トラファルガー・ロー（ONE PIECE）とは【徹底解説・考察まとめ】

見捨てられた国『フレバンス王国』で育つ

ローは北の海にあるフレバンス王国に生まれついた。ローは医者の両親と妹と幸せに暮らしていた。ローは幼少の頃から両親から医学を学んで育った。ローが育ったフレバンスの地中には「珀鉛」と呼ばれる白い鉛が採れた。フレバンスの建物は珀鉛に覆われており「白い町」と呼ばれていた。珀鉛は食器、塗料、甘味料などに使用することができ、莫大な利益を生んだ。世界政府もその事業に加わって金を得るようになった。しかし、実は珀鉛には毒があった。世界政府はその事実にとっくに気づいていたが、珀鉛が生み出す金の為にその事実をフレバンスを知らせる事はなかった。やがてフレバンスの人々は「珀鉛病」という病にかかった。珀鉛病は皮膚や髪が白く染まり、やがて死に至るという病であり、治療法は確立されていなかった。
珀鉛病は伝染することはなかったが、世界政府は伝染病だと思い込みフレバンスを隔離した。フレバンスから外に逃れた人物もいたが、珀鉛病を患っている者は迫害されて殺害された。どうすることもできないフレバンスの住民たちは武器を取って戦争を仕掛けたが、周辺諸国はそれにより大義名分を得て、フレバンスの住民たちを焼き払った。こうしてフレバンスは滅びてしまう。ローは死体の山の中に隠れて国境を超えた。ローはフレバンスの唯一の生き残りであった。

ドンキホーテファミリーへの加入

ローは王下七武海であるドンキホーテ・ドフラミンゴの元へ現れ、ファミリーに加えるように頼んだ。ローは全身に爆弾を巻き「目に入るものを全部壊したい…！」と話した。ドフラミンゴはそんなローを気に入り、ファイリーに迎えた。それからローはドフラミンゴファミリーのメンバーに砲術、体術、剣術など、戦闘に関する英才教育を叩き込まれた。そんな中、ドフラミンゴファミリーの幹部であるコラソンはローに冷たく、事ある毎にローに暴力を振るった。ローはその仕返しにコラソンを背後から刺したが、コラソンはその事について何の報復もしなかった。

ある時、ローはドフラミンゴファミリーの一員であるベビー5とバッファローにトラファルガー・D・ワーテル・ローという本名を教えた。ローは「『D』は隠し名で『ワーテル』は忌み名、本当の名前は本来ならば教えてはならない。」と話した。それを聞いていたコラソンはローを人気のない場所に連れて行った。ローはその時初めてコラソンの声を聞いた（コラソンはファミリーの誰とも一度も話さなかった）。コラソンは「…さっきの話は本当か？隠し名"D"…それが本当なら出ていけ。ドフィ（ドフラミンゴの事）から離れろ！ローお前は…！あいつと一緒にいちゃいけねェ人間だ！」と話した。ローが詳しい事情を聞くと、コラソンは「おれの故郷では子供はこうしつけられる。『行儀の悪い子は"ディー"に食われてしまうぞ。』しばしば世間で名を上げる"D"の名を持つ者達に対し、老人たちは眉をひそめてつぶやく。「"D"はまた嵐を呼ぶ」…！」「そしてある土地では"Dの一族"をこう呼ぶ者達もいる…！"神の天敵"」と続けた。コラソンは凶悪なドフラミンゴを止める為にファミリーの一員となっていた。ローに暴力を振るうのは、子供であるローをファミリーから追い出すためだった。
その時、ローの命は後一年ほどになっていた。コラソンは「ローのビョーキをなおしてくる。」という書き置きを残し、嫌がるローを縛り付けて旅に出て、珀鉛病の治療法を探した。

