ハーレイ・クインの華麗なる覚醒(BIRDS OF PREY)のネタバレ解説まとめ

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』とは2020年に公開された「DCコミック」の作品で『スーサイド・スクワッド』で初登場して人気となったハーレイ・クインが主役となるスピンオフ映画である。
悪のカリスマ、ジョーカーと破局して、自由に生きようとするハーレイクイン。しかし、舞台となるゴッサムシティでこれまでに悪党から恨みを買っており、ついには街を牛耳る顔剥ぎが趣味のマフィアである最悪のサイコ、ブラックマスクに狙われる。彼女と同様に今の境遇から抜け出そうとする女性4人と手を組みブラックマスクと対決する。

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』の概要

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』とは、アメリカン・コミック「DCコミック」の実写映画化作品で、女性ヴィランであるハーレイ・クインを主人公としたアメリカ合衆国のスーパーヴィラン映画である。同一の世界観で構成された「DCコミック」の実写映画である『DCエクステンデッド・ユニバース』シリーズとしては8番目の作品となる。前作は『シャザム!』、次作は『ワンダーウーマン1984』である。製作会社はDCフィルムズ、ラッキーチャップ・エンターテインメント、クロール&Co.エンターテインメント、クラブハウス・ピクチャーズ、配給はワーナー・ブラザースが行っている。監督はキャシー・ヤン、脚本はクリスティーナ・ホドソンなどが担当。2020年2月7日にアメリカ合衆国において初公開され、その後日本では2020年3月20日に公開された。

『DCエクステンデッド・ユニバースシリーズ』としては『ワンダーウーマン』に次いで2番目の女性単独主役作品で、『スーサイド・スクワッド』で』映画に初登場したハーレイ・クインの過去やジョーカーから破局後の自由を手に入れるまでの経緯が描かれる。なお大元のストーリーとなるバットマン関連作品が2020年中に公開される。

物語はハーレイ・クインがジョーカーと破局したことが街に知れ渡り、後ろ盾を失くしたハーレイ・クインがこれまでに恨みを多く買っていた悪党から命を狙らわれるところから始まる。持ち合わせた破天荒っぷりとラッキーから何とか悪党から逃げていたが、ゴッサムの大物ブラック・マスクにとうとう捕まってしまう。ブラック・マスクから重要なダイヤを24時間以内に持ってくれば、助けてやると言われ一時的に開放されるが始末する気であるのは明白。そこで、それぞれの理由で巻き込まれた女たち4人が手を組んでブラック・マスクに立ち向かう。

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』のあらすじ・ストーリー

物語はハーレイ・クインの幼少期から始まる。飲んだくれでどうしようもない父親に捨てられ、教会で育つ。しかし、そのまま落ちぶれず持ち前の器量で博士号まで取得する。その後、何度も恋愛に失敗したことがきっかけとなり、人間の心理に興味を持ったことから精神科医となった。そこで患者であるジョーカーと出会い、恋に落ち、彼に誘われるまま悪の道に堕ちてハーレイ・クインとなる。しかし、その恋も長続きはせず、結局のところいいように使われて捨てられてしまう。
ハーレイ・クインは新居に引っ越し、長かった髪の毛を切り、ハイエナをペットとして飼い、新たな人生をスタートさせようとする。まだ、世間の認識はジョーカーの女であったので、踏ん切りをつけるためハーレイ・クインとなった化学工場を爆破し、ジョーカーとのネックレスを引きちぎって捨てた。

