宇佐美時重(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

宇佐美時重(うさみ ときしげ)とは、『週刊ヤングジャンプ』で連載の野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。第七師団の初期メンバーの一人で階級は上等兵。かなり腕が立ち、丸腰で武器を持った複数人の殺人犯を返り討ちにしてしまう程。鶴見中尉に心酔しており、恋愛感情にも似た忠誠心を持つ。最期は元第七師団の尾形に狙撃され、胸を撃ち抜かれて致命傷を負う。それでも尚、今際の際に鶴見中尉に刺青人皮と重要情報を伝えて息絶えた。

花沢の童貞を守る為に行動する

尾形(左)と話す宇佐美

宇佐美は鶴見のお供で花沢勇作に会いに陸軍士官学校に会いに行く。しかし、入れ違いで花沢は帝国ホテルに向かっていた為、宇佐美達も帝国ホテルへ向かう事になる。そこで宇佐美達は陸士の候補生らしき人物と女性が部屋に入っていくのを見る。実はこの陸士の候補生というのは、花沢勇作に扮した杉元であった。彼は第一師団菊田軍曹の指金で密かに花沢勇作の見合い話を潰す為に行動していたのである。事情を知らない宇佐美達はその陸士の候補生を花沢勇作と判断し、後を追う。その最中、宇佐美は腹違いの兄である尾形に「どんな男か楽しみだな?」と聞いていた。後に敵対し合う宇佐美と尾形であるが、この時は普通に会話する仲であった。

事情を知らない鶴見は、このままでは花沢勇作が童貞を失ってしまうと判断した。そこで宇佐美達は花沢勇作と思われる人物が入った部屋のドアを蹴破って中に突入した。部屋の中では花沢に扮した杉元が全裸で浴室に入り、見合い相手の金子花枝子(かねこ かえこ)に童貞を奪われそうになっていた。金子の策略で杉元は軍服にビーフシチューを溢された為、着替えの為浴室で全裸になった所を金子に襲われていたのである。浴室に閉じこもり、金子から身を守っていた杉元。浴室の外では鶴見が見合いを諦めようとしない金子に、花沢の名誉を守るため銃を突き付けて脅していた。鶴見の銃の弾倉に弾が入っていない事から殺意が無い事が解る。しかし浴室に籠っていた杉元はこのままでは金子が口封じで殺されると判断し、正義感から全裸で浴室から飛び出す。全裸の杉元はそのまま鶴見の銃を蹴り落とし、その銃を拾おうとした所で宇佐美の突進を喰らう。そのまま宇佐美と杉元は取っ組み合いになり、そこへ月島も加わって乱戦になる。杉元の顔を見た鶴見は彼が花沢勇作では無い事に気付く。その事を鶴見から聞いた宇佐美は「誰だお前」と言いながら杉元の顔面を殴りつけた。それでも杉元は止まらず、暴れ続けた。そこへ菊田が杉元を助けに乱入し、杉元と菊田はその場を逃げ出す。菊田の姿を見た鶴見は状況を把握し、部下である宇佐美達に追撃をしないように命じた。

戦場で尾形を誘導する

鶴見は第七師団長の花沢中将を操ろうとしていた。その為に当初息子の花沢勇作を殺す事を画策していた。花沢勇作を殺す事で花沢中将は、腹違いの息子であり第七師団で鶴見の部下である尾形に愛情を注ぐようになると考えていた。しかし余りにも第七師団の軍人達が花沢勇作を神聖視していた為、その計画を断念する。その事を宇佐美は日露戦争の旅順攻囲戦塹壕で尾形に伝える。そして花沢勇作殺害を鶴見が断念した事を宇佐美は「つまんねー」と尾形に言い、更に「みんな勇作殿を美化し過ぎてない?」と尾形の心を揺さぶる発言をする。両親からの愛情を受けて育った花沢勇作に、両親からの愛情を受けられなかった尾形は複雑な感情を抱いていたのだ。尾形は宇佐美の発言に同意し、花沢も本当は自分と同じように人を殺しても罪悪感を感じない人間であるという事を確かめようと考え始めた。そうすることにより尾形は「両親からの愛の有無で人に違いは生まれない」事を証明し、自分がマトモな人間である事を自分に納得させようとしていたのである。宇佐美は尾形の歪んだとも言える考えを聞き、「その通り」と肯定する。そして尾形は花沢に密かに捕らえたロシア兵を殺させようとして失敗してしまう。

花沢に人殺しをさせる事に失敗した尾形。そこで尾形は発想の転換をする。尾形は「実は自分は父親に愛されており、花沢と自分の間には何も違いは無いのでは?」と考えたのである。そこで尾形は父親の愛を確かめる為に花沢を殺して見るという結論に達する。その考えを尾形から聞いた宇佐美は不気味に「そうだね」と肯定する。そして尾形は当初の鶴見の予定通り、戦場で背後から花沢を狙撃して殺害し、父親の愛を確かめようとした。結果的に尾形は父親の愛を受けられず、逆に存在を否定されてしまう。後に宇佐美はこの尾形との一連の出来事を事情を知らない菊田に話す。その際、宇佐美は父親の愛を受けられなかった尾形の事を嘲笑していた。

奉天にて鶴見と話す

奉天にて宇佐美は鶴見を褒め称える。その内容は鶴見が月島を「駒」として使い、奉天での部下達の士気を盛り上げた事である。

月島は鶴見の腹心とも言える部下である。月島は過去に離別した幼馴染を愛していた。その幼馴染の事で鶴見は一芝居を打って月島を従順なコマに仕立てた。しかし、その鶴見の芝居が月島にバレてしまい、鶴見は月島に戦場の奉天にて詰め寄られる。鶴見は月島を救う為に一芝居打った事を独白。あまりの熱弁に月島の心は揺れ動く。そして他の兵隊が見ている目の前で月島を「戦友」と呼び、士気を大いに高めた。更に“理想の上官”を演出する為に、前頭葉の一部を吹き飛ばされるという大怪我を負いながらも飛んできた砲弾から月島を庇う。これによって鶴見は月島という「駒」を完全に掌握したのである。宇佐美は鶴見の思惑、策略を見抜いた上でこの事を褒め称えたのである。

