レオーネ・アバッキオ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

レオーネ・アバッキオとは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』に登場するスタンド使いである。汚職警官として社会的制裁を受け、ギャングの世界に堕ちた。警官時代の経験から人を中々信用しない性格となるが、一度信じた人物にはどこまでもついていく。ブチャラティが組織を裏切った時は、真っ先に彼についていくと名乗りを上げた。口は悪いものの根は優しく、警察官になった頃の強い正義の心が残っている。主人公側で初の死者となったが、その遺志は仲間たちに受け継がれた。

ブチャラティ一行は、ジョルノを連れてヨットを借りる。ある程度ヨットが進んだところで、ブチャラティは「これから幹部ポルポの遺産を回収しに行く」と言った。スタンド使いのポルポは獄中にいたが、ブチャラティを信じ自分の隠し財産100億リラ(当時の金額で6億円相当)を預けていた。そのポルポが獄中で自殺をした為、遺産となった金を回収し、組織に収めることで幹部の地位に就くことが目的であった。アバッキオは、幹部から信頼を得るほどのブチャラティの人徳、仕事ぶりに改めて感服する。
既に隠し財産の噂が組織内で漏れているため詳しい場所は言えないとブチャラティは言った。突如、ナランチャが靴を片方残して消えてしまう。ブチャラティには、ナランチャがボックスに吸い込まれるように落下したように見えた。ナランチャを探していたミスタ、フーゴも立て続けに消えてしまった。
相手は遺産を狙う組織の者らしかった。ブチャラティ以外を全員始末し、海上という逃げ場のない場所で遺産のありかを吐かせる腹積もりのようだった。遺産の額を考えれば、同じ組織の者を殺すことは十分あり得る事であった。
ジョルノは、敵の目的は分からないがナランチャたちは生きていると断言。根拠は、自身のスタンド能力でハエに変えたナランチャの靴だった。ハエ(靴)は主人であるナランチャの所へ帰ろうとしており、ナランチャが死んでいれば今のように探すような動きはしないというのがジョルノの言だった。
ハエはずっと同じ個所(船室の入り口)をうろうろしており、ナランチャと敵はその辺りにいるようだったが見つからなかった。敵の能力を見極めない限り、うかつに飛び込むのは危険だとジョルノは言う。「お前のスタンドなら…。アバッキオ…。ああいう奴は倒せるかもな」とブチャラティは口にする。倒せるのかと尋ねるジョルノに、アバッキオは「さぁな」と曖昧に返した。
アバッキオからすれば、ジョルノは入ったばかりの新人であり、完全に信頼できる相手ではない。謎を解かなければ皆殺しにされるとブチャラティに言われても、アバッキオはジョルノの言うことが推測でしかない、敵は船室に隠れていると主張した。
「謎を解かなければ、確実にやられます」と尚も言うジョルノの言葉は、アバッキオには戯言にしか思えなかった。「このジョルノ・ジョバァーナには夢がある」「謎を解けるんですね?お願いしますよ」と言い、ジョルノは突如走り出した。ブチャラティたちの目の前で、ジョルノは敵スタンドと思しきものに刺された。

ジョルノは、自分の推理の証明の為、敢えて敵に捕まったのだ。アバッキオは「クレイジーな野郎だな」とジョルノを評する。ジョルノの姿は既になかった。ハエは未だ靴に戻らずに飛んでおり、スタンド能力の継続がジョルノの生存を裏付けていた。
ブチャラティは、至る所にジッパーを取り付け開閉できるスタンド「スティッキィ・フィンガーズ」でハエの飛んでいる辺りを探すが、誰もいなかった。敵は只隠れているわけではない。そのことを確信したアバッキオは、ムーディー・ブルースを出し、5分ほど前のナランチャを再生した。
ムーディー・ブルースは、再生した人物も知らないようなことまで再現できる。ナランチャが襲われた時間になると、背中に刺したような傷ができ、次いでナランチャ(に化けたムーディー・ブルース)が空気の抜けた風船のように落ちていった。
一時停止すると、ナランチャがパイプに引きずり込まれたらしいことが分かった。爪、肉、骨に至るまでゴムのように薄くなっているが、脈打っており生きているのが分かる。敵はナランチャたちの体を薄くしてどこかに隠したらしい。アバッキオは再生を続けて追跡すると言った。しかし、再生中のムーディー・ブルースは防御も攻撃もできない無防備状態にある。ブチャラティは危険だと止めたが、スタンドとは本体と一心同体であり、ムーディー・ブルースの現在位置はアバッキオに把握できる。「場所が分かったらジッパーで切開して敵を叩け」とアバッキオは言った。
敵が向かってくるのを感じたアバッキオは、パイプに敵がいると言ったが、切開したパイプの中には誰もいなかった。だが、ムーディー・ブルースは確かにそこにいる。何かといていない謎があるようだった。再生は解除したが、ムーディー・ブルースがいるのは只のパイプの中ではないらしかった。ブチャラティは逃げるようアバッキオに言うが、敵スタンド使いの謎が解けかけていた。謎が解け、ムーディー・ブルースで攻撃をするが、相手の攻撃を受けてしまう。スタンドの受けた攻撃が本体のアバッキオにも連動し、アバッキオは敵の場所を言おうとしながらも他の仲間と同じくペラペラになってどこかへと消えた。引きずり込まれる寸前、アバッキオは自らの手に傷をつけ、血を流す。
ここで、敵スタンド使いのズッケェロがブチャラティに話しかけてくる。仲間を人質にしている、金のありかを言えとブチャラティに勝ち誇るズッケェロだったが、ブチャラティにはもうズッケェロの能力の謎は解けていた。
アバッキオがやられる瞬間に流した血は、ズッケェロの能力を知るヒントであった。血の流れがデッキの床下まで行かず、プッツリと途絶えていたことから、ブチャラティは敢えて船を殴りつけてジッパーをつけ、浸水させた。
ズッケェロは、自身の能力でヨットを薄くしてブチャラティたちの乗ったヨットにかぶせ、2隻のヨットの隙間を移動していたのだ。姿を現したズッケェロは尚もアバッキオを人質にするが、ブチャラティに仕留められる。

