鬼滅の刃の十二鬼月と血鬼術まとめ

『鬼滅の刃』とは、吾峠呼世晴による漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品。
竈門炭治郎は鬼舞辻無惨により家族を惨殺され、唯一生き残った妹・禰豆子を鬼へと変えられた。炭治郎は鬼を退治する組織『鬼殺隊』に入り、禰豆子を人間に戻し、無惨を討つ旅に出る。
『十二鬼月』とは、無惨直属の配下であり、圧倒的な力を持つ鬼である。それぞれが持つ力と複雑な過去は、敵でありながらも魅力的であり、ファンからも人気が高い。

頸を斬られた堕姫は「ほんとにアタシは上弦の陸だもん!本当だもん!」と泣き出す。宇髄はそれに驚くが、堕姫の身体が崩壊しないことに疑問を抱く。その時、堕姫が「頸斬られちゃったああ!お兄ちゃああん!!」と叫んだ。すると堕姫の身体から妓夫太郎が姿を現す。
妓夫太郎は宇髄が防げないほどの速度で攻撃を仕掛ける。そして宇髄の優れた容姿を見て「妬ましいなああ。死んでくれねえかなぁあ。そりゃあもう苦しい死に方でなぁあ。」羨み、「取り立てるぜ俺はなぁ。やられた分は必ず取り立てる。死ぬときグルグル巡らせろ。俺の名は妓夫太郎だからなああ」と宣言した。妓夫太郎の持つ鎌は猛毒だった。宇髄は忍び故に毒に耐性を持っていたが、毒が効かないというわけでなく、毒で死ぬのは時間の問題だった。その後、炭治郎、善逸、伊之助が駆けつけ、炭治郎・宇髄と妓夫太郎、善逸・伊之助と堕姫に別れて戦いを始める。

炭治郎は宇髄と妓夫太郎の戦いに入り込むことができないが、宇髄に向けられた攻撃を捌いてサポートする。途中、宇髄の嫁である『雛鶴』が藤の花の毒が塗られたクナイを放つ。それにより妓夫太郎は一瞬蘇生ができなくなり、宇髄が足を斬っている隙に炭治郎は妓夫太郎の頸を狙う。しかし、妓夫太郎は即座に毒を分解し、ノーモーションで腕から血の斬撃を放つ『円斬旋回・飛び血鎌』を放って防いだ。妓夫太郎はクナイを放った雛鶴を狙うが、水の呼吸とヒノカミ神楽を混ぜ合わせた炭治郎によって阻止される。その後、炭治郎は善逸たちの戦いに巻き込まれる。善逸と伊之助は堕姫が繰り出す帯と、妓夫太郎が飛ばす血の斬撃に防戦一方だった。そこで、炭治郎は一時妓夫太郎を宇髄に任せ、先に堕姫の頸を先に落とすことにした。
堕姫の頸は柔らかく斬りにくいため、二刀流である伊之助が斬り落とすことになった。炭治郎と善逸が道を斬り開き、伊之助は見事に堕姫の頸を斬り落とす。伊之助は堕姫の頸を持って逃げようとするが、そこへ妓夫太郎がやってきて伊之助の胸を刺す。炭治郎が宇髄の方に目をやると、宇髄は左腕を斬り落とされて倒れていた。その時、堕姫の攻撃で建物が倒壊し、炭治郎はそれに巻き込まれて意識を失ってしまう。

