岩柱・悲鳴嶼行冥(鬼滅の刃)の徹底解説まとめ

悲鳴嶼行冥(ひめじま ぎょうめい)とは、『鬼滅の刃』に登場する鬼狩りの剣士である。
鬼殺隊の中で最高位の剣士である『柱』の一人。『岩の呼吸』を使う岩柱。
御経を唱え、いつも涙を流している男。強靭な肉体を持つ、鬼殺隊最強の剣士である。鬼殺隊の長である産屋敷耀哉に心から忠誠を誓っている。

悲鳴嶼行冥のプロフィール・人物像

使用する呼吸:岩の呼吸
日輪刀の色:灰色
誕生日:8月23日
年齢:27歳
身長:220cm
体重:130kg
出身地:東京府 靑梅 日の出山(現:日の出山 青梅)
趣味:尺八
好きな物:炊き込みご飯

岩の呼吸の使い手で、岩柱。
首と手に数珠をはめ、「南無阿弥陀仏」の字が記された羽織を着用している。よく涙を流し、念仏や慈悲の言葉を発している。
禰豆子のことが議題となった柱合会議では炭治郎を見て「なんとみすぼらしい子供、生まれてきたこと自体が可哀想だから殺してやろう」「鬼に取り憑かれているのだ、早く殺して解き放ってあげよう」と発言しており、異常性が見て取れた。しかし、その後は人格者としての一面が多く描かれる。

鉄球が繋がれた斧状の日輪刀を使用している。
悲鳴嶼の日輪刀は鉄の純度が極めて高く、さらに陽の光をよく吸っている。悲鳴嶼と対峙した黒死牟はその鉄の純度から鎖を断ち切れぬと判断した。さらに悲鳴嶼の日輪刀に触れただけで黒死牟の肉からできた刀は灼けた。
鬼殺隊の中でも相当の実力者である。柱稽古の時に悲鳴嶼を見た伊之助は「鬼殺隊最強だ」と断言している。
盲目でも戦うことができるのは、日輪刀の鎖を振り鳴らす音の反響で、空間や敵の動きを正確に感知しているからである。
黒死牟と戦う中で『透き通る世界』を見ることができるようになった。

悲鳴嶼は鉄球だけではなく、手斧も投擲して攻撃を行う。その卓越した腕力と技で鉄球と手斧、そして鎖を自身の手足のように操る。
黒死牟との戦いで痣を発現させた。悲鳴嶼の痣は岩がひび割れたような紋様が両腕に現れる。黒死牟から痣を発現させた者は25歳をまでに死ぬと知らされ、27歳の悲鳴嶼はその晩には死ぬだろうと告げられた。

刀鍛冶の里の戦いの後に行われた柱合会議では、柱たちを取りまとめていた。
鬼殺隊の長である産屋敷耀哉からの信頼も厚いようで、無惨の到来を予期した産屋敷耀哉は、自身の命を餌にして無惨を追い込む計画を立てるが、全隊員の中で唯一その計画を聞かされていた。

不死川玄弥と行動を共にしているが、玄弥は継子ではない。悲鳴嶼は玄弥に呼吸の才能が無いことを告げているが、鬼食いをする玄弥を気にかけてそばに置いている。

悲鳴嶼行冥の来歴・活躍

過去

子供を殺した冤罪をかけられる

鬼と戦う悲鳴嶼

悲鳴嶼は身寄りのない子供たちを集めて、寺で家族同然のように暮らしていた。そんなある日、その一人の子供が言いつけを守らずに日暮れまでに寺に戻らなかったことで鬼と遭遇する。その子供は自分が助かるために、寺にいた悲鳴嶼と8人の子供たちを鬼に食わせると言った(実はこの子供は善逸の兄弟弟子で、後に鬼となる獪岳である)。そうして悲鳴嶼と子供たちは鬼の襲撃を受けた。
4人の子供はすぐに死んでしまった。悲鳴嶼は子供たちを必死に守ろうとするが、子供たちは言う事を聞かず、悲鳴嶼の後ろに隠れたのは沙代という女の子だけだった。悲鳴嶼は沙代を守る為に生まれて初めて全力で拳を振るった。その時初めて悲鳴嶼は自身が強いことを悟った。それから悲鳴嶼は朝になるまで鬼の頭を潰し続けた。そして鬼は朝日と共に消えた。