回復したアバッキオは、ズッケェロの行動をムーディー・ブルースで再現させる。ジョルノにスタンドを見せる気はないが、「大サービスで」声だけを聞かせると言い、そのまま他の仲間たちにズッケェロの行動を見せた。
ズッケェロには仲間がおり、行き先も知られていた。ズッケェロの仲間であるサーレーは高速艇でカプリ島に向かうつもりらしかった。ジョルノは「誰かが先に上陸し、男を始末すればいい」と提案。浮き輪を魚に変えて引っ張ってもらう作戦で、同行を名乗り出たミスタ共々カプリ島に上陸する。

ボスの娘

ボスの娘トリッシュ。

サーレーを倒し、ズッケェロ共々捕縛するとブチャラティ一行は公衆トイレに集合した。ブチャラティと待ち合わせをしていた幹部のペリーコロが、連れと共に掃除人に変装して現れた。ブチャラティは皆にペリーコロに挨拶の礼をさせる。
ペリーコロが変装をしてまで現れたのには理由があったが、まずは組織に納める金を見せることとなった。ブチャラティは自身の能力で100億リラ相当の貴金属を便器の中に隠していた。ペリーコロは鑑定の結果それらが本物であると認めた。
金の出どころより、重要なのは組織に金を納めたということであり、金が示す事実はその者に然るべき頭脳と信頼があった証だと前置きをし、ペリーコロはブチャラティを患部に昇進させると言った。

ポルポが仕切っていた縄張りの権利の他、ネアポリス地区の賭博の経営権、高利貸しの支配権、港の密輸品の管理、レストランの支配権などをブチャラティが引き継ぎ、利益の半分を組織に納めることとなる。
引き継ぐのは権利だけではなかった。ペリーコロは、ポルポがやり残した仕事の内容をブチャラティに伝える。それは、組織のボス直々の命令だった。「ボスの娘を、命懸けで護衛する」。それが指令だった。

娘の名はトリッシュ・ウナ。生まれてから15年間一度も父親に会ったことはない。ボスの過去は組織の誰も知らないが、若い頃短い間ドナテラという女性と交際し、知らない間に娘のトリッシュを儲けていたのだった。
娘の存在を知ったボスは、組織の者に命じてトリッシュを保護させた。ほどなく、組織内の裏切り者がトリッシュを狙っていたことが明らかになる。この仕事がスタンド使いのポルポに行く予定だったことから、裏切り者たちはスタンド使いだと推測された。
ブチャラティたちは、追っ手と戦い、ボスからの指令を受け取りながらトリッシュの護衛を行うこととなる。

郊外のブドウ畑に潜伏したブチャラティたちだが、買い物に行ったナランチャが裏切り者である暗殺チームの一員ホルマジオと接触。戦闘の末ホルマジオを撃破したが、居場所がバレてしまった。アバッキオはすぐに隠れ家を離れるべきだと言うが、またもジョルノが口をはさんできた。ナランチャは立派に敵を退けた、ボスからの連絡がすぐ来るだろうから、それまで動かない方がいいとジョルノは言った。
何故ボスからすぐ連絡が来ると分かるのか。アバッキオには、ジョルノがあてずっぽうで物を言っているようにしか思えなかった。
直後、ミスタが「ボスから連絡が来た」と告げた。「ポンペイの遺跡に行き、犬の床絵の所に娘を安全に連れてくるための乗り物のカギを隠した」というのがボスからのメッセージだった。ジョルノ、フーゴ、アバッキオがポンペイに向かうこととなった。

マン・イン・ザ・ミラー戦

マン・イン・ザ・ミラー(左)に捕まるアバッキオ(右)。

アバッキオたちは、車でポンペイの指定された場所へと向かう。到着すると、フーゴが敵がいると言った。「後ろの石柱の陰から覗いている」と言うが、それらしい姿は見えなかった。背後の柱は1本だけで誰もいないが、フーゴには向かってくる男の姿が見えているようだった。
「そいつだ!歩いてくる奴だ!」とフーゴは振り返るが、柱の所には誰もいない。「遺跡の壁にかかった鏡には確かに男が映っていた」「スタンドを出した」とフーゴは言い、ジョルノとアバッキオを突き飛ばして消えた。

アバッキオは、鏡を調べるジョルノにゆっくりと自分の方へ来るように言う。フーゴは消え、彼のスタンド「パープル・ヘイズ」だけがその場に出現したのだ。自身もスタンドを出したジョルノだが、アバッキオはそれがフーゴのスタンドであること説明し、「早く離れろ」と言う。パープル・ヘイズは、フーゴの持つ凶暴性を具現化させたようなスタンドで、彼が追い詰められた時以外には出さない。スタンドが出た以上、取り合えずフーゴは生きているようだが、厄介なのはパープル・ヘイズの能力だった。
パープル・ヘイズの能力とは、拳についた殺人ウイルス入りのカプセルの散布であった。パープル・ヘイズが拳を使うとそこについたカプセルが割れて、どんな生物でも内側から腐るようにして殺してしまう。敵味方、スタンドや本体でさえもお構いなしに殺す獰猛なスタンドであった。ウイルスは光に弱いため、ある程度離れれば殺菌される。
おぞましい能力を見せる一方、パープル・ヘイズは自身の体についた涎を気にしてこするなど一種の暴走状態にもなっていた。それはフーゴがスタンドを100%扱えていない状況にあることを意味する。意味もなく鏡を殴りつけるパープル・ヘイズを見て、アバッキオはフーゴには制御できていないと判断。犬の床絵の所へ鍵を取りに行こうとした。ジョルノは、それはフーゴを見捨てていくということかと返した。アバッキオは、「フーゴを助けたい気持ちは同じだが、今の任務は鍵を取って娘を安全にボスの所へ届けることだ!」「鍵を取ることが最も大事なんだ!」「もし俺が襲われているのだとしても、俺は見捨ててほしいと思う!」と言うが、ジョルノはフーゴは敗北したわけではないから命を懸けて彼を助けるべきだと言った。また、敵の能力の謎を解かずに動くのも危険だとジョルノは続ける。
任務の遂行か、仲間の救出かで2人はもめたが、アバッキオは鍵を取りに行くことにした。