尾形に嫉妬する

鶴見に優しくしてもらっている尾形に嫉妬する宇佐美

尾形は第七師団長、花沢中将の妾の子である。父に捨てられ、母も彼を愛さなかった。尾形は母親を殺鼠剤で殺害し、父親も鶴見の思惑で自害したように見せかけて殺している。尾形は父親に会った際、母親を殺した事、腹違いの弟で花沢中将の愛を受けていた花沢勇作を殺した事を話し、自分のことを息子として愛しているのかどうか尋ねた。結果は花沢中将に父としての愛情を持っていないことを名言され、自身の存在意義を見失ってしまう。

花沢中将を自刃させた後、尾形は馬車へ向かう。鶴見は宇佐美が御者をする、その馬車の中で待機していた。鶴見は父親を自刃させた尾形を褒め称えた。その様子に宇佐美は嫉妬していた。鶴見が立ち去った後、宇佐美は尾形に対抗心を剥き出しに話しかける。宇佐美は尾形に何故第七師団長を殺したのか問い詰める。宇佐美は、第七師団長の息子である尾形を第七師団の面々が担ぎ上げる事を考えていた。更に宇佐美は、尾形が担ぎ上げられる事で第七師団の中での影響力を強めて、鶴見からの愛情を得ようとしていると勘繰っていた。尾形は宇佐美の考えを「ねえよ」と一蹴する。そんな尾形に対し、宇佐美は「満鉄」の事を調べるよう促す。鶴見と花沢中将は満鉄を巡って対立関係にあったのである。こうして尾形は鶴見が花沢中将を殺害した本当の理由を知る事になる。

負傷した尾形を煽り、殴られて逃げられる

尾形は金塊争奪戦初期、杉元とアシリパと交戦し敗れている。アシリパは本作『ゴールデンカムイ』のヒロインである。アイヌの少女であり、金塊を隠したのっぺら坊の娘である。刺青の暗号を解く重要情報を持っており、物語のキーマンである。

尾形は杉元とアシリパに敗れた時、冬の川に落ちて流され低体温の上顎が砕ける重症を負って入院していた。意識が朦朧とする中で尾形は譫言で「勇作殿」と呟いた。勇作とは尾形が203高地で殺害した腹違いの弟の事である。その譫言を宇佐美は尾形の間近で聞いていたのだ。その瞬間、尾形は目を覚ます。後に宇佐美は尾形の事を「ヤワな野郎ですよ」と小馬鹿にしていた。

尾形はこの時、鶴見率いる第七師団27聯隊の中で造反を企てている一派に加わっていた。宇佐美はその事を見抜いて尾形を問い詰めようとしていたのである。宇佐美は寝たきりの尾形に向かって「父親に愛されず、その父親を殺したが鶴見も愛してくれない。誰も愛してくれないから不貞腐れて鶴見を逆恨みしている」と宇佐美の主観混じりの主張をする。更に宇佐美は「わきまえろよ!僕達は鶴見中尉殿の「駒」なんだぞ」と一方的で自分勝手な主張を尾形に押し付けようとする。宇佐美は「僕には分かるんだ!!お見通しだぞ!!」と尾形を自分の物差しで勝手に測り、尾形の考えを当たり前のように断定した。その言葉に対して尾形は「陳腐な妄想」、「農民出身の宇佐美は一番安い駒」と宇佐美を煽る。この言葉にキレた宇佐美は銃剣で尾形を刺し殺そうとする。これに尾形は反撃し、手近にあったオマルで宇佐美の顔面を殴りつけて逃走した。宇佐美は鼻血を出して暫く倒れていたがムクリと起きあがり、心配して駆けつけた兵士に「僕が一番安い駒だって。そんなわけないよな」と話した。「安い駒」と言われた事が相当頭に来ている様子でこれ以降、尾形を憎悪する様になる。

網走監獄に潜入

鶴見の命令で網走監獄にスパイとして潜入する。

網走監獄には金塊を隠した張本人であるのっぺら坊が収監されている。網走監獄の監獄長である犬童はのっぺら坊が隠した金塊を狙っていたが、のっぺら坊は中々口を割らない。そこで犬童は金塊の秘密を握るのっぺら坊を独房に閉じ込めた。実はこののっぺら坊は偽物であり、別人の囚人の顔の皮を剥がして幽閉していたのである。そして侵入者がこの偽のっぺら坊に接触した時、大声で叫んで看守たちに知らせる「警報装置」として使われていたのである。本物ののっぺら坊は教誨堂の地下に幽閉されていた。犬童は土方に30年前兄を殺され、その復讐の燃えていた。土方を単独で誘き寄せ、一対一で勝負を挑む為に本物ののっぺら坊を教誨堂に幽閉したのである。そして様々な武器を買い付け、看守達に装備させて網走監獄を要塞化させた。鶴見はそんな網走監獄を襲撃し、のっぺら坊の身柄を奪取して金塊の在処を探る事を計画していた。その事前準備として部下の宇佐美を潜入させ、網走監獄の武器庫とのっぺら坊の居場所を探らせる事を画策した。武器庫の場所を特定して襲撃し、効率的に網走監獄を武装制圧してのっぺら坊を奪取するのが最大目標である。

網走監獄に潜入した宇佐美は看守の新人として、看守部長の門倉に仕事を教わる事になる。教わりながら宇佐美は網走監獄の構造を調査し、武器庫を探った。そんな中独房で正座をするのっぺら坊の異様な姿を宇佐美は見つめていた。そんな宇佐美に門倉は「のっぺら坊には関わるな」と忠告していた。

仕事が終わり、網走監獄の外の集落に出た宇佐美は集落に潜んでいた第七師団の仲間達と合流する。そして集落にある小屋で密かに入手した網走監獄の情報を宇佐美は仲間達に伝える。宇佐美はのっぺら坊が毎日、独房を移動させられている事を伝える。宇佐美が日中にのっぺら坊の姿を見ていたのはこの事を突き止める為であった。またのっぺら坊が独房を移動する場所に一定の規則性があるかどうかを分析する為に、毎日のっぺら坊の独房の場所を確認する事を宇佐美は仲間達に伝える。規則性を見出す事で数日先ののっぺら坊の独房の場所を予測出来るようにする事を宇佐美は考えていた。

一方、網走監獄典獄の犬童は部下の門倉の報告から宇佐美が第七師団のスパイだと見抜いていた。犬童は門倉に宇佐美の殺害を指示する。その際、犬童は囚人を使う許可を門倉に出した。門倉は渋々、囚人を使って宇佐美を殺害する事を決意する。

