恋する小惑星(恋アス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『恋する小惑星』とはQuroによる4コマ漫画作品、及びそれを原作としたアニメ作品である。
高校に入学した主人公である木ノ幡みらは幼い頃にした将来小惑星を見つけて名前をつけるという約束を叶えるために、地学部に入部する。そこで幼い頃の約束の相手である真中あおと再会する。そこから他の地学部のメンバーと一緒に地質分野を学んだり、バーベキューをしたり、合宿に行ったり、ワークショップに参加したり、新しい後輩を歓迎したりと様々な活動をして成長していく物語である。

第11話 きら星チャレンジ!

責任者の人と話し、あおはきら星チャレンジに観覧者として参加することが許される。その参加者にはアイドルが大好きな友利飛鳥やカウンセラーを目指している蒔田史穂などがいた。一方の地学部は例年通り合宿にやって来ていた。そこであおとみらの話になり、ナナにイノはあおが一度落選したきら星チャレンジに小惑星を見つけるヒントを得るためどうしても参加したかったという理由を話した。
あおとみらはきら星チャレンジでは小惑星を見つけるためのヒントをたくさん得ることができた。あおは地学部の顧問の遠藤先生と昼食を取りにいく。そこで遠藤先生の旧友と会う。そこでは昔も同じ場所で昼食をとったことなどを話す。その後山の上にある天文台に向かい、小惑星の探索するための講義を受けたり、実際の探索を行っていく。

一方の地学部の合宿ではみら達のいる場所の天気が悪いことを聞き、たくさんてるてる坊主を作ることにした。沖縄の天文台の方では天気が悪くなったため、先生が参加しときのきら星チャレンジの話をしたり、将来小惑星を見つけたいといった夢の話をして盛り上がった。

第12話 つながる宇宙

二日目の小惑星の撮影は天気も良く、観測の前に屋上で星を眺めながら、将来小惑星を見つけたいといったの夢の話をする。その後調査を進めるが結果、新しい天体を観測することはできなかった。その後発表のための資料を作り、そのまま朝を迎える。

きら星チャレンジが終わったあと、部室に集まった地学部の一同はお土産やすずの家のパンを食べながら、きら星チャレンジのことについて成果があったのか、どんなレポートを作成したのかを話した。そしてその夜には屋上で天体観測を行い、部員の性格の変化を話し合いながら、これまでの地学部での活動やそれぞれの個人の活動を振り返って、あおとみらは小惑星を見つけるという目標を確かめた。

『恋する小惑星』の登場人物・キャラクター

地学部の部員

木ノ幡みら(このはたみら)

CV:高柳知葉

地学部では天文班に所属する高校1年生。3年生の引退後は副部長になった。あだ名はみら。

小さいときに「真中あお」と小惑星を発見して名前をつけるという約束をしてから、ずっと星や宇宙について勉強していた。高校に入学したら天文部に入ろうと思っていたが、合併して地学部になっていたため、地学部に入部した。まっすぐで人を信じやすい性格である。そのためすずに騙されてしまうことがある。人の気持ちに鈍感な一面もあり、あおが親の転勤について悩んでいることにまったく気がつかなかった。人にあだ名をつけるのが得意で、地学部のメンバーのあだ名は全てみらがつけた。コーヒーにはかなり砂糖を入れる。缶コーヒーに関してももかなり甘いものを好む。姉のみさは同じ高校で生徒会長をしている。

真中あお(まなかあお)

CV:山口愛

地学部では天文班に所属する高校1年生。3年生の引退後は会計になった。あだ名はあお。

小さいときから星や宇宙などについて勉強するのが好きであり、それがきっかけでみらとも出会う。昔はとても元気な子供だったが、小学生のころに「むしむしする」を「ムラムラする」と言い間違えたことががきっかけでコミュニケーションが少し苦手になってしまった。そのせいで久しぶり高校で再会したみらと最初はうまく話すことができなかった。一方できら星チャレンジに先生に相談せずに参加しようとするなど、思い切った行動をすることがある。親の転勤の際にもみらと一緒に小惑星を見つけるという夢のために、みらの家で生活することを提案するなど、大胆な行動をみせた。またみらのことを意識しており、みらが顔を近づけると顔が赤くなってしまう。温泉では髪を結ぶことが苦手など不器用な一面を見せた。

猪瀬舞(いのせまい)

CV:指出毬亜

地学部では地質班に所属する高校2年生。3年生の引退後は部長になった。あだ名はイノ。

よく地図を持って町を探検したりする。桜井美景と地質図の張っていた掲示板の前で出会い、その時の桜井美景の地質図についての解説がかっこよく見えたことをきっかけに、入部を決めた。桜井美景を信頼しており、「自分の大切なものが何かわからない」といった悩み事を相談するときがある。みんなの仲を上手く取り持っている存在でもある。体が小さいため、他の部員の水着姿をみて羨ましく思うことがある。みらたちにカフェでご馳走したり、あおが悩んでいることに気づいたりするなど、先輩らしい一面も多々見せる。カメラの取り扱いはかなり苦手でピントがぶれていたり、メモリーカードを入れ忘れることがあった。ちなみにスマートフォンのカメラは扱える。

桜井美景(さくらいみかげ)

CV:東山奈央

地学部では地質班に所属している高校3年生。副部長をつとめている。あだ名は桜。

話し方がきつい時があり、後輩を怖がらせることもあるが後輩思いの良い先輩である。天文班の後輩に対して地学の知識をたくさん伝えたいと考えている反面、あまり教えすぎて後輩にひかれないように我慢している時もある。将来が決まっていないことへの不安を持っている。また地質への愛情は人一倍持っている。しかしその愛情が強すぎるために地質標本館では天文班のメンバーが引いてしまう場面もみられた。1年生の時のイノと廊下で出会った際、地質図の存在を教えたことがきっかけで、彼女が元地質研に入部したといったこともあった。そのためイノからは特に慕われている。

森野真里(もりのまり)

CV:上坂すみれ

地学部では天文班に所属している高校3年生。部長をつとめている。あだ名はモンロー。

個性の強い地学部の部員たちを上手くまとめることができる。あおに望遠鏡の使い方を教えたりするなど、後輩に対してアドバイスをする場面が多くみられ、頼れる先輩である。他の部員が地学部の活動を全力で楽しんでいるのをみて自分は夢中になれるものがなく、羨ましいと思っていたときもあったが、その後自身も地学部の活動を十分楽しめていたことに後輩からもらったアルバムで笑っている自分をみて気づく。パソコンやカメラの扱いにたけた一面も見せる。イノに対してカメラの使い方を教える場面もみられた。将来の夢は宇宙飛行士である。そのためJAXA見学の際には係員の人の宇宙飛行士に関する話に熱心に耳を傾けていた。高校を卒業した後も後輩を合宿に連れて行くなど、後輩思いの一面を見せる。

七海悠(ななみゆう)

CV:諸星すみれ

みらやあおが2年生になったときに入学してきた高校1年生。あだ名はナナ。

豪雨によって親戚が被害を受けたことをきっかけに気象に関心を持つようになった。中学3年生のときに文化祭にきていた。その時にすずのお菓子を褒める場面があり、バーベキューでもマシュマロを希望したことから、甘いものが好きであると予想される。バーベキューでマシュマロを焦がしてしまうなど不器用なところもある。合宿中にはみらとあおがいる沖縄の天気がよくなるように、てるてる坊主を作ることを提案するといった先輩思いの一面もある。

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