犬の床絵の割れ目に鍵が挟まっているのを見つけたアバッキオはそれを拾おうとし、脇に鏡があるのに気づいた。そこに、男が話しかけ、近づいてきた。アバッキオは慌てて鏡を落とし、粉々にした。フーゴは、スタンドと本体を離れさせられた上で鏡の中に引きずり込まれたようだった。鏡に映らないようにしながら鍵を拾おうとしたが、突如腕が消滅した。
敵スタンド「マン・イン・ザ・ミラー」は、砕けた鏡の破片からアバッキオの腕をつかみ、「お前だけが鏡の中に入ることを許可する」と言った。アバッキオは咄嗟にムーディー・ブルースを自分に変身させ、鏡の世界へと引き入れる。鏡を粉々にしたことで、相手スタンド使いのイルーゾォには掴んだものがアバッキオかムーディー・ブルースか分からなくなっていた。マン・イン・ザ・ミラーは鏡に引きずり込むことにエネルギーを多く使っているらしく、スタンド同士の戦いではムーディー・ブルースが有利であった。
イルーゾォは初めに殴り飛ばされ、しゃがんだまま起きなかった。それは、鏡の破片を拾う為だった。破片からアバッキオ本体の腕を鏡の世界に引き入れ、スタンドと本体を半々の状態で鏡世界と現実世界に分けるのが目的であった。これでスタンドもアバッキオも動きを封じられてしまう。このままでは任務に失敗し、ジョルノが言った通りになってしまうとアバッキオはどうにか鍵を取ろうとした。スタンドと本体が半々では思うように動けず、イルーゾォによって鏡の破片を咥えさせられるが、アバッキオは自らの片腕を切断し、現実世界ではスタンドに鍵を取らせ、運ばせていた。命令を完了することが大事だと考え、ジョルノに鍵を拾わせるためであった。

ところが、ジョルノは鍵を拾ったものの逃げるでもなくその場にたたずんでいた。イルーゾォはジョルノを鏡の中に引きずり込むが、ジョルノはパープル・ヘイズのウイルスに感染していた。鍵を渡さず、フーゴもアバッキオも無事でみんなの下へ帰ると言うのがジョルノの決意であり、敢えての感染であった。その行動は、アバッキオには信じがたいものだった。アバッキオは、自分の心はかつて殉職させた相棒と一緒に死んだと思っていた。
アバッキオが唯一安心できるのは、巨大で絶対的なものが出す命令に従っている時だった。それは何も考えない兵隊でいられるからであった。今回は、鍵を取ってボスの娘を守ることが優先すべき命令だった。それなのに、ジョルノは鍵を取りつつ自分とフーゴを救うべく自ら危険な行為に身を晒したのだ。
イルーゾォもまた感染するが、自身の片腕を切断したアバッキオと同じく「感染した部分は出る事は許可しない」と言って鏡の外に出る。結果として片腕を失ったイルーゾォだが、外にいたパープル・ヘイズに再び感染させられる。パープル・ヘオズのウイルストラッシュにより、イルーゾォは倒された。

ジョルノは自身のスタンド「ゴールド・エクスペリエンス」でレンガを蛇に変え、それでイルーゾォの位置を特定した。尚、パープル・ヘイズのウイルスの中で生まれたその蛇はウイルスの抗体があり、血清が作れる。ジョルノはゴールド・エクスペリエンスで蛇の血を抜き取らせて自身に注射させ、病死を防いだ。
ジョルノの命懸けの行動にフーゴは敬意を表した。ジョルノは命懸けというのはアバッキオのことだと言い、彼の行動があったから敵を倒せたと返した。アバッキオもいくらかジョルノを認め、「ブン殴ってやろうと思ったが、手が困難じゃできねえな…。いずれってことに…しといてやろう…」と独り言ちた。
切断した腕はブチャラティのジッパーで付け直してもらい、アバッキオは護衛の任務を続ける。

追撃とメッセージ

幹部ペリーコロのメッセージを再生するムーディー・ブルース。

入手した鍵は、スタンド使いの亀ココ・ジャンボの能力「ミスター・プレジデント」を発動させるためのアイテムであった。甲羅に鍵をはめ込むことで数人を収納できる空間が生まれるこのスタンドにより、ブチャラティ一行は安全にボスの下にトリッシュを届けられるはずであった。
暗殺チームの追撃に遭い、亀で移動していることもバレてしまうが、ブチャラティチームはその都度追っ手を返り討ちにする。

敵チームとの攻防の中、ボスからの指令が来た。「アバッキオのムーディー・ブルースをダイニングチェアの傍で14時間以上巻き戻せ」という内容だった。15時間ほど前に事案御合わせると、ムーディー・ブルースは幹部のペリーコロに変身した。ペリーコロが亀を置き、メッセージを残したらしい。
ペリーコロは最後の指令として「ヴェネツィアに着いたら、この彫刻の場所へ行き、像の中にあるOAディスクを手に入れよ。その中に受け渡し場所のデータが入っている」と告げ、持っていた写真に火をつけた。ムーディー・ブルースの一時停止機能により、写真に写っている場所が特定できた。
こんな方法で指令を伝えるのは情報漏洩を防ぐ為で、ペリーコロのこともすでに暗殺チームにバレていた。「何一つ証拠は残せない。ボスのおかげでわしは充実した実り豊かな人生を楽しませてもらったよ。これでわしの任務は終わった。君たちの無事を心から祈っておるよ」と言うと、ペリーコロは拳銃自殺をした。
ブチャラティはペリーコロの死を悼み、同時にペリーコロが命を投げ出すほどに忠誠を誓ったボスの存在に戦慄を覚える。