翌日、門倉は網走監獄内の人気の無い養豚場に宇佐美を呼び出す。門倉は養豚場の奥にある木箱を運び出す仕事を宇佐美に依頼した。その際、宇佐美の持っている軍刀を置いて行くように指示する。宇佐美は軍刀を置いて養豚場に入って行った。それを見届けた門倉は宇佐美の軍刀を持ち出して身を隠した。宇佐美が養豚場の奥に入っていくとそこにはハンマーを持った強面の囚人が二人待ち構えていた。この囚人二人は門倉の放った宇佐美への刺客である。宇佐美は門倉の姿を探しながら戻るが、門倉の姿は無く、宇佐美の軍刀も無くなっていた。丸腰の宇佐美に囚人は、「苦しませるな」と言われているので大人しくしていれば一発で仕留める旨を伝える。この発言から宇佐美は自分がスパイだとバレている事を悟る。そのまま宇佐美は囚人二人に殴り殺されるかと思いきや、一人の囚人のハンマーを奪い取り、そのまま次々と囚人二人を殴りつけてしまう。動けなくなった囚人二人を宇佐美は更に何度もハンマーで殴りつけて撲殺してしまう。その後、返り血を浴びながら何事も無かったかのように網走監獄の入口に向かう。入口を警備していた門番の看守には「養豚場で転んでしまい、着替えたい」という旨を伝えて宇佐美は無事に入口を通って外に出た。こうして宇佐美は網走監獄を脱出した。その際、門番の持っていたロシア製のモシン・ナガンや奥の方にマキシマム機関銃の姿を確認し、監獄の経費だけでは到底買えない重装備の資金源に疑問を抱いていた。

脱出後、宇佐美は門番に自分がスパイだという情報がまだ伝わっていなかった事に安堵していた。また目的が達成出来なかったので鶴見に叱られてしまう事に興奮し、喜んでいた。

宇佐美の殺害に失敗した門倉は犬童に嘘の報告をした。実は門倉は旧幕府の人間で土方一派の内通者であり、網走監獄側の裏切り者であった。土方一派とは元新撰組副長土方歳三が率いる金塊を狙う一大勢力である。史実で土方は北海道の五稜郭で明治新政府軍と戦い、戦死しているが本作『ゴールデンカムイ』では生き延びている設定になっている。生き延びた土方は捕らえられ、網走監獄に収監される。そこでのっぺら坊と土方は出会い、北海道に独立国を作るという点で利害が一致。のっぺら坊は金塊の在処を示す暗号を23人の囚人に刺青として彫った。土方もその中の一人として刺青を彫られている。その後、土方の先導で23人の刺青の囚人は脱獄し土方は独立国「蝦夷共和国」を作る為に金塊を狙う。その土方に協力し、共に行動する人々を総称して土方一派と呼称している。

門倉は犬童に、宇佐美が抵抗して囚人二人を瀕死に追いやり、宇佐美自身も瀕死の重症を負ったが自分が止めを刺した旨の嘘の報告をする。こうして門倉の報告により宇佐美は網走監獄の追撃を受ける事なく無事に第七師団に戻る事が出来た。

根室にて鶴見に罰を受ける

第七師団に戻った宇佐美は鶴見に網走監獄で得た情報を伝える。ロシア製の小銃を看守全員が装備している事。典獄の犬童は鉱山会社に囚人を貸し出し、硫黄山で働かせて得た資金で武器を購入していた事。マキシマム機関銃まであり、その他にも強力な武器を隠し持っている可能性が高い事等を鶴見に報告した。報告を聞いた鶴見は宇佐美が報告した強力な武器を保管しておく武器庫を発見する前に、宇佐美がスパイだとバレてしまった事を指摘する。鶴見は宇佐美を網走監獄に潜入させる為にかなりの手間を掛けていた。それが重要情報を入手する前に、宇佐美がスパイだとバレて逃げてしまったので、その事を指摘した。鶴見は腹心の月島に宇佐美を椅子に押さえつけさせる。鶴見は万年筆で宇佐美の左右対称の両頬のホクロに落書きをする。宇佐美のホクロを頭に見立てた二人の走る棒人間の落書きである。二人のホクロは一生懸命走るが、永遠に縮まることは無いというストーリーを込めて鶴見は落書きをした。このストーリーを聞いていた第七師団の二階堂は「かわいそう」と涙ぐみ、鯉登は嫉妬し、月島は引いていた。当の宇佐美は鶴見に落書きをされた事で興奮し、恍惚に浸っていた。網走監獄でのスパイ未遂の一件はそれで片付いた。そして鶴見は宇佐美にある情報の確認をする。その情報とは、宇佐美が網走監獄から根室の第七師団拠点に逃げて来るまでの間の屈斜路湖で得た杉元一行の情報の事であった。

杉元一行とは、金塊を狙う一大勢力の一つである。主人公の杉元佐一とアシリパ、そして彼等に協力する人々を総称して杉元一行と呼称する。元々は杉元とアシリパの利害関係の一致から出来上がった勢力である。杉元は金塊を手に入れ、戦死した親友の妻であり幼馴染の女性の目の病気を治そうと考えていた。一方、アシリパは杉元から金塊の話を聞き、杉元に協力する事になる。当初、アシリパは父のウイルクが金塊を運んでいた所、のっぺら坊に殺されて金塊を奪われたと思い、敵討ちの為に杉元に協力した。が、後にのっぺら坊はウイルクである事が分かり、ウイルクが金塊を隠した真の意味を知る事になる。ウイルクはアイヌ民族の独立国家を作る為の軍資金として金塊を隠したのであった。そしてその金塊を娘のアシリパに託し、アシリパがアイヌ民族を率いて戦う事を考えていた。父の意志を知り、アシリパはアイヌの未来を背負う形で金塊を探す事になる。そして杉元はそんなアシリパに力を貸す形で金塊争奪戦に改めて参加する。

宇佐美は鶴見に屈斜路湖の旅館に居た按摩から杉元一行らしき人物の情報を得た事を伝える。鶴見は更にアイヌの少女(アシリパの事)が居たのかを宇佐美に確認する。宇佐美は居た事を伝える。