悲鳴嶼が守った沙代の証言

こうして沙代だけは守ることが出来たが、悲劇はその後も続いた。気が動転していたのか、沙代は騒ぎを聞きつけてきた人々に「あの人は化け物」「みんなあの人が みんな殺した」と話したのだ。悲鳴嶼は子供達を惨殺した罪で投獄されてしまう。
そこを救ったのが鬼殺隊の長である産屋敷耀哉だった。

初登場以降

柱稽古で炭治郎との邂逅

炭治郎を認める悲鳴嶼

刀鍛冶の里の戦いの後、柱による訓練『柱稽古』が行われることになり、炭治郎は悲鳴嶼の元を訪れる。
訓練をやり遂げたが、その疲労で死にそうになっている炭治郎の元に悲鳴嶼が現れて水を与える。その時、悲鳴嶼は刀鍛冶の里で妹よりも鬼を倒す事を優先したとして、「岩の訓練も達成した。それに加えて里での正しき行動。私は君を認める…。」と告げた。しかし、炭治郎は「いいえ違います。決断したのは禰豆子であって俺ではありません。俺は決断ができず、危うく里の人が死ぬ所でした。」と正直に告げた。それを聞いた悲鳴嶼の脳裏には「子供というのは、純粋無垢で弱く、すぐ嘘をつき、残酷なことを平気でする我欲の塊だ。」という考えがあった。そして炭治郎を見て「誰が何と言おうと私は君を認める」と言う。炭治郎その理由を問うと、悲鳴嶼は自身の過去の話をし始めた。

悲鳴嶼は身寄りのない子供たちと暮らしていた。そんなある日、一人の子供が鬼に襲われ、自身が助かる為に悲鳴嶼と子供達の情報を鬼に教えた。襲撃を受けた悲鳴嶼は一人の女の子をなんとか守り通した。しかし、その子供は「みんなあの人が、みんな殺した」と証言し、悲鳴嶼は投獄されることになった。
保身のために嘘をつくことがない炭治郎を悲鳴嶼は認めたのだ。
悲鳴嶼の過去の話を聞いて泣く炭治郎の頭を悲鳴嶼は撫でる。炭治郎は子供のように「へへへ」と笑った。その時、悲鳴嶼の脳裏には守り通した子供と以前の自身の姿があった。

無惨に迫る悲鳴嶼

産屋敷耀哉は無惨がやってくることを予見していた。産屋敷耀哉は自身の命を餌に、無惨を罠にはめる計画を悲鳴嶼に話した。
そしてその産屋敷耀哉が予見していた通り、無惨は産屋敷邸を襲撃した。耀哉は爆弾を仕込んでおり、自身や妻もろとも無惨を爆破に巻き込んだ。それにより無惨は体の大部分を損傷した。そこに無惨に敵対する鬼・珠世が現れる。珠世は耀哉と手を組み、無惨を倒そうとしていた。耀哉は無惨に鬼を人間にする薬を投与した。そしてそこに悲鳴嶼が姿を表す。悲鳴嶼は爆弾により大きく体を損傷している無惨の頸を落とす。しかし、無惨は頸を落とされても死なず、殺すには日光で焼くしかなかった。そこに騒ぎを聞きつけた柱や炭治郎たちが現れ、無惨を討とうとする。しかし、無惨は異空間・無限城を出現させ、一同を無限城に落とした。