裏切り

ブチャラティ(右)の意思を尊重し、彼と共に裏切り者になることを決めたアバッキオ(左)。

暗殺チームから守り抜いた引き渡し場所のデータ入りのディスクが再生される。「これから述べる指令と少しでも違った行動をとることは決して許されない」と前置きがされた上で、最終指令が述べられた。サン・ジョルジョ・マジョーレ島の教会の大鐘楼の上がトリッシュの引き渡し場所となる。塔には階段はなく、エレベーター1基のみで登ることができる。エレベーターに乗るのはトリッシュと護衛が一人のみで、護衛は武器、通信機の類は持ち込めず、ディスクを得てから15分以内に上陸しなくてはならない。他の者は船上で待機し上陸は禁止。以上が最後の指令だった。
護衛は自分がするとジョルノが申し出るが、アバッキオは「いきなり何言ってんだ!幹部のブチャラティが行くに決まってんだろ!」と彼を止める。ブチャラティは「当然だ。俺が行く」と言い、ジョルノが身に着けているテントウムシのブローチをお守り代わりにもらいトリッシュと共に塔へと入って行った。
ブチャラティを待つ間、ジョルノがふいに上陸した。注意をしたアバッキオも、いつの間にか上陸していた。ジョルノは何かを察し、そのまま歩を進めてブチャラティと連絡を取り始め、教会内部に入って行った。アバッキオたちが教会へ向かうと、ブチャラティが気絶したトリッシュを抱え、負傷していた。

ボートの所に戻り、アバッキオはブチャラティに説明を求める。ブチャラティは、「トリッシュを連れ帰ったのは、たった今俺がボスを裏切ったからだ」と言い、仲間にここで別れると続ける。ブチャラティと一緒に言うことは、彼と共に組織を裏切ることを意味していた。
ジョルノは「説明すべきだと思う」と口にした。アバッキオは勝手に教会に入ったことも含め、ジョルノを問い詰める。ブチャラティは、ボスが自分自身の手でトリッシュを始末する為に自分たちに護衛させていたこと、血の絆で自身を感じ取れるトリッシュが邪魔だと思ってのことだと説明する。それを見て見ぬふりをすることなどブチャラティにはできなかった。だから裏切ったのだ。
裏切り者の末路はブチャラティにも十分わかっていた。このヴェネツィアが、既にボスの親衛隊に囲まれている可能性もあった。ブチャラティは、「共に来るものがいるならボートに乗ってくれ。1つだけ偉そうなことを言わせてもらう。俺は正しいと思ったからやったんだ。後悔はない。こんな世界とはいえ、俺は自分の信じられる道を歩いていたい」と言った。強制も命令もしなかった。

先に口を切ったのはフーゴだった。フーゴは「ブチャラティの言っていることは分かるし、正しいとも思う」と言った上でこのボートに乗る者はいないだろうと続けた。理想だけでこの世界を生きる者はいない。それが現実だった。
アバッキオも続ける。「あんたがやったことは、自殺に等しいことだ。世界中どこに逃げようともあんたに安息の場所はない。そして、俺が忠誠を誓ったのは組織になんだ。あんたに対し忠誠を誓ったわけじゃねえ!」決別の言葉に思われたが、アバッキオは立ち上がった。「しかしだ…。オレも元々よォ~行く所や居場所なんてなかった男だ。俺が落ち着ける所はブチャラティ。あんたと一緒の時だけだ」と言い、ボートに乗った。
ミスタ、ナランチャもボートに乗り、ジョルノ、トリッシュも含め親衛隊との戦いが始まる。トリッシュは父親に殺されかけたことを受け入れた上で自分のルーツを知りたいと言った。アバッキオは、トリッシュの持つタフな精神力に感嘆する。

ノトーリアス・B・I・G戦

スタンドに目覚めたトリッシュ。

トリッシュの両親は、サルディア島で出会った。父であるボスは、母のドナテラがサルディニアに旅行した際に出会い、少し付き合った後急に姿を消したという。ブチャラティたちは、ボスの過去を探りにサルディニア島に向かう為の飛行機を奪うこととなった。
小型飛行機を奪い、操縦はムーディー・ブルースで再生する。離陸前、一人の男が滑走路に現れた。ミスタは警告をした上で発砲。男はスタンドを出したが、容赦のないミスタの攻撃で死亡した。ジョルノは男が死んでいることを確認。ほどなく、離陸準備が整い飛行機が飛び立った。
トリッシュの話からすると、ボスはサルディニアの出身らしかった。尚、ボスとトリッシュの母が出会ったのはカーラ・ディ・ヴォルペというリゾート地だという。

