ニコ・ロビン/ミス・オールサンデー(ONE PIECE)とは【徹底解説・考察まとめ】

ニコ・ロビン/ミス・オールサンデーとは、『ONE PIECE』に登場する海賊である。
主人公・ルフィ率いる『麦わらの一味』の考古学者。ハナハナの実の能力者で、自由に身体の一部を咲かせる事ができる。
考古学の聖地『オハラ』の唯一の生き残り。8歳にして考古学者になり、ポーネグリフの解読を可能にした天才。現状、ポーネグリフを解読できる唯一の存在であり、物語の中で重要な役割を担っている。

ニコ・ロビン/ミス・オールサンデーの概要

ニコ・ロビンとは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE』の登場人物。主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団の考古学者。

西の海(ウエストブルー)にあった考古学の聖地・オハラ出身。少なくとも8歳の頃には既に超人系悪魔の実「ハナハナの実」の能力者だった。身体の一部を自由にハナのように咲かせることができ、そのせいで島の子供達や面倒を見てくれている親戚にも気味が悪いと怖がられていた。そんなロビンを唯一受け入れてくれていたのが、クローバー博士を始めとする考古学者達だった。ロビンは彼らに倣い、8歳で考古学の博士号を取得。幼いロビンは正式な考古学者になれば、クローバー博士達が研究している歴史の本文(ポーネグリフ)の研究に参加させてもらえると期待していた。しかし歴史の本文は研究するだけで大罪。クローバー博士達は、ロビンを守るために決して研究の仲間には加えなかった。

そんな中オハラに悲劇が起きる。考古学者達が歴史の本文の研究を進めていることを知った世界政府最高機関の五老星は、海軍本部の軍団をオハラに差し向けた。そしてオハラが歴史を知りすぎてしまったとして「バスターコール」を発動。オハラはその日地図の上から消えた。その時ロビンはわずかな時間だ母親のニコ・オルビアと再会。オルビアと出会って海軍のやり方に疑問を持って海軍を辞め偶然オハラに流れ着いていた巨人のハグワール・D・サウロの手を借りて島からの脱出を図る。しかしサウロは当時海軍中将だった青キジ/クザンにやられてしまう。クザンもまた海軍のやり方に疑問を感じたため、その場ではロビンを見逃した。この時ロビンは歴史の本文(ポーネグリフ)の文字が読めることを海軍や世界政府に知られてしまい、8歳という幼い首に8,000万ベリーもの懸賞金がかけられてしまうこととなった。

20年後、ロビンは偉大なる航路で元王下七武海サー・クロコダイルと手を組み、犯罪会社B・W(バロックワークス)のエージェント、ミス・オールサンデーとして暗躍する。そこでルフィ達麦わらの一味と出会い、戦いを経て仲間となった。その後のウォーターセブン編では一度は一味を去ろうとしたが、自分のために命をかけて戦ってくれる”本当の仲間”を目の当たりして生まれて初めて”生きたい”と願いを口にする。そうしてロビンはルフィ達の”本当の仲間”となって、旅を続けていくのだった。

ニコ・ロビン/ミス・オールサンデーのプロフィール・人物像

異名:悪魔の子
コードネーム:ミス・オールサンデー(バロックワークス副社長時代)
年齢:28歳 → 30歳
身長:188cm
3サイズ:B99(Iカップ)、W59、H89 → B100(Jカップ)、W60、H90
懸賞金:7900万ベリー(オハラ消滅後) → 8000万ベリー(エニエスロビー脱出後) → 1億3000万ベリー(ドフラミンゴ討伐後)→ 9億3000万ベリー(ワノ国終了時点)
所属:オハラの考古学者 → 秘密犯罪会社バロックワークス副社長 → 麦わらの一味考古学者、麦わら大船団
所属船:ゴーイング・メリー号 → サウザンド・サニー号
悪魔の実:ハナハナの実(超人系)
出身地:西の海 オハラ
誕生日:2月6日(「ニ」コ・「ロ」ビン)
血液型:S型
夢:『空白の100年』の謎を解き明かすこと
好きな食べ物:サンドウィッチ、甘すぎないケーキ、コーヒーに合う物
嫌いな食べ物:ガム(のみこめないから)
得意料理:煮物、パエリア
好きな季節:春島の秋
イメージ動物:鶴
イメージナンバー:07、87(ハナハナ)
イメージカラー:紫
イメージマーク:周りに手が咲いている、紫の帽子をかぶったドクロ
イメージ国:ロシア
イメージ県:大阪府
イメージの花:カサブランカ
イメージ職業:客室乗務員
家族に例えると:母
ニオイ:花のニオイ
弱点:海(カナヅチ)
家族:ニコ・オルビア(母)

CV: 山口由里子、小林優子(山口休業時の代役)、永井杏(幼少期)

ルフィ率いる麦わらの一味の考古学者。
考古学の聖地『オハラ』の出身で、現状『歴史の本文(ポーネグリフ)』を読み解く事ができる唯一の人間。その為に世界政府から非常に危険視されている。世界政府が歴史から抹消した900年〜800年前の『空白の100年』の謎を解き明かす事を夢にしている。

容姿

ストレートの黒髪、筋が通った鼻、青い瞳が特徴で、整った顔立ちをしている。188cmという高身長で綺麗なプロポーションをしている。登場初期は褐色の肌だったが、物語が進む毎に色白になっていった。
初期の頃はハットやレザーの衣類を着用することが多かった。『新世界編』以降では、ウェーブがかかったロングヘアーをオールバックにし、バリエーション豊かな服を着るようになった。