コラソンはいくつも病院を回るが、ローが珀鉛病に侵されていることを知った医者はローを迫害した。コラソンはそんな医者たちを殴り飛ばした。ローは「コラソン…治るどころか…おれつらい。」と言って泣いた。コラソンはそんなローを「泣き言いうな！次こそ治る！治るか死ぬか！命の瀬戸際だ！ふんばれ！」といって励ました。ある夜、コラソンは寝ているローの隣で「まだ幼いクソガキがよ…「俺はもう死ぬ」なんてーかわいそうで…！あん時お前おれを刺したけど…痛くもなかった…！痛ェのはお前の方だったよな…かわいそうによォ…！」と言って涙を流した。目を覚ましていたローはコラソンの言葉を聞いて泣いた。それからローはコラソンになつくようになった。
ある時、ドフラミンゴからコラソンに連絡が入った。ドフラミンゴはオペオペの実を海軍に売り渡そうとしている海賊の情報を突き止めていた。ドフラミンゴはコラソンがオペオペの実を食えばローの珀鉛病を治せると話した。コラソンは実は海軍に所属しており、現在はスパイとしてドフラミンゴファミリーに入っていた。コラソンは海軍のセンゴクに連絡を取り、オペオペの実の取引の情報を聞き出した。コラソンは既に自身がスパイだという事をドフラミンゴが知っていると思っていた（コラソンがファミリーを去ってからドフラミンゴが海軍の襲撃を受ける回数が激減している）。コラソンはドフラミンゴが自身の命を使って不死になろうとしている事を悟った（オペオペの実は術者の命と引き換えに不老手術を行う事ができる）。コラソンはオペオペの実をローに食わせる事を決めた。

コラソンとの別れ

「ナギナギの実（無音にすることができる悪魔の実）」の能力者であったコラソンは、オペオペの実を所持している海賊のもとに侵入した。そしてローにオペオペの実を食わせた。しかし、コラソンは多数の銃撃を受けており、倒れてしまう。コラソンはローにドレスローザについての情報文書を預け、それを海兵に渡すように頼んだ。そしてその後に2人で脱出しようと言った。ローは近くにいた海兵に情報文書を渡したが、瀕死のコラソンを助ける為に海兵をコラソンの元へ連れて行った。しかし、その海兵はドフラミンゴの命令で海軍に潜入していたヴェルゴであった。
裏切り者だということが明らかになったコラソンはヴェルゴによる制裁を受ける。その時、ヴェルゴにドフラミンゴから通信が入った。ドフラミンゴはコラソンがオペオペの実を奪った事を知っており、激怒していた。通信の隙をついて逃げたコラソンは、ローを宝箱に入れ、ナギナギの実でローの音を消した。コラソンは「ドフィの狙いはお前と"オペオペ"の能力だ。おれはドフィと血を分けた兄弟。そりゃブチ切れられるだろうが…殺されやしねェよ。じゃ…となり町で落ち合おう。」と話した。コラソンは最後に「おい、ロー。愛してるぜ！」と言って笑った。
その後、ローはやって来たドフラミンゴ達にコラソンが痛めつけられるのを宝箱の中で聞いていた。コラソンはドフラミンゴに「ローはお前にゃ従わねェぞ…ドフィ。年後に死ぬって"運命"にあいつは勝ったんだ…！自分を見失い"狂気の海賊"の元へ迷い込んだあの日のローじゃねェ。破壊の申し子の様なお前から得る物は何もない！もう放っといてやれ！あいつは自由だ！」と話した。ドフラミンゴはそんなコラソンを何度も銃撃した。
海軍が来てドフラミンゴが逃げ出した後、ローは涙ながらに島を後にした。

その後、ローはコラソンの復讐を果たす為、ドフラミンゴの元へと戻った。

ドフラミンゴとの戦い

ローはルフィと一緒にドフラミンゴの元へたどり着き、戦いを始める。
ローは自身が"D"の名を持っている事を教えた。ローは「ガンマナイフ」をドフラミンゴに叩きつけ、ドフラミンゴの内部を破壊しようとした。しかし、ドフラミンゴはイトイトの実の力で傷を修復してしまう。ローはドフラミンゴに押され窮地に陥った。ルフィはローに止めを刺そうとするドフラミンゴを止め、ドフラミンゴと戦いを始める。ローはドフラミンゴファイリーの幹部であるトレーボルを撃破するも、トレーボルの自爆に巻き込まれて大ダメージを受ける。それにより、ドフラミンゴを倒す事をルフィに任せた。
そしてルフィは「ギア4」を使いドフラミンゴを倒した。

