BEASTARS(ビースターズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『BEASTARS』とは2016年より板垣巴留が『週刊少年チャンピオン』で連載している漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。肉食獣と草食獣、爬虫類や鳥類などの様々な動物が共存する世界を舞台に、全寮制の学校チェリートン学園に通う悩めるハイイロオオカミの高校生・レゴシが、恋愛や部活、家族との関係や社会での関わりを通し、種間の違いに葛藤しながら成長していく青春を描く。擬人化された肉食獣と草食獣の対立や異なる種間の相互理解を巡るすれ違いが生み出すドラマは国内のみならず海外にも厚い支持を受ける。

「コミックナタリー」のwebサイトで、『BEASTARS』11巻発売記念イベントとして板垣巴留とミュージシャン・米津玄師の対談が行われた。ともに20代のクリエイターとして、近しい感性で語り合う。以前から板垣巴留のもとには『BEASTARS』と米津玄師の曲の世界観がよく似ているというファンレターが寄せられており、米津宛のファンレターにも彼とレゴシが似ているという意見があった。米津はかつて漫画家志望であったと話し、『BEASTARS』の一押しキャラはピナと発言。

板垣父娘の対談が『週刊少年チャンピオン』誌上に掲載

nlab.itmedia.co.jp

姓が同じなので一部では親子ではないかと囁かれていた板垣父娘が、正式に親子と明かし互いの創作の秘密を暴露。マンガを描き始めた娘に父が与えた助言、2人の関係を公表しなかった事情などが本人の口から語られる。この対談には親子共通の初代担当編集・沢考史も同席し、板垣巴留のデビューのきっかけに言及した。

『Kiss』で2019年9月より始まった『パルノグラフィティ』において板垣家の秘密や『BEASTARS』創作秘話を公開

kisscomic.com

2019年9月から『BEASTARS』と同時進行で『パルノグラフィティ』を執筆。『バキ』シリーズの作者である父・板垣恵介や2人の姉、大らかな母の愛情に包まれた家庭の様子や『BEASTARS』の創作秘話を描いている。第一話では三人姉妹として育ったのに部屋の様子がまるで違うこと、実家ではそれぞれの部屋のドアを開け放っていること、母親が家族の記念品と見れば何でも戸棚の上に飾るのでカオスになっていることを面白おかしく綴った。

『BEASTARS』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):ALI『Wild Side』

作詞:LeoとJua 作曲・編曲・歌:ALI

第1期のオープニングテーマ。作詞はLeoとJua、作曲と編曲、歌はALI。ALIにとってこの曲は、1stシングルにあたる。

第2期OP(オープニング):YOASOBI『怪物』

第2期のオープニングテーマ。作詞・作曲・編曲はAyase、歌はYOASOBI。本楽曲は『BEASTARS』の作者・板垣巴留によって書き下ろされた『自分の胸に自分の耳を押し当てて』を元に制作されたものである。ダークなエレクトロサウンドが特徴的なナンバーであり、人間の死に迫るシリアスなヒューマン・ドラマの「暗さ」が表現されている。
2021年には令和3年アニソン大賞(SMEJ)の「アーティストソング賞」を受賞した。

ED(エンディング):YURiKA『Le zoo』(第1期・第2話、第5話、第8話、第9話)

作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:神前暁 歌:YURiKA

第1期・第2話、第5話、第8話、第9話のエンディングテーマ。作詞は唐沢美帆、作曲・編曲は神前暁、歌はYURiKA。YURiKAにとっては5thシングルにあたる楽曲。

ED(エンディング):YURiKA『眠れる本能』(第1期・第3話、第7話、第10話)

作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:広川恵一 歌:YURiKA

第1期・第3話、第7話、第10話のエンディングテーマ。作詞は唐沢美帆、作曲・編曲は広川恵一、歌はYURiKA。アルバム「KiRA☆KiRA」に収録されている。

ED(エンディング):YURiKA『月に浮かぶ物語』(第1期・第12話)

作詞:唐沢美帆 作曲:神前暁 編曲:広川恵一 歌:YURiKA

第1期・第12話のエンディングテーマ。作詞は唐沢美帆、作曲は神前暁、編曲は広川恵一、歌はYURiKA。「KiRA☆KiRA」に収録された一曲。

第2期ED(エンディング):YOASOBI『優しい彗星』

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