飛行機にある冷蔵庫には、骨が見える人の指が入っていた。指が増えているとのミスタの指摘もあり、ジョルノは確認の為ゴールド・エクスペリエンスで指から草を生やす。指と骨がスタンドや生きたものであればゴールド・エクスペリエンスの能力で根は生えない。ミスタは指が増えたように感じたのは自分の見間違いかもしれないと言い、指は冷蔵庫もろとも捨てられた。
ジョルノは、飛行機の内部に落書きを見つける。しかも、落書きは増えており、ジョルノの右腕には肉片状のスタンドが巣食っていた。それは、滑走路にいた男が一瞬見せたスタンドのようだった。本体の死後発動する「ノトーリアスB・I・G」は、ジョルノの腕を食ってどんどん大きくなっていく。
スタンドで自身の右腕を切り落とそうとしたジョルノだが、ゴールド・エクスペリエンスの右腕も同じ形に抉れた。ミスタの弾丸に取り憑く6体で1組のスタンド「セックス・ピストルズ」も4体が取り込まれミスタにダメージが返ってきた。
次いでナランチャにも攻撃をするが、ジョルノにはノトーリアスB・I・Gが何かに反応しているように見えた。ブチャラティはトリッシュにクローゼットに隠れるように言う。ノトーリアスB・I・Gはトリッシュにも襲い掛かった。ジョルノは、ノトーリアスB・I・Gが動きの速さに反応していると見抜いた。自身の左腕にノトーリアスB・I・Gを取り付けると、ジョルノは飛行機の窓から腕もろとも敵スタンドを放り出す。
両腕がなくなった以上、もうゴールド・エクスペリエンスの能力は使えない。ブチャラティは、負傷したナランチャとミスタを亀に隠し、操縦席にいるアバッキオに状況の報告に向かった。

しかし、ノトーリアスB・I・Gは完全に機外に出たわけではなかった。一人残されたトリッシュは、テントウムシのブローチからジョルノの手ができ始めていることに気付く。自分の腕を切断する前に、あらかじめ手を作っておいたのだ。
怯えながらもジョルノの腕を守ろうとする中で、トリッシュは自身のスタンド「スパイス・ガール」に目覚める。スパイス・ガールはノトーリアスB・I・Gを細切れにする。

飛行機の高度が下がり始めた。それは、細切れにされてもなお再生したノトーリアスB・I・Gがエンジンに取り憑き、巨大化していた為だった。ジョルノの腕が再生されつつあることを知らせに行ったトリッシュはノトーリアスB・I・Gの肥大化に驚く。散った肉片がクローゼットからエンジンに沁み込んだようだった。トリッシュは、敢えて走って操縦室に突っ込んできた。
スパイス・ガールの能力で操縦室のドアを柔らかくし、ラッシュで飛行機を破壊させる。トリッシュの目論見通り、ノトーリアスB・I・Gは落下した飛行機もろともティレニア海へと没した。

ノトーリアスB・I・Gは本体の死後発動する特殊なスタンドで、限りなく不死身に近い存在だったが、それだけにシンプルな動作を繰り返すしかできなかった。パラシュートでゆっくり着地するブチャラティチームより、自由落下する飛行機の方を追いかけたノトーリアスB・I・Gは、その後延々と海面の波を追いかけることしかできなくなった。

再現中の出来事

サッカー少年に紛れていたボスにより、アバッキオは殺された。

15年前、ドナテラは旅行先のサルディニアで写真を撮った。娘のトリッシュはその写真を見て育った。母の写真を撮影したのがボスである可能性から、ブチャラティたちはサルディニアのカーラ・ディ・ボルぺへと向かう。アバッキオのムーディー・ブルースでボスの顔を再現する為であった。
一緒にいたナランチャは二酸化炭素を探知する自身のスタンド「エアロスミス」で怪しい生命反応を見つけ、攻撃した。エアロスミスを通し、標的が倒れたことをナランチャは確認する。
アバッキオは相手が何者かを調べると言ったが、ブチャラティは一刻も早くこの場を去らねばならないとトリッシュの母を撮影した者の再生をするように命じた。ノトーリアスB・I・Gのこともあり、相手が完全に死んだとしても油断はできない。まだかろうじて息はあるらしい相手の捜索はナランチャとブチャラティで行い、アバッキオは再生を始める。

撮影場所の近くでは、サッカーをしている少年たちがいた。ボールが高所の枝に引っかかってしまったらしく、騒いでいる。アバッキオは仕方なくボールを取ってやった。1人の少年がすれ違いざま、アバッキオの腹を打ち貫く。それは少年の体から出現したスタンドで、それもボスのスタンド「キング・クリムゾン」だった。ボスにはヴィネガー・ドッピオというもう1つの人格があり、ドッピオが出ているときは体型も声も別人のように変化する。一瞬ボスに戻り、アバッキオの体を打ち貫いたのだった。

最後の再生

アバッキオは死力を尽くし、仲間にメッセージを残した。

気が付くと、アバッキオは屋外のレストランで食事をしていた。金属音が気になって覗くと、警官が瓶の破片を集め捜査をしている。強盗事件があり、凶器となった瓶の持ち手部分を探していると警官は言った。破片は細かく、大量にある。そんな中から指紋のついた部分を探すのは、気の遠い作業に感じられた。
アバッキオは、「もし見つからなかったらどうするのか」と尋ねた。指紋は見つからないかもしれないし、強盗が狡賢い弁護士を味方につけて無罪になってしまう可能性もある。なぜ、そんな苦労をその警官がしょい込んでいるのかとアバッキオは聞いた。
警官は、「私は結果だけを求めてはいない。結果だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ。近道をした時、真実を見失うかもしれない。やる気も次第に失せていく。大切なのは、真実に向かおうとする意志だと思っている」と答えた。
向かおうとする意志さえあれば、今回強盗に逃げられたとしても向かっているわけだからいつかはたどり着く、というのが警官の考えだった。そんな警官を、アバッキオは羨ましく感じる。アバッキオは、かつては自分も目も前の警官のような志を抱いていたが、自分という人間もだめにしてしまったと言った。何だって途中で終わってしまう、いつだって途中で駄目になってしまう下らない男。アバッキオは自分をそう評した。
警官はアバッキオの名を口にし、「お前は立派にやってるじゃないか。お前が警官になったばかりの時抱いていたその意思は、今お前のその心の中に再び戻っているのだよ」と続けた。その警官は、かつてアバッキオが殉職させた同僚であった。ボスによって致命傷を受け、アバッキオは既に死亡していた。
仲間のところに帰る為にバスに乗ろうとしたアバッキオを、同僚が止める。ここは終点で、もう戻ることはできない。「アバッキオ。お前は立派にやったのだよ。そう。私が誇りに思うくらいに立派にね」と言って同僚は微笑んだ。

