鬼舞辻無惨(鬼滅の刃)の徹底解説まとめ

鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)とは、『鬼滅の刃』における最大の敵である。
人間を鬼に変えることができる唯一の鬼であり、鬼たちの首魁である無惨を倒す事こそが『鬼殺隊』の宿願となっている。禰󠄀豆子を鬼にし、炭治郎の家族を殺害したのも無惨である。
残虐非道で自己中心的な考えを持ち、自身の願いの為に人間を鬼にして回っている。自分の意に背く者であれば、鬼であっても容赦なく殺害する。
自身が鬼となった原因である『青い彼岸花』と、太陽を克服する方法を探している。

炭治郎たちと相対した無惨

鳴女が無限城を操作した事により、炭治郎と義勇が無惨の元へと送られる。無惨の姿を目にした炭治郎と義勇は、これまでに命を落としてきた者たちの姿を思い浮かべ、怒りを隠すことができなかった。そんな二人を見て無惨は「しつこい。」と吐き捨てた。そして「お前たちは本当にしつこい。飽き飽きする。心底うんざりした。口を開けば親の仇、子の仇、兄弟の仇と、馬鹿の一つ覚え。お前たちは生き残ったのだからそれで十分だろう。」と続けた。無惨の言い分が全く理解できなかった炭治郎は「お前何を言っているんだ?」と問う。
無惨は「身内が殺されたから何だと言うのか。自分は幸運だったと思い、元の生活を続ければ済むこと。私に殺されることは大災に遭ったのと同じだと思え。何も難しく考える必要はない。雨が、風が、山が、噴火が、大地の揺れが、どれだけ人を殺そうとも天変地異に復讐しようという者はいない。死んだ人間が生き返ることはないのだ。いつまでもそんな事にこだわっていないで、日銭を稼いで静かに暮らせば良いだろう。殆どの人間がそうしている。何故お前たちはそうしない?理由はひとつ、鬼狩りは異常者の集まりだからだ。異常者の相手は疲れた。いい加減、終わりにしたいのは私の方だ。」と平然とした顔で言った。
それを聞いた炭治郎は「無惨、お前は存在してはいけない生き物だ。」と告げた。

無惨は愈史郎を倒そうとするが、義勇と小芭内に妨害される

無惨は自身の手を刃状に変え、鞭のように伸縮させて炭治郎と義勇を攻撃する。無惨の攻撃の速度は凄まじく、炭治郎は感覚でかろうじて避けている状態だった。炭治郎は攻撃を掻い潜って攻撃しようとするが、無惨は炭治郎の右眼を潰した。無惨は頸を斬られても死なないため、炭治郎たちは夜明けまで時間を稼ごうとする。すると無惨は「時間稼ぎ…夜明けまでか?光届かぬこの城の中、柱三人でそれは可能なのか?」と言った。「柱三人」という言葉に炭治郎と義勇は疑問を抱く。すると無惨は「縞の羽織りの柱と女の柱はすでに私の部下が殺したようだぞ?」と告げた。無惨は上弦の肆である鳴女の視界を見ており、鳴女が蛇柱の伊黒小芭内と恋柱の甘露寺蜜璃を殺害したのを知っていた。
無惨はさらに攻撃を加え、炭治郎は匂いを嗅ぎ分けて状況を把握しようとするが、あまりにも攻撃が早すぎた為に匂いを嗅げず、息が詰まってしまう。炭治郎は壁に頭をぶつけてしまい、無惨は動きが止まった炭治郎に攻撃を加える。その時、背後から蜜璃が現れて無惨に斬りかかる。炭治郎は伊黒によって助けられていた。死んだはずの柱が現れた事に激昂した無惨は「何をしている鳴女!」と叫んだ。鳴女は珠世が作り出した鬼・愈史郎により操られていた。愈史郎は「何をしているかだって?操っているんだよ。この女の視界を。」と言った。そして「無惨お前はこの世で最も重い罪を犯した。俺から珠世様を奪ったこと、後悔して跪け!今からお前を地上へ叩き出してやる!」と涙ながらに叫んだ。
無惨は鳴女を通して愈史郎の細胞を吸収して殺害しようとする。しかし、義勇と小芭内が無惨を攻撃してそれを妨害した。それにより愈史郎は無惨の侵食を押し返した。無惨はそこで鳴女の細胞を破壊して殺害した。しかし愈史郎は鳴女の細胞が死滅する前に無限城を操作して無惨を地上へ出すことへ成功した。