性格

冷静沈着で、常識的な思考をしている。だが、過酷な人生を過ごしてきた事から物騒な発言をする事もある。
一時期はポーネグリフを解読する事だけが望みであった。『アラバスタ王国』のポーネグリフが自身が望んでいた物ではないと知った時には、生きることに疲れて命を絶とうとしていた。だが、ルフィに助けられて行動を共にする事になり、徐々にルフィ達を仲間として見るようになる。
『悪魔』として恐れられ、裏切りや迫害を受け続けた経験を持つロビンは、仲間として迎えてくれたルフィ達に大きな恩義を感じており、自分の命を捨ててでもルフィ達を守ろうとした事がある。『エニエス・ロビー』の一件の後では、ルフィ達を頼るようになり、「私には守ってくれる強い仲間がいるから。」と笑うシーンも見られた。

可愛いものが好きで、チョッパーの事を気に入っている。飴を持ち歩いており、それを時々チョッパーに与えているらしい。『パンクハザード』で人格が入れ替わってフランキーがチョッパーの肉体に入った時には、その言動や表情に不満を持ち「もう喋らないでほしい。二度と。」と辛辣な言葉を発していた。

天才であり、考古学の聖地『オハラ』の学者でも不可能だったポーネグリフの解読を子供ながらに可能にした。現状、ポーネグリフを読み解く事ができる唯一の人物で、非常に重要な役割を担っている。その為に世界政府から危険視されている。

ニコ・ロビン/ミス・オールサンデーの能力・悪魔の実

悪魔の実:ハナハナの実

超人系の悪魔の実で、あらゆる場所から自分の身体の一部を咲かせる事ができる。
敵の人体から手を咲かせて、関節技を極めて戦う事が多い。また、自分の目を咲かせて偵察する事もできる。咲かせた部位はロビンと同じ力を持つ。一本だとただの女性の腕なので非力だが、何十本、何百本にもなると力が増す。『新世界編』以降では、咲かすことができる数が大幅に上昇しており、無数の手や足を咲かせて巨大な手足を作り出す事ができる。また、ロビンそのものを咲かせる事も可能になっている。

咲かせた部位が受けたダメージは、ロビン本体に還元される。

ニコ・ロビン/ミス・オールサンデーの必殺技

ハナハナの実の能力を使って手や足を咲かせ、殴りつけたり、関節技を決める。技は『○○咲き(フルール)』という技名がつけられている事が多い。
『偉大なる航路編』で咲かせる事ができる手足の数はあまり多くなかったが、『新世界編』以降では咲かせられる手足の数が千を超えた。

renote.net

ニコ・ロビン/ミス・オールサンデーの来歴・活躍

過去

『オハラ』唯一の生き残りとなる

ロビンは西の海の『オハラ』という島に生まれた。
8歳のロビンはハナハナの実(あらゆるところから腕や足など、身体の一部を咲かす事ができる)を口にしており、それにより周囲の人物に気味悪がられていた。ロビンは嫌な言葉を投げかけられる事があったが、そんなロビンを守る両親はいなかった。ロビンは両親の親族の家に引き取られていたが、使用人のようにこき使われ、涙を流す事もあった。そんなロビンを受け入れてくれたのはオハラの考古学者たちであった。

ある日、ロビンが図書館兼、考古学研究所である『全知の樹』を訪れると、考古学者たちが「おめでとうロビーン!」と言って迎え入れた。ロビンは8歳にして博士号試験を満点で合格し、正式な考古学者を名乗る事を許されたのだった。オハラの考古学者・クローバー博士はロビンの頭を撫で「これ程の土地で考古学を学べる幸せを誇りに思い、この先もあらゆる文化の研究で世界に対し、貢献することを期待している。」と話した。ロビンは「博士!私は"空白の歴史"の謎を解き明かしたいの!歴史の本文(ポーネグリフ)を研究すれば、空白の100年に何が起こったかわかるんでしょ?」と話した。それを聞いたクローバー博士は驚き、「ぬおー!お前、なぜそんな事まで!歴史の本文(ポールグリフ)を解読しようとする行為は犯罪だと承知のハズだぞっ!」と話す。それに対し、ロビンは「だけど!みんな夜遅くに地下室で歴史の本文(ポーネグリフ)を研究してるじゃないっ!だから…ちゃんと考古学者になれたら、みんなの研究の仲間に入れて貰えると思って、私、頑張ったのに!」と今にも泣きそうな表情で答えた。ロビンはハナハナの実の能力により、クローバー博士達が地下でポーネグリフの研究をしているのを知っていたのだった。クローバー博士は神妙な面持ちで「確かに…学者と呼ばれる知識をお前は身につけたが…ロビン!お前はまだ子供だ!我々とて命掛けでやっている事なのだ…。800年前、これが世界の"法"となってから、現実に命を落とした学者達は星の数ほどおる…!いい機会だ。教えておくが…歴史上、古代文字の解読にこぎつけたのは唯一ここ『オハラ』だけだ。踏み込むところまで踏みこんだ我々はもう戻れない。『全智の樹』に誓え…!今度地下室に近づいたら、お前の研究所と図書館への出入りを禁ずる!いいな!」と告げた。それを聞いたロビンは涙ながらに全知の樹を去った。

翌日、海岸を歩いていたロビンは、波打ち際に倒れている巨人を発見する。ロビンに声をかけられた巨人は大声を出してロビンを怖がらせようとするが、全くロビンは動じていなかった。巨人は自分の事を他の人物に知らせないように頼んだ。するとロビンは「わかった。言わないよ。だって私、あなたにそんなに興味ないもん。」と表情を変えずに言った。その子供とは思えない言動に巨人は「ぷーっデレシ!デレシシシ!デレシ!」と言って笑い出した。それを見たロビンは「…ふふっ。あはははははは。変な笑い方っ!」と言って笑った。巨人は「おめぇ、笑うとかわいいねェか。もっと笑った方がええど。」と言ってまた笑った。巨人は「ワシはサウロという名だ!ハグワール・D・サウロだ。」と名乗った。ロビンが「D?」と聞くと、サウロは「ああ…これはよく知らんでよ。ウチの家系はみんなくっついとるんでよ。」と話した。
サウロはハナハナの実の能力を知っても驚きもせず、「ワシはグランドラインにおった事があるで。すげェ能力者いっぱい見たでよ。便利そうだなー。」と言うだけだった。サウロは「楽しかったら笑うでよ。という事は笑ってたら楽しくなってくるわけだで。お前、チビのくせに色々苦しそうだで。笑ったらええでよ!苦しいときは笑ったらええ!」と教えた。ロビンはサウロを真似して「デレシ!」と笑い、それを見たサウロも笑った。
その後、ロビンは食料をサウロに持っていくなどして親交を深めた。