アバッキオの遺体には大穴が空いていた。ナランチャがジョルノに「早く治せ」とせがむが、アバッキオが完全に絶命している以上それはできないことだった。ブチャラティはこの場を立ち去らなくてはならないと言う。もうこの場所から手掛かりは得られない。ミスタ、ジョルノも含め、皆アバッキオを置き去りにしたくはないが、長居もできなかった。
アバッキオの死に顔は安らかだった。ジョルノは、アバッキオの手に破片が握られていることに気付く。自身の能力で破片をテントウムシに変え、元あった場所へと向かわせる。若き日のボスの顔と、指紋が岩肌に押し付けられていた。アバッキオは最後の力を振り絞り、仲間たちにメッセージを残したのだった。
中々認めなかったジョルノの洞察力とスタンド能力に全てを託し、アバッキオは21年という短い生涯を終えた。

レオーネ・アバッキオの関連人物・キャラクター

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えどのゆうき
えどのゆうき
@edono78

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【ジョジョの奇妙な冒険】ディオ・ブランドーのカリスマ的魅力と彼の人生を徹底解説【DIO】

「ジョジョの奇妙な冒険」に登場し、初代・ジョジョとの死闘を繰り広げ、血の因縁を作り上げた巨悪、ディオ・ブランドー。底なしの野心のため、人間を辞めて怪物へと変貌した彼の奇妙な人生と「悪のカリスマ」として多くの人々を突き動かした、彼が持つ独特の魅力について、解説する。

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空条承太郎(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

空条承太郎(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

空条承太郎(くうじょう じょうたろう)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』の主人公であり、時間を止めるスタンド「スタープラチナ」の使い手。 感情は表に出さず冷たく見えるが、実は仲間思いであり正義感あふれる人物。頭脳明晰で強靭な精神力を持つが、一度怒ると手がつけられなくなる事もある。 第3部で宿敵DIOを倒した後も、第6部まで何らかの形で再登場しており、頼れる味方キャラクターとして圧倒的な存在感を持つ。

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ディオ・ブランドー/DIO(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ディオ・ブランドー/DIO(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ディオ・ブランドー/DIOとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物であり、吸血鬼にして時間を数秒間止めるスタンド「ザ・ワールド」の使い手。 歴代主人公であるジョースター一族の血統と、一世紀以上にも渡り因縁の宿敵となる、シリーズ最大の敵役にして悪のカリスマ。 第1部で吸血鬼となり、主人公ジョナサンと敵対する。第3部ではスタンド能力を身につけるが、主人公である空条承太郎に敗死する。死亡後も何らかの形で間接的にストーリーに関わってくる、最重要キャラクターである。

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ブローノ・ブチャラティ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ブローノ・ブチャラティ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ブローノ・ブチャラティとは荒木飛呂彦原作『ジョジョの奇妙な冒険』第5部「黄金の風」に登場する人物で、イタリアのギャング「パッショーネ」に身を置くスタンド(作中における超能力)使い。チームリーダーを務めた後、幹部に昇進する。葛藤を抱きながらも忠実な働きぶりを見せていたが、組織を根底から変える夢を持つ少年「ジョルノ・ジョバァーナ」に共感、共に組織の頂点を目指すようになる。 スタンドは対象にジッパーを取り付けて開閉する能力を持つ「スティッキィ・フィンガーズ」。人望が厚く、多くの者から慕われている。

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ディアボロ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ディアボロ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ディアボロとは『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』に登場するイタリアのギャング組織「パッショーネ」のボスであり、物語の最終局面でジョルノ・ジョバァーナと対峙するボスキャラクター。時を消し飛ばすスタンド「キング・クリムゾン」という能力を持つ。自身の栄光のためにはどんな犠牲もいとわない冷酷かつ用心深い性格で、組織の中にその正体を知る者はいない。自分の情報が漏れることを恐れ、実の娘であるトリッシュ・ウナを自らの手で始末しようとする。二重人格で、気弱な青年ヴィネガー・ドッピオと肉体を共有している。

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広瀬康一(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

広瀬康一(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

広瀬康一(ひろせこういち)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』及びPart5『黄金の風』冒頭に登場するスタンド使いにして主人公の東方仗助の友人であり、語り部でもある。気弱な面もあるが、成長するスタンド「エコーズ」が目覚めてからは勇気を振り絞って敵に立ち向かうようになる。その姿勢は、戦い慣れしている空条承太郎にも一目置かれるものであった。普段は優しい性格で、読者を含めて共感を得やすいキャラクター。そのためか作中では癖の強い人物にも好かれる傾向にある。

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ジョルノ・ジョバァーナ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ジョルノ・ジョバァーナ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ジョルノ・ジョバァーナとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』の主人公。第1部および3部の敵役DIOの息子で、物体に生命を与えるスタンド「ゴールド・エクスペリエンス」の使い手。15歳。 冷静沈着で正義感が強い性格で、ジョースター家の「黄金の精神」を受け継いでいる。ブチャラティとの出会いを通じてギャング組織「パッショーネ」に入団し、ギャングスターになる事を志す。口癖は「無駄無駄」。 最終的に「パッショーネ」のボス、ディアボロのとの戦いに勝利し、新たなボスとなって君臨する。

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グイード・ミスタ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

グイード・ミスタ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

グイード・ミスタとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』の登場人物で、ギャング組織「パッショーネ」のメンバーにして、弾丸を操作する6体の小人型スタンド「セックス・ピストルズ」の使い手。イタリア人の18歳。 陽気な自信家で楽天的な性格だが、数字の「4」に関わる話になると「縁起が悪い」として、ささいな事でも怯えてしまう。 ブチャラティチームに属し、ムードメーカー的存在。主人公のジョルノとは早い段階で打ち解けており、最終決戦後も生き残り、組織のナンバー2となる。

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リゾット・ネエロ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