戦いが終わった後、ローはコラソンの上司だったセンゴクと話をした（センゴクは後始末の為にやって来た）。
センゴクはオペオペの実の取引があった時、コラソンに近づかないように忠告していた。しかし、コラソンはセンゴクの言う事を聞かなかった。センゴクはコラソンの死亡報告を聞いて涙を流していた。
センゴクはコラソンがローの為に任務を放棄し、死亡した事を確認した。ローは「本当は2人で逃げる筈だった！おれはあの人から「命」も「心」も貰った！大恩人だ！だから彼に代わってドフラミンゴを討つ為だけに生きてきた！」と言った。ローは「だが、これがコラさんの望む"D"の生き方なのかわからねェ。"麦わら"と同じ様に…おれにもその隠し名がある…！あんたは"D"について何か知ってんじゃねェか？」と尋ねた。センゴクは「…さァな。…だが少なくともロシナンテ（コラソンの本名）は何も知らない筈だ…。つまりその為にお前を助けたわけじゃない。受けた愛に理由などつけるな！私がまだ現役ならお前を檻にブチ込んでゆっくり話したが…。ロシナンテの思い出を共有できる唯一の男が"海賊"のお前とはな…！どうしても奴の為に何かしたいのなら、互いにあいつを忘れずにいよう…。それでいい…。お前は自由に生きればいい…。あいつならきっとそう言うだろう…。」と話した。ローは涙ながらにセンゴクの元を去った。

ゾウ編

ローはドフラミンゴとの戦いで王下七武海の座を剥奪され、懸賞金が5億ベリーになっていた。
ローとルフィ達はバルトロメオ（ルフィの傘下に加わった海賊）の船に乗り込み、ハートの海賊団とナミ達が先に向かった『ゾウ』へと向かった。ゾウにあるモコモ公国は四皇カイドウの手下によって滅ぼされていた。ルフィやローは、先にゾウに来ていたナミ達やハートの海賊団と再会するが、サンジが四皇ビッグ・マムの元へと向かった事を知らされる。サンジは実は北の海の海遊国家『ジェルマ王国』の王子であり、ビッグ・マムの娘の婿として選ばれていた。サンジはもちろんその申し出を断っていたが、恩人であるゼフの命を人質にされ、仕方なくビッグ・マムの元へと向かっていた。ルフィ、ナミ、ブルック、チョッパーはサンジを連れ戻しにビッグ・マムの元へと向かった。ローはパンクハザードから行動を共にしているワノ国出身の光月モモの助や錦えもん、そしてハートの海賊団や残りの麦わらの一味と共にカイドウを倒すべく、カイドウが本拠地にしている鎖国国家・ワノ国へと向かった。

ワノ国編

先にワノ国に入っていたローは、カイドウやワノ国の将軍・黒炭オロチに気取られない為に騒ぎを起こさずに過ごしていた。ある日、ローはビッグ・マムの元へ行っていたルフィと、浪人となっていたゾロが町へ入っていったと部下から報告を受ける。ローは「事件しか起きねェじゃねェか！」と言い、2人の元へ向かった。その道中、ローは『バジル・ホーキンス（最悪の世代の1人。カイドウの手下になっていた）』を目撃し、自分たちの情報を知っているホーキンスを始末しようとする。しかし、ローは「ワラワラの実（超人系の悪魔の実。藁人形に他者の命を宿しダメージを肩代わりさせることができる）」の能力者であるホーキンスを討つ事ができず、ワノ国への侵入を知られてしまう。その後、ローは町で騒動を起こしていたルフィ達を拠点としているおでん城へと連れて行こうとする。
その時、酔ったカイドウが襲来し、おでん城を焼き払う。ルフィはそれに怒り、ローの静止を聞かずにカイドウに立ち向かう。その結果ルフィはカイドウに敗れてしまう。ローはルフィを助けようとするが、ホーキンスに海楼石（海の力を持つ石。悪魔の実の能力を封じることができる）の釘を刺されてしまい、撤退する。