頸を落とされた妓夫太郎と堕姫

炭治郎が目を覚ますと、目の前には妓夫太郎がいた。妓夫太郎は炭治郎のことを「虫けら、ボンクラ、のろまの腑抜け、役立たず」と罵る。善逸は建物の瓦礫に挟まれ、伊之助は胸を刺されて意識不明だった。妓夫太郎は炭治郎をからかうかのように「お前も鬼になったらどうだ!妹のために!そうじゃなきゃあ妹もぶち殺すぞ」と言う。炭治郎は一人になりながらも諦めることはなかった。炭治郎は落ちていた遊女の香り袋を破ることで、雛鶴から渡されていた藤の花の毒がついたクナイを妓夫太郎に悟られずに刺した。そして妓夫太郎に頭突きを入れて身体の自由が効かないうちに頸を斬ろうとする。堕姫がそれを阻止しようとするが、善逸が瓦礫から這い出て堕姫を抑える。妓夫太郎は『円斬旋回・飛び血鎌』を使い、炭治郎を退ける。そして炭治郎を殺そうとするが、そこへ宇髄が割り込んでくる。宇髄は毒で死んだと思われていたが、筋肉で心臓を止めて毒の回りを遅くしていた。宇髄は『譜面』という敵の攻撃や律動を音に起こし、敵の動きを読む独自の戦闘計算式を持っていた。『譜面』を完成させた宇髄は妓夫太郎の攻撃を捌き、炭治郎に頸を斬るように命じる。炭治郎は妓夫太郎に顎を鎌で貫かれながらも妓夫太郎の頸を刎ねた(この時、痣が発現している)。
一方、堕姫は善逸に頸を斬られかけていた。善逸は脚が壊れてしまうために2度しか使えない技『雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃 神速』を使っていた。そして、胸を貫かれて意識不明だったはずの伊之助も堕姫に斬りかかる。伊之助は身体が柔らかく、内臓をずらして致命傷を避けていた。そして堕姫も頸を落とされる。

二人の過去

妹を焼かれた妓夫太郎

頸を刎ねられた妓夫太郎と堕姫は負けた原因を互いのせいにして罵り合っていた。白熱する堕姫は「…アンタみたいに醜い奴がアタシの兄妹なわけないわ!」と発言する。それを聞いた妓夫太郎は「お前なんか生まれてこなけりゃ良かった」と言おうとするが、それを炭治郎に止められる。炭治郎は「本当はそんなこと思ってないよ。全部嘘だよ。仲良くしよう。この世でたった二人の兄妹なんだから。君たちのしたことは誰も許してくれない。殺してきたたくさんの人に恨まれ憎まれて罵倒される。味方してくれる人なんていない。だからせめて二人だけはお互いを罵り合ったら駄目だ。」と話した。堕姫は「アタシたちに説教すんじゃないわよ!悔しいよう!何とかしてよォお兄ちゃあん!死にたくないよォ!」といって消えていった。その時、妓夫太郎は「梅!」と叫んだ。それは堕姫が人間だった頃の名だった。

100年以上前、妓夫太郎は遊郭街で生まれた。妓夫太郎の家は極貧で、妓夫太郎は食べ物が減るという理由で何度も母親に殺されかけた。さらに妓夫太郎は醜い容姿で、周囲の人間から疎まれた。妓夫太郎は鼠や虫を食い、客が忘れていった鎌で遊んでいた。そんなある日、妓夫太郎に妹の梅が産まれた。『梅』とは死んだ母親の病名からつけられた名前だった。梅は子供の頃から美しかった。そんな梅が妓夫太郎は誇らしく、自身の劣等感が気にならなくなった。腕っぷしが強かった妓夫太郎が取り立ての仕事を始め(遊郭で呼び込みや集金をする人間を『妓夫』と呼ぶ。その役職がそのまま妓夫太郎の名前となった)、梅は遊女となった。妓夫太郎は物事がうまく運んでいるような気がした。
しかし、梅が十三の頃、侍の客の目を簪で突いて失明させてしまう。その報復で梅は縛られ、生きたままに焼かれた。仕事から帰った妓夫太郎は、丸焦げとなった梅を見つけた。妓夫太郎は涙を流しながら「俺から取り立てるな!何も与えなかったくせに取り立てやがるのか!許さねえ!!元に戻せ俺の妹を!!でなけりゃ神も仏もみんな殺してやる!」と泣き叫んだ。その時、妓夫太郎は梅を焼いた侍から斬りつけられる。妓夫太郎を雇っていた女将がその凶暴さに耐えられず侍に厄介払いを頼んだのだった。妓夫太郎は傷を負いながらもその女将と侍を鎌で殺害した。
妓夫太郎は丸焦げになった梅を抱えて歩き、やがて力尽きて倒れた。そこに現れたのが上弦の弐である童磨だった(当時は陸)。そうして二人は鬼となった。