ある日、怪我が癒えたサウロは島を離れるとロビンに話した。するとロビンは寂しそうな顔を浮かべた。それを見たサウロはもう少しこの島に留まると話し、ロビンを喜ばせた。その時、ロビンは『母親に連れて行ってもらう為に考古学者になった事』『母親が「空白の百年」「ポーネグリフ」を研究している事』をサウロに話した。それを聞いたサウロは驚愕し、ロビンに母親の名を聞いた。ロビンが「オルビア」と答えると、サウロは倒れ込んだ。サウロは「…!じゃあ、まさか…ここは『オハラ』という島では!?うわあ!大変だで!…なんてこった!何てこったワシは…!『オハラ』に流れついとったのか!…こうしとる場合でねェ…!大変だこりゃあ…。ロビン!おめェ驚くだろうが…ワシの言う事よく聞け…!このオハラという土地に…今!海軍の軍艦が向かって来とるハズだで…!この島の学者達を消し去る為だ!」とロビンに話した。
サウロはオハラに流れ着く前は海軍中将であり、ロビンの母親であるニコ・オルビアを捕らえた人物であった。ポーネグリフを解析する者は世界転覆を企む罪人とされているが、サウロにはオルビアが悪人だとは思えなかった。その後、サウロはオハラの考古学者達を消す為の『バスターコール(中将5人、軍艦十隻を集結させて何もかも焼き払う掃討攻撃)』に参加する様に命を受ける。それに納得できなかったサウロは、オルビアを連れて海軍を脱走し、海軍の追跡を振り払う為に戦っていた。サウロは「今すぐ町に行って異変がねェか見てくるでよ!もしかしたらお前の母ちゃんも帰って来とるかもしれん!」とロビンに話した。

全知の樹へと辿り着いたロビンは、クローバー博士達に「私のお母さん…ここに来た?」と問う。ちょっと前にオルビアは全知の樹に来ていたが、オルビアがロビンに会うつもりがない事を知っていた学者達は知らないフリをした(オルビアはロビンを罪人の子にしない為に会うつもりがなかった)。
その時、オハラには世界政府の船が向かっていた。クローバー博士はロビンに考古学者である事を隠すように言った。
その後、世界政府の人間達が駆けつけ、考古学者たちは全員捕らえられた。そこに世界政府の諜報機関『CP9』の長官であるスパンダインがオルビアを連れて現れる。スパンダインは全知の樹の地下から、ポーネグリフとその研究資料が発見されたと報告を受け、考古学者全員の死刑を宣告した。クローバー博士は「死ぬ前に『五老星(世界政府の最高権力者である5人の老人)』と…世界のトップと話をさせろ!この考古学の聖地『オハラ』が長きに渡り研究を続け、夢半ばながら"空白の100年"に打ち立てた仮説を報告したい!」とスパンダインに告げた。

通話が繋がり、クローバー博士と五老星との会話が始まった。
クローバー博士は「過去の人々がなぜわざわざ硬石のテキストを使い、それを未来へ伝えようとしたのか…。砕けぬ石に歴史を刻んで世界中にバラまいた…。ただ紙や本に書き残してもそのメッセージは根絶やしにされると考えたからではないか!?つまり、これを残した者達には明らかに"敵"がいたという証拠じゃ!その者達が何らかの"敵"に敗れ、滅亡したと仮定するならば、"敵"はその後の歴史に生き残っておるはずじゃ。奇遇な事に…"空白の100年"が明けた今から800年前、その時ちょうど誕生したのが『世界政府』。"滅びた者達"の"敵"がもし現在の『世界政府』ならば、"空白の100年"とは世界政府の手によってもみ消された不都合な歴史とも考えられる…!遥か昔の文献と、発見したいくつかの"歴史の本文(ポーネグリフ)"を読み解く事で我々はやがて一つの国の存在に気づいた…。跡形もないが文献の上に浮かび上がったのはある巨大な王国の姿…!かつては巨大な力を誇った様だが、その国の情報は執拗なまでにかき消されておる。おそらく後に『世界政府』と名乗る連合国の前に敗北を悟った彼らはその思想を未来へと託そうと全ての真実を石に刻んだのじゃ。それこそ現代に残る"歴史の本文(ポーネグリフ)"…!"古代兵器"はたしかに世界を脅かす!…だが!それ以上に歴史と共に呼び起こされるその王国の"存在"と"思想"こそが、お前達『世界政府』にとっての脅威なのではないのか!」と話した。そして「その脅威が何なのかは解き明かさねばわからんが、すべての鍵をにぎるかつて栄えたその王国の名は…」と話した所で銃声が鳴り響いた。五老星は「『オハラ』は…知りすぎた…!」と呟いた。
その後、スパンダインはバスターコールを発動させた。