リゾット・ネエロ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

リゾット・ネエロとは『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』に登場するイタリアのギャング組織「パッショーネ」の暗殺チームのリーダーであり、主人公ジョルノ・ジョバァーナが所属する護衛チームと対峙するキャラクター。磁力を操作するスタンド「メタリカ」という能力を持つ。優れた洞察力と冷静な判断力を持ち、任務に一度も失敗したことがない腕利きの暗殺者。暗殺チームは組織を裏切り、ボスの弱みである娘を奪おうと護衛チームを襲う。物語終盤で、ボスの別人格であるヴィネガー・ドッピオと一騎打ちとなった。

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ナランチャ・ギルガ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ナランチャ・ギルガ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ナランチャ・ギルガとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』の登場人物で、ギャング組織「パッショーネ」のメンバーにして、レーダーで二酸化炭素を探知して攻撃する戦闘機型スタンド「エアロスミス」の使い手。イタリア人の17歳。 普段は天真爛漫な性格だが、ひとたび戦闘に突入すれば恐れ知らずで凶暴になる。幼少期、浮浪者同然に生活していて学校に通っておらず、その事にコンプレックスを持つ。 ブチャラティのチームに属し、ブチャラティに心酔している。最終決戦でディアボロに殺害される。

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ヴィネガー・ドッピオ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ヴィネガー・ドッピオ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ヴィネガー・ドッピオとは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』に登場するキャラクターである。気弱な少年にしか見えないドッピオだが、ギャング組織パッショーネのボス・ディアボロのもう一つの人格で、隠れ蓑であった。自身はそのことを知らず、自分をボスの忠実な部下だと思い彼の指示で行動する。ボスのスタンド「キング・クリムゾン」の一部を使うことができる。ボスからの「指令」を「電話」で受け取る際、自らの口から着信音を発し、その場にあるものを電話として使う奇妙な行動が多い。

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パンナコッタ・フーゴ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

パンナコッタ・フーゴ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

パンナコッタ・フーゴとは『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』に登場するイタリアのギャング組織「パッショーネ」のメンバーであり主人公ジョルノ・ジョバァーナと同じ護衛チームに所属するキャラクター。殺人ウイルスをまき散らすスタンド「パープル・ヘイズ」という能力を持つ。普段は紳士的だが、実は短気な性格でキレると暴力的になる。ボスを倒す決意をしたブチャラティたちとは対照的に、組織を裏切ることはできないという気持ちから、物語中盤で護衛チームを離脱する。

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プロシュート(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

プロシュート(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

プロシュートとは『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』に登場するイタリアのギャング組織「パッショーネ」の暗殺チームのメンバーであり、主人公ジョルノ・ジョバァーナが所属する護衛チームと対峙するキャラクター。生物を無差別に老化させるスタンド「ザ・グレイトフル・デッド」という能力を持つ。性格は厳しくも面倒見のいい兄貴分で、弟分であるペッシにギャングの教えを説く。プロシュートが所属する暗殺チームは組織を裏切り、ボスの弱みである娘を奪おうと護衛チームを襲う。

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ペッシ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ペッシ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ペッシとは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』に登場するスタンド使いで、敵キャラクターである。ギャング組織パッショーネの暗殺チームの一員で、仲間たちと組織を裏切った。兄貴分のプロシュートと共にボスの娘トリッシュを奪うべく、護衛のブチャラティたちと戦う。自分では気づいていないものの、鋭い勘を持っている。気弱で臆病なマンモーニ(ママっ子)だったが、瀕死の重傷を負いながらも能力を解除しないプロシュートの覚悟を感じ取り、弱さを捨てて強敵へと変貌した。

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ギアッチョ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ギアッチョ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ギアッチョとは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』に登場するスタンド使いである。ギャング組織の暗殺チームに所属していたが、報酬が少ないことに不満を持ち、仲間たちと共に組織を裏切った。超低温を操り空気中の水分を凍らせるスタンド「ホワイト・アルバム」を持つ。キレやすい性格で、慣用句の表現など「納得いかない」と感じたことにいら立ちを見せる。執念深い一面とシンプルな分強いスタンド能力で、主人公のジョルノ・ジョバァーナとその仲間グイード・ミスタを追い詰めた。

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イルーゾォ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

イルーゾォ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

イルーゾォとは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』に登場する敵キャラクターで、スタンド使いである。ギャング組織パッショーネでは暗殺チームに所属し、鏡の世界に他者を引きずり込むスタンド能力「マン・イン・ザ・ミラー」で標的を葬ってきた。組織のボスを倒し、のし上がる為にボスの娘トリッシュを捕まえようとする。不利になると気弱になり、小物めいた怯え方をするが、被害を最小限に食い止めるべく自らの片腕を失うことも辞さない覚悟や機転も持ち合わせている。

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メローネ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

メローネ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

メローネとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』の登場人物で、暗殺チームのメンバーにして、標的を自動追跡する「子供」を産むスタンド「ベイビィ・フェイス」の使い手。 スタンドの性質もあってか、女性にセクハラまがいの質問をする事にも躊躇しない変態的な性格。 ボスの娘トリッシュを狙ってジョルノたちと対立し、育成して遠隔操縦できる「ベイビィ・フェイス」を駆使してジョルノたちを襲ったが、新たな能力に目覚めたジョルノに敗北し、再起不能となる。

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ホルマジオ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ホルマジオ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ホルマジオとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第5部「黄金の風」に登場する人物で、ギャング組織「パッショーネ」の「暗殺チーム」の一人。スタンドは、人差し指の刃で傷つけた相手を小さくする「リトル・フィート」。見た目はチンピラのようだが、頭脳派で知略家。口癖は「しょうがねーなー」。チーム内で「くだらない」と言われていたスタンド能力だったが、「知恵の使い様」で「ナランチャ」を追い詰める。最後はエアロスミスの機銃弾を受け、今後の未来を暗示するかのようなセリフを残し死亡した。

