ドロヘドロ(Dorohedoro)のネタバレ解説まとめ

『ドロヘドロ』とは2000年から2018年まで連載された林田球のダークファンタジー漫画、及びそれを原作としたアニメ。退廃的な背景やオリジナリティ溢れる魔法の設定、グロテスクでユーモラスな世界観、敵味方人外問わず憎めない愛嬌を持った魅力的なキャラクターが話題を呼んだ。記憶喪失の主人公・カイマンは、自分の頭部をトカゲに変えた宿敵の捜索の傍ら魔法使いの練習台にされた人間が住む町・ホールで仲間と愉快な日々を送っていたが、そこへ魔法使いの世界の実力者・煙ファミリーの刺客が襲い来て壮絶なバトルを繰り広げる。

CV:ソンド
カイマンの口の中にいる男と同じ顔の男。斑状の白髪で瞳の色はブルーグレーな24歳。身長210cm、体重105kgの大男。明るく陽気な性格。
物語開始時点で既に故人だったが心達がアパートから発見した生首を能井の魔法で復元、その後キクラゲの魔法で生き返らせた。最初は煙ファミリーに匿われていたが、後に自分を殺した犯人を単独で捜し始める。
魔法使いの世界でも希少な「呪い(カース)」の魔法使い。大きな杭状の武器を用いた戦闘が得意。黒い粉を服用しても煙が全く出ず、十字目の組織で入手した報酬を使ってザガン魔法訓練学校に通い始める。会川とは同校の悪徳教師に反抗した事で意気投合、やがて親友となり互いをパートナーにしたいと考えるまでになったが彼の個人的な情報は全く開示されなかった。
後にカースと同化しその力を使いこなせるようになる。毒蛾が犯人の情報を知っていると掴んで十字目の組織に乗り込んだものの、夏木に反撃を受けニカイドウたちに助けられる。
カースの力は非常に強大な為、十字目のボスである壊すら対抗できない。
カイマンの口の中の男の正体は、栗鼠が自身の魔法「カース」をカイマン(会川=壊)にかけた際に恵比寿のトカゲ化の魔法と重複し、カイマンの口の中に栗鼠を写し取ったカースが閉じ込められてしまったもの。

毒蛾(どくが)

蛾の頭を模したマスクを被る男。素顔は女装しても全く違和感がないほどの美青年。癖のない黒髪で瞳の色は琥珀な23歳。身長177cm、体重72kg。
背中に特殊な装置を付ける事で飛行能力を得、仲間の運搬も可能とする。
十字目の一員であり壊の右腕だったが壊の失踪後組織が衰退した為、鉄条、豚、佐治、牛島田と自分含む5人で煙の目を避けて内職やバイトを掛け持ち細々と暮らしていた。5人の中ではリーダー格。魔法はほぼ使えないが直感や危機を察知する能力に恵まれており、天性の戦士としての素質があった。故に藤田からは「クズ(十字目)のくせに生意気」と暴言を吐かれている。
毒性のある唾液とナイフを組み合わせた戦闘スタイル。一見華奢だが力があり、豚と牛島田が二人がかりで運んだ大柄な死体を一人で支えた。
毒蛾の唾液が目に付着すると一時的に視力が奪われ、微量でも摂取すれば死に至る。食事に唾液を混入する事によって大人数の暗殺も可能とする危険な体質だが、本人はそれをよく自覚した上、普段は唾が飛ぶほどの大笑いする事もなく入浴や食事も皆と別にするなど日常生活でも注意を怠らない。
姿を消す前のボスから直接ナイフを預かっており、それを自分の手で返すことを心の支えにしている。クールな性格だが少しヌケているところがあり言動は天然気味。ボスへの忠誠心は本物で、魔法が使えず虐げられる立場にあった自分達を救ってくれた彼に心酔している。
最終巻では魔法使いの世界に戻らずホールに留まり、「空腹虫」でバイトとして働く事になったが、現地の相場を知らない為に安い給金でこき使われている。

鉄条(てつじょう)

十字目の一員で鉄兜を被った男。黒髪で短髪、瞳の色はブラウンな23歳。日本刀の使い手で敵の背後をとるのが上手く、カイマンですら裏をかかれるほど俊敏。過去に泥棒を働いて捕まった時毒蛾を庇い右目を失明している。毒蛾と行動することが多く、何かと彼を気遣っている相棒的存在。
最終巻では他の仲間を失った後、毒蛾と共にホールに留まり「空腹虫」で働く。

豚(とん)

豚のマスクを着用した金髪緑眼、ぽっちゃり型の男。ナイフ投げの達人の24歳。笑みを絶やさないのんびりした性格で食い意地が張っている。

佐治(さじ)

頬骨の張った銀色のゴツいマスクを着用した男。26歳。黒い髭を生やし、黒髪をトサカのように逆立てた奇抜な髪型が特徴。
匕首を武器として使いこなすが老け顔がコンプレックス。貫禄ある見た目だが刺繍が得意だったり意外な一面を持っている。十字目では財務管理担当で家計簿に記入していた。

牛島田(うししまだ)

十字目の一員。六目の牛のマスクを着用した禿頭の男。肥満体で長い顎髭が特徴の26歳。
毒蛾・鉄条・牛島田・豚・佐治の5人が暮らす家の大家さんに懸想されており、大家さんの家には牛島田の肖像画が飾られている。鉄格子を曲げるほどの怪力が自慢。

研人(けんと)

ハルの家に住み着いていた男。ボスである壊を狂信する一部の人間と、ヒドラの森にある十字目組織の研究所で暮らしていた。
十字目の残党だが毒蛾達とは別行動をとり、黒い粉の作成や魔法を使う為の非人道な研究・実験に耽溺していた。魔法を使えるようになる為自身の体にくり返し手術を施したものの成功せず、その後遺症が祟って老人のような醜悪な外見になりはてた。
その上黒い粉の作成にも失敗したせいで皆追い込まれてノイローゼとなり、ボスの蝋人形と祭壇を崇める事で現実逃避していた。

夏木(なつき)

マステマの町にいた十字目の新入りの少女。長い黒髪を三つ編みにした糸目の16歳。
武器としてフックを愛用している。加入から間もない半人前の新人の為、十字の刺青はまだ右目にしか入れてない。
カイマンの十字目に気付いて接近し、黒い粉の偽物を売り付けようとした牧をたちどころに撃退した彼の強さに感銘を受け、以後はカイマンを慕ってリベスの町まで付き添った。その後は毒蛾らと合流し、バイトをしながら6人で細々と生計を立てている。
生きていく為の金欲しさに十字目に加入したメンバーが多い中で、弱者を救済する理想と信条を掲げる真っ直ぐな心根の持ち主。朗らかな言動で周囲を和ませていた。大トカゲに変身した恵比寿に腕を切断されたのがきっかけで、一切の攻撃から身を守る魔法の覚醒に至る。

清水(しみず)

「レストラン丹波」の常連だった十字目メンバー。悪魔への冒涜行為により死刑に処された。栗鼠の知人。

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