母と再会したロビン

離れた所から様子を伺っていたロビンはクローバー博士の元に駆けつけると、クローバー博士は「避難船へ急げロビン…!」と話した。その時、全知の樹が燃え始め、考古学者達は貴重な文献を守る為に火を消しに走った。スパンダム達はバスターコールから逃れる為にオルビアを連れて引き上げようとした。
オルビアの姿を見たロビンは「お母さんですか…?私の…お母さんですか!?」と呼びかけた。だが、オルビアは「いいえ。…ごめんなさいね。人違いだと…思いますよ…。」と言って立ち去ろうとした。ロビンはそれでも「私!ロビンです!大きくなったけど…私を覚えてませんか!?ずっと帰りを待ってました!本当に…お母さんじゃないんですか?いつか…私、手をつないでもらって、一緒に歩いてほしいから…。私!…一生懸命勉強して考古学者になれたの!"歴史の本文(ポーネグリフ)"も読めるよっ!?だから一緒にいさせてお母さん!もう…一人にしないでください!」と続けた。オルビアは涙を止められず、その場にうずくまった。その時、軍艦からオハラに向けた砲撃が始まった。

スパンダインは部下に「(ロビンの)顔をよく覚えとけ!島から出さねェ様にな!」と話し、逃げ出した。ロビンはオルビアの手を握り「こうしたかった…。ずっと…。」と言って涙を流した。オルビアはそんなロビンを抱きしめ、「頑張ってたくさん勉強したのね。誰にでもできる事じゃない…。すごいわロビン!」と言った。ロビンは号泣してオルビアの肩にしがみついた。その時、サウロが現れる。オルビアはサウロにロビンを逃がすように頼んだ。それを聞いたロビンが「お母さん!離れたくないよ!やっと会えたのに!…わたしもここにいるっ!」と言うと、オルビアは「ロビン、オハラの学者ならよく知ってる筈よ。"歴史"は…人の財産。あなた達がこれから生きる未来をきっと照らしてくれる。だけど過去から受け取った歴史は次の時代へ引き渡さなくちゃ消えていくの。オハラは歴史を暴きたいんじゃない。過去の声を受け止めて守りたかっただけ…!私達の研究はここで終わりになるけど、たとえこのオハラが滅びても、あなた達の生きる未来を!私達が諦めるわけにはいかないっ!」と話した。サウロは泣き叫ぶロビンを連れて行った。オルビアは「生きて!ロビン!」と叫んだ。

サウロは海軍に見つかり、集中砲火を受ける。サウロはその中で「誇れ!ロビン!お前の母ちゃん立派だで!オハラは立派だでよ!この島の歴史は!いつかお前が語り継げ!ロビン!オハラは世界と戦ったんだでよ!」と話した。そしてサウロはロビンを陸地に置き、砲撃を仕掛けてくる軍艦を攻撃し始めた。ロビンは出航し始めていた避難船にハナハナの実の能力を使って手を伸ばして乗り込もうとする。すると船に乗っていた者達が「うわあああ!化け物だァ!」と大騒ぎを始め、ロビンは手を離してしまった。その時、スパンダインがロビンを見つけ「避難船!そのガキを乗せるな!そいつはチビでも考古学者!攻撃の対象となる者だ!」と告げた。サウロはスパンダインの船に攻撃しようとするが、それを海軍中将・クザン(後の海軍大将)が止めた。
サウロは「クザン…!おめェはこの攻撃に誇りが持てるのか!?おかしいでよ…!お前も知っとるハズだで!これは"見せしめ"だ…!その為にこのオハラを消すんだで!」と話すが、クザンは「それが今後の世界の為なら仕方ない。現に学者達は法を破ってんじゃない…!正義なんてのは立場によって形を変える。だからお前の"正義"も責めやしない。ただ、おれ達の邪魔をするなら放ってはおけねェ…!」と話した。その時、避難船が爆炎に包まれた。それは海軍中将・サカズキ(後の海軍大将)の軍艦による砲撃だった。サカズキは「万が一あの船に学者が一人でも潜んでいたら今回の犠牲の全てがムダになる…!"悪"は可能性から根絶やしにせねばならん!」と話していた。それを見たサウロは「これが正義のやる事か…!これでもまだ胸を張れるのかァ!」と叫んでクザンに攻撃を仕掛けた。そしてロビンを連れて逃げようとするが、ヒエヒエの実(自然系の悪魔の実。口にした者は『氷結人間』となり氷の力を得られる)の能力者であるクザンに足を凍らされてしまう。サウロはロビンに自身が作ったイカダで逃げるように言った。そして「よく聞けロビン…。今は一人だけどもよ…!いつか必ず"仲間"に会えるでよ!海は広いんだで…。いつか必ず!お前を守ってくれる"仲間"が現れる!この世に生まれて一人ぼっちなんて事は絶対にないんだで!」と語った。そして「走れロビン!振り返らずに…!苦しい時は…!教えたでよ!こうやって笑うんだで!デレシシシ!どこかの海で…必ず待っとる仲間に会いに行け!ロビン!そいつらと…共に…生きろ!」と言い、笑いながら氷漬けになった。

ロビンが向かった海岸にはクザンが先回りしていた。クザンは「徹底した正義は…時に人を狂気に変える。…お前をこの島から逃がす事にした…。サウロが守った"種"は一体何者に育つのか…。お前が誰を恨もうと勝手だが、今は命があっただけよかったと思え。この先は…なるだけ地味に生きるんだ。氷のラインを海に引いておいた。小舟でただまっすぐに進めば陸に辿り着く。そして覚えとけ。おれは味方じゃねェ…。お前が何かやらかせばお前を一番に捕らえに行く"敵"だ。」と告げた。
ロビンは小舟から燃え盛るオハラを眺めた。その時、ロビンはクローバー博士やオルビアの事を思い出していた。そして「苦しい時は笑ったらええ。」というサウロの言葉を思い出し「デレシ!デレシ!」と笑った。しかし、ロビンは笑い続ける事ができず、泣き叫んだ。

ロビンは脱出する所をスパンダインに目撃されていた。そしてポーネグリフを解読できる事で子供ながらに7900万ベリーの賞金首となった。
それからロビンは『悪魔の子』『生きてはいけない』と言われ、海軍に売られたり、迫害を受けながらも各地を転々としながらポーネグリフを探した。そしてある日、『古代兵器プルトン』を欲している王下七武海のサー・クロコダイルと出会った。