柱を守る為に肉壁となる隊士たち

無惨たちが現れた場所は市街地だった。夜明けまではまだ1時間半もあり、炭治郎たちはそれまで無惨を地上に引き留めなければならなかった。無惨は「ほう。夜明けまで私をこの場に留めるつもりか。やれるものならやってみろ!」と言い放ち、背中から刃の触手を生やしてさらに苛烈な攻撃を繰り出した。義勇、蜜璃、小芭内はその攻撃を掻い潜って刃を振るう。完全に日輪刀が無惨の身体を斬り裂いたが、無惨はその瞬間に傷を修復した。その早すぎる再生速度に義勇たちは無惨を切断することさえもできなかった。無惨は自身に近づいてきた義勇たちに反撃を加える。しかし、側にいた鬼殺隊の一般隊士が肉壁となって義勇たちを守った。鬼殺隊の隊士たちは、無惨に対抗できる柱たちを守ろうと、次々に無惨に立ち向かい、無惨はそれを返り討ちにした。
無惨は「即死できた者は幸運だ。即死ができなくとも私に傷をつけられた者は終わる。あれを見るがいい。」と義勇たちに言った。義勇たちが周囲に視線を向けると、そこには右眼が変形し、血を吐いて倒れる炭治郎の姿があった。無惨は「私は攻撃に私自身の血を混ぜる。鬼にはしない。大量の血だ。猛毒と同じ、細胞を破壊して死に至らしめる。竈門炭治郎は死んだ。」と告げた。

鬼舞辻無惨の能力・血鬼術

呪い

無惨の血に宿る呪い。無惨の血を宿す鬼の所在を知ることができる。更に、無惨の情報を話そうとすると、無惨の細胞が暴走し、鬼を死に至らしめる。下弦でもない鬼は無惨の名前を発しただけで死亡する。無惨の前に立つ鬼は無惨の名前を呼んでも影響しないが、無惨に心を読まれてしまう。

完全擬態

人間の姿に成りすます能力。男性、女性、性別問わずに擬態することができる。また、背丈も変えることができ、子供にもなることができる。
無惨は子供を持つ家庭の夫となったり、子供の姿に擬態して人間社会に溶け込んでいた。

肉体変化

無惨は戦闘をする時に体全体に多数の口がついた形態に変化する。
無惨は手を刃のように変え、鞭のように伸縮させることができる。攻撃範囲が広く、攻撃速度も炭治郎が感覚でしか捉えられないほどに速い。また、背中から管のようなものを生やし、そこから刃の触手を生やすことができる。
無惨は攻撃の際に自身の血を敵に送り込む。それにより、無惨の攻撃を受けた者は無惨の血により身体の細胞が破壊されて死に至る。
義勇は上弦の鬼とは比べ物にならない程に強いと称した。

再生能力

無惨は上弦の鬼とは比べ物にならないほどの再生能力を持つ。
無惨は産屋敷耀哉の自爆により身体の大半を吹き飛ばされたが、即座に身体を再生した。
また、水柱の冨岡義勇、恋柱の甘露寺蜜璃、蛇柱の伊黒小芭内に攻撃された時には、斬られた瞬間に再生し、切断することさえできなかった。

鬼殺し

通常、鬼は日輪刀で首を斬られるか、日光でしか死ぬことはない。しかし、無惨の攻撃は鬼の不死性を抑え、死に至らしめることができる。この能力は使い分けができるらしく、上弦の伍である玉壺は、無惨によって首を落とされたが、死亡していない。

吸収

鬼を吸収して自分の力とする。この力を使って禰豆子を自身の中に取り込み、太陽を克服しようとしている。
鬼の力ならなんでも吸収できるのか、物理攻撃の血鬼術も吸収した。

黒血枳棘

鶴の恩返し
鶴の恩返し
@tsuru-no-ongaeshi

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