ジョーカーとの傷心を癒すために見つけたハイエナのブルース

そんな中、ゴッサムシティでは殺人事件が起きる。捜査をしているのはレニー・モントーヤというベテラン女刑事。過去に大事件を解決するも同僚に手柄を横取りされ出世できなかった。しかし、彼女の捜査の腕は本物でこの殺人事件が殺し屋によるものであることを当てる。また、爆破された化学工場付近でハーレイ・クインのちぎれたネックレスを見つけ、いち早くジョーカーとの破局を嗅ぎつける。その破局は街中に広がり、ハーレイ・クインはジョーカーの後ろ盾を失い多くの悪党から狙われてしまう。
その頃、ハーレイ・クインは街の大悪党ローマン・シオニスが経営するクラブで飲んで暴れていた。このクラブで歌を披露しているのは、ブラック・キャナリーで、幼少期にローマン・シオニスに拾われてからここで働いている。ハーレイ・クインはこのバーによく来ており、ブラック・キャナリーとも面識があったのでジョーカーとの破局を伝えた。その直後、酔っ払ったハーレイ・クインがジョーカーの恋人でなくなったことを知った2人の悪党が、不埒な目的で彼女を連れ去ろうとした時、ブラック・キャナリーが目撃して彼らを退治する。それを見ていたローマン・シオニスは、ローマン専属運転手の足をハーレイ・クインがクラブで酔って暴れていた時に折ってしまったので、ちょうど次の運転手を探しており、悪党2人を倒す戦闘技術を持つブラック・キャナリーを運転手としても働くよう抜擢した。ブラック・キャナリーはカサンドラと同じアパートに住んでおり以前から面識があった。カサンドラはスリの常習犯で何度も警察に捕まっており、警察署でも有名である。ブラック・キャナリーの前の代の運転手からレニー・モントーヤはローマン・シオニスの情報を教えてもらっていたので今後も教えて欲しいと打診する。しかし、かつて警察に協力していた自分の母親が残念な形で死を迎えたため、ブラック・キャナリーは警察を嫌っていた。レニー・モントーヤはそのことを知っていたが敢えて母親と似て優しいところがあると見ていた。
ブラック・キャナリーとローマン・シオニスの右腕のビクターは、ある男からダイヤを受け取るが、その直後にカサンドラにダイヤを盗まれ、カサンドラはその他色々な窃盗で警察に捕まってしますう。カサンドラはダイヤは重要なものだと思い、飲み込んでしまう。
そして、町中の悪党から追われ逃げるハーレイ・クインであったが、ローマン・シオニスに捕まって殺されそうになるが、ダイヤを失くしたことを聞いていたのでそれを探すから助けて欲しいと申し出る。ローマン・シオニスは24時間以内に見つけて来いと猶予を与える。ゴッサムシティを完全に支配するために必要な資金を手に入れるため、このダイヤを手に入れたいローマン・シオニスはカサンドラに50万ドルの懸賞金を賭ける。

ゴッサムシティの巨悪ローマン・シオニスに捕まるハーレイ・クイン

窃盗で捕まったカサンドラが警察署に到着した頃、ブラック・キャナリーから「ローマン・シオニスがダイヤを狙っている」という情報を得たレニー・モントーヤは、それを上司に報告していた。このダイヤはバーティネリ家のもので、裕福なマフィアだったがゴッサムシティの別のマフィアのボスであるステファノ・ガランテに縄張りとその潤沢な資金に目をつけられ襲撃を受け一家が皆殺しにされていた。このダイヤには、バーティネリ家の隠し財産の口座情報が入っており、手に入れたものは巨万の富を得られるため、ゴッサムシティを我が物としたいローマン・シオニスが狙っている。このことを全て伝えると、上司は証拠を別の刑事に探すよう指示し、以前に大きな事件を解決した時と同様に手柄を横取りしようとする。
そこへダイヤの取引情報を垂れ込んだ運転手のブラック・キャナリーからレニー・モントーヤに電話があり、そのダイヤを持っているのは窃盗のカサンドラであることが伝えられる。ダイヤの回収に時間がないハーレイ・クインは警察署に乗り込み、ダイヤを持つカサンドラを捕まえようとする。
カサンドラを見つけ監房を開けると、ハーレイ・クインに恨みを持った悪党どもが収容されている檻も一斉に解放されてしまい一戦を交じる。また、カサンドラはハーレイ・クインも敵で、自分を狙っていると考えていたのでハーレイ・クインからも幾度となく逃げようとする。ハーレイ・クインは次に、ダイヤ回収を命じられハーレイ・クインとは別に行動しているローマン・シオニスの手下と戦う事になる。ハーレイ・クインがそこを切り抜けると次はレニー・モントーヤが捕まえに来るが、拳銃を突きつけられて渡せと言われたスマホを自分の上方に放り投げ、落ちてきたところを足で蹴りレニー・モントーヤの顔面に当てて倒し、カサンドラと警察署を後にする。警察署からは車で逃走するが、ダイヤを知らないと言うカサンドラ。しかし、ハーレイ・クインが本業であった精神科医の分析で問い詰めるとダイヤを飲み込んだことを白状する。ハーレイ・クインの住居は中華料理店のドクが店の2階に部屋を提供してくれているので、その自宅にカサンドラを招き入れダイヤが出るのを待つ。