鶴見が去った後、宇佐美は鶴見に書かれた落書きを見ようと、嬉々として鏡を探していた。

斜里にて網走監獄襲撃準備をする

鶴見の落書きを入れ墨にした宇佐美

第七師団は網走監獄から東へ40キロの港町の斜里に滞在していた。鶴見の狙いは手を組んだ土方一派と杉元一行に網走監獄に潜入させ、のっぺら坊とアシリパを引き合わさせて金塊の在り処を聞き出したところで、第七師団が襲撃しのっぺら坊とアシリパを奪い去る事であった。また土方一派と杉元一行が潜入に失敗した際に備え、第七師団が網走監獄を武力制圧し、のっぺら坊とアシリパを奪取する事も同時に画策していた。斜里では網走監獄襲撃の武装準備を行っていたのだ。

宇佐美も斜里に滞在し、武装準備をしていた。その宇佐美の顔には数日前に鶴見が落書きした、ホクロを頭に見立てた棒人間がまだ描かれていた。それを見た鯉登はその落書きを消すように怒鳴りつけた。鯉登は鶴見に落書きされた宇佐美に嫉妬していたのだ。鯉登に怒鳴りつけられた宇佐美は、棒人間の落書きを入れ墨にした事を鯉登に伝える。宇佐美の気合いの入った鶴見に対する忠誠心に鯉登は何も言い返せなかった。

網走監獄を襲撃

夜中の網走監獄の潜入に失敗し、土方一派と杉元一行は発見されてしまう。警鐘を鳴らされ、網走監獄が騒然とする中で第七師団は行動を開始する。第七師団は網走監獄のすぐ側を流れる網走川対岸の川沿いに沿って松明を掲げた。この松明の明かりで網走監獄の看守達は第七師団の襲撃に気付き、網走川を跨いで網走監獄に繋がる入り口の橋に警戒を集中させる。看守達はこの橋から第七師団が攻めてくる事を想定し訓練していたのだった。次の瞬間、看守達はその網走川の橋を爆破した。こうする事で第七師団を足止めしようとしたのである。が、鶴見はこの看守側の動きを利用する。鶴見は川岸に灯した松明で橋から第七師団が攻めてくると看守達に錯覚させ、不意をついたのだ。そのまま鶴見率いる第七師団が、網走川河口から「雷」型駆逐艦に乗って航行し、網走監獄を強襲した。鶴見は看守側が橋を爆破するのを見越していた。橋を看守側に爆破させる事で駆逐艦の航路を確保したのである。また、川沿いに50m間隔設置した囮用松明はそのまま駆逐艦の誘導灯となった。この駆逐艦に宇佐美は搭乗し、第七師団の一員として武装していた。目的は網走監獄を武装襲撃し、のっぺら坊とアシリパを確保する事である。
網走監獄内では犬童が正門の前にマキシマム機関銃を二門配置した。門を破って入ってきた第七師団を十時砲火で一気に殲滅する算段である。一方、当の第七師団は「雷」型駆逐艦に搭乗していた。そのまま駆逐艦は装備していた40口径5.7cm砲を一斉に発射する。砲弾は正門とは反対側の網走監獄を囲う頑丈で巨大な塀を破壊し、土方一派、杉元一行、網走監獄の看守達は大混乱になる。

鶴見は中央軍部への嘘の報告のシナリオを部下の月島に話す。「北海道で蝗害が発生し、それを鎮圧すべく駆逐艦の出動を要請。その帰港中、網走監獄にて暴動が発生。囚人が看守を制圧し、立てこもっている所を第七師団が鎮圧した」という筋書きだ。鶴見がそのシナリオを通す為には看守達の証言が邪魔になる。月島は鶴見が網走監獄の看守達を皆殺しにする様に第七師団に命じている事を暗に察する。

鶴見達第七師団は上陸し、網走監獄に突入する。看守の一部の人間は、流石に陸軍には敵わないと銃を捨て投降する。それを宇佐美を初めとした第七師団は容赦なく撃ち殺した。それを皮切りに鶴見は第七師団に舎房に突入するよう命じる。

網走川の「雷」型駆逐艦は照明弾を複数発射する。夜中の網走監獄が光に照らし出される。舎房前まで突入した宇佐美達第七師団は三十八式小銃で看守達を射撃していた。対する看守達はマキシマム機関銃とモシン・ナガンで応戦。銃撃戦の最中、第七師団の月島は手投げ弾を看守達に投げ込み、マキシマム機関銃の砲撃手を爆殺する。看守達の銃撃が止み、第七師団は一気に舎房に突入する。

鶴見を先頭に舎房に突入した第七師団。看守を脅し、のっぺら坊の居場所を聞き出した。そこへ向かっていく第七師団の中に宇佐美は居た。物陰に隠れていた門倉は宇佐美の姿を確認し、驚愕していた。

のっぺら坊の居場所に向かった第七師団は、のっぺら坊を人質にした杉元の姿を発見する。実はこののっぺら坊は偽物である。杉元はハッタリで第七師団にのっぺら坊を、人質に取ったかのように見せかけていた。諦めるよう説得する鶴見に、杉元は第七師団に武器を置くように指示。その時、第七師団で、杉元に弟を殺されて憎悪していた二階堂が発砲する。杉元は弾丸をかわし、物陰に偽のっぺら坊と隠れた。が、偽のっぺら坊は頭を撃ち抜かれて即死していた。混乱が起きた第七師団の背後で、物陰に隠れていた門倉がこっそりと逃げようとしている姿を宇佐美は発見する。宇佐美は第七師団を一時離れ、再会を喜ぶような口調で門倉に声をかけながら、冷たい目で小銃を構えて門倉を追いかけた。門倉はその異様な光景と宇佐美の変なホクロに驚愕しながら逃走を始める。宇佐美は逃げる門倉の背後から首を狙って発砲した。弾丸は狙いを外して門倉の肩に被弾する。負傷しながらも門倉はある装置を起動させる。その装置とは樺戸監獄で開発された一斉開房装置であった。火災時に使用され、囚人達が閉じ込められている房の鍵を一斉に開ける装置である。門倉は網走監獄に収監されている700人の凶悪犯を解き放ったのだった。門倉によって解き放たれた700人の凶悪犯達は、一斉に第七師団に襲い掛かる。これには流石の宇佐美も冷や汗を流し、第七師団の方に後退する。これを見た鶴見は第七師団に着剣を命じ、700人の凶悪犯達と接近戦を繰り広げた。宇佐美も第七師団の面々と共に700人の凶悪犯達と血みどろの接近戦を繰り広げ、返り血を浴びていた。乱戦の最中、鶴見は三八式機関銃を持ち出し、囚人達を一斉に射殺し始める。この三八式機関銃は斜里にて、陸軍中将の有坂成蔵(ありさか なりぞう)から受け取っていた最新の武器である。有坂は大日本帝国陸軍中将で天才的な兵器開発を行い、日露戦争を勝利に導いた影の功労者と言われている人物である。後に二階堂上等兵の義手と義足を開発した。

