スタジオジブリ作品の都市伝説・豆知識・裏設定まとめ

スタジオジブリは数々の名作を生み出してきた。宮崎駿や高畑勲を筆頭に、生み出される作品の造詣は非常に深い。それ故に、一度見ただけでは理解できない描写や、そもそも何を意味しているのかが説明されていないシーンが多数存在する。
ジブリにまつわる都市伝説・豆知識・裏設定を一挙紹介。

『平成狸合戦ぽんぽこ』の都市伝説・豆知識・裏設定

歴代自民党幹部がモチーフになった

『平成狸合戦ぽんぽこ』には様々な性格の狸が登場する。この中の何匹かは歴代の自民党幹部がモチーフになっているとされている。
これは高畑勲の『政治は狸の馬鹿試合のようなものだ』という考えが元になっているらしい。モチーフになったとされている狸は以下の通りである。

讃岐のハゲ狸:香川県の大平元総理をモチーフ。
阿波の金長狸:徳島県のの三木元総理
佐渡島の団三郎:新潟県の田中角栄元総理

戦後の日本がモデルとなっている

『平成狸合戦ぽんぽこ』は戦後の日本がモデルになっているとされている。
今作は狸が住処にしていた森を人間から守るために戦う。しかし、最後には人間に敗北し、森が破壊されてしまう。そして住処をなくした狸は人間に化けて、人間と共生していく。
これは狸が日本人で、人間がアメリカ人を表しており、戦争に負けてアメリカに条例を定められる日本が描かれているとされている。

『借りぐらしのアリエッティ』の都市伝説・豆知識・裏設定

翔の声優を担当した神木隆之介も大病にかかっていた

『借りぐらしのアリエッティ』には翔という人間が登場する。翔は病を患い、自身が死ぬと思っている。
このキャラクターの声優を務めたのは神木隆之介だが、神木は1歳のときに生存率1%という大病にかかっており、まさに翔にうってつけの声優だった。

原作では喜んで家を離れたアリエッティ

原作である『床下の小人たち』では、アリエッティは床上に出るどころか、家から出ることを許されておらず、幽閉されているかのような暮らしを強制されている。
映画では、引っ越しが決まりアリエッティは悲しみから涙を流すが、原作では外に出れる喜びから涙を流している。
映画と原作では180度涙の意味が違っているのだ。

『火垂るの墓』の都市伝説・豆知識・裏設定

節子が死んだ理由

節子の死因は餓死である。では一緒に暮らしていた清太は何故生きているのか。普通に考えるならば体が大きい清太の方が多くの食料が必要なはずである。この理由は単純で、清太は節子を差し置いて食料を盗んで食べているのである。

『火垂るの墓』は死んだ清太と節子が死を繰り返している

映画の冒頭、清太の遺体が映し出され「昭和20年9月21日夜、僕は死んだ」と語られる。つまりこの時点で兄妹は死亡しており、後に描かれる物語は兄妹の追体験なのだ。
監督の高畑勲は「『清太と節子の幽霊を登場させているんですが、このふたりの幽霊は、気の毒なことにこの体験を繰り返すしかないわけです。人生のある時期を繰り返し味わい返して生きるということは、非常に不幸なことだと思うんです。」と発言している。

『天空の城ラピュタ』の都市伝説・豆知識・裏設定

DVDのパッケージにトトロが登場している

『天空の城ラピュタ』のDVDのパッケージは、パズーとシータを巨大戦艦・ゴリアテが追走している構図となっている。このゴリアテをよく見るとトトロを発見することができる。これはDVDのパッケージ限定で、作中ではトトロは描かれていない。

『天空の城ラピュタ』より前に『バルス』という言葉を使った作品があった

『天空の城ラピュタ』には、テレビで放映される度にTwitterで毎回トレンド入りする『バルス』という言葉が登場する。しかし、『天空の城ラピュタ』より前に『バルス』という単語が登場する漫画がある。それは『マッドメン』という諸星大二郎による漫画である。マッドメンでは『飛行機』という意味で使われている。
諸星大二郎は宮崎駿が尊敬している漫画家であり、インタヴューでナウシカの作画をしてほしかった、と発言したこともある。また、マッドメンは『少年と少女が最後の楽園を守る』という物語で、その点もラピュタと似ている。
これらの事から「『バルス』の語源はマッドメンではないか」と噂されている。

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