ラング・ラングラー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ラング・ラングラーとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part6『ストーン・オーシャン』の登場人物で、グリーン・ドルフィンストリート刑務所に収監された男囚である。唾を吐きつけた相手と、相手が触れたものを無重力状態にするスタンド能力「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」の影響に備え、奇抜な恰好をしている。物語最大の敵・プッチ神父を手伝いつつ、彼をも出し抜こうとする自信と目的を果たす為に最適な行動が取れる性質を持つ。その能力と性質で、主人公の徐倫と彼女の仲間であるウェザーを一時追い詰めた。

『ストーン・オーシャン』の主人公。恋人のひき逃げの罪を擦り付けられ、無実の罪でグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に収監された。スタンド能力は、肉体を糸に変え、自在に操る「ストーン・フリー」。
ディスク化されて抜き出された父・承太郎のスタンド能力を守っていた。ラング・ラングラーは、伝書鳩のサヴェジ・ガーデンに承太郎のディスクを託そうとしていた徐倫とウェザー・リポートを尾行し、ディスクを奪おうとした。
ラング・ラングラーは一度は徐倫に逃げられるが、唾がかかったことで彼女をジャンピン・ジャック・フラッシュの能力支配下に置くことに成功し、ディスクを奪うことができた。
しかし、ウェザー・リポートの機転と徐倫の能力で、ラング・ラングラー自身も無重力空間の中に引き込まれてしまう。能力を解除しようとしたラング・ラングラーだが、徐倫によるラッシュを受け再起不能となる。

ウェザー・リポート

グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所の男囚で、徐倫の仲間。記憶を失った状態で刑務所にいる。スタンドは天候を自在に操る能力「ウェザー・リポート」。本名が不明なため、スタンド名で呼ばれている。
徐倫と共に、中庭でサヴェジ・ガーデンに承太郎のディスクを託すところを襲われた。無重力状態では血液が常温で沸騰してしまうので、それを防ぐ為にウェザー・リポートで雲のスーツを作り、血液の沸騰を防いだ。ただし、スーツの効果は2分だけ。一度ジャンピン・ジャック・フラッシュの能力で雲のスーツが破壊されるが、捨て身でスーツの残骸を徐倫に移したことでラング・ラングラーを撃破するに至った。

エンリコ・プッチ神父

ラング・ラングラーにスタンド能力「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」を与えた人物。表向きはグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所で囚人の懺悔を聞く神父だが、真の目的はかつて友人のDIOから聞かされた「天国へ行く方法」を探ることであった。他者の記憶とスタンド能力をディスク化して抜き出すスタンド、ホワイト・スネイクを持ち、自身の能力でDIOを倒した空条承太郎の記憶を奪い、天国へ行く方法を読み取ろうとした。
自身の目的の為、刑務所内に味方となるスタンド使いを増やしている。ラング・ラングラーもまた、彼の味方にする為にスタンド能力を与えられた一人であった。ラング・ラングラーは、プッチ神父に利用され、徐倫から承太郎のディスクを奪うよう命じられる。しかし、ラング・ラングラーはただ操られることに甘んじる気はなく、ディスク回収の任務の後はホワイトスネイクの本体を知ってその寝首をかき、無敵となって脱獄をしようと目論むようになるのだった。
結局、ラング・ラングラーはウェザーと徐倫によって再起不能になり、プッチ神父を倒すことはできなかった。

ラング・ラングラーの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』。最高だな。どんなヤツだろうと負ける気がしない」

スタンド能力でウェザーの雲のスーツを破壊し、ネズミの血の目潰しで徐倫の行動を封じたラング・ラングラーは、「『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』。最高だな。どんなヤツだろうと負ける気がしない」と呟く。ホワイトスネイクに与えられた能力だが、その性質を理解し、応用した彼は、強い自信を持つようになる。ラング・ラングラーの頭の回転と、前向きな性質が垣間見えるセリフである。

「ホワイトスネイクだってその気になれば倒せるぜ…このオレがなああああ」

徐倫に止めを刺したと確信したラング・ラングラーは、「ホワイトスネイクだって倒せるぜ…このオレがなああああ」と独り言を言い、承太郎のディスクを渡すついでにホワイトスネイクの本体を探ろうとした。ホワイトスネイクにディスクと任務を与えられたスタンド使いは、多くがホワイトスネイクに逆らうようなことはしない。しかし、ラング・ラングラーは彼をも倒す野心を見せるのだった。他のスタンド使いにはないラング・ラングラーの個性が伺える。

「このビンの中の『酸素』みてーにどんどん湧いてくるぜッ!久々に人をブッ殺してぇというあの時の気持ちがよオオオオオオオオオーッくらえッ!てめーの白い皮膚にガラスで墓碑銘を刻んでやるッ!」

オキシドールと二酸化マンガンで酸素を作ったラング・ラングラーは、「このビンの中の『酸素』みてーにどんどん湧いてくるぜッ!久々に人をブッ殺してぇというあの時の気持ちがよオオオオオオオオオーッくらえッ!てめーの白い皮膚にガラスで墓碑銘を刻んでやるッ!」と叫んで徐倫の雲のスーツを破壊し、彼女を倒そうとした。
基本的に、ラング・ラングラーは最適かつ最低限の行動をとり、余計なことはしない。その一方で、キレると見境なく行動してしまう一面もある。
この言葉を口にした時、彼は怒りと野心でキレた状態にあり、69回も女性教師を刺した時と同じく凶暴かつ周りが見えなくなっていた。結果、徐倫に倒されることとなる。

ラング・ラングラーの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

ラング・ラングラーの名前の元ネタである「ラングラー」はジーンズのブランド

ラング・ラングラーの名前の元ネタは、「Wrangler」というジーンズのブランドである。アメリカにおいてはリーバイスやリーといった有名ブランドと肩を並べる大手で、著名人にも広く愛されている。

スタンド名の「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」の元ネタはローリング・ストーンズの曲「Jumpin’ Jack Frash」

ラング・ラングラーのスタンドであるジャンピン・ジャック・フラッシュの元ネタは、イギリスのロックバンド・ザ・ローリング・ストーンズの楽曲「Jumpin’ Jack Frash」である。1968年に本国イギリス、並びにアメリカでリリースされた。「サティスファクション」と並ぶ代表曲に数えられており、コンサートでは必ず演奏される。

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