圧倒的な火力の前に戦況は一変し、囚人達は次々と逃走を始めた。こうして第七師団と700人の凶悪犯達との戦いは終わった。

網走監獄の外では、手を組んでいた土方一派と杉元の間で裏切りが起こっていた。のっぺら坊は殺され、杉元も頭を狙撃されて倒れてしまう。杉元を助けようとした谷垣も狙撃されて負傷し、杉元たちと行動を共にしていたアイヌのインカラマッもキロランケに刺されて重傷を負う。キロランケとはウイルクの親友であり、アシリパとも面識のある人物である。その正体はウイルクと共にロシア帝国で皇帝暗殺をしたテロリストであった。キロランケはロシア革命の為に金塊を狙っていた。

アシリパはキロランケに連れ去られてしまっていた。そこへ宇佐美を含めた第七師団が網走監獄から出てくる。鶴見は彼等を収容し治療した。

杉元は頭を撃ち抜かれたにも関わらず、生還し回復した。『ゴールデンカムイ』の物語は新しい展開を迎え、連れ去られたアシリパを奪還すべく、敵対していた杉元と第七師団が手を組むことになる。

網走監獄襲撃で負傷した二階堂の様子を見る

宇佐美を含めた第七師団が網走監獄で700人の凶悪犯達と死闘を繰り広げていた時、二階堂は一人で杉元を追いかけていた。二階堂はかつて杉元に双子の兄弟を殺され、強い殺意を抱いてるという経緯を持つ。二階堂は杉元を発見し、襲い掛かるが反撃を受け、右腕を散弾で吹き飛ばされてしまう。その後、杉元に殴られて気を失っていた所を第七師団に発見され、網走近郊の病院に入院していた。そんな二階堂の様子を宇佐美は鶴見と見に来ていた。

宇佐美は鶴見に二階堂の今の状態を説明する。二階堂は鶴見から杉元が死んだと、嘘を伝えられてから抜け殻の様に無気力になっていた。布団を被り、食事を全然摂っていない状態である。

鶴見は布団を被ったまま出てこない二階堂に、「食事をちゃんと食べたらご褒美にモルヒネをやる」と子供を諭すかのように話しかける。鶴見のモルヒネの入った小瓶を叩く音に反応して二階堂は布団から顔を出す。まるで様子を伺う子供のようにチラチラと鶴見を覗いていた。鶴見は二階堂に箸を持ってご飯を食べるように促す。が、二階堂は先の戦いで右手を吹き飛ばされている事を宇佐美が鶴見に説明する。右手を失った事に改めて気付いた二階堂は不貞腐れた子供のようにまた布団を被ってしまった。鶴見は溜息をつき、宇佐美にフォークを持ってくるように伝える。

宇佐美は鶴見にフォークを渡した。鶴見はフォークでモルヒネの小瓶を叩き、フォークを持ってきた事をアピールし、改めてちゃんと食事を食べればモルヒネを与える旨を伝える。それに反応して再び布団から顔を覗かせる二階堂。子供のように様子を伺いながらゆっくりと布団から出始めた。その時、陸軍中将の有坂が快活な大声を出しながら病室に入ってきた。有坂は長年の兵器開発で難聴になっている為、話し声がかなり大きい。その声にビックリしてまた二階堂は布団に引きこもってしまった。有坂は二階堂の為に新しい義手を作ってきた。鶴見は二階堂に聞こえるように大声で義手を誉めた。それに反応した二階堂は再び布団から顔を覗かせる。二階堂の興味を引くように、鶴見は義手に何か仕掛けがあるのかを有坂に尋ねる。有坂は快活に仕掛けがあると答えた。二階堂は興味津々に布団から身を乗り出し、チラチラと義手を見つめていた。そんな二階堂に有坂は義手の仕掛けを説明する。義手は中指の関節が開く仕組みになっていた。二階堂はいよいよ布団から飛び出しかねないばかりに、身を乗り出して義手を見つめる。そして有坂は義手の中指がお箸入れになっている事を発表する。それにガッカリしたのか二階堂は一気に布団に潜り込んでしまった。

登別温泉に滞在

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『ゴールデンカムイ』とは、野田サトルによるサバイバルバトル漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品である。 日露戦争から生きて戻った杉元佐一は、幼馴染である梅子の病を治すために金が必要だった。そんな時、杉元はある男が隠したアイヌの金塊の存在を知る。その金塊の在処は、網走監獄の脱獄囚の身体に入れ墨として彫られていた。杉元は、アイヌの少女・アシㇼパと共に金塊を探し求める。

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ゴールデンカムイの料理・食事・食べ物・飲み物まとめ

ゴールデンカムイの料理・食事・食べ物・飲み物まとめ

『ゴールデンカムイ』とは、野田サトルによるサバイバルバトル漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品である。 陸軍に所属していた杉元佐一は、日露戦争が終結した後、幼馴染の病を治す為、北海道で砂金採りをしていた。その時、杉元はアイヌが秘蔵していた金塊の存在を知る。杉元はアイヌの少女・アシㇼパと共に金塊を追い求める。 作中にはマタギやアイヌのユニークな料理が多数登場する。

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谷垣源次郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

谷垣源次郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

谷垣源次郎は、『週刊ヤングジャンプ』に2014年から連載が開始された、野田サトル原作の漫画・アニメ『ゴールデンカムイ』の登場人物。時代は明治時代の北海道。日露戦争(1904年~05年)終結から間もないころ、アイヌ民族が隠したとされる莫大な金塊のうわさを聞き、様々な理由と野望を胸に秘めた男たちが、誇り高き北の大地に集結する。その中で谷垣は金塊を追っている屯田兵の部隊、大日本帝国陸軍最強と謳われた北海道の第七師団(道民は畏敬の念を含めて「北鎮部隊」と呼ぶ)27聯隊に一等卒として所属している。

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月島基(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