アラバスタ編

ルフィ達の仲間となったロビン

クロコダイルは『アラバスタ王国』で海賊などの悪者を倒す英雄として見られていた。しかし、その裏では秘密結社『バロックワークス』を結成し、そのバロックワークスの人間を使ってアラバスタでクーデターを起こそうとしていた。クロコダイルはアラバスタ王国にプルトンが眠っていると考えており、アラバスタ王国を牛耳ろうと考えていた。28歳になっていたロビンは、バロックワークスの副社長としてクロコダイルを補佐していた。

アラバスタ王国の女王ネフェルタリ・ビビはクロコダイルの企みに気づき、バロックワークスに潜入してクロコダイルを止めようとしていた。そんな中でビビはルフィ達と出会い、共にアラバスタへと戻った。クロコダイルの思惑通り、アラバスタではクーデターが起きた。そしてクロコダイルは王宮を襲撃して牛耳る事に成功した。ロビンはアラバスタの王ネフェルタリ・コブラと共にポーネグリフが眠る地下聖殿に向かった。後からやって来たクロコダイルは嬉しそうにポーネグリフの内容をロビンに尋ねた。クロコダイルはそのポーネグリフにプルトンの隠し場所が示されていると考えていたのだった。しかし、ロビンから語られたのはアラバスタの歴史だった。ロビンは「ここには歴史しか記されていない。」と話した。それを聞いたクロコダイルは「…そうか…残念だ。お前は優秀なパートナーだったが、ここで殺すとしよう。」と告げ、攻撃を仕掛けた。ロビンはその事態を想定しており反撃を行うが、クロコダイルに躱されて重症を負った。その時、コブラが地下聖殿を崩す支柱を抜きクロコダイルを生き埋めにしようとした。しかし、クロコダイルはスナスナの実(自然系の悪魔の実で、砂の力を得られる)の能力者であり、岩盤を砂に変えて脱出する事ができた。そこへルフィが現れ、クロコダイルと戦闘を行う。
ルフィは死闘の末にクロコダイルに勝利した。

ルフィはクロコダイルが使った毒に侵されていたが、ロビンがコブラ王に渡した解毒剤により救われた。
コブラ王は「なぜ嘘をついた。その石にはこの国の歴史など刻まれていない…!お前達の欲しがる"兵器"の全てが記してあったハズだ…!そのありかも…。クロコダイルにそれを教えていればあの時点で国はあの男のものになっていた。違うか?」と聞いた。それに対しロビンは「興味がないの…。国や人間が死のうが…生きようが…私にはそんな事どうでもいい。もとよりクロコダイルに"兵器"を渡す気もなかった。私が求めていたのは"真の歴史の本文(リオ・ポーネグリフ)"。世界中に点在する ポーネグリフの中で唯一"真の歴史"を語る石…!」と話した。そして「…もういいの…。20年…探し続けてこれ以上のポーネグリフの情報はない。…ここが最後の希望だった。そして…ハズレ。…ここでこのまま死ぬのならちょうどいい…。この道で生きて行く事に私は疲れた…。ただ"歴史"を知りたいだけなのに…。私の夢には敵が多すぎる。」と言って涙を流した。
その時、ルフィがロビンとコブラ王を抱えて聖殿から出ようとした。ロビンは「…ちょっと待って!私にはもう生きる目的がない…!私を置いていきなさい!」と叫ぶが、「何でおれがお前の言う事聞かなきゃいけねェんだ…!」とルフィは答えた。そうしてロビンは死に損なった。

その後、ロビンは麦わらの一味の船に潜んだ。そして一味がアラバスタ王国を出航した時に甲板に姿を見せて一同を驚かせた。ロビンは「私を仲間に入れて。死を望む私をあなたは生かした…。それがあなたの罪…。私には行く当ても帰る場所もないの。だからこの船において。」とルフィに話した。するとルフィは「何だそうか。そらしょうがねェな。いいぞ。」と二つ返事で答えた。仲間達はそんなルフィを批難するが、ルフィは「心配すんなって!こいつは悪い奴じゃねェから!」と言って笑った。こうしてロビンは麦わらの一味の船員となった。

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ONE PIECE(ワンピース)の海賊船・軍艦・客船・乗り物まとめ

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『ONE PIECE』は1997年から『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始された、尾田栄一郎による海賊を題材とした海洋冒険漫画。 世界中の海を海賊が行き交い、様々に活躍する大海賊時代。主人公モンキー・D・ルフィは海賊王になることを夢見て故郷を飛び出し、仲間と共に大海原へと、冒険の旅へと臨んでいく。 舞台が海洋であるだけに、作中には数多くの海賊団、海軍、民間の船乗りが登場し、それぞれが個別に個性豊かな船舶を所有している。本記事では『ONE PIECE』に登場する多種多様な船舶を紹介していく。

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ONE PIECE(ワンピース)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ONE PIECE』は、尾田栄一郎によって『週刊少年ジャンプ』に1997年34号より連載されている漫画作品。 時は大海賊時代。主人公「モンキー・D・ルフィ」は海賊王を夢見て、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を探しに海に出る、海洋冒険ロマン。夢への冒険、仲間たちとの友情といったテーマで展開される深いストーリー、心を動かす名言の数々は日本中のみならず海外でも高い評価を得ている。

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ONE PIECE(ワンピース)の海賊旗まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の海賊旗まとめ

『ONE PIECE(ワンピース)』とは、尾田栄一郎による漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品。 海賊王に憧れるモンキー・D・ルフィが「ひとつなぎの大秘宝(=ワンピース)」を見つけるために仲間と共に冒険を繰り広げる。迫力のあるバトルシーンだけでなく、ギャグシーン、仲間との友情を描いている。『ONE PIECE(ワンピース)』において、1つの海賊団につき1つの「海賊旗」が存在し、作中では様々な海賊旗が登場する。