その後、ローは光月家に使えていた忍であるしのぶにより、ハートの海賊団の船員であるベポ達が敵に捕まった事を知らされる。敵は錦えもん達の作戦を知っていた。しのぶはベポ達が情報を話したのではないかと疑い、ローはしのぶと言い合いをする。ローはベポ達を助ける為に独断で行動を始める。
その後、ローはホーキンスと戦いを繰り広げるが、ホーキンスはワラワラの実の能力でベポ達を身代わりにしていた。ローはホーキンスに捕らえられる代わりに、ベポ達の身柄を開放させた。ローはベポ達に自身が捕まったことをルフィ達に伝えないように話した。
その後、ローはホーキンスに尋問を受ける。しかし、そんなローをX・ドレーク（最悪の世代の1人。カイドウの手下になっているが、実は海軍に所属しており、現在はスパイ活動中）が開放する。ローはホーキンスを倒し、「おれを逃がす事がお前の陰謀なら…乗ってやるよ…。」とドレークに伝えて牢を後にした。

鬼ヶ島での戦い

ワノ国では一年に一度、「火祭り」と呼ばれる祭りが盛大に行われる。その日はオロチが部下達を引き連れて、カイドウの居城・鬼ヶ島へと行き大宴会をする日でもあった。錦えもん達は敵であるカイドウとオロチ、及びその一派が一堂に会するその日を討ち入りの日と定め、鬼ヶ島へと隠密に進行する。ローはその道中で錦えもん達と合流し、赤鞘九人男の面々を連れて潜水艦ポーラータング号で鬼ヶ島の裏手へと回る。

赤鞘九人男達を鬼ヶ島へ送り込んだ後、ローは別行動し鬼ヶ島の屋上を目指した。ローが屋上に辿り着いた時には、赤鞘九人男達とカイドウの勝負がついており、赤鞘九人男達が倒れていた。ローはほぼ同時に屋上へ辿り着いたルフィ、ゾロ、キッド、キッド海賊団の戦闘員キラーと共にカイドウと後から現れたビッグ・マム／シャーロット・リンリンの二人と戦う。四皇の圧倒的な力に追い詰められながらも、ロー達はカイドウとビッグ・マムの分断に成功。キッドとキラーは吹き飛ばしたビッグ・マムを追いかけその場を離れた。ローは屋上にカイドウとルフィを残し、負傷したゾロを連れて鬼ヶ島場内に戻る。そしてビッグ・マムと戦い始めたキッドと共に、四皇の一角を落とすべく戦いを始めた。

ローとキッド、二人でビッグ・マムと戦うも、やはりビッグ・マムの力は強大でありロー達は押される。ローとキッドは体得したばかりの悪魔の実の”覚醒”能力を使って再びビッグ・マムに挑む。ローの悪魔の実「オペオペの実」の”覚醒”能力は、ものに「ROOM」をまとわせて特性を持たせることが可能となるものだった。ローは内部から波動を生み出す性質を持つ「K・ROOM（ク・ローム）」を妖刀・鬼哭にまとわせて巨大化させると、ビッグ・マムの体に貫通させる。貫通そのものに意味はなく、刺されたビッグ・マムは麻酔を受けている状態であるかのように痛みはない。ローはそこで「衝撃波動（ショックヴィレ）」という技を発動させる。そしてビッグ・マムの体内に直接攻撃をしかけた。絶対的な防御力を持つビッグ・マムは血を流し、ローの技を危険視するようになる。キッドも大技でビッグ・マムを追い詰める中、ローは再び刀をビッグ・マムに突き刺し、今度は刀をとてつもなく長く長く伸ばしていく。やがて刀は空を飛んでいた鬼ヶ島の城内からも飛び出し大地に向かって伸び続けていった。刀を伸ばしている間に生じる隙に、ビッグ・マムに殴られ続けるがそれでもローは刀を伸ばすことをやめなかった。そして刀は地面に到達し、地中深くに伸びていくとローはそこで「穿刺波動（パンクチャーヴィレ）」という技を発動させる。その波動の衝撃は凄まじく、刀が刺さっていた地面にクレーターができるほどのものだった。

ビッグ・マムは最後の力を振り絞り「魂の言葉（ソウル・ポーカス）」を唱える。その瞬間、ビッグ・マムのことをわずかでも恐れたものから寿命が吸い取られていく。しかしそんな中ローとキッドは1秒たりとも寿命を吸い取られなかった。それはロー達がビッグ・マムに対して全く恐れを抱いていない証拠だった。ローは喚き散らすビッグ・マムに音を制限する「R・ROOM（リ・ルーム）」を付与して、ビッグ・マムの影響で出る音は全て消えるの術「凪（サイレント）」を発動させる。それは亡き恩人コラソンの「ナギナギの実」の技「凪（カーム）」と同じ性質のものだった。「R・ROOM」に包まれて声を届けることができなくなったビッグ・マムはホーミーズに助けを求めることができず、キッドの大技「電磁砲（ダムドパンク）」で地底深くまで沈められる。そして海底火山に巻き込まれて大爆発を起こした。

