ドロヘドロ(Dorohedoro)のネタバレ解説まとめ

『ドロヘドロ』とは2000年から2018年まで連載された林田球のダークファンタジー漫画、及びそれを原作としたアニメ。退廃的な背景やオリジナリティ溢れる魔法の設定、グロテスクでユーモラスな世界観、敵味方人外問わず憎めない愛嬌を持った魅力的なキャラクターが話題を呼んだ。記憶喪失の主人公・カイマンは、自分の頭部をトカゲに変えた宿敵の捜索の傍ら魔法使いの練習台にされた人間が住む町・ホールで仲間と愉快な日々を送っていたが、そこへ魔法使いの世界の実力者・煙ファミリーの刺客が襲い来て壮絶なバトルを繰り広げる。

店長・丹波と店員・福山の2ショット。

魔法使いの世界で丹波が経営するパイ専門レストラン。福山やキリオンが働いている。煙に特製キノコパイを絶賛され、彼の敷地内へ出店を許された。

DEATH茸事件

煙の魔法でマステマは無数のキノコに埋め尽くされた。

今を遡ること6年前、煙が十字目のボスである壊と直接対決しマステマの街をまるごとキノコに変えた事件。この事件以降壊は生死不明のまま姿を消した。マステマは未だにキノコだらけの廃墟と化していたが、ホールのような地下街が派生し、質屋が商っていた。

黒い粉

恵比寿のカクテルに黒い粉を混入する売人。

魔法使いの世界における違法ドラッグで一種のドーピング剤。これを吸引すると魔法の能力を一時的に引き上げる事ができる。魔法が使えない者や出せる煙が少ない者にとっては手放せない薬だが、煙は邪道と見なし忌み嫌う。その正体は壊が考案した、魔法使いに生まれ変わる手術の副産物。

呪い(カース)

栗鼠が使う「呪い(カース)」が実体化した異形。

栗鼠が使う非常に希少で特殊な魔法。カースをかけることで、自分の思念を対象に憑依させることができる。カイマンの口の中の男の正体がこれに該当する。姿形は不定形で、見た人間の悪意や敵意、恐怖心などによっても変わる。

『ドロヘドロ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「なのに糞みたいな考えで、大事な命張りやがってェ…そーゆーバカは死ネッ!!!!」

心の初登場シーン、雑魚を掃討した後に叫んだセリフ。心は「大事な命を無駄にするような奴は死ね」という確固たる信条を持った戦闘狂であり、弱者を嬲るのは好まないが強者を相手にすると燃える。故に数頼みの騙し討ちにはキレて、自ら殺しておきながら理不尽に絶叫する。彼のイカレっぷりがよくわかる。

「だが…オレたちが生きていくためにはボスが必要だろう鉄条……」

ボスが自分の利益の為に仲間を騙してるんじゃないかと疑った鉄条へ毒蛾が返した言葉。毒蛾や鉄条にとって、十字目のボスは絶対的な存在だった。ボスは幼い頃盗みを働き、袋叩きにされてホールに捨てられかけた彼らを救ってくれた恩人だった。しかし毒蛾は目的の為なら仲間をも犠牲にする、ボスの危険極まりない本性を知っていた。それでも自分達にはボスが必要だと、哀しい笑顔で鉄条を諭す。

「ただいま……」「おかえり……」

最終巻、すべてが終わったカイマンは荒れ果てた「空腹虫」に戻りニカイドウと再会する。長い間離れ離れだった二人の口からは自然とただいまとおかえりが放たれ、ニカイドウとカイマンはホールにあるこの店こそが自分達のかけがえのない居場所だと実感する。二人の絆を再確認できるセリフ。

「バイバイ藤田。」

煙が作り出した新種のキノコ・ドリームマシーンを食べて記憶を取り戻した恵比寿はホームシックにかかり、家に帰る決断をして藤田に別れを告げる。普段はぞんざいなカタコト喋りの恵比寿の言葉で、藤田は彼女の存在がいかに自分の中で大きくなっているか知る。

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