炎柱・煉獄杏寿郎（鬼滅の刃）とは【徹底解説・考察まとめ】

煉獄の弟。
幼い頃に母と死に別れ、物心ついた頃には父はすっかり腑抜けて酒浸りの日々を送り、兄である煉獄だけを心の支えにするように生きている。鬼殺隊の剣士を目指して修行に励んでいるが、兄のような剣才に恵まれておらず、幼い頃からの夢と自身の限界との間で思い悩む。
煉獄が猗窩座との戦いで命を落としたことを知って嘆くも、炭治郎から「迷わず己の道を進め」という彼の遺言を聞かされたことで、剣士として生きる道を捨てる決意をする。

煉獄千寿郎（鬼滅の刃）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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煉獄千寿郎（れんごく せんじゅろう）とは、『鬼滅の刃』の登場人物で、鬼殺隊最高位の剣士“柱”の一員である煉獄杏寿郎の弟。
代々柱たる剣士を輩出してきた煉獄家の次男で、自身も鬼殺隊に入隊して戦うことを志すも、剣才に恵まれずその夢を諦める。兄・杏寿郎の戦死後、その遺言を報告に来た主人公・竈門炭治郎と出会い、以後手紙で彼と交流する。煉獄家歴代の剣士たちが記した文献を解読し、そこから得られた鬼殺隊に関わる重要な情報を伝えることで、炭治郎たちの勝利に貢献した。

佩狼（はいろう）

鬼の中でも別格で強力な集団・十二鬼月の一員。下弦の弐という、下から数えて五番目に位置する存在で、大量の銃火器と爆弾で武装している。
かつて槇寿郎に散々にいたぶられた上で命からがら逃げ出したことがあり、彼に対する復讐をモチベーションに十二鬼月にまで上り詰める。自分を討伐しにやってきた煉獄を、その父とよく似た姿から復讐の対象と誤認して襲い掛かるも、壮絶な死闘の末に敗北。言動は常に狂乱しているかのようにエキセントリックだが、今わの際には生前の記憶を取り戻したか、「いい技だ」と煉獄の剣術を称える言葉を遺していった。
正確な情報が公式から明かされていないので名言はできないものの、鬼になる前は新撰組の隊士であったかのような描写がある。

下弦の弐・佩狼（鬼滅の刃）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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佩狼（はいろう）とは、『鬼滅の刃 煉獄杏寿郎外伝』に登場するキャラクターである。
人食いの怪物・鬼であり、その中でも別格で強力な集団“十二鬼月”の一員。下から五番目の位である“下弦の弐”の称号を持つ。超常の術を操り、常軌を逸した身体能力を誇る鬼でありながら、大量に隠し持った銃や爆弾を主な得物とし、さらに剣術も心得ている。
“炎のような色の髪”を持つ鬼狩りの剣士に殺されかけた過去を持ち、その雪辱と報復のため帝都に潜伏。討伐に来た煉獄をかつて自分を追い詰めた剣士だと認識し、激闘を繰り広げた。

魘夢（えんむ）

鬼の中でも別格で強力な集団・十二鬼月の一員。下弦の壱という、下から数えて六番目に位置する存在で、他人を強制的に眠らせて意のままに夢を見せる力を持つ。
無限列車に巣食い、派手に事件を起こして鬼殺隊の剣士を誘い込み、これを駆り続けていた。炭治郎、善逸、伊之助、煉獄が乗り込んできた際にも彼らを全滅寸前まで追い詰めるものの、それぞれが機転を発揮して窮地を切り抜け、ついには逆転。列車と同化していた首を斬断されて敗死する。
死の間際、自分の何が敗因となったのか混乱しながら思考を重ね、柱である煉獄の強さに改めて驚嘆していた。

下弦の壱・魘夢（鬼滅の刃）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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魘夢とは、『鬼滅の刃』に登場する鬼である。
鬼舞辻無惨直属の十二人の鬼『十二鬼月』の一体であり、下弦の壱に位している。
『眠り鬼』と呼ばれている鬼で、人間を眠らせ、自在に夢を見せることができる。無惨に高い忠誠心を持っている。無限列車と同化し、乗客を喰らおうとしていた。