無限城で上弦の壱・黒死牟との戦いに割って入る

不死川実弥の危機に現れた悲鳴嶼

無限城に入った悲鳴嶼は霧柱の時透無一郎と行動を共にしていたが、時透とはぐれてしまう。その後、上弦の壱である黒死牟と戦っていた風柱・不死川実弥の応援に駆けつけた。

悲鳴嶼の体を『透き通る世界』で見た黒死牟は「素晴らしい…極限まで練り上げられた肉体の完成形…。これ程の剣士を拝むのは…それこそ三百年振りか…。」と賞賛した。
悲鳴嶼はその巨体では考えられないほど速く、時透や実弥を圧倒した黒死牟と渡り合う。鉄の純度が高く、陽の光をよく浴びた日輪刀の鎖で黒死牟の刀を切断する。しかし、黒死牟の本体には傷を負わせられず、『月の呼吸 弐ノ型 珠華ノ弄月』で傷を負う。すると悲鳴嶼は「これは…無惨の時まで温存しておきたかったが、ここで負けては元の木阿弥。今使うも止む無し!」と言い、痣を発現させた。
その後、不死川実弥、時透無一郎と協力して黒死牟と戦うが、黒死牟は『透き通る世界』により動きを察知しており、悲鳴嶼は技を出すこともできなかった。その状況に悲鳴嶼は違和感を感じ、黒死牟を注視する。その時、悲鳴嶼は『透き通る世界』に入り、黒死牟が同様の光景を目にしている事に気づく。悲鳴嶼はわざと血の巡りを狂わせて黒死牟を騙し、鉄球を当てる事に成功した。この攻撃で、胸から右腕を吹き飛ばした。
脚を切り落とされながらも黒死牟に喰らいつく時透と、黒死牟の髪と刀を喰らって血鬼術を使用できるようになった玄弥のお陰で、黒死牟は動きを封じられる。黒死牟は体中から無数に刀を出現させて一度は拘束を解くが、死力を振り絞った時透と玄弥によって再び動きを封じられる。その隙を突き、悲鳴嶼は実弥と協力して黒死牟の頸を落とすことに成功する。

無惨との死闘

無惨と戦っている柱たちの元へ駆けつけた悲鳴嶼。後ろで甘露寺が泣いているのは、無惨の攻撃により死にそうだった為。

その後、悲鳴嶼は実弥と共に無惨と闘っている柱の元へ現れて加勢する。無惨は鬼を人間にする薬を分解していた。
無惨の攻撃は更に苛烈になり、柱たちは防戦一方だった。無惨の攻撃が速すぎるため、悲鳴嶼は『透き通る世界』で見ることもできないでいた。戦いの中で甘露寺は重傷を負って戦線離脱してしまう。無惨は身体に多数存在する口から吸息を行い、敵を引き寄せていた。甘露寺が攻撃を受けたのもこの吸息のせいだった。
圧倒的な攻撃範囲と速度に柱たちは圧倒され、疲労困憊となっていた。更に無惨の攻撃を受けた者は無惨の血を注入され、死ぬのも時間の問題だった。夜明けまでは一時間十四分もあったが、柱たちは五分も経たずに命が尽きようとしていた。その時、一匹の猫が現れ、背中から注射のようなものを射出した。それが刺さった柱たちは細胞の変化が治った。注射の中に入っていたのは珠世が作った無惨の血の血清だった。それにより柱たちは再び戦えるようになった。

斧と鉄球を衝突させ、赫刀を顕現させる悲鳴嶼

そして戦いの中で伊黒が赫刀を顕現させ、更に善逸・伊之助・カナヲが増援に現れる。人数が増えた事により無惨の攻撃は分散された。悲鳴嶼はその隙をついて自身の日輪刀の鉄球と斧を衝突させた。すると焼けるような匂いと熱が生じ、悲鳴嶼の日輪刀は赫刀へと変わった。悲鳴嶼は鉄球で無惨の一部を抉った。
多少の余裕が出来た悲鳴嶼は『透き通る世界』で無惨の身体を透かして見た。そして無惨が複数の脳と心臓を持っているのを目にし、頸を斬り落としても死なない理由を知った。悲鳴嶼は「私と同じく透かして感知できる者がいれば。さらに十二か所同時に攻撃できれば…!」と考え「伊黒ー!体を注視しろ!見え方が変わらないか?他の者でもいい!体が透けて見えないか!」と叫んだ。しかし、次の瞬間、轟音と大きな振動を起こし無残は攻撃を仕掛けた。柱や善逸たちは無惨の攻撃により重傷を負わされた。悲鳴嶼は善逸や伊之助を庇った事でr左足を斬り落とされて失神していた。

鶴の恩返し
鶴の恩返し
@tsuru-no-ongaeshi

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