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ONE PIECE(ワンピース)のモデル・元ネタ・由来まとめ【キャラクター・海賊・街・場所・建物】

ONE PIECE(ワンピース)のモデル・元ネタ・由来まとめ【キャラクター・海賊・街・場所・建物】

『ONE PIECE』(ワンピース)とは、尾田栄一郎による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。ひとつなぎの大秘宝「ワンピース」と「海賊王」の称号を求める少年モンキー・D・ルフィと、その仲間たちの冒険を描く。物語を彩る登場人物の多くは、実在の海賊や俳優、ゲームのキャラクターなどから着想を得ている。ルフィたちが訪れる土地も実際に存在する場所をモチーフとしており、作品には不思議な現実感が伴うこととなった。

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ONE PIECE(ワンピース)の古代兵器の正体・場所まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の古代兵器の正体・場所まとめ

古代兵器とは、『ONE PIECE』に登場する、神の名前を冠する三つの兵器の総称。「プルトン」、「ポセイドン」、「ウラヌス」の三つからなる兵器だ。その威力は島一つを消し飛ばすとも、世界を海に沈めるとも言われており、恐れられている。古代兵器の所在や詳細は、「歴史の本文(ポーネグリフ)」に記されている場合が多い。そのため世界で唯一「歴史の本文」を読むことができる麦わら海賊団の考古学者ニコ・ロビンは、「古代兵器復活の鍵」として世界政府から危険視されている。

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ONE PIECE(ワンピース)の海軍まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の海軍まとめ

海軍とは、尾田栄一郎の漫画作品『ONE PIECE』に登場する海上治安維持組織である。海軍本部は「偉大なる航路(グランドライン)」の三大勢力の一つとして世界の均衡を保っている。主な任務は海賊を始めとする違法行為の取り締まりや罪人の逮捕で、悪魔の実の能力者、覇気使いといった猛者が多く所属する。「正義」の名のもとに民間人を守る立場だが、海兵の中には自らの正義を暴走させる者、正義よりも己の利益や権威を重視する者もいる。不都合な事実の隠蔽や奴隷売買の黙認など、海軍には闇も多い。

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ONE PIECE(ワンピース)の全海賊団の船長・メンバーまとめ

ONE PIECE(ワンピース)の全海賊団の船長・メンバーまとめ

尾田栄一郎によって描かれた世界的大ヒット漫画『ONE PIECE』。作中では「四皇」を筆頭に、実に多くの海賊たちが日々しのぎを削っている。本記事では『ONE PIECE』に登場する海賊団の船長やメンバーの情報を、「四皇」「王下七武海」「超新星」のほか、アニメ・映画オリジナルなどジャンルごとにまとめて紹介する。

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ONE PIECE(ワンピース)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

『ONE PIECE』とは、尾田栄一郎による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。海賊王の称号とひとつなぎの大秘宝「ワンピース」を目指し、主人公のモンキー・D・ルフィと仲間たちが冒険をする。王道的な少年漫画要素と社会問題を絡めた作品で、『週刊少年ジャンプ』の看板作品である。作中には、実在するものから架空のものまで多くの料理、食べ物、飲み物が登場する。冒険や感動で胸を躍らせ、登場する料理や食べ物に思いをはせるのも楽しみの一つだ。

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ONE PIECE(ワンピース)のポーネグリフ(歴史の本文)まとめ

ONE PIECE(ワンピース)のポーネグリフ(歴史の本文)まとめ

ポーネグリフ(歴史の本文)とは、『ONE PIECE』(ワンピース)に登場するアイテムで、隠蔽された世界の秘密について記された謎の碑文である。 砕くことも割ることも溶かすこともできない特殊な石に古代文字で刻まれており、これを解読すること自体が世界政府から危険視される要因となる。国家を挙げて解読に取り組んだオハラは海軍の総攻撃で国ごと滅ぼされている。その内容は世界政府がひた隠しにする“空白の100年”に関するもので、“ひとつなぎの大秘宝”と呼ばれる宝の在処を示すものともされている。

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ONE PIECE(ワンピース)の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

尾田栄一郎によって描かれた大ヒット漫画『ONE PIECE』。本作は綿密なストーリーの中にちりばめられた様々な伏線や謎が多いことでも知られている。ルフィを始めとした海賊たちが目指す「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」の正体や、「ジョイボーイ」など物語の根幹にかかわる大きな謎のほか、登場キャラクターの血縁関係など多岐にわたる。本記事では『ONE PIECE』に登場した伏線や謎に関して、解決済みのものと未解決のものをまとめて紹介する。

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ONE PIECE(ワンピース)の懸賞金ランキングまとめ

ONE PIECE(ワンピース)の懸賞金ランキングまとめ

懸賞金(ONE PIECE)とは、『ONE PIECE』(ワンピース)に登場する用語で、作中に登場する海賊たちの中でも“特に勢力などが強大な者”の捕獲もしくは殺害が成功した場合に世界政府から与えられる報酬である。 金額は世界政府にとっての脅威度の高さとほぼイコールとなっているが、個人としての戦闘力もそこに含まれる。社会への影響力も重視されるため、それほど悪事をしていなくても高額の懸賞金をかけられる。懸賞金をかけられるようになって初めて、海賊としては1人前の扱いとなる。

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ジャンプの歴代ヒロインまとめ

ジャンプの歴代ヒロインまとめ

日本でもっとも発行部数の多い漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』は、人気でも知名度でも漫画という文化の頂点に位置する存在であり、幾多の傑作を生み出してきた。少年漫画であるだけにほとんどの作品の主人公は男性キャラクターだが、彼らを盛り立てるヒロインもまた魅力的な造形の人物ばかりである。 大人に子供、主人公に守られるだけの存在から共に戦う相棒、正規のヒロインを蹴散らして主人公と結ばれた者、“少年漫画”の常識を超えたヒロインかつ女性主人公というタイプ。ここでは、ジャンプ作品を彩ったヒロインたちを紹介する。