月島基(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

月島基(つきしま はじめ)とは『ゴールデンカムイ』の登場人物で大日本帝国陸軍第七師団、歩兵27部隊に所属している軍人。階級は「軍曹」。同部隊上司である鶴見中尉の側近として主人公である「杉本佐一」と対立する。一時は仲間として行動していたが、自身の任務を遂行するために再度敵として相まみえる。淡々と自身の任務を遂行していく傍らで、「江渡貝弥作」や「鯉登音之進」と接触していくことにより着実に感情が隠し切れない場面が出始めている。

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尾形百之助(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

尾形百之助(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

尾形百之助(おがた ひゃくのすけ)とは『週刊ヤングジャンプ』で連載されている野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する銃さばきの上手い軍人。大日本帝国陸軍の第七師団に所属していたが、途中軍隊の上司である鶴見中尉を裏切った。その後は脱走兵として土方歳三とアイヌの金塊を探すため一緒に行動し、金塊の鍵を握るのっぺらぼうに会うため網走監獄に潜入した。そこでのっぺらぼうと一緒にいた杉元の頭を撃ち抜いて逃げた。それから新たな金塊の情報を探るべく誰にもすがらずに自分で旅を続けている。

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杉元佐一(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

杉元佐一(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

杉元佐一(すぎもとさいち)とは『週刊ヤングジャンプ』で連載されている野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する主人公。日露戦争を戦い抜いてきた元・陸軍兵士で、体に無数の傷を追ってきたが全く命を落とすことが無かった。その活躍ぶりから、軍人の間では『不死身の杉元』と言われている。杉元が金塊を探しに北海道の山に入ると、アイヌの少女アシリパと出会う。後に少女の父は金塊を隠した人物であることを知り、お互いの目的を果たすために一緒に旅を始める。

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アシリパ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

アシリパ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

アシリパとは『週刊ヤングジャンプ』で連載されている野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する主人公の1人である。北海道の小樽近辺の集落に住むアイヌの少女で、大人顔負けの精神力と狩猟技術と調理技術の持ち主。伝統を尊重しながら時代の変化を柔軟に受け入れ、「新しいアイヌ」たることを信念としている。アイヌが隠した金塊とそれを巡る殺人事件に父が関与していた事を知り、その真実と真意を知るため、元日本兵でもう1人の主人公である杉元と共に、隠し金塊の謎へと挑んでいる。

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白石由竹(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

白石由竹(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

白石吉竹(しらいしよしたけ)とは『週刊ヤングジャンプ』で連載されている野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。通称「脱獄王」の異名を持つ天才的な牢破りである。脱獄する際は看守を騙す詐術や狭い隙間を通るための関節外しなど、脱獄のための多彩な技術を持つ。体には金塊の隠し場所を描いた刺青が彫られており、同じ刺青が描かれている囚人の皮を集めるとありかが分かるようになっている。金塊の手掛かりとなる刺青を持つ囚人たちを探して、北海道で出会った仲間達と共に旅を続けている。

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海賊房太郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

海賊房太郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

海賊房太郎(かいぞく ぼうたろう)とは、『週刊ヤングジャンプ』で連載の野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。刺青の囚人のうちの一人である。自分の王国を作りたいという野望を持ち、金塊を狙う。高い潜水能力とカリスマ性を持ち、金塊の在り処を刺青の暗号無しである程度特定している。初登場時は杉元一行と死闘を演じたが、杉元一行と手を組み、行動を共にした。その後紆余曲折を経て、札幌麦酒工場で第七師団から逃げる途中、撃たれそうになった白石を庇って死亡した。

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ヴァシリ・パヴリチェンコ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

ヴァシリ・パヴリチェンコ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

ヴァシリとは『ゴールデンカムイ』に登場するロシア人狙撃手である。樺太の国境警備隊所属。日本軍の狙撃手・尾形百之助(おがたひゃくのすけ)との狙撃対決に敗れるが、再戦を熱望して脱走兵となり、尾形を追い続ける。二人の対決は作中屈指の名勝負の一つであり、ファンの間で人気が高い。狙撃の他には絵を描くことが得意。ヴァシリが描いた似顔絵がきっかけで、主人公・杉元佐一(すぎもとさいち)と打ち解け、共に北海道へ渡る。言葉が通じないこともあり、杉元たちとの旅では絵やジェスチャーでやり取りをしている。

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姉畑支遁(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

姉畑支遁(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

姉畑支遁(あねはたしとん)とは、『週刊ヤングジャンプ』で連載の野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。刺青の囚人のうちの一人であり、動物学者。動物、植物をこよなく愛し、研究している。だが嫌がる動物を無理矢理犯したり植物を傷つけて射精するなど異常な性格の持ち主。自分の欲望のままに行為をしたにも関わらず、行為後は大変後悔をする。そして自分が犯した動物や植物に責任を一方的に擦り付け動物は殺害、植物はナイフで傷をつける、とかなり独善的で身勝手な行動をする。

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松田平太(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

松田平太(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

松田平太(まつだ へいた)とは、『週刊ヤングジャンプ』で連載の野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。刺青の囚人のうちの一人である。砂金の専門知識を持ち、北海道での砂金の採取に情熱を燃やしている。だが、その本性は多重人格の殺人鬼である。自分がかつて同居していた長兄夫婦、次兄、父親、ヒグマの人格を持つ。自分の家族がヒグマに襲われて殺され、自分もヒグマに襲われて殺される幻覚を見る。その後、自分の体をヒグマに乗っ取られて人を襲って食べるという異常な殺人を行う。

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辺見和雄(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

辺見和雄(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

辺見和雄(へんみ かずお)とは野田サトルの漫画作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、体に刺青を掘られた24人の囚人のうちの1人。この刺青は埋蔵金の手掛かりとなっていて、多くの人や組織に狙われている。表向きでは人当たりがいいが、その正体は日本各地で100人以上を殺してきた殺人鬼。幼少期にイノシシに無残に食い殺された弟の死に方に憧れ、自分を残酷に殺してくれる人を求めている。辺見の刺青を狙う主人公・杉元佐一と死闘を繰り広げた後、シャチに海に引き摺り込まれた。想像を超える死に方ができて満足気だった。

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関谷輪一郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

関谷輪一郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

関谷輪一郎(せきや わいちろう)とは、『週刊ヤングジャンプ』で連載の野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。24人の刺青囚人のうちの1人である。際立った戦闘力は無いが狡猾さと独自の信仰心を持ち、他人の命を「試練」と称し運任せで毒殺する異様な殺人を繰り返し投獄される。脱獄後は北海道の阿寒湖のほとりで刺青人皮を巡り土方一派を狙う。一時は土方と牛山を持ち前の狡猾さで戦うことなく倒して生き埋めにした。しかし仲間の門倉とキラウシの活躍で復活した土方に逆襲され力尽きる。

