回裏にて、エースの投手はコーチと監督からそれぞれ違う指示を出されて葛藤する。「何を投げりゃいいんだよ、俺はどうすりゃいいんだよ?」追い詰められた投手が顔を上げると、打席に少年バットが踏み構え、彼を見てニタリと笑ったというのだ。
「それは嘘よね。第一そんなことがあったらニュースに……」と美栄子は言うが、「私それ見た」「私も」と他2人が相槌を打ち、「え……」と絶句する。すっかり疎外感を味わって孤立する美栄子。
そこに菓子を山積みにしたコンビニ袋を抱えた、太った男が通りかかる。彼は蟻塚といい以前はストイックなボクサーだったが、減量の禁断症状で道端にショートケーキや寿司が落ちている幻覚を見るまで追い詰められていた。なんとか幻覚を振り切ってジョギングのラストスパートに入るが、そんな蟻塚の前にご馳走をずらりと並べたテーブルが用意され、少年バットが金属バットを振る。彼が振り抜いたバットは卓上の銀盆を叩き、それを試合開始のゴングと勘違いした蟻塚は、とうとう我慢が切れて料理をたいらげてしまったというのだ。
それを聞いた美栄子は、少年バットが無人島に漂着して餓死寸前の男の前に現れた話をする。無人島に漂着した男は、波間に突き出た金属バットを潜望鏡と間違えたのだが、主婦たちはまたしても「そんなことあるわけないじゃない」とこき下ろす。ならばと汚職がバレた政治家のもとに少年バットが来た話をするが、「なんであんたに政治家の知り合いがいるのよ!」「あなたにはリアリティがないのよ!」と罵倒される。
主婦たちと別れた美栄子が帰宅すると、夫が血塗れで玄関に倒れていた。「少年バットが……」と呟いて気絶する夫に美栄子は縋り付き、「どうやってやられたのよ!?」と詰問する。美栄子は少年バットの被害者となった夫から直接話を聞き、嫌な主婦たちを見返そうとしたのだった。

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南極と日本の中継のテスト中、日本からのゲストとして日向の高校時代の同級生が現れる。それから様子のおかしくなった日向を報瀬が問い詰めると、その同級生達に悪くないのにも関わらず悪役にされ、居場所が無くなってしまった所為で高校を辞めたという過去を日向は話した。報瀬は中継本番の直前、日向の同級生達に向かって日向が言えずにいた気持ちを代弁するのだった。 今回は「宇宙よりも遠い場所」第11話『ドラム缶でぶっ飛ばせ!』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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宇宙よりも遠い場所(第6話『ようこそドリアンショーへ』)のあらすじと感想・考察まとめ

飛行機の乗り換えの為にシドニーに宿泊することになったマリ達だったが、日向がパスポートを失くしてしまう。飛行機を数日後にずらそうとするものの安いチケットは既に席が埋まっていた。それを聞いた報瀬は、南極に行くために貯めた百万円を使ってビジネスクラスのチケットを取る。しかし、そのチケットをしまおうとした報瀬は自分のバックの中で日向のパスポートを見つけるのだった。 今回は「宇宙よりも遠い場所」第6話『ようこそドリアンショーへ』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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オーバーロードIII(アニメ全話)のネタバレ解説まとめ

『オーバーロードIII』とは、丸山くがねによる小説を原作とするアニメ作品『オーバーロード』及び『オーバーロードII』の続編である。 リ・エスティーゼ王国の動乱からこれまで隠蔽されていたナザリック大墳墓だったが、ついに地上に姿を現す。謎の地下墳墓の調査のため冒険者がナザリックに侵入しナザリックの住人達がこれに応戦する。表舞台に姿を現したアインズ・ウール・ゴウンはナザリックを率いて冷戦状態にあったリ・エスティーゼ王国とバハルス帝国の戦争に参戦し「アインズ・ウール・ゴウン魔導王国」を建国する。

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オーバーロードII(第7話『蒼の薔薇』)のあらすじと感想・考察まとめ