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ONE PIECE(ワンピース)のアニメオリジナルキャラクターまとめ

ONE PIECE(ワンピース)のアニメオリジナルキャラクターまとめ

『ONE PECE』とは、尾田栄一郎による海洋冒険漫画作品である。1997年より『週刊少年ジャンプ』で連載開始。王道的な少年漫画の要素、独自の世界観からたちまち人気を博し、1999年からフジテレビ系列でアニメ化された。敵、味方共に個性と魅力に溢れたキャラクターが多い。長きに渡るアニメ放送、10を超える劇場版作品においては、オリジナルのキャラクターも多数登場。物語を盛り上げている。

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ONE PIECE(ワンピース)の異名・通り名・二つ名・別名まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の異名・通り名・二つ名・別名まとめ

『ONE PIECE』(ワンピース)とは、尾田栄一郎による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。海賊王の名称と、ひとつなぎの大秘宝「ワンピース」を目指し、主人公モンキー・D・ルフィが仲間たちと冒険を続ける物語。本編には広く世に名を轟かせる海賊や海兵が多く登場する。彼らはその特徴や能力を元にした異名、通り名、二つ名、別名を持つ。麦わら帽子を被ったルフィが「麦わらのルフィ」と呼ばれるように、異名は各人の特徴を示し、キャラクターの魅力を一層味わい深いものにする。

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ONE PIECE(ワンピース)の巨兵海賊団まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の巨兵海賊団まとめ

尾田栄一郎による大ヒット漫画『ONE PIECE』。作中ではおよそ百年前、強大な力を持った巨人たちによって構成された「巨兵海賊団」が世界を震撼させたと言及されている。「山ひげ」ヤルルと「滝ひげ」ヨルルが創り上げ、後に「赤鬼」のドリーと「青鬼」のブロギーに受け継がれた。しかしドリーとブロギーの些細な諍いによって海賊団は自然消滅してしまう。船員だったオイモとカーシーは二人を探しに出た先で海軍に捕まり、50年間に渡ってエニエス・ロビーの門番を務めていた。

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ONE PIECE(ワンピース)の生物・植物・種族まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の生物・植物・種族まとめ

『ONE PIECE(ワンピース)』は、世界的な人気を誇る少年漫画。海賊を題材としており、世界の大半が海である架空の世界が舞台だ。作中では様々な生物や植物、種族が登場し、ユニークでオリジナリティ溢れる世界観を引き立てる。海が舞台であるため水棲生物が多いが、各島特有の陸上生物や鳥類も多数登場。植物も面白い特性を持つものが多く、人々の生活を支えている。人間以外の種族も登場し、見上げるほど大きな巨人族から、手のひらに乗る小人族まで活躍する。

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ONE PIECE(ワンピース)の病気・奇病まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の病気・奇病まとめ

大人気海賊漫画『ONE PIECE(ワンピース)』の作中には、様々な病気・奇病が登場する。それらの中には「壊血病(かいけつびょう)」のように実在するものもあれば、「樹熱(きねつ)」や「珀鉛病(はくえんびょう)」のように『ONE PIECE』にだけ登場する架空のものも存在する。架空の病気の多くは、モデルとなっている現実の病気もあり、読者の間でも考察が繰り広げられている。またウソップの持病「~してはいけない病」やボア・ハンコックの「恋煩い」など、ユニークな病気も多数登場する。

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世界の甲板から(ONE PIECE扉絵連載)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

世界の甲板から(ONE PIECE扉絵連載)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「世界の甲板から」とは、少年漫画『ONE PIECE』(ワンピース)の各話の扉絵を利用して描かれる、短期集中の連載「扉絵連載」の第十九弾。全48話で構成されており、単行本62巻から68巻に収録されている。マリンフォード頂上戦争から2年。主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わらの一味は、それぞれの修行を終えて、再びシャボンディ諸島へ集結した。麦わらの一味完全復活を高らかに謳う新聞は、全世界に届けられ、ルフィ達が今まで出会った人々は、その報に様々な反応を見せるのだった。

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ONE PIECE(ワンピース)の西の海(ウエストブルー)まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の西の海(ウエストブルー)まとめ

『ONE PIECE(ワンピース)』とは、尾田栄一郎の描く、海賊を題材にした少年漫画。『ONE PIECE』は、世界の大半を海が占める架空の世界が舞台であり、偉大なる航路(グランドライン)と呼ばれる特殊な海と、その他大きく4つの海が存在する。そのうちの一つが麦わら海賊団の考古学者ニコ・ロビンや音楽家ブルックの出身の海でもある西の海(ウエストブルー)だ。考古学の聖地オハラという島があった海であり、海軍の総攻撃「バスターコール」の発動が発動された海でもある。

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ONE PIECE(ワンピース)の組織・団体まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の組織・団体まとめ

『ONE PIECE(ワンピース)』は、漫画家・尾田栄一郎が描く、海賊を題材とした少年漫画。作中では海賊や海兵、賞金稼ぎなど様々な職種や立場の人間が登場し、その多くは組織や団体に所属している。また民間人が所属するユニークな会社も登場し、物語を彩っている。中でも巨大な組織は「世界政府」。天竜人(世界貴族)の先祖が設立した世界の平和と秩序を守るための組織であり、海軍や司法の島エニエス・ロビー、大監獄インペルダウンなどが配下にある。

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ONE PIECE(ワンピース)の北の海(ノースブルー)まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の北の海(ノースブルー)まとめ