警察署からカサンドラを捕らえたハーレイ・クインが自宅に帰るまでにスーパー買い物

ドクはゴッサムシティで古くから中華店を営んでおり、ゴッサムシティに知らないことはない言わば生き字引である。そんなドクの元にヘレナ・バーティネリが一家惨殺の復習を果たすべく、標的探しの為に訪ねてくる。ヘレナはバーティネリ家の生き残りで、かつて襲撃を受けた際に、敵マフィアの手下によって密かに匿われてシチリアへと逃がされた。シチリア島で隠れて暮らしていた頃、彼女を助けた男の部下の一部が暗殺術の訓練を行っており、ヘレナ・バーティネリもまたその訓練を受けた。復讐の為にゴッサムシティを訪れているヘレナ・バーティネリは、自分ではハントレスと名乗っているが、誰かが付けたクロスボウ・キラーという異名が一人歩きをしている。カサンドラをハーレイ・クインに連れていかれたことをローマン・シオニスに側近であるビクターが伝えると、激怒したローマン・シオニスは常連の女性客の笑い声に腹を立てその女性客をテーブルの上で踊らせ、ドレスを連れの男性にナイフで引き裂かせる。その常連客の女性はおそれのあまり失禁してしまう。
一方、ローマン・シオニスの起訴に躍起になっているレニー・モントーヤは別捜査の証拠品を持ち出して調べようとするが同僚で元恋人の検事補のエレン・イーによって上司に告げ口され、停職にされてしまう。バッジは返したが彼女は捜査を辞める気はなかった。
ハーレイ・クインの自宅はドクが営む中華調理店の2階であるが、これまで見つかったことが無かったが、急に警察がドアを叩き、外から悪党が爆弾を投げ入れてくる。慌ててドクの身を案じるハーレイ・クインであったが、情報を売れば多額のお金を支払うと言われ、ドクはハーレイ・クインの居場所を売り、新しい店の資金にしたとハーレイ・クインに告げる。ハーレイ・クインはその言葉に失望するが取引とはそういうものだと納得する。そして保身のためにカサンドラをローマン・シオニスへ引き渡すことを決意する。公衆電話からローマン・シオニスへ電話し、カサンドラを引き渡す代わりに今後ゴッサムシティでの身の保全を確約するように伝え、マイル遊園地のブービートラップで1時間後に待ち合わせることを約束する。ハーレイ・クインの居場所を知ったローマン・シオニスはブラック・キャナリーに運転させて手下のザーズを送り込み、ダイヤを回収すればカサンドラとハーレイ・クインは殺しても構わないことを伝える。その情報を聴いていたブラック・キャナリーはすぐにレニー・モントーヤへ連絡をする。ザーズを送る車中で、ブラック・キャナリーの携帯が光り、外部に情報を漏らしていることに気付かれる。ザーズは小便だと言い、車を降りるとローマン・シオニスへ電話でブラック・キャナリーが誰かに情報を漏らしていることを報告するとローマン・シオニスも現場へ行くことを告げる。ローマン・シオニスは、行くところのないブラック・キャナリーを若いころに拾い良くしていたので裏切られたことへ失望と怒りがこみ上げ、ブラック・マスクをつけて現場へ向かう。ローマン・シオニスにとってブラック・マスクをつけることは言わば儀式で、普段の社交性は一切なくなり、残忍性だけが残ったヴィランへと変貌する。