こうしてローはキッドと共にビッグ・マムを倒すことに成功する。そしてカイドウが敗れて鬼ヶ島での戦いが全て終わった後、ローの懸賞金は30億ベリーにまで跳ね上がっていた。

勝利島（ウィナーとう）での戦い

ルフィ率いる麦わらの一味との同盟も終わり、ロー率いるハートの海賊団は、ワノ国を出発した。その途中、ハートの海賊団は、四皇である黒ひげ／マーシャル・D・ティーチ率いる黒ひげ海賊団の襲撃を受ける。近場にあった勝利島（ウィナーとう）へ上陸し、ローは仲間達と共に黒ひげ達と戦った。しかしその甲斐虚しく、ハートの海賊団の潜水艇・ポーラータング号は沈没。ハートの海賊団の戦闘員である白くまのミンクのベポは、麦わらの一味の船医トニートニー・チョッパーに作ってもらった丸薬を飲み、ミンクの最終奥義”月の獅子（スーロン）”化してローを救った。ローは、自分一人だけを連れて逃げようとするベポに戻るように言った。しかしベポは、その命令をきかずにローを連れて逃げるのだった。

トラファルガー・ローの関連人物・キャラクター

コラソン／ドンキホーテ・ロシナンテ

CV：山寺宏一

ドフラミンゴの実の弟で、ドンキホーテファミリーの幹部である。
天竜人を辞め、人として地上に降りたドンキホーテ一族の1人である。兄とは違い、優しく正しい心根を持っている。地上に降りて迫害を受け、天竜人が住むマリージョアにも戻れなくなった事で世界を壊そうとしている兄を止めようとしていた。海軍に所属しており、センゴクの部下になっている。ドンキホーテファミリーの幹部となってスパイ活動を行っていた。
コラソンはドンキホーテファミリーの幹部のコードネームである。ロシナンテは二代目コラソンであり、初代は海軍に潜入しているヴェルゴだった。三代目はローになるはずだった。このコードネームをもじりローは「コラさん」と呼んでいた。

悪魔の実「ナギナギの実」を食べた無音人間で、一定の範囲内の音を消し去ることができる。
度を超えるおっちょこちょいであり、転んだり、タバコを吸う際に自身のコートに火を付けるなどのミスを起こしている。

世界を憎悪していたローを正しい道へと戻し、命を救った人物。
ドンキホーテファミリーに所属している子供たちに対し、暴力を振るっていた。しかし、それはドンキホーテファミリーから追い出す為であった。珀鉛病にかかって余命が少ないローを連れ出し、治療法を探した。オペオペの実の取引があると知り、ローにオペオペの実を食わせて珀鉛病を治そうと考えた。オペオペの実の強奪に成功するが、多数の銃撃を受けてしまう。ローに情報文書を海軍に渡すように指示し島を脱出しようとするが、ローが海軍に潜入していたヴェルゴを連れてきてしまう。一瞬の隙をついて逃げ出したコラソンは宝箱の中にローを隠し、ドフラミンゴにローに構わないように告げた。そしてドフラミンゴの銃撃により命を落とした。

コラソン／ドンキホーテ・ロシナンテ（ONE PIECE）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

renote.net

コラソン／ドンキホーテ・ロシナンテは尾田栄一郎による漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。元王下七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴ率いるドフラミンゴ海賊団の最高幹部のひとりで、ドフラミンゴの実弟。しかしその正体は、海軍に所属する海軍中佐である。兄・ドフラミンゴの暴走を止めるために潜入しており、その正体がバレないように口の利けない冷徹な男を演じていた。しかし本来のロシナンテは心優しく、潜入中に会った「珀鉛病」の少年トラファルガー・ローの不遇な過去に同情し、彼を助けるために奮闘する。

ドンキホーテ・ドフラミンゴ