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奥山夏太郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

奥山夏太郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

奥山夏太郎(おくやま かんたろう)とは、『ゴールデンカムイ』の登場人物で、アイヌの隠し金塊争奪戦に参加している「土方一派」と呼ばれる組織の一員。 北海道のヤクザの若衆だったが、ある時土方歳三と出会い、その覇気溢れる様に魅了される。同じ若衆だった亀蔵と共に出奔し、土方を追いかけてその一派に加わり、部下として金塊争奪戦に関与する。一方で「土方に認めてもらいたい」との思いからたびたび無茶なスタンドプレイに走る“血気盛んな若者”としての側面を持ち、その都度幸運によって生き延びている。

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マンスール(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

マンスール(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

マンスールとは、『ゴールデンカムイ』のキャラクターで、ロシア皇帝の暗殺にも加担したパルチザンのソフィア・ゴールデンハンドの仲間の1人にして砲撃手である。 アイヌの隠し金塊を手に入れるため、ソフィアや仲間たちと共に北海道に乗り込み、主人公の杉元たちに協力。金塊を我が物にせんとする第七師団と壮絶な戦いを繰り広げ、敵の駆逐艦を旧式の大砲で撃破するという大殊勲を挙げた。突如鳴り物入りで登場し、作品の内外からその力量に疑問を持たれるも、鮮やかな活躍で評価を覆したキャラクターである。

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土井新蔵(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

土井新蔵(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

土井新蔵(どい しんぞう)とは野田サトルの漫画作品『ゴールデンカムイ』の登場人物である。埋蔵されたアイヌの金塊の暗号となっている刺青が体に彫られた24人の囚人の1人である。幕末に土佐藩の勤皇派におり、幕府の要人など何人も殺害した殺し屋であった。その後北海道・根室に流れ着きアイヌの女性と結婚するも、土井に恨みを持つ者が妻を拐った。妻を取り戻すために、妻を拐った人物を殺め、釧路の海岸で捉えられ囚人となった。妻が病で先が短いことを知り網走監獄を脱獄した。最期を看取った後は根室の漁場で働いている。

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フチ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

フチ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

フチとは、『ゴールデンカムイ』のキャラクターで、アイヌの老婆にしてヒロイン・アシリパの祖母。 アイヌの古い教えを大切にしながら日々を生きる一般人で、作中で繰り広げられる熾烈な金塊争奪戦とは無縁の立場にある。一方で家族の多くが金塊争奪戦の渦中にあり、たびたびその関係者の来訪を受ける。中でも陸軍兵士の谷垣源次郎とは、瀕死の重傷を負って彼女の家に担ぎ込まれてから交流を重ね、実の家族のように互いを大切に想う間柄。主人公・杉元佐一を気に入り、アシリパを嫁にもらってほしいと考えている。

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江渡貝弥作(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

江渡貝弥作(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

江渡貝弥作(えどがいやさく)とは、野田サトルによる漫画作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、北海道・夕張で剥製工房を営んでいる青年である。剥製職人としての腕は良いが、人間の死体の皮で革細工を作るという歪んだ趣味を持っている。自分の実の母親を剥製にして所有。母親の偏った教育の下で成長したが、母を慕うなどマザコン気質の持ち主である。鶴見の依頼により贋物の刺青人皮を作成したが、刺青を狙う尾形や杉本に狙われる。初めて自分を受け入れてくれた鶴見を慕っており、最期は鶴見の為に自らの命を犠牲にした。

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土方歳三(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

土方歳三(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

土方歳三(ひじかたとしぞう)とは、漫画『ゴールデンカムイ』に登場する人物で、刺青の囚人の頭目にして「新撰組鬼の副長」と恐れられた男。函館戦争で死亡したと思われていたが、極秘で監獄に収監されていた。蝦夷共和国樹立を叶えるため、アイヌの隠し金塊を狙う。同じく金塊を狙う大日本帝国陸軍第七師団を最大の障害と見なし、主人公・杉元佐一や彼の仲間たちとも一時共闘する。普段は穏やかな老人だが、戦闘時には鬼のような気迫を見せて敵と戦う。利害が一致すればどんな人物とも手を組むが、敵と見なす者には一切容赦しない。

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二瓶鉄造(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

二瓶鉄造(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

二瓶鉄造(にへいてつぞう)とは、『ゴールデンカムイ』の登場人物で、かつて網走監獄にてのっぺらぼうに暗号の入れ墨を入れられた脱獄囚のひとりである。猟師であり一度狙った獲物への執着心が強い。「冬眠中のヒグマもうなされる悪夢の熊撃ち」と評され、その名はアイヌや他のマタギに広まるほど。エゾオオカミ・レタラとの戦いで、レタラのつがいであるメスオオカミに首元を噛まれ、命を落とした。「山で死にたい」という思いがあった二瓶は、山で命を落とすことに満足気であった。その後杉元が入れ墨を剥がし、入れ墨人皮となる。

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犬童四郎助(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

犬童四郎助(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

犬童四郎助(いぬどう しろすけ)とは野田サトルの漫画作品『ゴールデンカムイ』に登場するキャラクターで、網走監獄の典獄である。土方歳三が関わっている箱館戦争にて兄を亡くしているため恨みを持っており、職権を乱用し、私情で彼を幽閉していた。幽閉の日々を送る土方の目から“生きる希望”が消え去るのを待っていたが、アイヌの隠し金塊を巡る陰謀の中で土方は脱獄。「金塊の情報を求めて土方は再び網走監獄に戻ってくる」と予想し、その読み通りに現れた土方と死闘を繰り広げた末に、彼に斬られて息を引き取った。

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青山賢吉(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

青山賢吉(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

青山賢吉(あおやま けんきち)とは野田サトルの漫画作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、秋田県出身のマタギ。第七師団の谷垣源次郎とは同郷かつ親友である。源次郎の妹・フミを嫁にもらったが、疱瘡に罹ってしまった彼女の意を汲んで殺害し、家を燃やした。その後陸軍に入隊した。日露戦争にて、手投弾を体に巻きつけて突進してきたロシアの兵士を身を挺して食い止めるも、爆発に巻き込まれて致命傷を負う。この時自分を妹の仇として追ってきた源次郎と再会し、フミを殺した経緯と真相を彼に話して息を引き取った。

