龍が如く7 光と闇の行方(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『龍が如く7 光と闇の行方』とは、セガが発売するアクションアドベンチャーゲーム「龍が如くシリーズ」の第7作目に当たる作品である。キャッチコピーは「ゲームに飽いた人たちへ」。本作は、龍が如くの主人公であった桐生一馬に代わり春日一番が主人公となり、彼が刑務所というどん底に突き落とされてから本物の龍になるまでの姿を描いている。重くハードなストーリー展開はそのままに、これまでの喧嘩アクションに新しくライブコマンドRPGバトルが加わり、これまでのシリーズとは全く異なったRPG作品となっている。

CV:安田顕

本名は難波悠(なんば ゆう)。伊勢佐木異人町に住むホームレスで、元看護士という経歴を持つ人物。もともとは看護師として真面目に働いていたが、そこで一緒に働く水恵という女性が、両親の借金を返済するために病院の医薬品を横流ししていることを知り、その罪をかぶったことにより看護師免許をはく奪されてホームレスとなってしまったという経歴を持つ。荒川真澄に撃たれて流れてきた春日の傷の手当てを行って以降、春日と行動を共にする。

その正体は秋葉正一というジャーナリストの兄で、異人町の偽札事件を追っていて行方をくらましたその弟の調査のためにホームレスとして潜伏している人物。危ない橋は渡りたがらない現実主義者で、その言動や立ち振る舞いから春日とは真逆の性格のように見られがちだが、実は仲間想いで熱いものを秘めた男である。

なお、ナンバの顔は俳優の安田顕がそのままモデリングされていて、声も本人が担当している。

向田紗栄子(むこうだ さえこ)

CV:上坂すみれ

キャバクラの雇われママで、いわゆるチーママである。異人町のソープ「乙姫ランド」で働く奈乃葉の双子の姉であり、春日たちが見間違えるほど容姿が似ている。

両親と妹で仲良く普通の暮らしを送っていたが、あまり裕福ではなかったため、やがて自身が水商売で稼ぐようになる。一家の稼ぎ頭で、妹に対して過保護ぎみであり、そのせいで反発されることが多く家族関係が上手くいかずに家出したところを水商売を切り盛りしていた野々宮に助けられる。

野々宮が何者かに殺されたことを疑い、葬儀の場で春日たちと知り合いになった。口先では野々宮を罵ってはいたものの、行く当てのない自分に居場所をくれたことに感謝している。横浜流氓の馬淵が野々宮の死に絡んでいるのにも関わらず、警察に自殺として片付けられようとしていることに憤りや非力さを悔やんでいたところを、春日に手を差し伸べられたことがきっかけで最後まで行動を共にするようになる。

ハン・ジュンギ

CV:中村悠一

「異人三」の一つであるコミジュルの参謀で、総帥であるソンヒ直属のヒットマンである。春日たちは偽札ビジネスに巻き込まれ、横浜流氓の馬淵に拘束されているところをハン・ジュンギに助けられたことで知り合いとなる。コミジュルのシステムで異人町の情報を網羅していて、さまざまな助言を春日たちにするので、仲間となってからは頼りになる存在である。

もともとは異人町に流れ着いた春日と敵対する勢力だったが、異人町のために身を削る春日の姿に惹かれていき、ソンヒとともに徐々に絆を深めていくこととなる。

なお、『龍が如く6 命の詩』に登場する韓国マフィアの一派である「ジングォン派」のトップもハン・ジュンギという名前で容姿も全く同じだが、今作のハン・ジュンギは彼の影武者である。壊滅したジングォン派を異人町に集めるため、その象徴的存在として本物が亡き今も影武者を続けている。

趙天祐(ちょう てんゆう)

CV:岡本信彦

「異人三」の一つである中国マフィア「横浜流氓」の総帥で、つかみどころのない性格で喋り方や風貌などから飄々とした雰囲気を醸し出しているが、修羅場では狂気を見せるなどボスとしての怖さもしっかり持ち合わせている人物。

野心家のナンバーツーである馬淵に手を焼くことは多いが、星龍会の抗争が仕組まれたときも春日に馬淵が裏切ったという証拠を持ってくるように話をつけ、その後馬淵によるクーデターが起こされて怪我を負わされたときでも敵意をむき出しにはせず組織の人間への仲間意識は非常に強い。このように普段は気さくで義理堅いところがあり、春日曰く「仲間想いの熱い奴」である。

中国マフィアとしての武術もさることながら料理の腕も一流で、自分の店を持っており仲間に振る舞う場面も多い。

荒川組

荒川真澄(あらかわ ますみ)

CV:中井貴一

「殺しの荒川組」と呼ばれる東城会系荒川組の組長。義理人情に厚く、春日一番が最も尊敬する人物。

子ども時代は流れの旅役者の一人だったが、座長であり父親の荒川斗司雄が何者かに殺害されてからは神室町に流れ着いて東城会の三次団体である「氷室興産」に入った。殺しや死体処理を行うなど、極道としての経験をそこで積むこととなる。

東城会の内部情報を近江連合に横流しして、その見返りに近江の若頭補佐のポストに就いた。いわば東城会にとって裏切り者であり、組員殺しの罪を肩代わりした春日が出所したときは再会を喜ぶ素振りすら見せずに容赦なく彼に拳銃を向けてその引き金を引いた。

なお、荒川真澄の顔は俳優の中井貴一がそのままモデリングされていて、声も本人が担当している。

荒川真斗(あらかわ まさと)

CV:鳥海浩輔

荒川組の組長である荒川真斗の息子で、幼少期から低体温症による多臓器不全を患っているため日常的に車いす生活を余儀なくされている人物。春日は真斗の世話役を務めていて「若」という愛称で慕っている。

ヤクザの息子であることや自由に歩けないことににコンプレックスを抱いており、親子関係はうまくいっているとは言えず、春日や部下などの組の人間に対しても人使いが荒い。

金遣いが荒く、キャバクラで豪遊したり日本で未認可の医薬品を購入したりと散財を繰り返している。キャバ嬢の夢乃という女性に入れ込んでいて、結婚も考えている。

沢城丈(さわしろ じょう)

CV:堤真一

東城会系荒川組若頭であり、武闘派の昔気質の極道。荒川組にとって欠かせない有能な人物であるが、冷酷な性格をしていて、まともにシノギをできない春日のことをいつも毛嫌いしている。

盃を交わした荒川真澄とその息子の真斗には尊敬の念を抱いており、近江連合に寝返った後も出所して戻って来た春日が荒川と接触しないように足止めを繰り返す。

冷静で命令を忠実にこなすように思われがちだが、極道らしく仁義を重んじているため筋が通っていないことに関しては立場が上の人間であっても自分を貫き噛みつくことができる人物。

なお、沢城丈の顔は俳優の堤真一がそのままモデリングされていて、声も本人が担当している。

安村光雄(やすむら みつお)

CV:鶴岡聡

通称「ミツ」。荒川組に所属していて、春日が刑務所に入る前に唯一弟分だった人物。

シノギのことで春日と一緒に沢城によく叱責されている。

春日の数少ない理解者であり、荒川真澄と同じく近江連合の人間となってしまった後も春日への忠誠心は色褪せておらず、近江連合に寝返った馬淵との戦いの後で再会を果たすこととなる。

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