鬼滅の刃の十二鬼月と血鬼術まとめ

『鬼滅の刃』とは、吾峠呼世晴による漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品。
竈門炭治郎は鬼舞辻無惨により家族を惨殺され、唯一生き残った妹・禰豆子を鬼へと変えられた。炭治郎は鬼を退治する組織『鬼殺隊』に入り、禰豆子を人間に戻し、無惨を討つ旅に出る。
『十二鬼月』とは、無惨直属の配下であり、圧倒的な力を持つ鬼である。それぞれが持つ力と複雑な過去は、敵でありながらも魅力的であり、ファンからも人気が高い。

頸を斬られた猗窩座

その後、炭治郎の日輪刀を掴み、折ろうとするが、義勇が戻ってきてそれを防いだ。その時、義勇は痣を発現していた。痣を発現したことにより、強さを増した義勇だったが、猗窩座はすぐに順応してしまう。義勇の日輪刀を折り、義勇の胸に拳をつきたてようとするが、寸前のところで炭治郎に腕を切断される。その時、炭治郎は髪、日輪刀が赤く染まり、呼吸音が変わったいた。さらに闘気が感じられず、繰り出す技も強力になっていた。これは父が炭治郎に教えた『透き通る世界(人の体などが透けて見える。回避能力や技の精度が格段に増す)』へと炭治郎が入ったためである。その状態の炭治郎を見た猗窩座は、即座に炭治郎を殺さなければならない、と感じる。猗窩座は義勇が捌き切れない程の多数の攻撃を浴びせる『破壊殺・終式 青銀乱残光』を繰り出す。炭治郎は攻撃を受けたものの、倒れてはいなかった。猗窩座は炭治郎の闘気を感じていなかったので、それに気づいていなかった。しかし、炭治郎は気づいていない猗窩座の名を呼び、正面から勝負を挑んだ。そして炭治郎により頸を落とされる。

猗窩座を止める女性

しかし猗窩座の身体は崩壊せず、戦いを続けようとした。その時、「狛治さん、もうやめて」と猗窩座の腕を掴む女性が現れる。猗窩座は「駄目だ。俺は強くならなければならない。じゃあする奴は殺す。強くなければ持って帰ってこられないから」と思う。現れた女性は、猗窩座が人間だった頃の妻である恋雪だった。

猗窩座の過去

奉行所に捕らえられた狛治

百年以上前、猗窩座は『狛治』という人間だった。
狛治は病に苦しむ父親と二人で暮らしていた。家には金がなく、狛治は父親の薬を買うために強盗を繰り返していた。奉行所にひっ捕らえられ、百叩きにされようとも狛治は全く反省しなかった。狛治は父親が生きてさえいれば良かった。しかし、ある日父親は首を吊って死んでしまう。遺書には「真っ当に生きろ、まだやり直せる」「俺は人様から金品を奪ってまで生き永らえたくはない」と綴られていた。
生きる意味をなくした狛治は荒れた日々を過ごしていた。ある日、狛治が喧嘩をしていると道着を着た『慶蔵』という男が現れる。狛治は慶蔵に殴りかかるが、慶蔵は『素流』という武術の達人だった。慶蔵は「生まれ変われ少年さぁ来い!」と言い、狛治はあっという間にのされてしまう。
慶蔵は自身が営む道場へ狛治を連れ帰った。慶蔵は人助けをしたことで道場を譲り受けており、その土地を狙っていた隣接する剣術道場の者から嫌がらせを受けていた。それが原因で、道場に門下生はいなかった。
慶蔵には病弱な娘がいた。妻は娘の看病に疲れて入水自殺をしていた。慶蔵は狛治を弟子にして、恋雪の看病をするように言いつける。狛治は犯罪者である自分に娘を任せていいのか問うが、慶蔵は「罪人のお前は先刻ボコボコにしてやっつけたから大丈夫だ!」と笑顔で告げた。

恋雪を守ることを誓う狛治

恋雪の身体はかなり弱く、一日中付きっきりでなければならなかった。しかし、父親の看病を行なっていた狛治には別段辛くもなかった。狛治が困ったのは恋雪がよく泣く事だった。その日は祭りが行われており、花火も上がるようだった。恋雪は狛治に自身を置いて祭りに行くように言うが、狛治は「眩暈が治っていたら背負って橋の手前まで行きましょうか」「今日行けなくても来年も再来年も花火は上がるから、その時行けばいいですよ」と返した。それを聞いて恋雪は泣いた。
それから三年後、狛治の心は、慶蔵による修行と、恋雪の看病で癒されていた。恋雪は狛治の看病の甲斐もあり、人並みの暮らしができるようになっていた。そんなある日、慶蔵は恋雪と祝言を挙げて道場を継がないか、と狛治に提案する。恋雪は三年の間で狛治に想いを寄せていた。
狛治は恋雪と花火を見に出かけた。狛治が「本当に俺でいいんですか?」と問うと、恋雪は以前、狛治と交わした花火の話をしだした。恋雪は体が弱すぎて未来のことなど考えることができなかった。自殺した母親だけではなく、慶蔵も恋雪のことは心のどこかで諦めていた。そんな中で狛治は「今日行けなくても来年も再来年も花火は上がるから、その時行けばいいですよ」と言った。狛治が、恋雪が生きているのが当たり前のように話すのが、恋雪はたまらなく嬉しかった。恋雪はそんな狛治が良いと言った。狛治は「俺は誰よりも強くなって、一生あなたを守ります」と約束した。