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上ヱ地圭二(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

上ヱ地圭二(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

上ヱ地圭二(うえじ けいじ)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、刺青の囚人のうちの一人。年端もいかない少年を狙うシリアルキラーだ。脱獄後は飴売りを装いながら子どもを殺し続けていた。裕福な軍人の家に生まれ、「父のようになれ」という周囲の期待に添わなければ見捨てられるという抑圧された幼少期を送る。自分に失望する父と同じような「がっかりした表情」が大好き。金塊を求める大勢の人々をがっかりさせるため、意外な行動に出る。

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花沢勇作(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

花沢勇作(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

花沢勇作(はなざわ ゆうさく)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、尾形百之助の異母兄弟。清廉潔白な人格で周囲の人々に愛された美男子だ。日露戦争の二〇三高地で味方を鼓舞する旗手を務めていたが戦死し、物語の開始時点では既に故人となっている。敵に殺されたのではなく、後方にいた尾形が狙撃した。将校である父が芸者に産ませた子どもである尾形を、階級が下であるにも関わらず「兄様」と呼んで慕っていた。金塊争奪戦を引っ掻き回す尾形の前に、たびたび幻覚として現れる。

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岩息舞治(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

岩息舞治(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

岩息舞治(がんそくまいはる)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、屈強な肉体と暴力への飽くなき欲求を併せ持つ男だ。樺太にあるロシア人の村で、男たちが集団で殴り合う競技「スチェンカ」に参加していた。キロランケやアシリパを追跡する杉元と出会い、拳を通して心を通わせる。刺青は剥がずに書き写された後、強者との出会いを求めてロシアへ渡っていった。

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牛山辰馬(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

牛山辰馬(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

牛山辰馬(うしやま たつうま)とは、『ゴールデンカムイ』に登場する人物で、アイヌの隠し金塊の在処を示す刺青を施された囚人の1人にして柔道の達人である。大柄で屈強な肉体に石頭、独特な耳の形状が特徴的な人物である。金塊を狙う土方歳三に協力し活動する。「不敗の牛山」の異名を持ち、様々な強敵をその卓越した柔術と怪力で組み伏せる。白兵戦では作中最強の男である。普段は紳士的だが極度の女好きでもあり、一定期間女を抱かないと男だろうと老人だろうと見境なく襲い掛かる一面を持つ。物語序盤から終盤にかけて活躍した。

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家永カノ/家永親宣(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

家永カノ/家永親宣(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

家永カノ/家永親宣(いえなが ちかのぶ)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、患者を殺して血液や臓器を摂取していた外科医。家永カノは脱獄後に名乗っていた偽名だ。「同物同治(どうぶつどうち)」という、体の不調な部分を治すには食材の同じ部位を食べればいい、という思想を信じている。見た目は妙齢の美女だが実際は年老いた男で、同物同治の思い込みだけで美しい容姿や声を保っている。危険人物だが、外科医としては極めて優秀。

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津山睦雄(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

津山睦雄(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

津山睦雄(つやま むつお)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、「三十三人殺し」と呼ばれている。本編には登場せず、第七師団の鶴見中尉が刺青人皮を持っている。津山から剥いだ刺青人皮をベストのように着こなす鶴見中尉の姿は、多くの読者に衝撃を与えた。「三十三人殺し」という経歴から、モデルは「津山三十人殺し」の都井睦雄(とい むつお)であるという見方が一般的だ。

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マイケル・オストログ/ジャック・ザ・リッパー(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

マイケル・オストログ/ジャック・ザ・リッパー(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

マイケル・オストログ/ジャック・ザ・リッパーとは、とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、刺青の囚人のうちの一人。札幌の町で私娼ばかりを狙う、連続殺人事件の犯人だ。遺体から臓器を持ち去ったり新聞社に犯行声明を送る手口からジャック・ザ・リッパーの模倣犯と思われていたが、後に札幌でロンドンの犯行を再現しようとするジャック・ザ・リッパー本人と判明した。聖書の聖母マリアのように、女性は処女で子どもが産めると信じていて、娼婦は罪人であると思い込んでいる。

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菊田杢太郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

菊田杢太郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

菊田杢太郎(きくた もくたろう)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、鶴見中尉率いる第七師団の一員。作中では珍しく、比較的常識的な言動をする男だ。日露戦争で倒したロシア将校の銃を奪い、戦争が終わった後でも持ち歩いている。金塊争奪戦には途中から参戦したが、その正体は軍中央から鶴見中尉に差し向けられたスパイ。また、かつて故郷を出たばかりの杉元佐一(すぎもと さいち)と出会い、軍に入隊するきっかけを作っており、「不死身の杉元」の生みの親とも言える。

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熊岸長庵(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

熊岸長庵(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

熊岸長庵(くまぎし ちょうあん)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、偽札製造で捕まった贋作のプロ。もとは画家だったが売れず、絵の贋作を作る贋作師をした後に偽札づくりに手を染めた。本人は生活のために仕方なくやっていたが、それでも芸術家として「本物を超えてやろう」という気概があった。樺戸集治監を脱獄した後は刺青の囚人である鈴川聖弘ひきいるヤクザたちに偽札を作らされていた。毒矢が腹部に刺さって死亡するが、偽の刺青人皮を判別するヒントを残した。

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鈴川聖弘(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

鈴川聖弘(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

鈴川聖弘(すずかわ きよひろ)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、天才的な結婚詐欺師。偽札づくりをするヤクザを引き連れてアイヌの村を占拠し、男を皆殺しにしてアイヌになりすましていた。村の異様さにアシリパはすぐに気が付いたが、杉元はすっかり騙されてしまった。第七師団に捕まった白石を救出するため、網走監獄の典獄・犬童四郎助(いぬどう しろすけ)に見事に成りすます。

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坂本慶一郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

坂本慶一郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

坂本慶一郎(さかもと けいいちろう)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、韋駄天の足を誇る強盗殺人犯。「蝮(まむし)のお銀」と呼ばれる凶悪犯と夫婦で強盗を繰り返しており、銀行や郵便局を狙った犯行は「反権力の象徴」と新聞が書き立てた。躊躇いなく殺人を犯す極悪犯だが、お銀との愛情は本物だ。第七師団が偽の刺青人皮を使った罠にかかって夫婦ともども死亡する。

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