『ONE PIECE(ワンピース)』とは、尾田栄一郎の描く、海賊を題材にした少年漫画。『ONE PIECE』は、世界の大半を海が占める架空の世界が舞台であり、偉大なる航路(グランドライン)と呼ばれる特殊な海と、その他大きく4つの海が存在する。そのうちの一つが麦わら海賊団コックのヴィンスモーク・サンジや最悪の世代の1人トラファルガー・ローの出身の海でもある北の海(ノースブルー)だ。ローの出身地フレバンス王国が「珀鉛病」で滅亡した話は、『ONE PIECE』の中でも印象的なエピソードである。

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ONE PIECE(ワンピース)の南の海(サウスブルー)まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の南の海(サウスブルー)まとめ

『ONE PIECE(ワンピース)』とは、尾田栄一郎の描く、海賊を題材にした少年漫画。『ONE PIECE』は、世界の大半を海が占める架空の世界が舞台であり、偉大なる航路(グランドライン)と呼ばれる特殊な海と、その他大きく4つの海が存在する。そのうちの一つが麦わら海賊団の船大工フランキー/カティ・フラムや最悪の世代の一人ユースタス・”キャプテン”キッドの出身の海でもある南の海(サウスブルー)だ。ルフィの義兄であるポートガス・D・エースの生まれた島バテリラもこの南の海にある。

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ONE PIECE(ワンピース)の相性・弱点・上下関係まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の相性・弱点・上下関係まとめ

『ONE PIECE(ワンピース)』とは、海賊を題材とした、漫画家・尾田栄一郎が描く少年漫画。登場人物はみな個性豊かなキャラクターであり、その性格上、中には相性や弱点、上下関係がハッキリしている人物達もいる。ヴィンスモーク・サンジの弱点が女性であり、実力はあるのに敵が女性だった場合、サンジが絶対に勝てないというのは有名な話だ。また作中には、「悪魔の実」という食べれば人知を超えた力が手に入る不思議な果物が登場し、それぞれの能力についても相性や弱点、上下関係がある。

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ONE PIECE 東の海編(イーストブルー編)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ONE PIECE 東の海編(イーストブルー編)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ONE PIECE(ワンピース)』 とは、尾田栄一郎による海洋冒険漫画で、東の海編(イーストブルー編)はその序章に当たる編である。海賊王を目指す主人公モンキー・D・ルフィの船出から、仲間たちとの出会い、強者たちが鎬を削る「偉大なる航路(グランドライン)」への突入までを描く。大まかな世界観の説明がなされた他、世界政府公認の海賊「王下七武海」や、東の海で名を馳せながらグランドラインから敗走してきた海賊など、まだ見ぬ脅威の一端も描かれており、その後の冒険を読者に期待させる。

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ONE PIECE(ワンピース)の劇場版・映画作品まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の劇場版・映画作品まとめ

『ONE PIECE(ワンピース)』とは、世界的な人気を誇る尾田栄一郎による少年漫画。1997年に『週刊少年ジャンプ』にて連載を開始し、2年後の1999年にTVアニメがスタートした。翌年の2000年にシリーズ初の劇場版『ONE PIECE』が公開され、21.6億円の興行収入を記録。そこから不定期に劇場版が作成・公開されるようになった。劇場版15作品目となる『ONE PIECE FILM RED(ワンピース フィルム レッド)』は興行収入100億円を超える大ヒットを記録している。

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ONE PIECE(ワンピース)の気象・自然現象まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の気象・自然現象まとめ

大人気海賊漫画『ONE PIECE(ワンピース)』は、主人公モンキー・D・ルフィが仲間達と大海原を冒険する物語である。作中では、現実では考えられない気象や自然現象が発生し、ルフィ達の行く手を阻む。島一つを吹き飛ばすほどの威力を持つ天を衝く海流「突き上げる海流(ノックアップストリーム)」や、島一つを飲み込み半壊に追い込む大津波「アクア・ラグナ」など、その規模は想像を絶する。また飴玉が降りしきる「飴玉雨(あめだまあめ)」のようなファンタジー要素たっぷりなユニークな気象も、読者を楽しませてくれる。

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ONE PIECE(ワンピース)の電伝虫まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の電伝虫まとめ

電伝虫(でんでんむし)とは、漫画家・尾田栄一郎が描く、大人気海賊漫画『ONE PIECE』(ワンピース)に登場する生物の1つ。電波(念波)で他の個体と交信する性質を持つカタツムリのような生物で、『ONE PIECE』の世界で欠かすことができない通信手段である。もともと野生の生物で、受話器などは人間が後付けしている。擬態機能があり、人間が受話器に喋ると、受信側の個体が喋っている人間の声や表情を真似する性質があり、同じ電伝虫でも使用者によって外見が異なっている場合が多い。

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ONE PIECE(ワンピース)の武装色の覇気が使えるキャラクターまとめ

ONE PIECE(ワンピース)の武装色の覇気が使えるキャラクターまとめ

「覇気」とは、尾田栄一郎による漫画『ONE PIECE』に登場する意志の力である。「武装色の覇気」はその1つで、気合により「見えない鎧をまとう」イメージを持つことで攻撃力、防御力が飛躍的に向上する。鍛えようによっては細身の女性でも鋼鉄の壁に穴を開け、炎や雷撃にも耐える防御力を得る。使用者の体のみならず武器にも纏わせることができ、ただの矢に鋼鉄並みの硬度を与えるとも可能。武装色の覇気使用時、覇気を纏わせた部分、武器が黒く硬化する。

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世界の甲板から 5億の男編(ONE PIECE扉絵連載)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

世界の甲板から 5億の男編(ONE PIECE扉絵連載)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「世界の甲板から 5億の男編」とは、少年漫画『ONE PIECE』(ワンピース)の各話の扉絵を利用して描かれる、短期集中の連載「扉絵連載」の第二十二弾。全25話で構成されており、単行本80巻から83巻に収録されている。 登場人物は、主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わらの一味のメンバーに縁のある人物。それぞれの故郷にいる関係の深い人物達に加え、新世界編に入る直前から入った直後あたりで関わったキャラクターが多数登場する。

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