無惨と出会った狛治

狛治は父親の墓前に結婚の報告をしに行った。狛治が道場に戻ると人集りが出来ていた。狛治はそれを見た時から嫌な予感がしていた。慶蔵と恋雪は死んでいた。隣接する剣術道場の者が、慶蔵や狛治に実力で勝てないので、道場の井戸に毒を入れたことが原因だった。
その後、隣の道場を襲撃し、素手で六十七名を殺害した。その夜、狛治は無惨と行き合う。無惨に血を入れられる間際の言葉は「もう…どうでもいい…全て…が…」だった。

猗窩座の消滅

炭治郎に感謝する猗窩座

猗窩座は頭を再生しようとしていた。それを見た炭治郎は刀を振るうが、死闘を繰り広げていたせいで刀がすっぽ抜けてしまう。炭治郎はそのまま猗窩座を殴りつけた。炭治郎に殴られた猗窩座は、慶蔵のことを思い出した。猗窩座は「弱い奴が嫌いだ。弱い奴は正々堂々やりあわず井戸に毒を入れる。醜い。弱い奴は辛抱が足りない。すぐ自暴自棄になる。『守る拳』で人を殺した。師範の大切な素流を血塗れにし、親父の遺言も守れない。そうだ。俺が殺したかったのは…」と自問自答した。そして蘇生しようとする自身の身体を破壊した。その際、猗窩座は笑っており、炭治郎は『感謝の匂い』を感じ取った。

恋雪に詫びる狛治

しかし、猗窩座の肉体はそれでも蘇生しようとしていた。猗窩座は「もういい。再生するな。勝負はついた。俺は負けた。正々堂々見事な技だった。終わりだ。潔く地獄へ行きたい。」と考えた。そして猗窩座は父親と行き合う。猗窩座は父親に「ごめん親父。ごめん。俺はやり直せなかった。駄目だった…」と懺悔した。頭を下げた猗窩座に慶蔵が手を伸ばす。慶蔵は「関係ねえよ。師範は師範、弟子は弟子、死んでも見捨てない。…天国には連れてってやれねえが」と言う。そこへ無惨が姿を表す。「強くなりたいのではなかったのか?お前はこれで終わりなのか?」と言う無惨に、猗窩座は鬼と人間の狭間で揺れ動く。すると恋雪が「狛治さん、ありがとう。もう十分です。」といって猗窩座の顔を上げた。猗窩座は狛治の姿となり「守れなくてごめん!大事な時傍にいなくてごめん!約束を何ひとつ守れなかった…!許してくれ俺を許してくれ!」と言って恋雪に泣きついた。恋雪は「おかえりなさい。あなた。」といって涙を流した。
猗窩座の肉体は蘇生を辞め、消え去った。

猗窩座と狛治の関連性

猗窩座は狛治だった頃の記憶を失っているが、人間だった時の経験に大きく影響されている。

身体にある多数の刺青:罪人の証である刺青
弱者が嫌いな理由、強さを求める理由:大切だった父親、慶蔵、恋雪を守れなかった自身を許せないから
炭治郎の「卑怯者」というセリフに反応した理由:慶蔵と恋雪を毒という手段で殺害されたから
『術式展開 破壊殺・羅針』を使った際に浮かぶ紋様:恋雪がつけている簪と同じ雪の結晶
技の名前:恋雪と一緒に見た花火の名前

上弦の肆・半天狗(はんてんぐ)

人物

上弦の肆。二本の角、額に大きな瘤が特徴的な老人の鬼。

何事にも怯えて、事あるごとに「ヒィィィィ」と叫び声をあげる。舌には「怯」の字が刻まれている。無惨の命により刀鍛冶の里を上弦の伍である玉壺と共に急襲する。そこで炭治郎、禰豆子、不死川玄弥、時透無一郎、甘露寺蜜璃と死闘を繰り広げる。
気配を隠すことに長けており、炭治郎と時透は誰かが来ている事は察していたが、視認するまで鬼だとはわからなかった。
危機に陥る毎に分裂して新たな鬼を生み出す血鬼術を持っており、追い詰めれば追い詰めるだけ強くなる。分裂したそれぞれの鬼が強力で、炭治郎、禰豆子、玄弥、甘露寺の4人掛かりでの討伐となった(時透は途中で戦線離脱)。
分裂した鬼に戦闘を任せ、本体は早々に身を隠してしまう。本体の頸を切らなければ、死ぬことのない分裂体と永遠に戦う事となる。

生み出した鬼

憎珀天(ぞうはくてん)

鶴の恩返し
鶴の恩返し
@tsuru-no-ongaeshi

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