リ・エスティーゼ王国の王女ラナーは友人であり最高位の冒険者のラキュースに頼み、王国に巣食う裏組織の八本指を退治する為に行動を起こそうとしていた。その頃、王国に潜伏していたセバスは、拾ったツアレの心の傷を癒そうとしていたものの、ツアレをだしにツアレの元の主人に金銭を強請られてしまう。そんなセバスに不信感を抱いたソリュシャンは、アインズに、セバスに裏切りの可能性があると密告するのだった。 今回は「オーバーロードII」第7話『蒼の薔薇』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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オーバーロードII(アニメ全話)のネタバレ解説まとめ

『オーバーロードII』とは、丸山くがねによる小説を原作とするアニメ作品『オーバーロード』の続編である。 かつて一大ブームを巻き起こした仮想現実体感型オンラインゲーム『ユグドラシル』のサービス終了時に居合わせたモモンガは、サービス終了時刻を過ぎてもログアウト出来なくなるという異常事態に遭遇。 異世界に来てしまった彼は、自我を持ち絶対の忠誠を誓うNPC達と世界征服を目指すダークファンタジー。

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宇宙よりも遠い場所(第9話『南極恋物語(ブリザード編)』)のあらすじと感想・考察まとめ

吟は、距離のあった報瀬に自分について聞く。報瀬は行方不明の母への未練から、責任者であった吟とどう接すればいいのかわからなかったと言う。 そんな中、船はついに南極に着く。母の居た地に足を付けた報瀬は、南極に行くことを馬鹿にしてきた人達に「ざまぁみろ!」言い放つ。沢山の人間に無理だと言われて続けていた隊員達は、報瀬に共感し隊員一同で「ざまぁみろ!」と叫ぶのだった。 今回は「宇宙よりも遠い場所」第9話『南極恋物語(ブリザード編)』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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宇宙よりも遠い場所(第2話『歌舞伎町フリーマントル』)のあらすじと感想・考察まとめ

マリは報瀬から南極へ行く為の作戦を聞く。それは三年ぶりに派遣される民間南極観測隊に内部協力者を作り、フリーマントルから乗せて貰うというものだった。オーストラリアにあるフリーマントルまでの旅費を稼ぐ為にバイトを始めたマリは、バイト先で一緒に南極へ行きたいという三宅日向と出会う。三人は協力者を作る為に観測隊員達の元へ訪れたものの、失敗するのだった。 今回は「宇宙よりも遠い場所」第2話『歌舞伎町フリーマントル』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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オーバーロードII(第11話『ヤルダバオト』)のあらすじと感想・考察まとめ

裏組織「八本指」を潰す為に王国とナザリック地下大墳墓の二つの勢力が動き始める。セバスはツアレ奪還の為に再びクライム達と共闘することにする。一方で戦闘メイドのエントマは、蒼の薔薇のガガーランと鉢合わせしてしまい戦いを開始する。ガガーランは仲間のティアとイビルアイの援護によりエントマを追い詰めるものの、デミウルゴスが扮する悪魔「ヤルダバオト」が現れ戦況は一変するのだった。 今回は「オーバーロードII」第11話『ヤルダバオト』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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オーバーロードII(第4話『死の軍勢』)のあらすじと感想・考察まとめ

アンデッド軍との戦いに勝利したリザードマン。そんな彼らの前に絶対的な力を見せつけ現れたアインズは、今度は部下のコキュートス一人で攻めさせると言う。アインズ達との力の差に圧倒されたリザードマン達は死を覚悟する。 今回は「オーバーロードII」第4話『死の軍勢』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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宇宙よりも遠い場所(第12話『宇宙よりも遠い場所』)のあらすじと感想・考察まとめ

ずっと目指し続けていた南極に着いた報瀬だったが、未だに母が死んだという実感を得ることが出来ず思いを断ち切れずにいた。そんな中、報瀬達は母が行方不明になった内陸の基地へ行くことになる。そこで母が遺したノートパソコンを見つけた報瀬は、母が行方不明になってから送り続けていた母宛てのメールを自分自身で受け取り、ようやく母の死を実感することが出来たのだった。 今回は「宇宙よりも遠い場所」第12話『宇宙よりも遠い場所』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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宇宙よりも遠い場所(第5話『Dear my friend』)のあらすじと感想・考察まとめ

