マイ・ドッグ・スキップ(My Dog Skip)のネタバレ解説まとめ

『マイ・ドッグ・スキップ』とは、2000年にアメリカ合衆国で公開された、孤独な少年と飼い犬の交流を描くヒューマン映画である。原作は作家ウィリー・モリスによる同名の自伝小説『My Dog Skip』。
原作者の回想記を元に、一匹の子犬との出会いによって、孤独な少年が愛と友情と別れを学び成長していく実話に基づいた感動ストーリー。監督はジェイ・ラッセル、主演はフランキー・ムニッズが務めた。

ウィリーは野球の試合で上手く結果が出せず、周りからも笑われてしまう始末。そんな中、スキップがウィリーを元気付けようと試合に乱入し暴れるが、ウィリーはそれさえも恥ずかしくなってしまいスキップを叩いてしまう。憧れのディンクが臆病者になってしまった事と、練習したはずなのになかなか結果が出せない事への苛立ちから思わずスキップに八つ当たりしてしまうシーン。

ウィリーの部屋で眠るスキップ

ウィリーが大学生になりオックスフォードに留学するため家を離れていく姿を見えなくなるまで見送り、家に戻ったスキップがウィリーの部屋のベッドで眠りにつくシーン。大好きなウィリーの匂いがあるベットで横になるスキップはとても安心し、幸せそうに見える。

『マイ・ドッグ・スキップ』の名言・名セリフ

人は相手にレッテルを貼って、よく知ろうとしない

町中の人々に戦場から逃げてきたと思われているディンクに、ウィリーの父親が言ったセリフ。ディンクは殺されることが怖い臆病者という間違った噂が広まり、いかに町中の人々が噂だけを信じ相手を知ろうとしないのかをディンクに伝えた。

子供の頃に飼った犬は、友情、愛、死、多くを教えてくれる

スキップが老いてウィリーのベットで横たわって眠っている時にナレーターが言うセリフ。ウィリーはスキップを通して全てのことを学び成長した。ナレーターの言う通り犬を飼っている人は共感できるであろうセリフである。

『マイ・ドッグ・スキップ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

監督ジェイ・ラッセルの思い / 映画の完成形を鑑賞できなかった原作者ウィリー・モリス

右側の人物が今作の監督ジェイ・ラッセル

監督ジェイ・ラッセルは、今作の映画の元となった小説「マイ・ドッグ・スキップ」の最後のページを読み終わり、直ぐにでも映画化をしたいと思っていたが、あまりの感動で映画制作許可を得るために原作者ウィリー・モリスへ電話をすることができなかったと後の取材で語っている。映画化の誘いを貰ったウィリー・モリスはおおいに喜び、1999年7月末、妻ジョアンと共に事前の試写を見るためにニューヨークへ飛んだ。そして、ウィリー・モリスは映画に映し出される世界に陶酔し、それを『完璧な古典』と賞し絶賛した。8月2日、ウィリー・モリスと妻ジョアンが帰宅して数日後、モリスは心臓発作を起こし、最終版を見ることなく数時間後に死亡してしまう。
今作は限定公開から一般公開になるほど数多くの人から愛される作品となった。監督はウィリー・モリスに見てほしがったが、その夢は叶わなかった。

スキップ役のジャックラッセルテリア・ムースはドラマ『フレイジャー』にも登場している

今作に登場したジャックラッセルテリアは、ムースという名前の犬とその息子エンツォを含む6匹のジャックラッセルテリアが演じていた。ほとんどはムースが演じていたと言われている。ムースはフレイジャー(1993-2003)というドラマシリーズで主人公の父親の愛犬エディーを演じたことでよく知られている。 ムースは2006年6月に亡くなっている。

犬との生活で得られる経験

子供が犬と過ごすと「責任感が身に付く」「社交性豊かになる」「生と死について学ぶ」「愛することを知る」という効果があると言われている。
この全ては今作でも描かれている。特に「社交性豊かになる」「生と死について学ぶ」は今作で1番感じ取る事ができる。スキップと共に行動する事で、周りと関わるきっかけにも繋がった。自分の少しの八つ当たりで、生死を彷徨う程の事件に繋がるかもしれないという事も学んだ。少年時代に犬を飼う事で様々な経験ができ、大人へと成長させてくれるのだ。

『マイ・ドッグ・スキップ』の劇場予告動画

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