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チョコラータ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

チョコラータ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

チョコラータとは、荒木飛呂彦の漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』に登場する敵キャラクターで、特定の幻像を持つ超能力「スタンド」の使い手である。自身が所属するギャング組織のボスから「下衆」と評される精神を持ち、医者だった頃は「死が見たい」という理由で患者を殺している。生物を無差別に侵食する能力「グリーン・デイ」は、そんな下衆な精神の具現化といえる。強烈なキャラクター像と医者という前職から、チョコラータを「チョコ先生」と呼ぶファンもいる。

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トリッシュ・ウナ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

トリッシュ・ウナ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

トリッシュ・ウナとは、荒木飛呂彦の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』の登場人物で、特定の幻像を伴う超能力「スタンド」の使い手の一人である。イタリアのギャング組織「パッショーネ」のボスの娘で、存在すら知らなかった父の命を受けた幹部のブローノ・ブチャラティのチームに護衛される。父に殺されそうになるも、ブチャラティらと旅を続ける中で持ち前の気の強さが精神的逞しさへと成長。物体を柔らかくするスタンド「スパイス・ガール」が発動した。

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セッコ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

セッコ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

セッコとは、荒木飛呂彦の漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』の登場人物で、周囲の物質を泥化させるスタンド「オアシス」の使い手である。ギャング組織「パッショーネ」のボスの親衛隊で、裏切り者の始末等を行う。相棒チョコラータの言うことには良く従うが、彼のことは利用しているだけだった。下衆な精神の持ち主ではあるものの、チョコラータのペットのような振る舞いが不気味ながらも「かわいい」と一部のファンに人気がある。

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スティール・ボール・ラン(ジョジョ第7部)のスタンドとスタンド使いまとめ

スティール・ボール・ラン(ジョジョ第7部)のスタンドとスタンド使いまとめ

荒木飛呂彦の作品である「ジョジョの奇妙な冒険」の7部は「スティール・ボール・ラン」という、乗馬でのレースの名称を冠した作品である。アメリカ大陸を馬だけで横断すると言う過酷なレースに、主人公「ジャイロ」と「ジョニィ・ジョースター」が挑む。そのレースの最中、彼ら二人を妨害する大量のスタンド使いが現れる。二人は力を合わせて妨害者のスタンド使いを倒し、ゴールへと向かう。そんな大量のスタンド使いとスタンドを紹介する。

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『ジョジョの奇妙な冒険』に受け継がれる「人間讃歌」というテーマ

『ジョジョの奇妙な冒険』に受け継がれる「人間讃歌」というテーマ

連載を開始から30年という年月を経ても根強いファンをもち、ゲーム、アニメなど様々なメディア展開を行い続けている、名作漫画。絵柄、言い回し、擬音など、強烈な作風の中でも、時代を経て人々に愛される、シンプルな「人間讃歌」というテーマ、そこに描かれる唯一無二の世界観と、世代を超えて受け継がれていくキャラクター達の生きざまについて解説する。

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【ジョジョの奇妙な冒険】漫画家・岸辺露伴の魅力と奇妙な人生を徹底解説

【ジョジョの奇妙な冒険】漫画家・岸辺露伴の魅力と奇妙な人生を徹底解説

『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない』に登場する漫画家・岸辺露伴。舞台となる杜王町に集う「スタンド使い」の一人として一度は主人公達に立ちはだかるも、やがて仲間の一人として町で起こる事件へと挑んでいく。数々のスピンオフ作品でも描かれる、彼の「奇妙な冒険」について、解説する。

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ジョジョの奇妙な冒険の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

ジョジョの奇妙な冒険の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険』とは荒木飛呂彦によるアクション・アドベンチャー漫画及びそれを原作としたアニメ・小説・ドラマ・映画などのメディアミックス作品。この記事では『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメに使われた歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、その他の劇場アニメ、OVAなどの主題歌を紹介していく。

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『ジョジョの奇妙な冒険』×「資生堂」になんだかワクワクさせられた!

『ジョジョの奇妙な冒険』×「資生堂」になんだかワクワクさせられた!

資生堂といえば日本が誇る化粧品メーカー。ところが資生堂が“本気”を出した「ジョジョ」のコスプレ(?)を、それも18人にも及ぶキャラクターを披露していた事実をご存知でしょうか? その本気クオリティたるや「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!」レベルなうえに、実はコスプレをしたモデルやスタッフなどにも大きな秘密があったのです。

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名言、迷言多し!第六部までの『ジョジョの奇妙な冒険』歴代ジョジョとラスボスを網羅

名言、迷言多し!第六部までの『ジョジョの奇妙な冒険』歴代ジョジョとラスボスを網羅

第一部冒頭より名言と迷言、そして名シーンの宝庫である『ジョジョ』。まさにタイトル通り、「ジョジョ」の異名を持つ者が過酷な運命に身を投じるというサーガ。「宇宙が一巡りする」前の第六部までの「ジョジョ」と、各部を盛り上げてくれたラスボス、並びに名言と迷言をまとめました。ジョジョ立ち、スタンド戦、頭脳戦ばかりがジョジョの魅力ではない!?

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子供、動物、ゾンビまで?『ジョジョの奇妙な冒険』異質のスタンド使いまとめ(第六部まで)

子供、動物、ゾンビまで?『ジョジョの奇妙な冒険』異質のスタンド使いまとめ(第六部まで)

『ジョジョ』のスタンドバトルは知略戦、意外な能力などで見ていて白熱します。基本的にスタンド使いといったら10代半ば以降の人物、人間が多いのですが、中には「こいつがそうだったのか!」となるような「スタンド使い(本体)」も。動物だったり子供だったりと、そんな異色のスタンド使いをまとめました。能力を操れていなかったり、修行の果てに能力が目覚めた人までいて、奥の深いスタンド道です。

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