「鬼になったことに後悔はねぇ。俺は何度生まれ変わっても必ず鬼になる。幸せそうな他人を許さない。必ず奪って取り立てる妓夫太郎になる」と妓夫太郎は思った。しかし、妓夫太郎は一つ心残りがあった。それは梅が自身と育たなかったら真っ当な人間になっていたのではないか、という思いだった。
気付くと妓夫太郎は暗闇に立っていた。そこへ堕姫が声を掛ける。堕姫は『梅』音姿をしていた。梅は妓夫太郎に着いて行こうとする。しかし妓夫太郎は「ついて来んじゃねえ!」と声を荒げて梅を拒否した。そして「お前とはもう兄妹でも何でもない。俺はこっちに行くからお前は反対の方、明るい方へ行け」と告げた。しかし梅は強引に妓夫太郎におぶさり「ずっと一緒にいるんだから!何回生まれ変わってもアタシはお兄ちゃんの妹になる絶対に!」と泣き叫んだ。妓夫太郎は子供の頃、「俺たちは二人なら最強だ。寒いのも腹ペコなのも全然へっちゃら。約束する。ずっと一緒だ。絶対離れない。」と梅と約束したのを思い出した。
そうして妓夫太郎は梅を背負って、地獄の業火の中へ消えていった。

梅と一緒に炎に呑まれる妓夫太郎

上弦の肆・鳴女(なきめ)

人物

いつも無惨のそばにいる鬼。登場した時は十二鬼月ではなかったが、半天狗が死んだ後に上弦の肆となった。
女の鬼であり、巨大な一つ眼が特徴。
手にした琵琶を弾くことで異空間・無限城を操ることができる。無限城内部で恋柱の甘露寺蜜璃と、蛇柱の伊黒小芭内と戦闘を繰り広げる。

血鬼術

異空間・無限城を操る血鬼術

琵琶を鳴らすことで、無限城に続く扉を出現させたり、無限城内部にいる場合は、部屋を隆起させて敵を押しつぶしたり、他の扉へと通じる扉を出現させたりできる。伊黒も「煩わしさと厄介さは随一」と評している。

上弦の陸・獪岳(かいがく)

人物

善逸の兄弟子であり、雷の呼吸の使い手である。妓夫太郎と堕姫に代わって上弦の陸となった。

雷の呼吸の使い手だが、『壱ノ型 霹靂一閃』だけ使うことが出来ない。雷の呼吸は壱ノ型が基本となっており、それが使えないことで他の剣士から馬鹿にされていた。壱ノ型しか使えない善逸のことを『愚図』と呼び下に見ている。師である桑島慈悟郎は雷の呼吸の後継を善逸と獪岳の二人を指名するが、獪岳はそれが許せなかった。
そんなある日、上弦の壱である黒死牟と出会ってしまう。獪岳は黒死牟の強さを肌で感じ、戦うことなく降参した。そして無惨の血を受け入れて鬼となった。雷の呼吸の使い手から鬼が出たことで、師である桑島は自害した。善逸は桑島が死ぬ原因となった獪岳のことを探し回っている。
異空間・無限城にて獪岳と遭遇し戦うことになる。
善逸に敗北するが、善逸を手当てした愈史郎は「お前の戦っていた上弦はまだ自分の術や能力を使いこなせてなかった。戦いが一年後だったら即死だったろうな」と言っていた。

雷の呼吸・血鬼術

獪岳は血鬼術によって『雷の呼吸』を強化している。獪岳の雷の呼吸を受けると、攻撃された後も身体の内部が裂け続ける。

弐ノ型 稲魂(いなだま)

一瞬の間に四方八方から対象を襲う剣技。

鶴の恩返し
鶴の恩返し
@tsuru-no-ongaeshi

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