ローマン・シオニスがマスクをかぶり、凶悪な人殺しブラックマスクに変わる

ハーレイ・クインはカサンドラを遊園地のトイレに縛り、下剤やプルーンジュースで体内からダイヤを何とか回収しようとする。そこへレニー・モントーヤが到着し、ローマン・シオニスから命を狙われているカサンドラを救出しようと戦うがハーレイ・クインに蹴られ、窓から落ちてしまう。今度はとうとうローマン・シオニスの右腕ザーズとブラック・キャナリーが到着し、ザーズの毒矢でハーレイ・クインは体の自由を奪われる。ザースはプルーンジュースがそばにあるカサンドラを見て、ダイヤを飲み込んだことを理解する。ブラック・キャナリーがローマン・シオニスを裏切っていることを知っているザーズは、カサンドラのお腹を裂いてダイヤを回収するように言う。切迫する状況の中、少し動きが回復したハーレイ・クインにザーズが気付き振り返るとドアからハントレスが入ってきて、ザーズの喉にボーガンを命中させる。ザーズはハントレスを撃とうとするがブラック・キャナリーに止められ、刺さっていたボーガンの矢で再度首を刺されとどめをさされてしまう。ハーレイ・クインの横にうつぶせになったザーズをまだ腕しか動かないハーレイ・クインが腕だけ小さく小刻みに動かしてコミカルな動きで何度も殴る。そこへ、先ほど窓から落ちたレニー・モントーヤが拳銃を構えて帰ってくる。今度はザーズが落とした拳銃をカサンドラが手にして皆に向ける。ハントレスは一家惨殺の最後の復讐対象者であったザーズが死んだ今、復讐の標的が消えたので帰ろうとする。しかし、そうこうしている間に遊園地にはローマン・シオニスが手下の軍隊を引き連れて到着してしまう。ダイヤを飲んだカサンドラは狙いは私だと言ったが、ハーレイ・クインは軍隊まで連れてきたのだから全員を消したいはずだと言い、全員で手を組むことを提案する。ほかに生きる道がないため渋々全員が了承し、ここに一つのチームが結成される。
遊園地の1つのアトラクションで様々な仕掛けがあるブービートラップ内にいるハーレイ・クイン達に対して、外から次々と押し寄せてくるローマン・シオニスの手下たち。しかし、ブービートラップ内の仕掛けを使いこなすハーレイ・クイン達。例えば、シーソーで上手く攻撃できないローマン・シオニスの手下に対してシーソーを乗りこなしたり、ゴム製の手のひらを型どったオブジェの柔軟性を活かした攻撃を取り入れたり、ミラーの部屋で撹乱したりとハーレイ・クイン達はブービートラップの仕掛けを楽しみながら戦っている。ローマン・シオニスの手下が一番の標的にしているカサンドラを守りながらハーレイ・クインたちは互いを助け合う。手下たちを一蹴してブービートラップを出ようとするハーレイ・クイン達だが、待ち受けていたローマン・シオニスにレニー・モントーヤが腹部を撃たれる。幸い交戦前に着けた女性用の真っ赤な皮製チョッキのお陰で弾は体に入ることは無かった。手持ちの銃弾も無くなり、反撃することもできないハーレイ・クインたちは、ローマン・シオニスの手下たちに目の前でカサンドラを連れ去られてしまう。成す術がないハーレイ・クインたちだが、ブラック・キャナリーがすさまじい大声で手下たちをまとめて吹き飛ばす。声だけでグラスを割り、物理的な圧力さえ生み出す彼女の奥の手「キラーボイス」である。車で逃げるローマン・シオニスと数人の手下を、ローラースケートを履いたハーレイ・クインが、ブラック・キャナリーのキラーボイスの風圧を背中に受けて一気に加速しながら追いかける。別の車で追い付いてきたローマン・シオニスの手下に車で体当たりされ吹き飛ばされてこけるハーレイ・クイン。そこへバイクで追いついたハントラスがハーレイを引っ張り追いかける。まずは手下4人が乗った車に追いつき、ハーレイ・クインが乗り込み一掃。残るローマン・シオニスの車に追いつくため、ハントレスは急ハンドルを切って自分のバイクをわざと転倒させ、その際の遠心力を利用してハーレイ・クインをブン投げる。車に追いつきしがみついたハーレイ・クインローマン・シオニス以外の手下を倒し、カサンドラを助け出そうとしたハーレイ・クインだが、そこで停車中の車に突っ込みそうになる。半身を乗り出していたハーレイ・クインは間一髪でそれを回避した。車に乗っていたローマン・シオニスは、ハンドルを切って衝突を避けるものの、代わりに桟橋の入り口にある門に激突してしまう。ハーレイ・クインが追いつくまでにローマン・シオニスはカサンドラを連れてファウンダース桟橋へ逃げる。桟橋には霧がかっており見通しが悪く、閉鎖されていたため床が抜け落ちている部分もある。ローマン・シオニスはハーレイ・クインに身の安全を保証してやるから見逃して欲しいと取り引きを持ちかける。カサンドラを引き渡せば安全を保証すると言っておきながら、始めからハーレイ・クインを生かしておくつもりがなかったローマン・シオニスに対して、仕返しをしようとハーレイ・クインは持っていた拳銃でローマン・シオニスの陰に狙いをつけ撃つが銅像にあたり拳銃の弾を使いきってしまう。対峙する二人だが、銃弾が尽きたハーレイ・クインは、自分かカサンドラのどちらかが助からない最悪のシナリオも起きうる現状を目の当たりにして自分の人生を悔やむ。そこでカサンドラがハーレイ・クインに『あなたのものを盗んだ。指輪よ』と告げる。それはローマン・シオニスの手下との戦闘に備えて準備した手りゅう弾のピンを抜いたことを知らせるメッセージだった。カサンドラはスリが得意なため、手榴弾はローマン・シオニスのポケットへ入れておいた。ローマン・シオニスが慌てているすきに、カサンドラはローマン・シオニスの拘束から逃れた。それを見たハーレイ・クインが桟橋の下へ突き飛ばすと、ローマン・シオニスは落ちながら手榴弾の爆発に飲み込まれていった。カサンドラがハーレイ・クインに抱き着き、ハーレイクインも抱きしめ返す。そこに一緒に戦った女性陣3人が追いつく。