めぐみはマリに、学校でマリ達について様々な悪い噂が広がっていることを伝える。しかし、出発の当日の朝、めぐみはそれらの噂は自分が流したものだと告白する。そして、めぐみはマリの面倒を見ることで優越感に浸っていた自分と決別する為に、絶交しようと言い出す。そんなめぐみにマリは「絶交無効」と友達を続けることを宣言するのだった。 今回は「宇宙よりも遠い場所」第5話『Dear my friend』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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オーバーロードIII(第1話『支配者の憂鬱』)のあらすじと感想・考察まとめ

リ・エスティーゼ王国の動乱からしばらくして、ナザリック地下大墳墓でアインズ・ウール・ゴウンは部下達を集め、働きを称え褒美を与えていた。NPC達の期待を裏切らぬようアインズは支配者を演じる一方で、働き続ける彼らの意識を変えたいと考えていた。女性守護者には休暇を与え、男性守護者には回覧板を回すが、図らずも第9階層の大浴場に集合してしまった。女湯で騒動が起き休暇の予定が中止となってしまうのだった。 今回は「オーバーロードIII」第1話『支配者の憂鬱』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の念能力まとめ

1998年に連載が開始された冨樫義博氏が描くHUNTER×HUNTER。 くじら島出身の少年、ゴン=フリークスが、父親であるジン=フリークスを追い求める冒険の中での様々な人との出会い成長していく。熱いバトルが繰り広げられる冒険譚である本作品を楽しむためにはかかせない念能力の存在。今回は念能力とは何かをはじめ、登場するキャラクター達の念能力を系統別に解説する。

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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の幻影旅団まとめ

『HUNTER×HUNTER』とは、冨樫義博による漫画作品、及びそれを原作とした映画やアニメなどのメディアミックス作品である。 父親であるジンを探すため、そして憧れていたハンターになるためにゴンは旅に出る。その先で、キルア、クラピカ、レオリオという仲間と出会い、ゴンは様々な冒険を繰り広げる。 『幻影旅団』とは、A級賞金首達が集う盗賊集団である。敵キャラでありながらも個性的な面々が集う幻影旅団は、ファンからも深く愛されている。

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ちはやふるの名言・名セリフまとめ

綾瀬千早、真島太一、綿谷新を中心とした『競技かるた』に青春をかける少年少女の物語。作者は末次由紀。『BE・LOVE』(講談社)において2008年2号から連載中。アニメーション制作会社『マッドハウス』によってテレビアニメは第二期まで放送された。実写映画(上の句・下の句・結び)がある。 『ちはやふる』の登場人物たちの名言は、高校生だけではなく、社会人にも響く名セリフとして取り上げられている。

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魔法科高校の劣等生の名言・名セリフまとめ

『魔法科高校の劣等生』とは、佐島勤(さとうつとむ)によるライトノベル、及びそれを原作としたアニメ、漫画等のメディアミックス作品。 魔法師が職業として存在する架空の近未来の地球が舞台で、日本の魔法師育成機関の一つである「国立魔法大学付属第一高校」に、入試トップの司波深雪が優秀者の集まりである「一科生」として、兄の司波達也が補欠の集まりとして揶揄される「二科生」として入学する所から物語は始まる。 二つのクラスの間には能力差から生じる絶対的差別が存在し、その中からは数々の名言が生まれている。

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ノー・ガンズ・ライフ(No Guns Life)の名言・名セリフまとめ

『ノー・ガンズ・ライフ』とは、カラスマタスクによって「ウルトラジャンプ」で連載されたSF漫画作品である。本作は読みきりを2回経て、2014年に連載が開始された。 主人公は、作中で「拡張者」と呼ばれるサイボーグ、乾十三(いぬいじゅうぞう)。十三は、街で「処理屋」というトラブルシューターを営んでおり、頭頂部が拳銃になっているという、かなり奇抜な見た目のキャラクターである。 古臭い探偵小説のような物語である本作では、鉄の塊のような、武骨な男の言うハードボイルドなセリフが印象的である。

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