猗窩座（あかざ）

鬼の中でも別格で強力な集団・十二鬼月の一員。上弦の参という、上から数えて三番目に位置する存在で、圧倒的な身体能力に加えて強力な武術を修めた怪物。
無限列車編のラストで炭治郎たちの前に現れ、煉獄とすさまじい激闘を繰り広げる。この時点で猗窩座の力は煉獄を上回っており、彼に致命傷を負わせる。しかし「弱い人々のために、もはや戦う力など残っていない炭治郎たちを守るために戦う」という煉獄の強靭無比な覚悟の前にその差を詰められ、逆にあわやというところまで追い詰められる。結局煉獄にトドメを刺すこともできずに撤退を余儀なくされ、この時「守るために戦い、守るべき人を全て守り切った煉獄の勝ちだ」と罵るように泣き叫んだ炭治郎を記憶に留める。
後に鬼殺隊と鬼の最終決戦にて再び炭治郎と対峙し、柱の冨岡義勇（とみおか ぎゆう）と協力して自身に挑んできた彼に敗北。かつて人間だった頃、敬愛する師と何よりも大切だった婚約者を毒殺されて怒り狂い、犯行に関わった数十人もの侍を残らず殴殺した後、むりやり鬼にされた過去を思い出し、生きる意味を失った後に罪を重ねてきた己の人生を悔いていた。
煉獄との戦いは彼にとっても記憶に残るものであったらしく、ファンブックのオマケ漫画という形ではあるものの、地獄に落ちた後に「鬼殺隊の剣士に斬られた感触」を尋ねられた際、自分を倒した炭治郎のそれではなく煉獄の技について語っていた。

上弦の参・猗窩座 / 狛治（鬼滅の刃）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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猗窩座（狛治）とは、『鬼滅の刃』に登場する鬼である。
鬼舞辻無惨直属の十二人の鬼『十二鬼月』の一体で、上弦の参に位している。
徒手空拳を武器に戦う鬼であり、強大な力を持っている。作中で最初に登場した上弦の鬼であり、炭治郎と深く関わっていく。

煉獄杏寿郎の名言・名セリフ／名シーン・名場面

「そして今度は君たちが鬼殺隊を支える柱となるのだ 俺は信じる 君たちを信じる」

炎柱の煉獄杏寿郎が炭治郎たちに遺したセリフである。

煉獄は炭治郎たちと共に下弦の壱である魘夢を倒した。しかし、直後に上弦の参である猗窩座が襲来する。猗窩座の強さはこれまで戦ってきた鬼と次元が違い、煉獄は胸を貫かれる。しかし、煉獄は筋肉を引き締めて猗窩座の自由を奪い、頸に日輪刀を振るった。猗窩座は間一髪で日輪刀を止めたが、日の出まで時間がなく追い詰められていた。そこで猗窩座は自身の腕を切り離して逃亡する。

煉獄は自身の死を悟り、近くにいた炭治郎と伊之助を呼び寄せた。
煉獄は「竈門少年、俺は君の妹を信じる。鬼殺隊の一員として認める。汽車の中であの少女が血を流しながら人間を守るのを見た。命をかけて鬼と戦い人を守る者は、誰が何と言おうと鬼殺隊の一員だ。胸を張って生きろ。己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと、心を燃やせ。歯を食いしばって前を向け。君が足を止めて蹲っても時間の流れは止まってくれない。共に寄り添って悲しんではくれない。俺がここで死ぬことは気にするな。柱ならば後輩の盾となるのは当然だ。柱ならば誰であっても同じことをする。若い芽は摘ませない。竈門少年、猪頭少年（伊之助のこと）、黄色い少年（善逸のこと）、もっともっと成長しろ。そして今度は君たちが鬼殺隊を支える柱となるのだ。俺は信じる。君たちを信じる。」と炭治郎たちに話し、命を落とした。

煉獄は炭治郎に大きく影響を与えた人物であり、炭治郎はこの遺言を胸に前進していく。