ブラック・マスクことローマン・シオニスを倒し、新しい人生を切り開くハーレイクイン達

パーティ後のタコスに行くかとハーレイ・クインが聞き、皆がうなづく。町のタコス屋で朝からマルガリータを飲みながら互いを誉め、認め合う彼女達。そこで、カサンドラがやっとトイレに行く。ハーレイ・クインが呼ばれ、取り出しに行くが、急に外から車の発信音がしてカサンドラを連れたハーレイ・クインがブラック・キャナリーの車で逃走する。その後、へレニー・モントーヤはまたしても今回の手柄を上司に横取りされたため、刑事をやめた。ハーレイ・クインはダイヤを元手にイースト・エンドで「バッドアス・マザーファッカー社」を作りビジネスを始めた。ハーレイ・クインはダイヤの金だけで十分に自分の事業を始められたので、隠し口座の金をハントレスに返し、その金を元手にハントレス、レニー・モントーヤ、ブラック・キャナリーの三人は悪党退治チーム「バーズ・オブ・プレイ」を結成した。ペットでハイエナのブルースも死んではおらず、中華街でうろついているところを見つけた。カサンドラはハーレイ・クインが設立した会社の見習いとして雇われている。
エンドロールの後で、ハーレイ・クインのナレーションで「まだ座ってたの?しょうがないすっごい秘密教えてあげる。誰にも言っちゃダメ。あのね、バットマンは…」という意味深なメッセージで本作は終了する。

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』の登場人物・キャラクター

ハーリーン・クインゼル / ハーレイ・クイン(演 :マーゴット・ロビー、日本語吹替 :東條加那子)

本作の主人公。はじめてスクリーンに登場したのは『スーサイド・スクワッド』で、他のヴィランと手を組み地球を救った。このときは恋人のジョーカーが助けに来るシーンもあったが、本作ではその恋人だったジョーカーと破局したことから始まる。破局の理由については詳細に描かれていないが、利用されて捨てられたと表現しており、どうやらジョーカーとの恋は一方的な思いであったようだ。本作では幼少期についてもアニメ描写があり、父親に捨てられ教会で育った過去が明らかとなっている。その後、大学で博士号を取得し、多くの恋愛経験から人の心理に興味を持ち精神科医となる。その患者の一人にジョーカーが現れ、治療するなかで自身が引き込まれてしまった。そして、精神科医からハーレイ・クインへと変貌を遂げるのである。ジョーカーと破局し、自身に恨みを持つ街中の悪党から命を狙われることになる。ついには街の大悪党ブラック・マスクことローマン・シオニスと対峙することとなるが、復讐のため街にやってきた暗殺者ハントレス、刑事レニー・モントーヤ、ローマン子飼いの歌姫ブラック・キャナリー、3人の女性と手を組みローマンを返り討ちにする。その後ブラック・マスクがその莫大な価値から欲しがっていたダイヤを手に入れ、それを元手にビジネスを始める。

ヘレナ・バーティネリ / ハントレス(演 :メアリー・エリザベス・ウィンステッド 、日本語吹替:鷄冠井美智子)

大金持ちのマフィア・バーティネリ家の生き残り。別のマフィアのボスであるステファノ・ガランテに家族を皆殺しにされる。まだ子供だったヘレナも殺されかけるが運よく生き延び、一家の死を確認しようとやってきたステファノ・ガランテの手下に同情され、シチリアへと逃がされる。その後、手下によって徹底的に暗殺術を仕込まれ暗殺者として成長する。そして、彼女の目的である復讐を始めるのである。標的はステファノ・ガランテとその他に一家の惨殺に関わった人間である。その中にブラック・マスクの右腕であるザーズも含まれており、ハーレイ・クインのブラック・マスクとの戦いに巻き込まれていく。暗殺者としての実力は確かなもので、ブラック・マスクとの戦いでも大きな戦力となった。ブラック・マスクの打倒後はブラック・キャナリーとレニー・モントーヤらと協力して、ハーレイ・クインが返したバーティネリ家の隠し口座を元手に街の悪党退治のチーム「バーズ・オブ・プレイ」を設立し、その一人として活躍する。

ダイナ・ランス / ブラックキャナリー(演:ジャーニー・スモレット=ベル、日本語吹替:村中知)

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