ご近所物語(Neighborhood Story)のネタバレ解説まとめ

『ご近所物語』とは1995年から矢沢あいが雑誌『りぼん』で連載した漫画、及びそれを原作としたアニメ作品である。自分のブランドの店を持つことが夢の実果子。矢澤芸術学院(通称:ヤザガク)でファッションに関する勉強に励んでいる。実果子は幼馴染で同級生のツトムとは友達以上恋人未満の関係。二人を中心に個性豊かなキャラクターたちが、夢のためにどう生きていくか、愛とはなにかなどを学んでいく。大人になる途中の男女が、将来のために何をしていくべきなのかを考えながら成長していく青春恋愛バラエティ漫画。

ツトムは夜中の3時にアキンドの看板娘を完成させる。ツトムは早速そのことを実果子に報告し、実果子がモデルの看板娘「ハッピー天使のベリーちゃん」を見せる。近頃実果子は、自らの発言のうかつさを反省していた。ツトムに対し、自分の精神的な幼さにツトムはうんざりしないのかと尋ねる。その質問に対するツトムの答えのセリフ。これを機に少しずつ実果子は素直になっていく。

浜田「手にした服をどう着こなすかは お客様が決めることよ」

フリマに来た浜田は、実果子の作った服のサイズが小さすぎて売れていないということを指摘する。「色もデザインも小柄な人に似あう服だから」という実果子の意見に対し、浜田が言った言葉。厳しくてストレートなセリフであるが、将来性のある実果子に対してだからこその言葉でもある。浜田の言葉に対し、着る側に服を選んでもらうということが大事だと学び、実果子も素直に納得する。実果子は反省し落ち込むが、その後実果子の作ったリュックが売れ、もう一度頑張ろうという気持ちになる。

実果子「幸せはじぶんから飛んで行ってつかまえなきゃ」

ヤザガクの学園祭で、服飾科はファッションショーを行う。そのファッションショーで登場した時の実果子の言葉。実果子はその服装の圧倒的なクオリティーに会場の目をすべて奪う。このシーンの後、実果子は個人賞グランプリを獲得する。

ツトム「おまえがいればいい」

実果子は、ヤザガクの学園祭で個人賞グランプリをとったことをツトムに報告をする。ツトムは祝いの品としてツトムが作ったピアスをプレゼントする。そのピアスをつけた実果子がかわいくてツトムは感激した。そのときツトムが思わず言った言葉。作品の中でも特に甘いシーン。

星次「夢を実現出来るかどうかはそれに向かってどれだけ行動を起こせるかにかかってると僕は思うよ。その分犠牲にしなければならない事も増えてくる。」

ツトムと離れたくないということ理由に、実果子は安直にロンドン留学のチャンスを一度は断る。留学のチャンスを断ったことを聞いた星次が言い放ったストレートな言葉。実果子は悔しく思いながらも、その正論に思いを考え直す。実果子にとっては厳しい言葉ながらも、このセリフは実果子を焚きつけたのであった。

広彦「「ごめんください」じゃなくて「ただいま」かな」

留里子の体調が悪くなり、実果子は病院に行くのに連れ添う。そこで留里子が妊娠3か月目に入っていることが発覚する。そのことを聞いて急いで駆け付けた広彦が留里子にかけた言葉。『ご近所物語』の中でもとりわけ心温まるシーン。この言葉に安堵した留里子は、「おかえりなさい」と言い返し涙を流す。それを見て実果子も貰い泣きをする。

ツトム「笑ってバンザイしてありがたく行って来い!」

子どものころピクニックでよく来た場所で放った一言。最後までロンドン留学に行くか迷っている実果子に対してのツトムの言葉。ツトム自身も、愛する人のために寂しさをこらえて、厳しい道に背中を押すシーン。この後、正式に実果子は留学を決意する。

実果子「手に入れたいのはハッピーエンドじゃない、鍛え抜かれたハッピーマインドだ」

最終話のフレーズ。ロンドン留学中の実果子の言葉である。ロンドンでの刺激的な日々に満足しながらもツトムのことを思い出し、物思いにふける実果子が努力を続けていこうという決意を新たにする言葉。実果子はこの言葉で明日もまたがんばろうと思うことができるのである。

『ご近所物語』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

『ご近所物語』と『Paredise Kiss』の繋がり

keeper
keeper
@keeper

Related Articles関連記事

NEW

NANA(ナナ)のネタバレ解説まとめ

『NANA』とは矢沢あいによる音楽と恋愛を描いた長編漫画。実写映画化、アニメ化もされた人気作。1999年から『Cookie』にて連載、2009年8月号から作者急病のため休載している。恋愛に生きる奈々と音楽に生きるナナのふたりを中心に、喜びや悲しみ、挫折と成功を繰り返す「夢の実現」と「現実の厳しさ」を感じさせる作品である。

Read Article

天使なんかじゃない(天ない)のネタバレ解説まとめ

『天使なんかじゃない』は、矢沢あいによる漫画作品。少女漫画雑誌『りぼん』1991年9月号から1994年11号まで連載された。全8巻の単行本に加え、完全版コミックス全4巻、文庫本全6巻、さらに全8巻の小説が刊行されている。1994年にはOVA化された。 創立されたばかりの私立聖(ひじり)学園の生徒会を舞台に、主人公冴島翠を中心とした生徒会の面々が繰り広げる、高校生の恋と友情を描いた青春群像劇である。ベテラン漫画家として知られる矢沢あいの出世作であり、その完成度から芸能人のファンも多い。

Read Article

目次 - Contents